こんにちは。
みなさんは、「自分を変えたい」と思ったことはありますか?私はたくさんありましたし、今もあります。そのなかで、「なかなか変わらない自分が嫌」と何度も挫折したり、なんとか乗り越えたこともあります。
今回は、たくさん悩んできた私の経験から、自分を変える方法をお伝えします。
自分を変えたいと思う瞬間!みんなの理由
「自分を変えたい」と思う瞬間って、たくさんありますよね。いくつかピックアップしてみましょう。
友達や恋人から、グサッとくる1言を言われた
「あなたのそういうところ、好きじゃない」「もっと俺のことを考えてくれよ」等。書いただけでも「うっ」という声がでました。身近な人から言われた1言はインパクトがありますよね。
自分が気にしていることに直結する発言を見た、聞いた
特に親しくない人の発言やテレビや雑誌の見出しだとしても、なぜか頭に残ってしまうことってあります。たとえその発言や見出しに悪意がなかったり、広告用だったとしても、自分が気にしていることとなると、モヤモヤしちゃいます。
日常生活で「やばい」と思う瞬間があった
自粛生活中に体重計に乗ったら見たことのない数値がでた。会社や学校などの成績が振るわず異動や進路に影響がでるかもしれない。昔の自分や他の人と比べた時や、今後の生活に支障がでるかもしれないと思う出来事があると、焦りますよね。
自分を変えたいときの心理は?
「このままの自分でいたらまずい」と思うこと自体、環境に適応するための行動ともいえます。これは人間だけでなく、動植物も持ち合わせている能力です。ただ、後者と違って人間は、特に命の危険がなくてもこの気持ちが生じることがあります。
人間はいろいろな欲望や気持ちを持っています。例えば、「理想的な自分になりたい」「あの人みたいになりたい」といった「自分を成長させたい」欲望。失恋や失格などを経験し、「絶対に見返してやる」などと奮起して、ネガティブな出来事を吹っ切りたいという気持ち。ほかにもさまざまありますが、これらを通して「自分を認めたい、好きになりたい」という気持ちを満たしたい欲望が、1番強いのではないでしょうか。数多くの本や映画、歌詞に「ありのままの自分でいい」といったフレーズがでてくるのも、そういった思いを持つ人が世の中にはたくさんいることを示しているのだと思います。
自分は変えられる?何をすればいいの?
結論はズバリ、変えられます。みなさんの子供のころの自分と今の自分を比べてみてください。見た目は勿論、振る舞いや考え方が変わっているはずです。人は生きているだけで勝手に変わっていくものなのです。
ただ、今の自分にたどり着くまで、多くの分岐点があります。これまで経験してきた分岐点は、今振り返ると違うことをすればよかったと後悔してしまいますが、「その時の自分がそうせざるを得なかった道」ともいえるのではないでしょうか。中には避けようのない出来事があって、変わらざるを得なかったものもあると思います。過去に起きた事実は変えられませんが、今から将来につながる自分を変えることはできます。 次の章から、具体的な方法をご紹介します。
自分を変えたいと思った時におすすめの方法3ステップ
どんな自分になりたいか、イメージを具体的にする
「自分を変える」ことは、マラソンに似ています。ゆっくりと長い時間をかけて進み、ゴールを目指します。まずはそのゴール地点をなるべく明確にすることから始めてみましょう。ダイエットであれば体脂肪率、学業であれば志望校合格の成績など、具体的な数字を掲げられます。
中には、数値で目標が設定できないものや、漠然と「変わりたい」と考えているだけのこともあると思います。そんな時は、「こうなりたい」と思うイメージをまとめてみるとよいでしょう。ノートを1冊用意し、自分が「こういう人好き」「この発言、いいな」と思ったことをなんでも書き込んでみます。切り抜きを貼るのもよいでしょう。これを1,2週間ほど続けると、だんだんと自分の好みや理想がわかってきます。
今の生活に取り入れられそうな行動を1つ探す
「継続は力なり」という言葉があるように、当たり前のようにコツコツと続けることで、無理なく自分を変えることができます。1つの新しい行動を習慣づけるためには、最低でも1か月必要と言われていますので、まずは1か月続けることを目標にします。1か月続き、余裕があるなら別の行動を1つ追加するという形にすれば、無理がないでしょう。
例えば、人間関係をよくしたいと思っているとき。「挨拶を顔を見てはっきり言う」だけでも、これまでの自分の振る舞いと違うのであれば、変わるための重要な行動です。
1か月後の成果を確認する
マラソンに給水所があるように、定期的なメンテナンスの作業があると安心です。目標の数値に近づけているか、自分の環境や考え方に変化があったかを振り返ってみましょう。成果が感じられたら続ける、そう感じられなかったら方法を変えるといったように調整します。後者の場合は、話しやすい人や専門家に相談するのもよいでしょう。
(例)筋トレやダイエット→スポーツジムのトレーナーや管理栄養士など。 人間関係→頼りになる上司や友人、カウンセラーなど。
自分を変えたいと思ったときに参考になる本
上大岡トメ「すっきり」
イラストレーターの著者のやってきたことが4コマ漫画で描いてあります。かなり古い本ですが、「なりたい自分のイメージ」を書き込めるページがあるので、手軽に使いやすいと思います。
三浦将「自分を変える習慣力」
ビジネス向けなので、お勤めされている方におすすめです。
永谷研一「できたことノート」
自分の行動や感じ方を見直す方法が易しく科学的に書いてあります。ゆっくり確実に取り組みたい方におすすめです。
わたなべぽん「やめてみた。」
最近話題になっていた本ですね。行動を減らすことも「自分を変える」につながります。
エッセイなので、読み物としてもおすすめです。
自分の声が嫌いで変えたいとき
きっかけとしてあり得そうなのは「録音された自分の声を聴いて衝撃をうけた」「誰かに自分の声を馬鹿にされた」「話しているのに聞き返される」などですね。
また、「声」といっても、嫌いなのは「声質」なのでしょうか?それとも、「話し方」でしょうか?なにが嫌いだと思うかによっても、具体的にできることは変わってきます。逆に、どんな「声」が好きなのかを同時に知っておくとよいでしょう。最近ですと声優の露出も多いので、アニメや吹替映画を見て回るのもいいかもしれません。
「声」を変える方法ですが、話し方であれば「話すスピードをゆっくりにする」などができます。
一方、声質の場合は、専門家にアドバイスを求めるとよいでしょう。最近はボイストレーニングが趣味として広まりを見せていますので、その体験レッスンを受けてみるのも1つの方法です。また、声質には好みがあり、出会う人の中には「あなたの声が好き」と評価してくれる可能性は大いにあります。「自分の声質を活かす」方法を探すという方向で考えてみると、少しわくわくしませんか?
余談ですが、「うっせぇわ」が話題のAdoさんは、テレビのインタビューでどうやって様々な歌い方ができるようになったかを尋ねられ、「いいなと思った歌い方を真似していたらできるようになった」と話していました。自宅やカラオケで、いろんな歌手の歌い方を試してみる方法は無理なく習慣づけられるかもしれません。
弱い自分を変えたいとき
「きつい1言をいわれると凹んで立ち直るまでに時間がかかる」「いざというときに動けない自分が嫌になる」など、様々な弱さがあり得ます。
1つめでしたら、1言の内容を確認し、「自分がなんとかできること」と「自分ではどうしようもないこと」などを分けて考える方法が有効です。また、自分に合う気分転換の方法を見つけることは、立ち直りを早くすることに繋がります。
2つめの場合、例えば試合でしたらイメージトレーニングを重ねる、うまい人や成功した時の動画を繰り返し見るなどして、頭の中にイメージを作り上げる方法が有効です。また、試合前に習慣として行動を1つ作る方法も効果があります(実際、イチローなども取り入れて、緊張とうまく付き合っています)。
緊急事態対応など実際の体験ができない場合は、やることリストを携帯しておくのもよいでしょう。
また、「弱いと認めることも強さ」だとよく言われています。弱いとわかっているからこそ、自分に気づけることがあったり、弱いなりにできることが必ずあるので、それも探してみるとよいかもしれません。
わがままな自分を変えたい
特に和が強調される日本では、このように注意されたことのある人は多いと思います。
これは、一度きっかけを整理する必要があります。なぜなら、「わがままだ」と言ってきた人や状況のほうが不合理なこともあるからです。例えば、言ってきた人が「いつでも自分が1番じゃないと気が済まない人」だった場合、自分の都合や価値観を非難という形であなたに押し付けた可能性もあります。
きっかけを整理するには、誰かに出来事について話し、第3者の視点からコメントをもらう方法が有効です。身近な人に話しづらければ、カウンセラーに話してみるのもよいでしょう。その中で、必要があれば、自分の行動を1つ変えてみましょう。 また、自分のコミュニケーションタイプを知るのも自分を振り返る指標になります。「アサーショントレーニング」などで検索し、本やネットを参考にしてみてはいかがでしょうか?
ネガティブな性格を変えたい
ネガティブな考え方が頭に浮かぶと嫌になりますよね。
日常生活の中で、ネガティブな考えが浮かぶのはどんな時でしょうか?メモ程度で構いませんので、記録をつけてみましょう。1か月ほどすると、自分の傾向のヒントが見えてくると思います。
さらに、人間はネガティブであるからこそ、物事に慎重になり生き延びてきたともいわれています。そのため、心身の疲労がたまっていたり、女性の場合はホルモンバランスが変化する影響で生理前中になると、自分の心身を守るための反応としてネガティブ思考が出る傾向にあります。なにを言いたいかというと、「ネガティブ=ダメ、とは限らない」のです。ネガティブになる時期が大体つかめてくると、「あ~、私ネガティブになってる。疲れてるんだろうな」程度に受け止めやすくなります。女性の場合は、「ルナルナ」といった生理記録アプリがあるので、活用してみてはいかがでしょうか?
ネガティブすぎて苦しい、生活に支障が出ていると感じた場合は、お医者さん(内科・心療内科・精神科)の力を借りたり、公認心理師や臨床心理士に相談してみるとよいでしょう。
自分を変えるのに大切なこと
ここまでお読みになったみなさんは既におわかりかもしれませんが、自分を変えることはすぐにはできません。ゴールを設定したら、まずは1か月。そして3か月、半年、1年…と長期に進めるようにしましょう。焦って大きな変化をしようとすると、心身がついていけず疲れてしまい、挫折に繋がりやすくなるためです。
ところでみなさんは、「バタフライエフェクト」という言葉をご存じでしょうか?これは力学系の話になりますが、「小さな変化を与えると、それが無かった時と比べて、その後の形が大きく変わる現象」のことを指します。このことからも、ゴールに向けて日常生活に1つでも新しい行動を取り入れたり減らすだけでも、その後の自分自身に十分な影響があると考えられるのです。
本気で自分を変えたいと思ったら電話占いで相談がおすすめ
ここまで具体的なお話をしてきましたが、「自分のコンプレックスとか、いきなり誰かに話すのって抵抗あるな」と腰が引けている方もいらっしゃるかと思います。そんなときは、占いできっかけを得てみてもよいかもしれません。
自分の生まれ持った星・性格・宿命が分かる
適職や天職が分かる
出会いが分かる
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「変わりたい」と本気で思っているからこそ、この長い記事を最後まで読んでくださったのだと思います。
大丈夫です。みなさんは少しずつ確実に変われます。
みなさんの今後の幸せを応援していますね。
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