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アストロフィライトとは?意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

アストロフィライトというパワーストーンを知っていますか?ルチルと同じく単体で流通することはほとんどなく、柱状の結晶が放射線状に母岩に張り付いたり他の石の内包物となることがメインの鉱物です。金属のような輝きがある独特の鉱物で見た目こそは地味ですが、その力は強大かつ初心者には扱えないといわれるほど。知る人ぞ知る強力パワーストーンであるアストロフィライトについて、徹底解説します。

アストロフィライトってどんな石?

アストロフィライトとは

アストロフィライトとは、カリウム、ナトリウム、鉄、チタンを成分とする鉱物。針状、板柱状、葉片状に結晶し、母岩に張り付きます。張り付いた際の形が放射状になるという特徴があります。

キラキラと輝く金属のような放射状のアストロフィライトは、太陽や星、爆発に例えられます。母岩は珪長質岩という岩で、母岩ごとルースになったり原石状態で流通します。水晶の中に内包されることもあり、ルチルと子混同されたり、ルチルクォーツとして流通しているアストロフィライトインクォーツもあります。パワーストーンとしては、星や宇宙に関係があるとされ、「破壊と創造」を象徴するパワーストーンとされます。

アストロフィライトの名前の由来

アストロフィライト(Astrophyllite)は、ギリシャ語で「星」を意味する「アストロ(Astro)」、「葉っぱ」を意味する「フィロン(Phyllon)」、「石」を意味する「リトス(lithos)」が合わさった言葉です。名付け親はドイツの鉱物学者であるカール・ヨハン・アウグスト・テオドル・シェーラー博士(Carl Johan August Theodor Scheerer)で、1854年に名付けられました。その形状と光を反射する眩さから名づけられたようですね。

アストロフィライトの和名・別名

アストロフィライトの和名は「星葉石(せいようせき)」です。その広がった形状や光を反射する様子が葉っぱや星を連想させることが由来です。

アストロフィライトの歴史

アストロフィライトは1944年にノルウェーの西に位置するフィヨルドから発見されました。

アストロフィライトの伝説・言い伝え

アストロフィライトは母岩の上に放射線状に張り付くという特徴を持っています。その形状は独特であり特別視され、太陽光に当てて反射具合で未来を占っていたんだそうですよ。

アストロフィライトの産地

ロシア・アメリカ・カナダなど

アストロフィライトの硬度

アストロフィライトのモース硬度は3。劈開は一定方向に完全です。その形状が柱状であったり線状であったりと細いので、力を加えれば簡単に折れてしまいます。

アストロフィライトの宝石言葉・石言葉

「知性」・「希望」

アストロフィライトと誕生石・曜日石・守護石

アストロフィライトは蠍座と水瓶座の守護石です。誕生石の制定はありません。

アストロフィライトの色と種類・似ているパワーストーン

アストロフィライトはゴールドまたはブラウン。銅と同じような色なので、10円玉を思い浮かべると分かりやすいでしょう。光を当てるとキラリと輝き、まるで金属のようにも見えます。

アストロフィライトと似ているパワーストーン

ルチル

ルチルクォーツの内包物として有名なルチル。ルチルとは針状の二酸化チタンの結晶のこと。針状の結晶が水晶に内包された、ルチルクォーツが有名ですね。単体で流通するのではなく、内包物としての流通がメインです。

ゴールドルチルと呼ばれるルチルは、同じくゴールドやブロンドに輝くアストロフィライトに似ています。金属のような輝きも近いです。水晶など別の鉱物内に内包されてしまうと見分けることは困難でしょう。

ブロンザイト

鉄やマグネシウムを多く含む鉱物であるブロンザイトは、その名の通りブロンズカラーをした鉱石です。ブラックやブラウン、ゴールドなどが入り混じったルックスは、パッと見ただけではブラウンの小石のようで、パワーストーンらしくないともいえます。

アストロフィライトは母岩に張り付いたものが多く流通していますが、母岩のカラーがブラウンやブラックのものはブロンザイトと近いです。しかし、アストロフィライトには柱状の結晶となって母岩に張り付くという性質があるため、柱状または直線状のものが見えなければアストロフィライトではないでしょう。

アルベゾナイト

アルベゾナイトとは、ナトリウムと鉄でできた鉱石で、柱のような形をしています。縦方向に条線が入っていて、カラーはブラック。母岩に張り付いた形で流通しています。

アルベゾナイトはアストロフィライトに比べて太さがあり、立体的です。しかし、母岩の表面ではなく他の鉱石の内部に取り込まれてしまうと見えづらいこともあり、アストロフィライトと混同されることがよくあります。専門店ですら間違えていることもあるくらいなので、鑑別でしか分からないレベルに似ていると思ってよいでしょう。

アストロフィライトが持つスピリチュアル的性質

アストロフィライトと風水

アストロフィライトは、風水の五行思想において、土気と水気を持っています。

土気は「信」。不動や不変の象徴で、すべてのものの土台となる大地の投影です。安心や安定、信用などを意味する反面、頑固さや鈍さといった意味もあります。動より静、攻めより守りといった気質です。

水気とは「智」で、人類の範疇を超えた叡智を表します。水は変幻自在に姿形を変えることから、自由や不安定といった意味もあります。

不動や安心の象徴である土気と、自由や不安定の象徴である水気。どちらも併せ持っているアストロフィライトは、バランス能力に長けたタイプのパワーストーンといえるでしょう。

アストロフィライトと相性の良い方位

北東・北西

アストロフィライトとチャクラ

アストロフィライトは第0チャクラと第7チャクラを活性化させます。

第0チャクラは足の裏にある「アースチャクラ」で、「誕生」「始まり」「現実」を表します。この現実世界に生まれ落ちたことをしっかりと認識し、人生を始めるための力を宿しています。

第7チャクラは頭頂にある「クラウンチャクラ」です。「神聖」「信仰」「純真」といった意味を持つスピリチュアルなチャクラで、高次元の存在にアクセスできたり天界からのインスピレーションを受け取ることができるといわれています。

現実性を象徴する第0チャクラとスピリチュアルな力を宿す第7チャクラの両方に対応しているアストロフィライトは、地に足をつけながら精神世界へと意識を飛ばすことのできる、稀有なパワーストーンといえます。

アストロフィライトはこんな人におすすめ

・自分の本質を知りたい人

・今世の使命を知りたい人

・創造力を高めたい人

・再チャレンジをしたい人

・大きな目標を叶えたい人

アストロフィライトの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.自己改革・自己解放

アストロフィライトは、自己改革や自己解放の効果があります。

アストロフィライトは放射線状に母岩に張り付いたルックスが、太陽や星、流星に例えられることがあります。太陽や星、流星、隕石といった宇宙にある存在はスピリチュアル的にも物理的にも強力であり、地上の生物に大きな影響を与えます。誰しもが逃れられないほどの大きな影響を有無を言わさずもたらしてくる点からも、その力の強大さが分かりますよね。

そんな太陽や星、流星に例えられるアストロフィライトは、激しさや明るさを持つパワーストーンであり、「破壊と創造」を意味しています。持ち主の中に眠っている本質を強制的に引きずり出すので、本来の自分と出会えるでしょう。アストロフィライトが持つ激しく強いパワーは、眠っていた才能や隠していた本音を暴き、持ち主が本来持っている本当の人間性、本当の使命といったものに、本人が嫌がったとしても向き合わせます。吉凶入り混じった内容となるため、人によっては辛い出来事を思い出すかもしれませんね。傷つくことを恐れて精神的にガードを張っていた人は、ガードを手放す過程でさらなる辛い思いをするかもしれません。誰かとの別離や地位を手放すなど、今とは違う状況に身を置く人もいるでしょう。隕石が衝突した後の地表がそれまでとはガラリと姿を変えるように、人生そのものが大きく変化していきます。

アストロフィライトはただ持ち主を本当の姿に返らせるだけではありません。破壊だけではなく創造ももたらすからです。本質を覆い隠していたものを取り払うことで、人生の目的や本当の幸福と出会えるよう導いてくれるでしょう。日々の生活の中での願望成就というレベルではなく、もっと大きく形のない、幸福が訪れるよう、しっかりとナビゲートをしてくれますよ。

2.創造力を高める

アストロフィライトは創造力を高める効果があります。

アストロフィライトはそのルックスから天体や宇宙に例えられることもある鉱石です。天体や宇宙といった存在は、破壊と創造を繰り返してきています。また、天体も宇宙も、私たち地球に暮らす人間には想像もつかない世界ですよね。そのことから、斬新なアイデアをもたらし、そのアイデアを形にする力が強まるといわれているのです。

破壊があり創造があり、そしてまた破壊があり……、といった風に、宇宙ではすべては繰り返され生まれ変わりが続いていきます。そんな宇宙の力を持つアストロフィライトは、持ち主の創作活動が上手くいかないときにも諦めさせません。破壊と創造が繰り返されるように、失敗と成功を何度も体験させ、前進させ続けます。創作活動をしていない人にとっても、インスピレーションが高まるので、自分らしさを大切にした生き方ができるようになるでしょう。

創造を繰り返すだけではなく破壊を挟むことは重要です。1枚の紙に絵を描くとき、完成した絵の上に次の絵を描く人はいません。必ず次の白紙を用意しますよね。「リセットする」、「ゼロに戻す」、「フラットな状態にする」ということは意味のあることなのです。同じように、アストロフィライトがもたらす破壊行動は余計なものを取り除くため、創造性をより一層際立たせてくれるでしょう。

3.再起・願望成就

アストロフィライトは、再起や願望成就におすすめのパワーストーンです。

アストロフィライトは「破壊と創造」を意味する石。そのため、過去に失敗してしまったことに再チャレンジさせる復活・再起といった意味を持っています。すべてをゼロにしてまた1からやり直すために最適であり、1度ダメになったからこその成功をもたらしてくれます。自分自身の内面を見つめて本質をつかむ効果もあるため、隠れた才能が発見でき、その才能を生かして再度アプローチすることも可能となるでしょう。「1度仕切り直したい」「諦められないけどどうしたらいいのか分からない」という人にピッタリです。

また、遠い目標に対して、失敗しながらも挑戦を繰り返していずれは目標にたどり着くといった効果ももたらしてくれます。すんなりといくことはないかもしれませんが、希望を捨てたくない人にとっては、強力なサポーターとなって背中を押し続けてくれる頼もしい石となるでしょう。中には、何度も失敗と挑戦を繰り返す中で「本当の望みはコレじゃなかった」と気づきを得る人もいるでしょう。アストロフィライトは軌道修正能力もあるため、心に従ってよいでしょう。苦労をしたからこそ得られる幸福を、しっかりとかみしめられるよう助けてくれますよ。

アストロフィライトと相性の良い組み合わせ

アストロフィライト×ヘマタイト

アストロフィライトとヘマタイトの組み合わせは、再チャレンジや問題解決に効果があります。

ヘマタイトはブラックカラーの鉱石ですが、粉末にするとレッドになるという特性があります。そのことから血液に関連していると考えられ、古代ローマでは、兵士たちが血気盛んになるよう鼓舞したり止血をするためのお守りとされていました。現代でも、持ち主に活力を与えたり精神を強くする効果があるといわれています。

そして、アストロフィライトにはすべてをゼロにして再度何かを創造させる効果があります。ゼロになるとは、失敗をして努力が無に帰したり、気持ちがプラスマイナスゼロになったり、複雑に絡み合った事情のもつれがほどけてシンプルになったりするということ。持ち主自身がゼロにするものもあれば、自然とゼロになるものもあるでしょう。アストロフィライトは破壊と創造を意味するパワーストーンなので、ゼロになってからこそ力を最大限に発揮できるのです。少々強引なところがありますので持ち主が疲弊してしまうこともあるため、活力アップや精神力強化の力を持つヘマタイトと組み合わせるとよいでしょう。長期間に渡る努力の日々になったとしても、乗り越えやすくなります。

アストロフィライト×アイオライト

アストロフィライトとアイオライトの組み合わせは、問題解決効果や創造性アップ効果があります。

アイオライトは深いスミレ色が印象的なパワーストーンで、強い多色性を持っています。見る角度によってカラーリングが変わることから、古代では太陽の位置を正確に知るための道具として使われていたという伝承があり、そのことから「人生の羅針盤」の異名を持ちます。感情をデトックスする効果が高く、冷静さをもたらすことで進むべき方向を分からせる効果があり、迷いの中にいる持ち主を救い出すといわれています。

一方、アストロフィライトはすべてをゼロにしてイチから築き上げさせる石です。持ち主の中に隠れていた願望や才能、本質を暴くことで、本当はどうしたいのかを見つけさせます。そのため、人生の目標が分かったり、本当の望みを見つけられたりするでしょう。進むべき方向を示すアイオライトとの組み合わせでは、その場における最善策を見つけやすくしてくれます。結果、こじれてしまった問題がするすると解決したり、悪環境から解放されてフラットな状態でリスタートを切ることができるでしょう。「問題があるのは分かるが何をしていいのか分からない」「自分がどうしたいのかさえ分からない」といったときにおすすめの組み合わせです。また、アイオライトは多色性を持つことからさまざまな角度で物事を見ることができるようになり、アストロフィライトが持つ創造性をより高めてくれるでしょう。

アストロフィライト×モルダバイト

アストロフィライトとモルダバイトの組み合わせは、大きな変容をもたらします。

モルダバイトは隕石が衝突した際にできた天然のガラスです。地球の物質と宇宙由来の物質が混在しているとされ、宇宙と地球両方のパワーを持つといわれています。隕石衝突という大きな出来事によって生まれた存在なので、そのパワーも強力。前世におけるカルマを解消したり、今世における人生の目的を教えたり、魂レベルでの浄化や癒しをくれるでしょう。隕石衝突の前後では風景がガラリと変わるように、持ち主自身がガラリと変わることで人生も大きく変化していきます。

一方、アストロフィライトも、モルダバイト同様に宇宙のパワーを持つとされています。破壊と創造を繰り返す宇宙の力を宿しているため、大きな変化が繰り返されていくでしょう。持ち主の本質を引っ張り出し、価値観や人間性、人生そのものを変容させていくのです。近い効果のあるモルダバイトと組み合わせることでパワーはさらに強大になりますので、合わない人も多いかもしれません。ある種の覚悟がないと受け入れられないでしょうから、「どう転んでも自分の人生を生きる」という気持ちを持つことが大切な組み合わせです。

アストロフィライト×セレナイト

アストロフィライトとセレナイトの組み合わせは、ヒーリング効果や人生の目標を見つけるサポートとなります。

セレナイトは月の光を思わせる青白いパワーストーン。鉱物的には石膏の1つで、脆く儚い雰囲気を持ち、月の力を秘めているとされています。女性性や精神性を司るパワーストーンで、天界からのメッセージを得たたり、癒しの力で睡眠の質を上げる効果があるといわれています。とても優しい波動を持つ静謐なパワーストーンです。

そして、アストロフィライトは太陽や惑星、流星、隕石など天体を連想させるパワーストーン。隕石衝突のような大きな力を持つとされ、破壊と創造を司ります。セレナイトとの組み合わせでは、セレナイトの波動が優しすぎて飲み込まれてしまうかと思いきや、月という天体が関連付けられているため相性は良いです。セレナイトが持つインスピレーションアップ効果と、アストロフィライトが持つ魂レベルでの気づきの力が合わさって、本当の自分自身を見つけることができるでしょう。忘れていた人生の目標や前世からのカルマ解消にも効果が期待できる組み合わせです。また、アストロフィライトのすべてをフラットにする力とセレナイトのヒーリングパワーが合わさることで、問題を大きく捕らえ過ぎて悩み過ぎることもなくなるでしょう。

アストロフィライト×アメジスト

アストロフィライトとアメジストの組み合わせは、ヒーリングやトラウマ解除に効果があります。

アメジストは水晶の変色種であり、パープルカラーをしています。2月の誕生月石としても有名ですよね。パープルは情熱のレッドと冷静のブルーの混合色であることから、アメジストは二面性を持ちバランス感覚に優れています。また、パープルは古来より霊性が高い色とされ、世界各地で宗教的な意味合いを持たされてきました。そのため、アメジストも霊性が高く、スピリチュアルな能力を目覚めさせるといわれています。ヒーリング能力に長け、安眠にも効果をもたらします。

一方、アストロフィライトは持ち主の内面に目を向けさせ、本来の自分を取り戻させます。自分自身の本質、本音、人生の目標、前世からのカルマといったものと向き合い、人生の軌道修正が期待できるでしょう。アメジストと組み合わせることでより霊性が高まってスピリチュアルな能力がぐっと上がり、持ち主の霊格を上げることができます。結果、前世からのカルマや今世でのトラウマから解放されたり、心が穏やかになって癒されることができるでしょう。

アストロフィライトを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

アストロフィライトは母岩に張り付いたままの原石状態で流通することが多いです。中には、母岩ごと削り取ったルースや、ルースを用いたアクセサリー、他の石に内包されたスフィアなどで流通するケースもあります。ブレスレットに使えるようなビーズとしては流通量が多くないので、必然的に母岩付きの原石状態もしくは自然の状態を生かした形状のルースがメインとなるでしょう。

飾るだけでも大きなパワーを発揮してくれるアストロフィライトですが、身に着けるならペンダントがおすすめです。自分自身の内面を向き合いたいときに体にぴったり張り付けるようにして瞑想すると、インスピレーションが高まり、良いアイデアが浮かんだり悩み解決の糸口が掴めたりするでしょう。

もちろん、原石やスフィアを飾るのもおすすめです。しかし、静と動でいえば動の石でありパワーも強大なので、ベッドサイドストーンには不向きです。

アストロフィライトのお手入れ・浄化方法

アストロフィライトはモース硬度が低く劈開が1方向に完全であり、柱状という形状からも脆弱です。傷が入りやすいのはもちろん、木の枝が折れるようにポキっと折れてしまいかねませんので、摩擦や衝撃には細心の注意を払ってください。塩や流水による浄化は避けた方が無難でしょう。あまりないことですが、塩酸によって溶けてしまいますので、念のため化学物質は避けてください。

アストロフィライトは原石に張り付いた状態で流通することが多く、ビーズよりはタンブルやスフィアが多いです。ペンダントトップやピアス、ブローチなどとして身に着ける際には、身に着けたのちには表面を柔らかい布で優しく拭き取りましょう。

浄化の頻度は月に1度、パワーチャージも同じ程度で構いません。

浄化方法
対応
塩・塩水

流水

ホワイトセージ

水晶クラスタ・水晶さざれ


日光・月光浴




アストロフィライトのお手入れ・浄化方法早見表

ホワイトセージ

ホワイトセージによる浄化は、アストロフィライトに対応しています。

ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意してください。火をつけ、立ち上る煙にアストロフィライトをくぐらせます。10回程度で浄化が完了するでしょう。

水晶クラスタ・水晶さざれ

水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、アストロフィライトに対応しています。ただし、アストロフィライトは水晶よりモース硬度が低いです。ぶつけないよう気をつけてください。他の石に内包されている場合は、外部を覆う石のモース硬度に留意しましょう。

クラスタを用いる場合は、クラスタの上に直接アストロフィライトを置くだけでOK。さざれ石を使用する場合は、浄化皿の上にさざれ石を盛りつけ、アストロフィライトを上に乗せるか中に埋めましょう。

クラスタでもさざれ石でも、2時間程度放置すれば浄化が完了します。

日光・月光浴

日光もしくは月光によって、アストロフィライトを浄化することができます。

浄化皿の上にアストロフィライトをセットし、日光浴または月光浴をさせてあげましょう。日光の場合は1時間程度、月光の場合は2時間程度で浄化が完了します。

日光でパワーチャージができる

アストロフィライトはその形状から太陽に例えられていることが多いパワーストーンです。そのため、日光と相性が良く、日光を浴びせるだけでパワーがチャージされます。浄化皿の上にセットしたアストロフィライトに、午前中の日光を10分程度浴びせてあげるだけでOKです。

同じ天体という点では月光によるパワーチャージもできないことはありませんが、陰や静を司る月光よりは陽や動を意味する太陽の方が相性が良いです。

音による浄化は、アストロフィライトに対応しています。

音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意します。浄化皿の上にアストロフィライトをセットして、音を鳴らしましょう。水晶ポイントの先をアストロフィライトに向けたまま、アストロフィライト中心として円を描きます。音が鳴りやんだらまた音を鳴らし、同じことを繰り返してください。10回程度で浄化が完了します。

音でパワーチャージができる

アストロフィライトはスピリチュアルな側面が強く、前世や天界と縁があります。そのため、音によって浄化だけでなくパワーチャージが可能です。

使用する音は4096Hzのもののみが有効です。4096Hzは地球の基本振動である8Hzを9オクターブ上昇させた音であり、「天界の扉を開く鍵」「高次元へアクセスできる音」といわれているからです。音による浄化は同時にパワーチャージもできますが、別の方法で浄化したのちに音を聞かせてもパワーがチャージされます。

アストロフィライトの好転反応・副作用・注意点

アストロフィライトは太陽や流星に例えられることもあり、そのパワーは強大です。そのため人を選び、好転反応がとても起きやすいタイプです。

アストロフィライトを持って心身に異常を感じられたら、まずはアストロフィライトを離しましょう。頭痛や発熱、悪夢、倦怠感などさまざまな症状が考えられます。無理はせず、まずは身体の健康を優先させてくださいね。落ち着いたころに、飾ったり身に着けたりする時間を極端に短くしてから、徐々に長くしていきましょう。例えば、初日は1日に1時間程度、問題がなければ翌日には1日に2時間程度といった風に時間を伸ばしていくのです。そうすることでお互いの波動が馴染み、好転反応が起きなくなっていくでしょう。もしくは、水晶を合わせる方法もあります。水晶はすべてのパワーストーンの基礎であり、組み合わせた他のパワーストーンの力をコントロールする能力があります。アストロフィライトの力を持ち主にとってちょうど良いレベルにし、波動を弱めてくれるので、橋渡し役となってくれるでしょう。

また、アストロフィライトには不向きな人が存在します。

アストロフィライトは破壊と創造を繰り返す性質があり、問題が生じた際に1度すべてをフラットな状態にします。フラットな状態、つまりゼロ地点からの再スタートとなるわけですが、すべてがゼロとなった際に気持ちが落ち込んで立ち直れなくなるような人では、破壊と創造を繰り返すことができず、何も残らなくなってしまうでしょう。もちろん、アストロフィライトは持ち主に諦めないよう促しますが、持ち主がまったくその気になれないような人物では効果がありません。結果、ゼロになったままになってしまうでしょう。そのため、ある程度ポジティブなタイプや負けん気の強い人でないと、アストロフィライトには向きません。さらに、環境がガラリと変化した際に戸惑い嘆き悲しむような人も向いていません。環境が変化したときに「やり直すチャンス」と前向きにとらえられるようなタイプなら、アストロフィライトの力を引き出せるでしょう。

アストロフィライトのQ&A

アストロフィライトが割れた・欠けた!特別な意味はある?

アストロフィライトは割れたり欠けたりしやすいです。モース硬度が3と低いうえに1方向に劈開が完全であり、柱状の細い結晶となっているため、ポキっと折れてしまいやすいのです。衝撃を与えないように注意しましょう。

何もしていないのにアストロフィライトが破損したなら、特殊な事情があるのかもしれません。

アストロフィライトに限らず、パワーストーンは力を完全に失うと割れたり欠けたりすることで、ただの石に戻ったことを知らせるといわれています。力を完全に失わなければ起きない現象なので、浄化とパワーチャージをしっかり行っていれば大丈夫です。アストロフィライトは強大なパワーを持っていますが、消費も激しいです。月に1度の浄化とパワーチャージで足りないケースもあります。アストロフィライトを見て「なんだか疲れていそう」と感じたり、アストロフィライトの効果を実感した後には浄化とパワーチャージでねぎらってあげましょう。

割れたり欠けたりしたアストロフィライトは不吉な存在ではありませんが、パワーストーンとしての効能は望めません。インテリアやコレクションとして使用するしかないでしょう。ただし、持ち主が不吉さを感じたなら潔く手放してください。感覚を大事にしてくださいね。

アストロフィライトの色が変わった?退色・変色する?

アストロフィライトは基本的に退色や変色の危険はない鉱物ですが、まれに、水分によって変色することがあります。水分が付着しないよう、気をつけてください。湿気も避けた方が無難です。

水分や環境に問題がなかったのにアストロフィライトは退色や変色をしたら、スピリチュアルな理由があるのかもしれません。

全体的に退色をしてきたら、それはパワーダウンのサインです。反対に、カラーが濃くなってきたらパワーアップのサイン。パワーダウンなら浄化やパワーチャージで回復を試みてください。パワーストーンのパワーがアップすることはむしろ望ましいことですが、アストロフィライトはそもそもが強い力を持っていますから、人によってはパワーが強くなりすぎたことでマイナスの影響が出る人もいます。パワーが強くなり過ぎたと感じたら、水晶を合わせて調節役をお願いしましょう。

浄化やパワーチャージでもカラーが元に戻らなければ、1ヵ月程度暗く静かなところで休ませてみてください。それでもダメなら、もう手の施しようがありません。パワーが少々変化したアストロフィライトとしてお付き合いしていきましょう。

アストロフィライトの購入におすすめの販売店・通販

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まとめ

その形状も輝きも、特殊な部類に入るアストロフィライト。一般的に思い浮かべるパワーストーンとは違ってルックスも形状も華やかさはありません。しかし、太陽や流星に例えられるほどの強大なパワーを持ち、隕石衝突のような破壊と創造の力を持つとされています。初心者向けではなく好転反応が起きる可能性も高いパワーストーンですが、興味のある人はぜひお迎えしてみてくださいね。一般的なパワーストーンショップより鉱石標本を扱っているようなショップをチェックしてみるとよいでしょう。

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