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悪魔とは?悪魔の種類一覧!悪魔の階級など徹底解説!

悪魔とは?悪魔の種類一覧!悪魔の階級など徹底解説!

皆様は、悪魔と聞いてどのような存在をイメージしますか?

悪魔をテーマにした映画を見る限りでは、邪悪で怖い存在であることは察しがつきますが、どのような存在なのか、どのような役割があるのかなど詳しくはわからないという人もいらっしゃるかと思われます。

今回は、悪魔とは?悪魔の種類一覧、また悪魔の階級などを徹底的に解説したいと思いますので、参考にしてください。

悪魔とはなにか

悪魔とは、神の敵対者として宗教や文化において悪を表す霊的なもの、または超常現象的な存在としても描かれています。

仏教においての悪魔は、煩悩をまいて人々を悪の道に導く存在とされていますし、キリスト教ではサタン(Satan)と呼び、神に対して反抗するものだと示されています。

海外では、高位の悪魔のことをデビル(Devil)、病いや恐怖などを人々にもたらす悪い精霊といった意味を含む存在のデーモン(Demon)と呼びます

しかし、日本では区別はなくすべてが悪魔です。また、悪魔は小悪魔的という言葉があるように、人をたとえるときにも使われます。

災害が多かったり、自分の周囲で良くないことが続いて起きたりするときは、神さまは本当に存在するのかと思うこともあるでしょう。

もう1つの説は、人間は神さまと正反対に位置している悪魔の存在を認めることで、自分たちの身に起こる不幸な出来事を受け入れてきたというものです。

本当に悪魔が存在するのかについて信じるかどうかは人それぞれ違うかと思われますが、世界中の神話や言い伝え、宗教の信仰では悪魔の存在が語られていますし、悪魔学の説では悪魔は空気の中に存在しているともいわれています。

世の中には善と悪、陰と陽、プラスとマイナスが存在しているため、悪・陰・マイナスを目に見える形にしたものが悪魔という存在になるという考え方もあります。

いい換えれば、悪魔は、善・陽・プラスの影の役割を担っているといえるでしょう。

悪魔はなぜ産まれた?悪魔の歴史

悪魔がなぜ産まれたかについては、神に背いたために天から追放された(堕落した天使)、人の欲求やマイナス思考が形になった、人に試練や苦労を与えるために神が天から遣わしたもの、人の願いを叶える代わりに魂を奪うものなどさまざまな説があります。

その中でも重要視されているのが、一部の宗教で伝えられている悪魔はもともと天使であったという説です。

神の一番近くに存在して仕えているといわれている天使たちの中には、神の意志に背いて天から追放されてしまい、堕天使になったものもいるとされています。

この堕天使が悪魔となり、すべての悪の根源であるとされるようになったという説もあります。

悪魔の役割

この項目では、悪魔の役割を4つ紹介したいと思います。

①イエス・キリストを守るために存在した

悪魔の役割の1つめは、イエス・キリストを守るためということです。

キリスト教は、イエス・キリストが絶対神ですので、他の宗教の神を善の神とは認めずに、悪魔とすることで絶対神を守ろうとしたといわれています。

ただ、善の神であるイエス・キリストしか存在しないにもかかわらず、犯罪や災害がなくならないことに納得できなかった人たちは、世間で起きている惨事を悪魔のせいにすることで、絶対神であるイエス・キリストの威厳を守ったとされています。

②宗教上の理由付け

悪魔の役割の2つめは、宗教上の理由付けです。悪魔は宗教との結びつきが非常に強く、各宗教の教えの中に言い伝えも多くあります。

宗教とは人々を支配下におくための手段であったという説もあるため、悪魔というのは、宗教上、都合の悪いものに対する呼び名だった可能性が高いとされています。

キリスト教の信仰に従わない者を悪魔の使者だと考えて魔女狩りをしたり、多くの宗教では異教徒を悪魔だとして迫害したりしてきたときもありました

また、聖書の中で生じた矛盾点や説明するのが難しいことなどや、宗教の改宗をするときに、納得のいく理由付けとして悪魔が必要とされた場合もあるとされています。

③理解できない現象に対する呼び名として使われていた

悪魔の役割の3つめは、理解できない現象に対する呼び名として使われていたことです。

科学では解明されていなかった嵐や竜巻などの自然災害を悪魔の仕業としてとらえたりしていました。

医療技術が進歩する前は、奇病や伝染病に罹り命を落としてしまう人が多くいるのも、呪いや悪魔の仕業だと信じられていた時代があったのです。

④未確認や奇形の生物の名称だった

悪魔の役割の4つめは、未確認や奇形の生物の名称だったということです。

悪魔は異形な姿をしているという言い伝えが多くあったため、未確認や奇形に対する正しい知識がなかった時代は、未確認とされていた生物を悪魔と呼んだり、奇形で生まれてきてしまった子供や動物を悪魔の子としたりする風習もありました。

最強の悪魔とは

神学者偽(擬)ディオニュシオスによると、神に近いところから宇宙の果ての神に最も遠いところまで階級があるとされています。

神が住む天上界にいたサタンは、悪の根源である地獄に堕ちたあと、地獄で他の悪魔たちを自らの支配下において地獄の長を収めたため、最強の悪魔だと伝えられるようになりました。

黙示文学・宗教文学といわれる書物にはサタンの他にも、ベリアル・アザエル・サタナイル・アスモデウス・サマエルなど多くの悪魔(devils)が登場しますが、1世紀以降の新約聖書には、神の敵として最も有名であり、すべての悪魔を支配する大魔王としてサタンの名前が記載されています。

悪魔一覧

悪魔は、世界中に言い伝えがあり、名前がない悪魔も入れると、人と同じくらいはいるのではないかとされています。

この項目では、神話などに登場している有名な悪魔を紹介します。

ルシファー(サタン)

ルシファーは、ラテン語で明けの明星を示し、光をもたらす者という意味の名をもつ悪魔です。

キリスト教の教父たちは、もともと天使だったルシファーが、神に背いて戦いを挑んだことを理由に、ルシファーをサタン、悪魔と結びつけています。

偉大な神の力や、盟友であった大天使ミカエルの軍勢に敗れて、ルシファーは地上に落とされて悪魔となり、やがてすべての悪魔を支配する大魔王となったといわれています。

ユダヤ・キリスト・イスラム教によって描かれるルシファーは、悪魔の王や地獄の王、悪魔の中でも最大最強の力を持つ存在として記載されています。

ベルゼブブ

サタンに次ぐ魔力を持つベルゼブブは、豊穣の神と崇められていましたが、性的な要素が含まれる儀式を嫌ったヘブライ人によって、蝿(ハエ)の王と呼ばれるようになりました

ベルゼブブは新約聖書において悪魔の帝王、オカルト学者コラン・ド・プランシーの地獄の辞典においても、地獄帝国の最高君主、蠅騎士団の創設者と記載されています。

サマエル

サマエルの名前は、ヘブライ語で毒を意味しており、イスラエルでは死の天使であると考えられています。

神の命令であったモーセの魂を天国に運ぶのに失敗したサマエルは、モーセの杖で打ち据えられて盲目になってしまったといわれています。

その後、神に叱責された屈辱から神への反感が生まれてしまい、堕天して魔王となりました。十二の翼を持っていたといわれているサマエルは、サタンに匹敵するほどの強大な力を持った魔王であるとされています。

アバドン


ヨハネの黙示録に登場したアバドンは、底なしの淵のイナゴたちの王で、ルシファーと同一視されることもある恐ろしい悪魔です。

アバドンの名前は、ヘブライ語で破壊の場・滅ぼす者・奈落の底を意味し、古代ギリシャ語では破壊者を意味しています。

5番目の天使がラッパを吹くときに、金の冠をかぶり、翼と蠍の尾を持つ姿でイナゴの群れを率いる天使として現れるアバドンは、人々に死さえ許さない5ヶ月間の苦しみを与えるとされています。

テューポーン

テューポーンは、ギリシア神話に登場する最大最強の怪物で、神々の王ゼウスを破った唯一の悪魔といわれています。

テューポーンには、ゼウスに対する大地母神ガイアの怒りからタルタロスとの間に生まれた子という説があります。

ヒュドラ

ヒュドラの名前は水蛇ヒュドロス(Hydros) 意味し、魔神テュポーンと半人半蛇の女神エキドナとの間に生まれた怪物です。

ギリシャ神話に登場する9つの頭を持つ蛇の姿の怪物で、1つの頭を斬り落とすと傷口から2つの頭が再生されるという能力を持つとされています。

さらに体内には強力な猛毒を持ち、その毒に侵された人は全身を焼かれるような激しい苦痛を味わい、息絶えると伝えられています。

アポピス


アポピスはエジプト神話に登場する巨大な蛇で、世界が誕生する前のヌンに象徴される原始の水の中から生まれたと伝えられています。

アポピスは太陽神としての役割を持っていましたが、太陽神をラーに奪われたため敵対するようになりました。

混沌・破壊・夜の闇を象徴する存在となったアポピスは、太陽神ラーの乗る太陽の船の運航を邪魔して日食を起こすといわれています。

メドゥーサ



メドゥーサは、ギリシア神話に登場するゴルゴーン3姉妹の1人です。

頭髪は無数の毒蛇、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼という姿をしており、宝石のように輝く目は、見たものを石に変える能力を持つとされています。

ペルセウスによって首を切り落とされたメドゥーサの首から流れた血は、ペルセウスによって2つの瓶に集められ(右側の血管から流れた血には死者を蘇生させ、左側の血管から流れた血には人を殺す力がある)、アテーナーに献上されることになります。

ステンノー



ステンノーはゴルゴーン3姉妹の長女で、3姉妹の中でも最も残忍で邪悪な悪魔と呼ばれています。

ギリシア語でステンノーは強い女を意味しており、男性を憎み、殺してしまった男性の数は次女・三女を上回るとされています。

アザゼル


アザゼルは、元はグリゴリ(Grigori)という神に人間への指導を任せられた天使たちの総司令を務める最高位の天使でしたが、人間の女性と恋に落ちて結婚したため堕天使となりました。

旧約聖書に登場するアザゼルは、神に復讐するために武具や装飾品、化粧法に関する知識など、神の英知を人間に与えたことで知られています。

また、イスラム教でも、最高位の天使の1人であった堕天使として描写されています。

ウァプラ



ウァプラは、グリフォンの翼を生やしたライオンの姿をした悪魔であり、地獄の36の軍団を率いる指揮官とされています。

悪魔学においてウァプラは、手工業と哲学、他の学問に通じる能力を持つ地獄の偉大なる公爵であり、数多くの低位な悪魔たちに人間の魂を欺く術を伝えたとされています。

ダエーワ

ダエーワは、アベスター語で不愉快な性格を持つ霊魂のことを意味しています。

ペルシャ神話とゾロアスター教においてダエーワは、地獄に落ちてきたものたちを苦しめるために、さまざまなことを生業とする最も悪名高い悪魔とされています。

オノケリス



オノケリスは、ソロモン契約の指輪とソロモン王の求めによって、連れてこられた魔神であり、自らをエコーの子(こだまから生まれた存在)と呼んでいます。

美しい色白の女性の姿をしていますが、ラバの足を持っているため、ギリシャ神話に現れる半神半人のサティロスに近い外見とされています。

ときには人間の男性たちの愛人となり、縄で男性の首を絞めて殺すという悪癖を持つといわれています。

イフリート


イフリートはアラビアの伝承に登場する魔人で、短気で獰猛、怪力と強力な魔力をもち、廃墟を訪れては犠牲者を見つけ死にいたらしめるとされています。

イフリートは炎から生み出されたとされていますが、イスラム教における悪魔イブリースも炎から作られた悪魔です。

ルサールカ

ルサールカとはスラヴ神話の水神または水妖であり、邪悪な悪魔と水の精の間のような存在で川の底に住んでいると信じられているため、人魚と間違えられることもあります。

若くして亡くなった花嫁や水難事故で命を落とした女性がルサールカになるといわれているため、美しい女性の姿と声をしており、魅惑なダンスで男性を惑わして死に至らせます。

ただし、地方によっては老婆の姿であるともいわれています。


メフィストフェレス

メフィストフェレスは、16世紀ドイツのファウスト伝説や文学作品に悪魔として、または悪魔に仕えるものとして登場し、破壊して堕落した人々の魂を集めることを使命とし、神学的悪魔にまで昇華した存在とされています。

ファウスト伝説のメフィストフィレスは、ファウストの望みを叶える代わりに、その魂をもらい、死後は自分の支配下に置くことをファウストと取り交わしたとされています。

反キリスト


反キリストは、イエス・キリストの教えに背く者、人を惑わす者で、新約聖書のヨハネの手紙一、ヨハネの手紙二に記載されています。

反キリストは全世界を乗っ取り、逆らう人は容赦なく殺されてしまうといわれています。反キリストは、ハンサムで魅惑的な男性と描写されることもあれば、最も醜く恐ろしい悪魔であると描写される場合もあります。

餓鬼

餓鬼とは、仏教の世界観である六道においての餓鬼道に生まれた悪魔といわれています。食物や飲物を手に取ると火に変わってしまうので、飢えと乾きからは決して逃れることができないとされています。

餓鬼は飢えと渇きを癒すために、心の弱い人間にとりついて墜落をさせるといわれています。

ラーヴァナ

ラーヴァナは、インドの叙事詩ラーマーヤナに登場する主人公ラーマと敵対するラークシャサの魔王です。

1000年にも及ぶ苦行の末に、最高神ブラフマーから認められ、蜜アムリタを摂取し不死身になるという願いを叶えて貰ったといわれています。

多くの悪行を働いたとされるラーヴァナですが、収めていたランカー島には飢えを知る者がいないといわれるほど栄えていたため、住民には慕われていたとされています。

アスタロト

アスタロトは、ヨーロッパの伝承や悪魔学において高位の悪魔として伝えられています。
ゴエティアでは29番目に、悪魔の偽王国では28番目に記載される地獄の40の軍団を従える偉大な公爵です。

アスタロトは、右手に毒蛇を持ち竜にまたがった天使の姿で現れ、口からは悪臭をともなう毒の息を撒き散らすとされています

悪魔の階級

それぞれに役割があり、得意分野も違うとされている悪魔の階級について有名なのはソロモン72柱です。

この項目では、ソロモン72柱に基づいた悪魔の階級について紹介します。

ソロモン72柱とは、旧約聖書に登場する古代イスラエルの王であるソロモンに使役する72の悪魔のことで、魔術書レメゲトンの一部ゴエティアに記述されているといわれています。

ソロモン72柱の悪魔は、約3000年前中東に存在していたイスラエル王国の3代目国王ソロモン王が封印した悪魔たちの総称であり、ゴエティアでは、悪魔の地位は7つの基準によって分けられているとされています。

王の階級にはソロモン72柱の悪魔の内9柱が位置しており、特別な力を持つ、強い悪魔とされています。

バエル/人に知恵を授ける
パイモン/西を治める魔王
ベレト/礼儀を重視する魔王
プルソン/音楽を好む
アスモダイ/色欲の悪魔
ヴィネー/千里眼を持つ
バラム/戦略に長けた悪魔
ザガン/錬金術師で雄牛の悪魔
ベリアル/貴公子の悪魔

大公(君主)

大公(Prince)は、本来は国王に次ぐ権力者を意味する言葉で、国王の長男が王子になることが多かったことから由来されています。

ウァサゴ
シトリー
イポス
ガープ
ストラス
オロバス
セーレ

公爵



公爵は、軍隊や地方統治を任されるほどの権力者であり、最高位の貴族階級とされています。

しかし、この階級はソロモン72柱の悪魔の内、最も多い22柱が位置しています。

アガレス/ウァレフォル
バルバトス/グシオン
エリゴス/バティン
ベリベリト/サロス
ウアル/アイム
ハウレス/ブネ
ムルムル/アスタロト
フォカロル/ウェパル
クロケル/アロケス
グレモリ/ウァプラ
アムドゥシアス/ダンタリオン

侯爵

侯爵(Marquess)は、国の辺境を守る軍事貴族のことを示していますが、知識などさまざまな能力を持つ悪魔たちもいます。

サミギナ/アモン
レライエ/アンドラス
ナベリウス/フェネクス
サクス/ロノウェ
マルコシアス/フォルネウス
サブナック/ゼパル
オリアス/アンドレアルフス
キメイエス/デカラビア

伯爵

伯爵は、ソロモン72柱の中では階級がそこそこ低い悪魔たちとされていますが、悪魔の軍団数や魔人としての力では地獄の有力者とされています。

マラクス/グラシャラボラス
ビフロンズ/フルフル
アルファス/ラウム
アンドロマリウス

騎士



騎士には、フルカスしか位置していませんが、かなり優秀な悪魔とされています。

総裁



総裁は、集会の議長・まとめ役を意味する悪魔たちのことです。

マルバス/ボティス
ブエル/フォラス
ウァラク/マルファス
アーゲンティ/カミオ
オセ/アミ

悪魔が取り憑くことはあるの?

悪魔に取り憑かれやすい人は、妬みや恨みを持ちやすい、イライラしやすい、愚痴や悪口をいうなどネガティブな言動が多いという特徴があります。

ただ、日本では悪魔に取り憑かれるという言葉は一般的でないため、狐憑きの状態や精神異常などと考えられている傾向にあります。

憑き物というのは、憑依した人や周囲の人たちに不運をもたらす低級霊のことで、狐だけではなく、蛇・河童・犬神憑きなどさまざまな種類があります。

狐憑きの最も古い記述は平安時代の今昔物語とされていますが、現代医学でいう統合失調症などの精神的な症状を昔の人は理解することができなかったため、狐に取り憑かれたと考えていたという説もあります。

悪魔と関連の深い人物!悪魔に魂を売った人

悪魔に魂を売ったといういい方があるように、魂を売って人の心を失う代わりに、願いを叶える力を得ることもあるといわれています。


この項目では、悪魔と関連の深い人物を紹介したいと思います。

オリバー・クロムウェル

オリバー・クロムウェルは、イングランド共和国の初代護国卿(敬称は殿下)となった人物で、政治家時代は権力闘争にしか関心がないとされていました。

クロムウェルが悪魔に魂を売ったという噂は、革命によって追いやられた国王が復権しようとしている最中に広まりました。

イギリスにおいては、大量虐殺者や独裁者という評価と英国史上最大の偉人という評価があり、歴史的評価が分かれている人物でもあります。

ジル・ドレ

ジャンヌ・ダルクの側近で救国の英雄と呼ばれるジル・ドレは、ジャンヌ・ダルクが処刑された後に理性を失い、魔術の文献を参考にバロンという悪魔を呼びだそうとしていたとされています。

悪魔との契約の代償として財産を差し出すだけではなく、生贄として幼い子供の身体の一部を供物として捧げたり、死体の後始末を召使にさせていたりなど、ジル・ドレの悪行は悪魔そのものだったといわれています。

ヨハン・ファウスト

ヨハン・ファウストは17世紀ドイツの医師・錬金術師・神学博士・魔術師・占星術師として30年間に渡り名を残しています

教会は、悪魔と契約をして悪魔の力を借りているとファウストを非難するようになりました。

ファウストは、爆発に巻き込まれて命を失なったといわれていますが、契約の代償として悪魔に命を持っていかれたのではないかと考えられています。

ゲーテのファウストのモデルとなった人物でもありますので、多くの伝説が残されていますが真実は不明とのことです。

テオフィルス

ローマの聖職者であったテオルフィスは、悪魔に魂を売った最古の人物です。

教会から司祭の推薦を受けたにも関わらず辞退をし、代わりに司祭となった男がテオフィルスを離脱させたため、テオルフィスはサタンと契約をして力を借り、怨みを果たそうとしたとされています。

悔い改めたテオルフィスは70日間の断食を行い、姿を現した聖母マリアから許しを得ることができ司祭の座を奪い返しましたが、罪の意識から死の直前に次期司祭に事実を告白し懺悔を望んでいたとされています。

シルウェステル2世

数学者・天文学者であり、フランス人初のローマ教皇であったシルウェステル2世は、悪魔とのサイコロゲームに勝ったためローマ教皇の座につきました。

後世は魔術師教皇とも呼ばれるようになったなどの説が残されています。

また、死後は遺体をバラバラにして撒いてほしいという遺言を残したといわれています。

アントワーヌ・ローズ



サヴォワの魔女と呼ばれたアントワーヌ・ローズは、ロビネという悪魔と契約し、ロビネからもらった悪魔の粉を塗った棒にまたがることで、悪魔の能力を使うことができたと告白しています。

この粉からは幻覚作用のあるハーブを混ぜた麻薬のような成分が検出され、そのせいで飛んでいるような感覚を味わえたのではないかと考えられています。

ロバート・ジョンソン



アメリカの伝説的ブルース歌手であったロバート・ジョンソンは、27歳の若さで謎の死を遂げたため、悪魔に魂を売って才能を得たのではないかと噂されていました。

ブルースミュージシャンになることを夢見ていた幼少時代に、ギターを持って十字路に行き、悪魔に魂を売り渡す約束をすれば、代わりにギターのテクニックを身につけることができると何者かから教えられたとされています。

ジミー・ペイジ

ジミー・ペイジは、レッド・ツェッペリンのリーダーで、史上最高のギタリストの1人とされています。

リードボーカルのロバート・プラントにも悪魔を崇拝していたという噂がありますが、ジミー・ペイジが有名な黒魔術師アリスター・クロウリーに心酔していたことがはじまりとされています。

レッド・ツェッペリンは成功と引き換えに悪魔と契約を結んだという言い伝えもあります。

悪魔祓いの方法

悪魔を寄せつけないようにするためには、普段から予防や浄化をしておくことが大切だといわれていますので、この項目では、悪魔祓いの方法を7つ紹介したいと思います。

①塩を使う



悪魔祓いの方法の1つめは、塩を使って心身共に浄化する方法です。

・ジップロックや小瓶に入れた塩を、バッグやポーチに入れて常に持ち歩く
・何か異変を感じたときは、少量の塩を舐めるようにしたり、身体に直接振りかける
・玄関に盛り塩をする。盛り塩は毎日取り替えることが大切です。
・大さじ1〜2杯程度の塩と日本酒をお湯に溶かして浸かる

塩があれば簡単にできることですので、この機会に試してみてください。

②お香を焚く



悪魔祓いの方法の2つめは、お香を焚いて浄化する方法です。

悪霊は淀んだ空気を好む傾向にありますので、ホワイトセージ・フランキンセンス・ペパーミントなどのお香を焚いて空気を浄化させると効果が期待できます。

お香から出る煙には負のエネルギーが充満していますので、お香を焚いた後は必ず窓を開けて換気をして下さい。

③水晶を身に着ける

悪魔祓いの方法の3つめは、水晶を身に着けることです。

水晶は、魔除けや浄化作用が期待できる最強のパワーストーンといわれていますので、水晶を使ったアクセサリーを身に着けるのが良いとされています。

また、水晶は週に1度は月光浴で浄化させて、休ませることも大切です。

④不要な物を捨てる・掃除をする



悪魔祓いの方法の4つめは、不要な物を捨てる・掃除をすることです。

古くて不要な物は、人・霊・悪魔の念や、負のエネルギーを引き寄せてしまうといわれています。

掃除をして、空気の入れ換えをすると同時に、不要な物を捨てることも大切です。

また、枯れてしまった植物がないかも確認してみてください。

⑤朝陽を浴びる


悪魔祓いの方法の5つめは、朝陽を浴びることです。

神聖な光とパワーを放つ太陽は、悪魔が嫌うものの1つだといわれています。

太陽が最も強い浄化作用を発揮するタイミングは朝とされていますので、朝起きたらカーテンを開けて朝陽を浴びてください。

⑥規則正しい生活をする

悪魔祓いの方法の6つめは、規則正しい生活をすることです。

バランスのとれた食事をする、軽い運動をする、趣味や楽しみの時間を設けてストレスを発散させる、充分な睡眠をとるなど、規則正しい生活を送り心身を安定させることが大切です。

中でも、丑三つ時といわれる午前1時〜3時は、悪魔や悪霊が最も活動的になる時間とされていますので、午前1時前には眠るように心がけることが重要です。

⑦先祖の供養をする



悪魔祓いの方法の7つめは、先祖の供養をすることです。

定期的にお墓参りに行き、お墓周りの掃除をしたり、感謝の気持ちを持つようにすると、ご先祖様が悪魔や悪霊から守ってくれるとされています。

お墓が遠いという方は、ご先祖様に手を合わせて心の中で感謝の言葉を伝えるようにしてみてください。

また、ここに行くと元気が出る、癒されるというパワースポットを見つけて、積極的に足を運ぶことも効果があるといわれています。

まとめ

今回は、悪魔とは?悪魔の種類一覧、悪魔の階級などについて紹介してみましたが、いかがでしょうか?

悪魔とは神の敵対者として、宗教や文化において悪を表す霊的なもの、または超常現象的な存在としても描かれています。

悪魔がなぜ産まれたかについて重要視されているのが、一部の宗教で伝えられている悪魔はもともと天使であったという説です。

神話などに登場している有名な悪魔の一覧


・ルシファー(サタン) は、悪魔の中でも最大最強の力を持つ存在
・ベルゼブブは、蠅騎士団の創設者、新約聖書において悪魔の帝王と記載されている
・サマエルは、サタンに匹敵するほどの強大な力を持った魔王
・アバドンは、底なしの淵のイナゴたちの王
・テューポーンは、神々の王ゼウスを破った唯一の悪魔
・ヒュドラは、ギリシャ神話に登場する9つの頭を持つ蛇の姿の怪物
・アポピスは、エジプト神話に登場する巨大な蛇
・メドゥーサは、ギリシア神話に登場するゴルゴーン3姉妹の1人
・ステンノーは、ゴルゴーン3姉妹の長女で、3姉妹の中でも最も残忍で邪悪な悪魔
・アザゼルは、最高位の天使の1人であった堕天使
・ウァプラは、地獄の36の軍団を率いる指揮官
・ダエーワは、ペルシャ神話とゾロアスター教において最も悪名高い悪魔
・オノケリスは、ソロモン契約の指輪と王の求めによって連れてこられた魔神
・イフリートは、アラビアの伝承に登場する魔人
・ルサールカは、スラヴ神話の水神、または水妖
・メフィストフェレスは、神学的悪魔にまで昇華した存在
・反キリストは、イエス・キリストの教えに背く者、人を惑わす者
・餓鬼は、仏教の世界観である六道においての餓鬼道に生まれた悪魔
・ラーヴァナは、ラーマーヤナに登場するラーマと敵対するラークシャサの魔王
・アスタロトは、ヨーロッパの伝承や悪魔学において高位の悪魔

悪魔の階級について有名なのはソロモン72柱というもので、王・大公(君主)・公爵・侯爵・伯爵・騎士・総裁の7つの基準によって分けられていることが分かりました。

悪魔はもともと天使であったという説がありましたので、人間の場合も、良い人であっても悪に堕ちる可能性はあるということになります。

この機会に、自分にも反省するべき部分がないかどうかを見直してみたり、日頃から予防や浄化をしてみてはいかがでしょうか?

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この記事が少しでも、皆様のお役にたてれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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