自由に使えるちょっとしたお金を手に入れるのに便利なのがフリマサイトで人気なのがハンドメイド品を販売することです。でも、自分で作ったものって資格を持っていない素人が作って本当にお金になるの?と足踏みしている人はいらっしゃいませんか。
その不安こそがハンドメイド品で利益を生むための第一歩です。下手でもいいんです。ハンドメイド品は、欲しいと思う人と、それを作る人のマッチングが成立すれば売ることができる実にシンプルな仕組みです。ハンドメイドで下手でも売れるもの、売れる理由について紹介します。利益を生むための第一歩を踏み出しましょう。
ハンドメイドは下手でもいいし値段も自分でつけていい!
ハンドメイドで価格をつけるのは、売り手であるあなたです。買い手が欲しいと思う値段のつけ方は似た商品を販売している作家さんやコメントで買い手が教えてくれることもあります。赤字にならない程度の価格設定はもちろん、顧客のターゲットをより明確にすることができるなら、ちょっと高めに設定してプレミア感を演出する手もあります。あなたがハンドメイドを趣味とするか利益を生む仕事にするかによっても価格の決め方は変わります。
また、ハンドメイドを販売するプラットフォームによって売れる価格帯は変わっていきます。メルカリではいいものを安く、ミンネなどハンドメイド専門のサイトでは少し高めの価格でもオリジナリティがあれば販売することが可能になります。
下手なのにハンドメイドで売れる人の特徴
素人が作ったハンドメイド品が売れるのはどうしてでしょうか。下手でもコンスタントに収益を生むハンドメイド作品を作っている人もいます。下手なのに売れる作家さんと、毎日頑張っても売れないクオリティの高い作品を作っている人との差はいったいどこにあるのでしょうか。どうして売れるのか、実際に販売で実績を残している人の特徴をいくつか紹介します。
コミュニケーション力が高い・人柄で買われている
ハンドメイドが人気の秘密は、既製品では実現できない細かいオーダーを低価格、無料で答えてくれる作家さんが多いことが挙げられます。相手の欲しい商品を具体的なイメージを共有するためには細かい要望をくみ取るコミュニケーション力が必要となります。手持ちの材料でできる限り相手の希望に沿って満足のいくものをお届けするためには聞き手上手な人柄も売れる要素の一つです。
ハンドメイドの初心者は自分の考えたデザインで勝負しながら徐々にオーダーメイドに切り替えることで実績を積みましょう。仕事をしながら、ハンドメイド作品に挑戦するにはデスクワークとは違って時間と労力がかかります。ニーズを聞きだし具現化するのは大変なので、作業について慣れて新しいことにチャレンジできる余裕ができてから取り組みましょう。
長年活動を続けている
フリマサイトには取引完了後にお互いに評価するシステムがあります。長年出品していると評価数などから新しい購入希望者を発掘することができます。また、同じようなジャンルの商品を出品していると、マイページ一覧がSOLDOUTで埋まった箇所が出てきて、「この作家さんは売れているから信頼できそう」「お店で見たことないけど、かわいいからかってみようかな」といった目に見えなプラスイメージを閲覧者に与えるため、そのほかの作家さんとの差別化を図ることができます。
需要やニーズが高いものを作っている
売れるハンドメイド作品を作るためには下準備として需要があるジャンルを探しましょう。せっかくチクったのに売れないのでは意味がありません。既存の作家さんを参考にものまねから入るのが一番簡単です。もっと簡単なのは、あなた自身が一つのジャンルの先駆者になることです。
まだ作り手がいないジャンルで自分が活性化して売れる市場にしてやるんだという自信のある分野を見つけてこつこつ続けることで売れるハンドメイド作家になることができます。下手なハンドメイドさんは先駆者になることで自分が上達したころに新人が挑みに来ても過去の実績から販売数をコンスタントに作り続けることができます。
マーケティングやブランディングがうまい
自分だけのお気に入りの雑貨を探すときに使うツールといえば、SNSという人が増えています。ツイッター、インスタグラム、ティックトックなどの隙間時間に見れるネットから欲しい商品を見つけることが一般的になりました。たった140文字の中にインパクトのある言葉や閲覧数の上がるブランディングができることはハンドメイドが売れるための大きな強みになります。
販売ページの説明文でもこうした訴求力を意識した言葉選びができている人は、自身のアカウントのブランディングがうまくいっているため、出品しただけで売れる仕組みを作ることができます。
とにかくたくさん作っている
フリマサイトなどで販売している人の売れる特徴の一つとして、こつこつ続けていることが挙げられます。作った後に売れるかどうか不安になる気持ちもあるでしょう。まだひとつも売れていなかったとしてもとにかくたくさん作って出品ページを増やしましょう。ひとつのジャンルでマイページ埋め尽くしておくと、欲しいと思ってくれている人が複数のページを比較してひとつ、またひとつと購入してくれる仕掛けになります。
気に入ってもらえればリピート、複数購入なんてことも可能になりますので売れなくてもとにかくたくさん作りましょう。
周りの目を気にして行動しないほうがもったいない
ハンドメイドで自分が使えるお小遣いを稼ぎたいという人は身近なところにたくさんいます。パートの休憩中にぽろっと話したら詳しく聞かれてめんどくさいなんて話もありますが、こっそり行動すれば問題ありません。今は「タイパ」重視の時代です。空いた時間でお金を稼ぐチャンスを逃すほうがもったいないです。子供が寝ている時間のなんとなくの時間、いつもより早く起きた朝の時間など、小間切れ時間を使ってハンドメイド作品をコツコツ作れば、利益を生むチャンスをつかむことができます。
ハンドメイドは上手でも売れない人はいる
ハンドメイド作品で利益を出すことができる人とそうでない人の違いはどこにあるとおもいますか。既製品のように上手い作家さんより、下手な作家さんが売れるのには訳があります。まだハンドメイドで利益が出ていない人、これから始めようという人こそ、ポイントを押さえれば利益を出すハンドメイド作家になることができます。
売れる作品を作るために必要なのはクオリティではなくちょっとした仕掛けです。あなたが挑戦したジャンルの核心をついた人のやり方って意外とシンプルです。
ハンドメイドで利益を出すための仕掛け①ツイッターの活用
最近では、市区町村の広報でツイッターの活用が当たり前になりました。ハンドメイド作品でも同様にsnsを活用した販売促進が当たり前になっています。出品サイトで使う画像をそのままに訴求力のある一言を添えて販売している人もいます。また、フリマサイトでは作家さん独自の割引ルールをつける人もいます。こうしたsnsを使って自分では手の届かないような人にリツイートしてもらうことで、あなたの作品を普段からサイトを見ていない人に知ってもらう機会を生み出すチャンスにすることができます。
ハンドメイドで利益を出すための仕掛け②価格の3段活用
なんとなくほしい商品があってフリマサイトを眺めていてはどれを買ったらいいのか悩んでしまいます。商品ページを閲覧してくれた人に購入を促すためにできるのが価格を3パターン用意することです。同じ商品の色違いや、柄違いなどで価格を松竹梅とつけると人はおのずと竹の商品を選びます。安いと質が良くない気もする、高いものをわざわざ買うのも気が引ける、真ん中の価格がちょうどいいと感じる人が多く迷ったらこれという選択肢の誘導を価格で行うことであなたのページからの購入者を増やすことができます。一つしか販売してないとせっかく興味を持ってくれた人を逃してしまうので複数の商品を出品しておきましょう。ライバルとの差は出品数でも埋めることができます。
ハンドメイドで利益を出すための仕掛け③販売者同士のフォロー
フリマサイトでは気になる人のマイページを好きな時に訪問できるようなお気に入り機能がついています。気になる作家さんやライバルになりそうっていう作家さんをフォローしてサイトの中の流行の流れや売れ筋商品のヒントを探すことができます。自分の好きなものを作って売れることが一番ストレスもなく楽しい作業です。利益をコンスタントに生むには人の好きなものをリサーチしないと続けることができません。そのリサーチ作業の効率化の一つとして積極的にライバルのアカウントをフォローしましょう。
ハンドメイドで利益を出すための仕掛け④高級感を出す
ハンドメイド作品は作るのも売るのもあなた自身です。サイトの手数料と材料費を考えて赤字にならない程度の価格帯ではほかのハンドメイド作家さんに価格競争で負けてしまうため、あえて高級感をだすことで差を出すことができます。あえて高く値段を設定することで、この作家の作品は丁寧な人、おしとやかな人など勝手に作りてのイメージを向上させることがあります。
また、商品が売れてくると、贈答用に購入する人も増えてきます。普通の人にたくさん売るより特別な日に欲しいものという印象を持ってもらうことで長期的に売る仕掛けを構築することができます。
ハンドメイドで利益を出すための仕掛け⑤買ったらいいこと3つ挙げる
「素人」「下手ですいません」などという文言は禁句です。あなたが作ったものが勝った人にとってどんなメリットがあるのかを3つ挙げて目立たせましょう。説明文、トップ画面どちらでもいいのでいいことを3つ目立つ形で相手に伝えるようにしましょう。女性が洋服を買うときにどんな場所で期待化をイメージするのと同じで、脳内ショッピングで相手に買わせたいと思う言葉をちりばめることで下手でも売れる作家さんになることができます。
まとめ
下手でも売れるハンドメイドはうまい人との差別化を図るのではなく、いかに自分のハンドメイドをたくさんの人に見てもらうのか、買っていいことはどんなこと、ジャンルを決めたら長く続けることです。もちろん、pdcaサイクルを回しながら引き際を見極めることもありますがフリマサイトなどで新しい挑戦をしても結果が出るのは2.3週間後になるので気長に待つのはどの作業も同じです。
毎日あなたが続けてストレスにならないもの時間などがちょうどいいものを探してハンドメイドで利益を上げることは誰でも可能です。素人でも、下手でも、まずは長く続けることが利益を生み出す秘訣です。未経験でも、人からお金をもらうことに不安があっても大丈夫です。その不安があるからこそいいハンドメイド作品を作ることができます。どんな分野にも初心者は必ずいます。トッププレイヤーになれるように下手でもどんどん作っていきましょう。
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