- 良く落ち込む
- いつも悪い方向に考えてしまう
このように思うことはありませんか?
結論からお伝えすると、人間は誰でも落ち込むことがあり、無理矢理ポジティブになれる方法はありません。
しかし、日々の習慣や行動、自分の気持ちに寄り添うことができれば、ポジティブな思考を持つことができます。
そこでこの記事では、
- ポジティブ思考とはなにか
- ネガティブ思考は悪いことなのか
- ポジティブになれる行動は?
こちらを紹介します。
ネガティブ思考の自分が嫌になると思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
ポジティブ思考とは
ポジティブ思考とは
『前向きに考える』思考のことです。
日常生活で起きた出来事に対して何事にもポジティブに考えられるので、マイナスな出来事に遭遇した時も、ポジティブな思考に変換できます。
例えば、
出かける予定だった日に雨が降ったら、ツイいないなと思いますよね。
ポジティブ思考の人は
「雨でいつもより人が少ないから逆にラッキー」とポジティブに転換して考えることができます。
ポジティブ思考でいると、辛いことを打ち消し楽しいことを引き寄せる効果があるので、困難なことでも前向きに明るくチャレンジしていけるのです。
ポジティブと逆のネガティブ思考とは
ポジティブ思考が「前向き」に対して、ネガティブ思考は「後ろ向き」の思考です。
物事に対して
- 悲観的
- 否定的
- マイナス
- 受け入れない
このような思考が先行してしまうのです。
ネガティブな思考を持ち続けると、精神面に加えて健康面にも影響が出る場合があります。
その他にも、周りにいる人を暗い気持ちにさせてしまったり人間関係の悪化につながる可能性があるのです。
ネガティブ思考はすぐにでも直したほうが良いと思う人もいると思いますが、嫌なことがあったときにネガティブな感情になることは人間として自然なことです。
なぜなら脳のメカニズムがそのようにできているからです。
無理に直そうとすると余計にストレスがかかり、結果としてさらにネガティブ思考になることもあり得ます。
ネガティブ思考の人は好きでそうしているわけではなく、自分自身でも改善したいと思っているのです。
なりたくてなっているのではないということを理解しましょう。
ネガティブになるのは悪いことではない!
ネガティブな感情に逆らおうとすると、反対に精神的に辛い気持ちになることがあります。
それは、今の素直な気持ちに向き合わずに逆らおうとしているからです。
例えば
悲しい気分の時には悲しい音楽を聴くと心を落ち着かせることができます。
一方で、悲しい気分を無理矢理上げようとハイテンションの曲を聴いたらどうでしょうか。
無理にテンションを上げようと思っても反対に疲れてしまいますね。
自分の気持ちに寄り添い、素直になることが1番大切です。
ネガティブ思考になったら、それ以上どん底に落ちないようにすることが大事で、少し落ち着いたら徐々に気持ちをプラスにしていきましょう。
日常の中での少しの意識で、人は変わることができます。
ポジティブになれる方法・習慣10選
ポジティブになれる方法や習慣を10選紹介します。
いきなり全部をやるのは難しいと思うので、まずはできることからトライしてみてください。
1. 喜びを感じる
日々の生活の中で、些細なことでも喜びを感じる癖をつけましょう。
人間は意識的に喜びを感じることで気分が上がります。
小さいことでも何でも良いのですが、例えば
- 「お会計の金額が777円だった」
- 「ホームについたらちょうど電車がきた」
- 「好みのお店を発見した」
など些細なことでも喜びを感じる感性を身につけると、生きていることが楽しくなります。
2. 前向きになる本や言葉を読む
前向きになれる本はたくさんあります。
もし、小説が苦手であれば1日1ページずつ見られる名言集などもおすすめです。
例えば
“何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。”
これはオードリー・ヘップバーンの名言です。
“壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。”
これはイチロー選手の言葉です。
有名人の前向きな言葉を聞くだけでもポジティブになれませんか?
このようにたった一文の名言でも人はポジティブな気持ちになることができるのです。
世の中にはこのような名言がたくさんありますので、書店やインターネットでぜひ探してみてください。
3. 運動する
悩みの種は雪だるまのように徐々に大きくなっていきます。
なぜ大きくなるかというと、時間がたくさんあるからです。
運動など目的を作ると悩む暇はなくなります。
また運動は脳にも良い刺激を与えるので、心身ともにリラックスできて気持ちがポジティブになります。
激しい運動で熱中するのも良いですが、景色の良いところを散歩したり、森林浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。
4. 物事の捉え方を変える
何か嫌なことが起きた時に
「これはきっと自分の試練のために起きてるんだ」とか
「この失敗があるから成長できる」など
出来事に対して悲観的にならず、自分にどのようなメリットがあるか考えてみましょう。
例えば、
就職活動がなかなか決まらない時
「全然会社が決まらない、最悪」と思うのか
「きっと自分に合った最高の職場と出会うための試練だ」
と思うのか、捉え方によって意味が変わってきますね。
ポジティブに転換する癖をつけて習慣付くと、何事にも前向きに捉えることができるようになります。
5.鏡の前でやりたいことを口に出す
鏡の前で自分に向き合い、実際に言葉を発してみましょう。
思い込むだけではなかなか気持ちが前向きにならないこともあります。
鏡の前の自分に、実際に声を出してやりたいことを口に出してみましょう。
口に出して話すと、それがそのまま自分の耳に入ります。
耳に入ると脳を刺激して、ポジティブになることができます。
6.鏡の前で笑顔を作ってみる
鏡の前に立つと、こんなに疲れた顔してたっけ?と思うようなことはありませんか?
初めは無理矢理でもいいので、笑顔を作ってみてください。
顔にある笑う筋肉が硬いと表情が暗くなりますが、
筋肉が緩んでくると自然に笑顔が作れるようになってきます。
自然に笑顔になれると、不思議と自然にポジティブになれます。
7.怒りは最初の6秒だけと知る
人間の怒りの感情は最初の6秒だけと言われています。
カッとなりやすい人は怒った自分にもストレスが溜まり、相手も不快にさせて負の連鎖により怒りが治らなくなります。
何か怒りを感じた時に「6秒」だけ我慢してみてください。
深呼吸をして6秒数えます。
そうすると、不思議と怒りはなくなっていきます。
怒りがなければ、気持ちをポジティブに保つことができます。
8.感謝の気持ちをもつ
普段から感謝の気持ちを素直に表現できる人は、人間関係を良好に保ち幸福度をあげることができます。
いつも相手のことを想い、相手の喜ぶことを想像して行動すると、自分自身も幸せな気分になれるからです。
このように感謝の気持ちを持つことは様々な良い効果があります。
9.ノートに書き出す
ノートに書き出すことによって、今の自分の課題が見えます。
普段考えていたり思っていても、自然に忘れていくものです。
毎日1言でもノートに書き留めていくことにより自分を見つめ直し、より良いものに変えていくヒントになります。
おすすめとしては、「ありがたい」感じたことを書くように習慣づけると自己肯定感が高まり、ポジティブな気持ちになれるでしょう。
10.当たり前という概念をなくす
日常生活で「当たり前」なことは実は多くありません。
私たちが幸せに生活できるのは、たくさんの奇跡から成り立っているのです。
当たり前の概念をなくすと様々なことに感謝が生まれ、充実した日々を送ることができます。
【恋愛編】ポジティブになる方法
恋愛でポジティブになるためには、過去の恋愛を引きずらないことが大切です。
恋愛をしていれば傷つくことや落ち込むことは誰にでもありますが
● 落ち込んだ
● 悩んだ
● 頑張った
このような経験を引きずらずに乗り越えたことで、将来的に良い出会いにつながることがあります。
素敵な人に出会った時に
「昔あの人と別れたからこの人に出会えた」
「あの時、失恋して良かった」
こんな風に思うことはありませんか?
過去を引きずらずに前を向けば、必ず良い縁を運んでくれるのです。
恋愛は掛け算と一緒なので、片方がゼロであれば何も生まれることはありません。
ゼロの相手に振り向いてもらおうと自分を消耗すると、気持ちが落ち込みネガティブになります。
恋愛でポジティブになれれば
● あの人を見返してやる
● あの人より幸せになる
● もっと綺麗になってやる
など、自分にとってのプラス要素が働きます。
【仕事編】ポジティブになる方法
仕事でポジティブになるには、自分の価値を高めて認めることが大切です。
- 見た目を良くする
- 自分にご褒美をする
- 自分の良いところを見つける
この3つを意識すると自然とポジティブになれます。
1. 見た目を良くする
清潔感がある人や見た目がしっかりしている人には、自然と人が集まります。
周りに人がいるだけで孤独感がなくなりポジティブな気分になれます。
2. 自分にご褒美をする
何か成果をあげた時、自分にご褒美をすると成果をあげたことの価値を認識できます。
自分自身の価値を上げるとポジティブな気分になれるでしょう。
3. 自分の良いところを見つける
自分自身の良いところを知ると、ポジティブになることができます。
自分のことを客観的に見るのが苦手な人は、職場の同僚や普段近くにいる人に聞いてみてはいかがでしょうか。
あなたの知らない意外な一面を言ってくれるかもしれません。
【人間関係】ポジティブになる方法
相手のために行動をすることでポジティブになれます。
「一方的に与えているだけで、損じゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、
「与えること」は「与えられること」です。
まわりまわって必ず自分に戻ってきます。
自分がポジティブになりたいときは、まずは相手に与えてみましょう。
ポジティブになれるおすすめの本
何かあった時に深く考え込んでネガティブ思考になりやすい人におすすめの本は
リチャード・カールソンの「小さいことにくよくよするな!」です。
この本の表紙には「しょせん、すべては小さなこと」と記載があるのですが、本を読み進めていくと、とても小さいことで悩んでいたことを気付かされます。
無理にポジティブになるよりは、「しょせん。全ては小さなこと」と理解し、自分の気持ちに向き合うのことが大切です。
リチャード・カールソンは他にもいくつか本を出しています。
- 小さいことにくよくよするな!家族編
- 小さいことにくよくよするな!仕事編
- 小さなことにくよくよしない88の方法
- 読むだけで運がよくなる77の方法
- お金のことでくよくよするな
どの本も読みやすい本になっているので、ぜひおすすめです。
ポジティブになれるおすすめ映画
2008年に上映された
「最高の人生の見つけ方」です。
性格の違う2人の老人が同時期に癌にかかり、同じ病棟で意気投合します。
「死ぬ前にやりたいことリスト」をすべてやるために世界を飛び回る物語です。
人生に喜びを見つけることの素晴らしさや、他人に喜びを与える大切さを感じることができ、観たあとはすっきりした気分になれる映画です。
- 人生において本当に大切なことはなにか
- 他人に喜びを与えているか
このようなことを感じることができる、ポジティブになりたい人や人生をもっと楽しみたいと思っている人にはおすすめの映画です。
簡単にポジティブになれる!電話占いで相談がおすすめ
占いは気持ちをポジティブにすることができます。
ポジティブになるには、誰かに相談して肯定してもらい自分の気持ちに寄り添うことが大切です。
占い師があなたの相談に乗ってくれるのと同時に、人生の生き方や適職などもアドバイスしてくれます。
対面で相談するのが苦手な人は、ぜひ電話占いを試してみてください。
まとめ
ポジティブになれるための方法を紹介しましたが、すぐにできる簡単な方法はありません。
行動や習慣によって自然とポジティブになれるように、まずは自分の気持ちに正直に寄り添うことから始めてみましょう。
完璧を求めず、70%〜80%を目指して少しずつ前向きになる習慣を身につけていけば定着していきます。
日々の積み重ねが、人生をより素敵なものに変えてくれるでしょう。
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