私が今ここで説明するまでもなく、普段からアクセサリーのようにすでに身につけている方もいるかもしれません。
しかしあなたはどれくらいの事を知っていますか?
なんとなく良さそうだからと思って、ただ身につけている方がいましたら、是非これを機に、パワーストーンとは何かという理解を深めていってくださいね。
パワーストーンとは
パワーストーンとは、天然石(宝石)を身につけることでその石が持っている自然のパワーをとり込み、良い方向に導いてもらえるという幸運のアイテムです
パワーストーンという呼び方をするのは日本だけですが、世界でもパワーをもらう石という概念はあります。
また古来から意識は力があるとされてきたようです。
かの有名な古代の王であるツタンカーメンの黄金のマスクにはラピスラズリがあしらわれています。
古代のエジプトで、ラピスラズリは死者や冥界の神オシリスの石であるとされていて、死んでしまった者たちの魂を守る力を持っていると考えられていました。
7000年前の日本では、皆さんもご存知である緑色や宝石翡翠を霊力をもつ石だと信じ、儀式の装飾によく使われていたようです。
古から石には不思議な力が宿っているという考えがあり、またそれは伝承として今もこうして残っています。
パワーストーンは効果なし?ただの気休め?
とはいってもパワーストーンって効果があるの?と半信半疑であまり興味がないという方にも、パワーストーンがどういったものなのか知ってもらいたいので、この項目ではもう少し掘りざけていきましょう。
石が持つパワーに差がある
人に個性があるように、石にもその一つ一つに個性があります。そしてその石の質によっても効果やパワーに差は出ます。
石としての質がいいパワーストーンの方が人にとって良い波動を出しているという話もありますが、その石がどういった事に効果があるのかをまずよく調べた方がいいでしょう。
あなたが期待する効果とその石が持つ効果に食い違いがあると、思っているほどのパワーは発揮されないという事もあるでしょう。
本物のパワーストーンは少ない
本物のパワーストーンが少ない、というよりも、そもそもがパワーストーンの力の大きさや効果はさまざまな事を知らない人が多いのではないでしょうか。
もちろんこの世で取り扱われているパワーストーンが全て本物だとは言いません。中には本物だとうたって、なんの効果もない偽物を売っている人もいるでしょう。
しかし、身につけていても効果がでないからと、そのパワーストーンが本物じゃなかったんだと決めつけている方がいるのも確かです。
そういった場合は上記のように相性が良くなかったというパターンもあるはずです。
例えばアメジストなら直感を高める、ピンクオパールなら縁結び、などというようにせっかくパワーストーンを持つなら、その石が何に特化しているのかを知ってから身につける必要があるのかもしれません。
パワーストーンに効果があると信じざるを得ない体験談エピソード
ここで少し実際にパワーストーンの効果を体験した、という話をいくつか紹介します。
新しい仕事を始めて間もないAさんは、なんとなく目に入ったサイトからパワーストーンでできたブレスレットを購入しました。
まだ慣れない仕事だけど上手くいきますようにと、腕につけて願って間もなく、驚くほど早くその効果を実感します。初めて間もない仕事が順調どころかこれ以上ないほど良い方に転がっていったと言います。
子供を保育園に預けてパートを始めたBさんはオニキスのパワーストーンを身につけて過ごしていました。
パートは始めたけれどブランクもあるし、社会と離れた生活をしていたので不安だったけれど、すんなり職場になじめて人間関係もとても上手くいっているそうです。
そのような体験談は他にもたくさんあります。興味のある方は是非ご自身でも調べてみてくださいね。
パワーストーンの効果を実感するには
パワーストーンといっても、その効果を確かなものにする為に、必要最低限知っておかなければいけない事があります。この項目でそれをお伝えしていきますね。
信頼できる人から購入する
まず間違いなく方法を答えるならば、宝石鑑定士がいるお店で買うことが確かでしょう。宝石(パワーストーン)を見極めることに関してのプロです。
宝石鑑定士は、その宝石が本物かどうかだけではなく、グレードまで鑑定できるのです。ただし、彼らが常駐しているお店はあまり多くありません。
実店舗じゃなくネットでも、宝石鑑定士が選んだパワーストーンを購入する事は可能なので、そちらを調べてみた方が実店舗にいくより無駄がないかもしれませんね。
相性・組み合わせに気をつける
石同士にも相性があるという人もいますが、本当にそうでしょうか。石とは自然から生まれた大地の創造物です。
自然には人に良い気をもたらすパワーがあるのです。自然はいつも共存を軸としているのに、石と石が反発し合うなんて事があるのでしょうか。
例えばあなたがこの石とこの石は相性が悪いと誰かから聞いた時、それを深く信じてしまって効果を疑いだしたとします。
するといつもなら気にしていない小さな事すら悪いことのように思えてしまい、石をこの組み合わせで身につけてしまっているからだ、という考えに結びつけてしまう事はあるかもしれません。
何事もそうかもしれませんが疑うより、良い結果になると信じる事が大切なのです。
浄化・お手入れを怠らないこと
スピリチュアル的にみると、観葉植物や花瓶にさした花など、自然の中にある物を人間界に取り込むと、人が連れてきた邪気を払う効果があるとされています。
パワーストーンもそういった意味で身につけている方も多い事でしょう。観葉植物なんかと違うところは、身につけていられるので、常にあなたによってくる邪気をこまめに祓ってくれています。
しかし、あなたの心が良くない方に揺れていたり、あまりに大きなマイナスエネルギーを与えられたりすると、石がその邪気を吸収してしまい、耐えられなくなる事もあります。
そうならない為にこまめにお手入れする事は大切です。例えば流水にさらして、溜まったマイナスのエネルギーを流してしまうという方法があります。
綺麗な天然の水が最も良いとされていますが、水道水でも大丈夫です。水に勢いはなくてもいいので必ず流水でそそぐようにしてください。
水に弱い石ならその他の浄化方法である、日光浴をするように太陽にあててあげるという方法が良いでしょう。
または、塩をお皿に盛って、その中にパワーストーンをいれて一晩置いておくという方法もあるようです。
ただし、残った塩の中にはパワーストーンから吸い取った邪気が含まれているので、その塩の再利用は絶対にやめてくださいね。
それ以外にも、ホワイトセージやお香を焚いた部屋に置いておくだけで良いという方法もあります。これは熱や水に弱い石には最も良い方法といえるかもしれません。
パワーストーンに頼りすぎないのも大事
スピリチュアルなパワーを持つという石を手にしたら、頼りたくなる気持ちはもちろんわかります。そしてそれは実際良い効果を引き寄せてくれるものです。
だからといってあなたがなんの努力もせずにパワーストーンにばかり頼ってしまうのは果たして良いことでしょうか?本来磨くべきはあなた自身の力です。
パワーストーンはその手助けをしてくれるというアイテムなので、あくまで自分の努力や意識のあり方が大事だと言えるでしょう。
パワーストーンはヤバい!怖い話
パワーストーンとして有名な石の一つに、水晶があります。水晶は癒しの波動をだしているという事は有名ですよね。
しかし霊的な波動との相性もよいので、良くも悪くも込められた念は人に大きな影響をもたらすといわれています。
上記でも言いましたが、パワーストーンを持つなら浄化やお手入れが必須です。それを何年も怠ってしまったが故に、人間関係の悪化、病気を患った、嫌な気配を感じるようになった、など、あらゆる不幸に見舞われたという話は1つや2つではありません。
水晶は不運を吸い取ってくれる石ですが、だからこそ浄化をこまめにする事が必要がある石なのです。
パワーストーンを持たないほうがいい人の特徴
誰でも石からパワーをもらえる事が確実ならば、きっと今頃全人類がパワーストーンを身につけているはずです。
しかし現実的にそうでないのは何故でしょう?
それは、パワーストーンを持たない方がいい人というのがいるからなのです。
この項目で、パワーストーンを持たない方がいいとまでいわれる人の特徴を皆さんも一緒に探っていきましょう。
1. 石との相性が悪い
パワーストーンは基本的にはスピリチュアルなパワーを人に与えてくれるものです。
しかしその石によっては、うちに蓄えている力があまりに大きすぎると、それを受けとめられない人がいる、という話もあります。
そうするとそのスピリチュアルな力がうまく作用してくれないのです。こればかりは石と人にも相性があるといえるのかもしれません。
2. パワーストーンの効果を信じてない
あまりパワーストーンの力を信じていない、という人も持たない方が良い人だと言えます。
何故なら持ち主がその石の力を信じる事でパワーが発揮される場合が多いからです。
自分が望む効果の石を選び、ブレスレットにして身につけて、良い気を与えられているんだと信じている人の方が自分の行いにも良い影響がでます。
つまりパワーストーンをもつならば、あなた自身が放つ前向きなパワーも発する事も大切なのです。だからただアクセサリーとしてつけている、という人にはあまり効果はでにくいのかもしれません。
3. 邪悪な考えでパワーストーンを持とうとしている
その石を持つ事でマイナスなオーラを放ってしまう場合もあります。
例えば人に対する悪意などの為にパワーストーンを持つ、という考えの方にはオススメできません。
仕事であの人の足を引っ張りたい、恋愛でライバルのあの子を陥れたい、なんて方向で願うのは間違っています。人に対してではなく、自分自身を高める為に願うのです。
パワーストーンに限りませんが、人を呪わば穴二つという言葉があるように、いずれ自分にもその邪悪な念は返ってくるというのは有名な話です。
そんな邪気を溜め込んだパワーストーンに自分自身が影響されてしまうと、良くない結果になるのは目に見えていますよね。だからこそパワーストーンには前向きな願いを込めるのが良いでしょう。
4. 願いを込めて満足してしまう人
願いをこめて満足してしまう人、というのもあまり持つのをオススメできません。ただ身につければいいというわけではないからです。
その効果を感じる為には、日頃のお手入れと浄化、この2つの作業は必要不可欠だからです。
むしろこれをサボる事で石は穢れを溜め込んでしまうので、そうなったら持っている方がマイナスになるというパターンもあります。
質の良いパワーストーンを手に入れて願ったからそれでもう満足するような人は、初めから持たないという方が安全かもしれません。
5. 依存心の強い人
依存心の強い人というのも少し気をつけた方がいいかもしれません。
藁にもすがる思いで、パワーストーンにたどり着いたという方もいるでしょうが、あなたの望み全てを石が叶えてくれるわけではない、という事を知っておきましょう。
あくまで石はサポート役なのです。あなた自身の心の在り方やどう行動するかという事を考えるのをやめていいわけではありません。
お守りのように身につけ、きっと良い方向に導いてくれると信じる事で精神の安定につながるのは良い事ですが、必要以上に頼ってしまい、自分自身を見失ってしまっては良い結果になどならないといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?良い気を得るためにポピュラーな方法であるパワーストーン。
アクセサリーとしてつけている方は多いかもしれませんが、その性質や実態をしっかりと知っている人は多くはないかもしれません。
その効果を知り、パワーを信じて身につけるというならば、こまめに浄化とお手入れをする事を、絶対に面倒くさがらないでくださいね。
そうでなければ効果を期待できないどころか悪い波動を出してしまい、あなたにとって邪悪なアイテムになってしまうので、くれぐれもその事を忘れないようにしてください。
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