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アンモライトとは?意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

アンモライトというパワーストーンを聞いたことのある人はどのくらいいるでしょうか。「アンモナイト」ではなく、「アンモライト」です。アンモライトはアンモナイトの化石がジェムストーン化したものであり、産地も正式には1つだけ。古代のパワーを持つ強力なパワーストーンであるアンモライトについて、効果や相性などチェックしていきましょう。

アンモライトってどんな石?

アンモライトとは

アンモライトとは、古代生物であるアンモナイトの化石であり、かつ、遊色効果を持つもののことです。ですが、アンモナイトが化石になっただけではアンモライトとは呼べません。カナダのアルバータ州にある7000万年前の地層から採掘されるもののみが、アンモライトと呼ばれるのです。その他の地域で産出したものは、見事な遊色効果を持つものであっても、アンモライトとは呼ばず、遊色効果を持つアンモナイトの化石となります。遊色効果とは、光を当てたときに虹色に反射光が揺らめく光学反応のこと。ジェムストーンの中ではオパールや真珠が有名ですね。アンモライトの場合は、表面にあるアラゴナイト層が遊色効果を持つことで、虹色の輝きを持ちます。

アンモライトは主成分が炭酸カルシウムであり、とても脆く、塩分や水分、紫外線に弱いです。また、厚さが0.5ミリから0.8ミリ程度しかありません。そのため、アクセサリーとして流通する場合は、水晶やスピネルを表面に張り付けて強化せざるを得ません。

アンモナイトの中でアンモライトとなるものは、たったの3種類。プラセンティセラスミーキィ(Placenticeras meeki)、プラセンティセラスインターカラレ(Placenticeras intercalare)、プラセンティセラスコスタータム(Placenticeras costatum)のみとなります。アンモナイトの種類が1万以上あるといわれているため、かなり少ないですね。

アンモナイトとは

アンモナイトとは、約4億年前から6600万年前までに生息していた、海の生物です。恐竜と同じ時代に生きていたとされ、古代の海洋生物としても有名ですよね。アンモライトはその他の古代生物と同じように、化石の姿で発見されることがあります。巻貝のような形をしていますが、内部の肉体部分は化石とはならず、貝殻部分だけが化石となって発見されます。

アンモライトの名前の由来

アンモライト(Ammolite)は、ジェムランクのアンモナイト化石であることが語源です。アンモナイト(Ammonite)と石を意味するギリシャ語の「lithos」が合わさってできた言葉です。

アンモライトの和名・別名

アンモライトの和名はありません。アンモナイトの化石を菊石(きくいし)と呼ぶので、そのまま流用されることがありますが、パワーストーンとして考えるなら、アンモナイトとアンモライトは別物なので、正確な和名といえるかは疑問ですよね。

別名としては、コーライト、オーロラライト、バッファローストーンなどがあります。

コーライトはカナダでアンモライトを採掘している会社が独自につけた商標で、オーロラライトは遊色効果が虹色に見えることが由来です。バッファローストーンはアメリカ北部の先住民族であるブラックフット族に伝わる、アンモライトの伝説に関連しています。

アンモライトの歴史

アンモライトは、1908年にカナダの国立地理調査団がアルバータ州のセントメリーズ川沿いにて発見しました。当時は本格的な採掘ができるほどの技術がありませんでしたが、1977年にカナダでコーライト社という会社が設立され、アンモライトの商業採掘に乗り出します。当時はコーライトという名前で世界に産出されていたアンモライトですが、商標登録されていたため、1981年にCIBJOによって正式な名称としてアンモライトの名が与えられました。これにより、アンモライトはジェムストーンの1つとして正式に認定されることとなり、2004年にはカナダのアルバータ州の宝石に制定されています。

アンモライトの伝説・言い伝え

アンモライトを最初に発見したのは、ネイティブアメリカンの中でもブラックフットと呼ばれる民族だったとされています。

あるとき飢えに瀕したブラックフット族の少女が、薪を探している最中にアンモライトを発見したんだそう。そのとき「私を持ちかえれば大きな糧がもたらされる」という声が聞こえ、少女はアンモライトを集落へと持ち帰ります。その翌日、ブラックフット族が食料としているバッファローの群れがやってきて、飢えをしのぐことができ、絶滅せずに済んだのだそうです。

その後、アンモライトは「バッファローの石」を意味する「イニスキム」と呼ばれて民族内で語り継がれ、お守りとして持ち歩かれるようになりました。アンモライトは狩りのお守りとされ、獲物となるバッファローの群れを近くに引き寄せる力を持つとされています。

アンモライトの産地

カナダのアルバータ州南部のみ

遊色効果を持つアンモナイトの化石は、マダガスカルなどでも採掘されています。しかし、ジェムストーンとしてのアンモライトはカナダのアルバータ州のもののみを指していますので、マダガスカル産のものは正確にはアンモライトとは呼べません。

しかし、アルバータ州から南へと続くロッキー山脈の東側で産出することから、アメリカの一部でも産出しっています。このアメリカ産のものをアンモライトと呼ぶか否かについてですが、カナダのものしか呼ばないという定義がありますので、少し場所がズレただけでもアンモライトではないとするのが正しいでしょう。

アンモライトの硬度

アンモライトのモース硬度は4であり、とても脆いです。加えて、厚さが1ミリもありませんので、必然的に脆くなります。鉱石ではないので劈開性はありません。

アンモライトは水晶やスピネルで強化されるのが一般的です。ダブレッドやトリプレッドと呼ばれるもので、水晶やスピネルで強化することで、それぞれモース硬度が7と8まで上がります。

アンモライトの宝石言葉・石言葉

「過去との決別」「可能性」「才能」「幸運」など

アンモライトと誕生石・曜日石・守護石

アンモライトは1月7日の誕生日石に制定されています。また、水瓶座の守護石でもあります。

アンモライトの色と種類・似ているパワーストーン

アンモライトは最大で7色を持つパワーストーンです。カラーはレッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、ダークブルー、パープルで、いわゆる虹色。遊色効果の際に3色以上が見えるか否か、レッドとグリーンという対極に位置するカラーが存在しているか否かなどによってグレードが決まります。全体的に暗くなく鮮やかに発色したものの方が高ランクとなり、ブルーやパープルの遊色効果がハッキリと見えるものは希少価値が高くなります。

ステンドグラス・ドラゴンスキン

アンモライトの中には表面にクラックが入り、ステンドグラスやドラゴンのウロコのようなルックスをしたものが存在します。ただでさえ薄いアンモライトの表面にだけクラックが入るわけですから、相当に貴重な代物だということが分かりますよね。実際にとても希少で価値が高く、高値で取引されています。

アンモライトと似ているパワーストーン

プレシャスオパール

アンモライトの特徴である遊色効果を示す石といえば、プレシャスオパールです。アンモライトのようなギラギラ感がないので見分けはつきますが、近い存在として覚えておいてもよいでしょう。

アンモライトが持つスピリチュアル的性質

アンモライトと風水

アンモライトは虹の7色を持つことから、五行のすべてを持つとされています。風水学においては「Seven Color Prosperity Stone」と呼ばれ、幸福の象徴とされてもいます。

五行とは、人間が生きていくために理想とされる要素のこと。他の五行すべてを持つとされるのは、プレシャスオパールぐらいでしょうか。プレシャスオパールもアンモライト同様に遊色効果を持ち虹色に輝くことから、色と深くかかわりのある五行思想においては理想的な石だとされているのです。

風水における五行思想を簡単に説明すると、五行とは火、金、木、土、水の5つの要素のこと。それぞれに礼、義、仁、信、智といった司るものがあり、五行を兼ね備えることで人格者となり完全体の人間になれるといわれています。アンモライトはそのすべてを持っているとされ、持ち主の人徳を高め、健康や長寿を守り、富や幸福をもたらすといわれているのです。

アンモライトと相性の良い方位

太極(中央)

アンモライトとチャクラ

アンモライトはすべてのチャクラを活性化させます。アンモライトは遊色効果を持ち多彩なカラーを放ちます。チャクラは色と深く関連しているため、多くの色を持つアンモライトはすべてのチャクラを活性化させるのです。

現実世界で生き抜く力を宿す第1から第3チャクラ、精神面を保護する第4チャクラ、外交を助ける第5チャクラ、スピリチュアルな能力を持つ第6と第7のチャクラまですべてを活性化し、体の中に1本の線を通してくれます。そのため、地に足をつけながらも高みを目指すことができたり、心身のバランスが整った状態を保てます。

アンモライトはこんな人におすすめ

・幸運のお守りが欲しい人

・チャンスを引き寄せたい人

・生きる気力が湧かない人

・自分だけの個性や能力を見つけたい人

アンモライトの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.願望成就・開運

アンモライトには願望成就効果と開運効果があります。

アンモライトは虹色に輝く化石鉱物で、古代の太陽の力を秘めているとされています。古代の天体から放たれる光を持ったまま現代によみがえっていることから、人類の想像を超える知恵やパワーを持つとされ、幸運を引き寄せたり運気の流れを良くするラッキーアイテムとして知られてもいます。

光の力を持つパワーストーンというのは、持ち主を光に満ちた方向へと導く効果があります。アンモライトも同様で、持ち主に幸福や栄光を授けるため、正しい決断ができるように導いてくれるでしょう。気力がアップしてやる気が出てくるので、ポジティブな気持ちで努力することができ、願望成就につながります。どうしても叶えたい夢がある人や、なんとなくツイていない人、何をやっても上手くいかない人などにおすすめ。運気の流れやチャンスを引き寄せてくれるだけでなく、努力の過程にある障害を取り除いてくれるでしょう。

2.エネルギー強化

アンモライトには、心身のエネルギーを活発化させる力があります。

アンモライトはすべてのチャクラを活性化させてくれるため、身体面にも精神面にもパワーを与えてくれるでしょう。地に足をつけて自分を見つめることから始まり、自分に自信を持ち願望を叶えようとする気持ちをやしない、それを外へ向けて発信させます。生きていくうえで負ってしまう避けられない心の傷を癒し、知性や説得力、コミュニケーション能力を向上させ、周囲の人との関係を良くもしてくれるでしょう。現実的な生活能力だけでなく、高次元の存在とつながるための力をも高めてくれるので、洞察力やインスピレーションがアップし、勘が鋭くなったり危険を回避できたりもします。心と体、両方にパワーを注ぎ込みバランスを良くしてくれるため、はつらつとした毎日が送れるようになります。

心身の健康は、幸福になるための基礎といっても過言ではありません。心身が健康でないと願望成就やトラブル解決などに気力も体力も回せませんよね。アンモライトは古代の太陽の力を惜しみなく持ち主に注ぎ、気力や体力、そして知恵を授けてくれます。充実した人生を送るための基礎部分を作ってくれるといってもよいでしょう。

3.才能開花・魅力発見

アンモライトには、才能開花や魅力発見の効果があります。

アンモライトには、光を当てることで表面が虹色に輝く、遊色効果があります。そうでなくてもハッキリとしたカラーを持つものが多く十分に美しいのですが、この遊色効果こそが、アンモライト最大の特徴であることは間違いありません。光を当てることでより美しさが増すことから、見えない部分にスポットライトを当てて長所を引き出すといった意味があり、才能開花や魅力発見に効果があるといわれているのです。

才能や魅力が見つかったとき、アンモライトはそれをしっかりと輝かせてくれます。太陽の力を浴びて成長していく樹木のように、才能や魅力がグングン伸びていくでしょう。上手に長所を表現できるよう導いてもくれるので、才能を生かせたり、魅力が周囲にきちんと伝わるようになります。仕事面においても対人面においても、持ち主の良いところを引き出してさらなる幸福へと導いてくれるでしょう。

アンモライトと相性の良い組み合わせ

アンモライト×インペリアルトパーズ

アンモライトとインペリアルトパーズの組み合わせは、願望成就や開運に効果があります。

インペリアルトパーズとは、トパーズの中でも耐光性を持つOHタイプのもので、なおかつゴールドやイエローに輝くもののこと。持ち主に寄り添い、願望を叶えるために尽力してくれるため、「幸福を招く石」と呼ばれています。太陽の力を持ち、見えないところにスポットライトを当てて、持ち主の魅力を引き出したり、物事の本質を見抜かせたりするでしょう。持ち主にとって必要なものを分からせてもくれるため、目標にもたどり着きやすくなります。また、嫉妬封じの石としても知られ、持ち主に向けられた嫉妬を跳ね返したり、持ち主自身の中に生まれる嫉妬の感情を追いやったりもしてくれます。

そして、アンモライトも、インペリアルトパーズ同様に太陽の力を持っています。合わせて持つことで、これまで見えなかったものがよりハッキリと見えるようになるでしょう。自分の才能や魅力、他人の本音や思惑、物事の大きな流れなどが手に取るように分かり、良い決断を下せます。太陽の力で持ち主を成長させ、ポジティブな感情をもたらしてもくれます。現実的にも精神的にも持ち主をサポートし、成功へと導いてくれるでしょう。何かしらの問題を抱えて困っている人にもおすすめです。

アンモライト×パール

アンモライトとパールの組み合わせは、魔除け効果があります。

パールとは真珠のことで正確には鉱石ではありませんが、パワーストーンやジェムストーンとして流通しています。パールは海の中で生まれ、母貝の中で大切に育てられます。海は生命や母性、愛の象徴。そのため、海に縁があり外敵から守られ育ってきたパールには、健やかな成長や守護といった意味があります。強力な守護の石であり、守りをしっかりと固めてくれるでしょう。

一方、アンモライトもパールと同じく生物由来のパワーストーンです。同じく海を起源とするパールとは相性が良く、生命力アップの相乗効果が得られるでしょう。また、太陽の力で障害を排除していくアンモライトは、持ち主の歩く道を整える役目を果たし、守りの力が強いパールは鎧のような役割を持っています。ネガティブな存在が近づかなくなり、心身の健康を守り通せるでしょう。両者ともに生物由来のパワーストーンですから、生物としての生命力も分けてもらえますよ。

アンモライト×マラカイト

アンモライトとマラカイトの組み合わせは、対人トラブル防止に力を発揮します。

マラカイトはグリーンをベースにブラックのマーブル模様が入った石で、粉末にして岩絵の具などにも使われます。意外なところでは、10円玉の錆び部分がマラカイトです。マラカイトは強力な浄化の石。自分の中に穢れを吸収するタイプのパワーストーンで、持ち主にとって害悪と判断したものをどんどん自分の中へと吸収し、持ち主を守ってくれます。いわば盾のような存在ですね。また、洞察力アップ効果があるため、物事の本質や他人の本音を見抜くことができ、危険察知や対応力アップに役立ってもくれます。これらの効果があることから、古代エジプトのクレオパトラ女王はマラカイトの粉末をアイメイクに使うことで、諸外国との交渉を乗り切っていたという言い伝えがあります。

そして、アンモライトは光の力を宿し、見えないものを見えるようにしたり、持ち主に近づく闇を光で照らして退散させる効果があります。この邪気払い効果は、マラカイトが持つ浄化や洞察力アップの力と合わせることで、主に対人面に働きかけます。変化した環境に対応できたり、周囲の人の意向を汲んで上手く立ち回らせてくれるでしょう。良くない人物を見抜くこともできるので、悪縁を結ぶことがなくなり、トラブルを事前に防ぐこともできますよ。

アンモライト×サファイア

アンモライトとサファイアの組み合わせは、仕事運アップに効果があります。

サファイアは知性をアップさせたり冷静さをもたらす効果があります。ブルー以外のサファイアもありますが、知性アップや冷静さアップならやはりブルーサファイアがおすすめです。見ているだけで思考がクリアになるような深いブルーカラーは、持ち主の心を鎮静化し感情に流されないようにするばかりか、思考力やコミュニケーション能力をアップさせ、説得力をもたらします。自分の能力をアピールしたいときや仕事で成功を収めたいときによいでしょう。

そして、アンモライトは幸運を招くラッキーストーン。チャンスをもたらしたり運気の流れを良くしたりと、持ち主にとって必要なものを引き寄せてくれる力があります。活力をアップする動のパワーストーンなので、静の性質を持つサファイアとは正反対です。反発しあいそうにも思えますが、サファイアの方が冷静にアンモライトを迎え入れてくれるので、お互いの良さを消すことなく、むしろ足りないところを埋めてくれる良い組み合わせとなります。アンモライトが持つ引き寄せの力とサファイアの知性や説得力をアップする効果が合わさることで、感情に流されないことが必要な公の場、主に仕事面での活躍が期待できます。サファイアは誘惑に流されない効果もあるので、仕事一筋で頑張ることができるでしょう。

アンモライト×エレスチャルクォーツ

アンモライトとエレスチャルクォーツの組み合わせは、自己成長に効果があります。

エレスチャルクォーツとは、いくつもの結晶が集まってできた水晶のこと。定義は曖昧で個人の判断に委ねられている部分も大きいですが、基本的には、表面がデコボコしていたり内部に空洞があったりする、スケルタルクォーツもしくはジャカレークォーツを意味します。パワーストーンとしては、水晶の1種なので浄化の力が強く、持ち主にとって必要なものとそうでないものを判断して手に入れさせたり手放させたりします。持ち主に寄り添って最適な効果をもたらしてくれるので、願望成就や自己成長、お守り目的で持つ人が多いです。

一方、アンモライトは古代の太陽の力を持つ、光のパワーストーンです。成功や栄光へと持ち主を導くラッキーアイテムであり、目的地にたどりつくためのサポートをしてくれます。道を塞ぐ障害を取り除く効果もあるため、エレスチャルクォーツが持つ浄化の力と合わせることで、大きな穢れや邪気も近づいてこられなくなるでしょう。両者ともに持ち主に寄り添って動いてくれるタイプのパワーストーンで、良いところを伸ばし悪いところを手放させる、成長のための組み合わせとなります。水晶の1種であるエレスチャルクォーツは合わせた石の力を調節する効果があるので、アンモライトの力が強すぎるときでもきちんとセーブしてくれますよ。

アンモライトを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

アンモライトは本来厚さが1ミリもないほど薄く、アクセサリーにするなら強化が必須。パワーストーンでよくあるパール状の丸いビーズになることは不可能なので、アクセサリー加工するとしても、範囲が限られます。薄いタンブル状にして裏面に金属などを張り付けた、ペンダントトップやイヤリングぐらいにしか活用できないでしょう。

アンモライトはすべてのチャクラを活性化させるので、どの場所につけても問題ありません。ペンダントにしてもイヤリングにしても良いですし、部屋に飾っておいても構いません。どちらかといえば身に着けた方が、より効果を実感できるでしょう。

アンモライトのお手入れ・浄化方法

アンモライトは炭酸カルシウムであるアラゴナイトに覆われているため、水に濡れたらすぐに拭き取りましょう。濡れっぱなしにしていると、変質して輝きが失われてしまいます。紫外線や塩分にも弱いので、注意してください。日常生活における紫外線程度なら問題ありませんが、身に着けたあとは必ず柔らかい布を湿らせて優しく拭き取り、保管はジュエリーボックスなど紫外線を遮ることができる場所にしましょう。洗剤や石鹸の使用はNGです。

浄化は、水分や塩分、日光がダメです。また、水晶も、モース硬度という点において気を遣う必要がありますので、そっと扱うようにしてくださいね。2週間に1度の浄化と1ヵ月に1度程度のパワーチャージをおすすめします。

浄化方法
対応
塩・塩水

流水

ホワイトセージ

水晶クラスタ・水晶さざれ


日光・月光浴




アンモライトのお手入れ・浄化方法早見表

ホワイトセージ

ホワイトセージによる浄化は、アンモライトに対応しています。

ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意してください。火をつけ、立ち上る煙にアンモライトをくぐらせます。10回程度くぐらせれば浄化が完了します。

水晶クラスタ・水晶さざれ

水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、アンモライトに対応しています。

クラスタを用いる場合は、クラスタの上に直接アンモライトを乗せればOK。さざれ石を使用する場合は、まず、浄化皿の上にさざれ石を盛ります。アンモライトをその中に埋めるか上に乗せるかしましょう。どちらの場合も、2時間程度で浄化が完了します。

アンモライトはコーティングやダブレット加工もしくはトリプレット加工を施されていますが、強度はとても低いです。水晶のモース硬度は7ありアンモライトより強固なので、触れ合わせる際には注意を払ってくださいね。

日光・月光浴

アンモライトは日光によりアラゴナイト層が剥離して輝きを失う恐れがあるため、日光による浄化は避けた方が無難です。月光での浄化なら、対応可能です。

浄化皿の上にアンモライトを乗せ、月光浴をさせましょう。1時間から2時間程度で浄化が完了します。

月光でパワーチャージができる

アンモライトは古代の太陽の力を持つといわれていますが、紫外線に弱く、日光には長時間晒せません。そのため、太陽と同じく古代から地球に光を届けていた月の力を注ぐことで、太陽光によるパワーチャージの代用ができます。太陽と月は相反する存在ですが、月のパワーを注いだからといって太陽のパワーが減少することはないので、安心してください。

浄化皿の上に乗せたアンモライトに、30分程度月光を浴びせるだけでOKです。ただし、月が満ちる期間、天頂に昇りきるまでの時間帯に行いましょう。昇る月には「増加」「発展」の意味がありますが、欠ける月や沈む月には「減少」「退行」の意味があり、パワーチャージには不向きだからです。ベストなのは満月の3日前から満月の夜です。

音による浄化は、アンモライトに対応しています。

音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意してください。浄化皿の上にアンモライトをセットし、音を鳴らします。水晶ポイントの先をアンモライトに向けたまま、アンモライト中心に円を描きましょう。音が鳴りやんだらまた音を鳴らし、繰り返します。10回程度繰り返せば浄化が完了します。

アンモライトの好転反応・副作用

アンモライトは古代生物のパワーを持つことから、とても強い波動を放つといわれています。そのため、好転反応は起きやすいといえるでしょう。

アンモライトの好転反応は、頭痛や倦怠感、発熱、体の火照りなどさまざまです。生命エネルギーが強いので、持ち主が持つ生命エネルギーと反発しあってしまうのですね。もし、アンモライトを持ってピリピリするような感覚や熱さを感じたら、アンモライトからのエネルギーを感じ取っているということ。効果も感じやすいですが、好転反応も起こりえるので、覚悟してからお迎えするようにしましょう。

好転反応は、パワーストーンと持ち主、お互いの波動がなじむことで解決できます。いくつかのやり方がありますが、代表的なものは時間をかけるやり方です。アンモライトを身に着ける時間を極端に短くして、数日ごとに時間を増やしていきましょう。問題が生じないことを確認してから、時間を延ばしていくのです。例えば、初日から数日間は1日に3時間程度身に着けてみて、問題がなければ次は1日6時間にし、問題があれば3時間を数日間繰り返しましょう。もし1日6時間にした途端に好転反応がぶり返したら、また3時間に戻してください。これを繰り返していけばお互いの波動がゆっくりとなじんでいき、四六時中身に着けていても問題が起きなくなりますよ。

他にも、水晶と合わせる方法があります。水晶は他のパワーストーンの力をコントロールしたり、人間とパワーストーンの橋渡しをしてくれる力があります。仲介役といってもよいでしょう。そのため、アンモライトと水晶を組み合わせたり近くに置くことで、好転反応を鎮めることが可能となります。

副作用に関しては、こちらもやはり生命エネルギーの活発化によって引き起こされることがあります。例えばこれまで無気力に生きてきた人が急にやる気を出した結果体調を崩したり、自分自身戸惑ってしまったりするでしょう。アンモライトの効果が実感できる良い変化なのですが、心身に異常をきたしたり、周囲の人との関係性が変わってしまうこともあります。自分でしっかりコントロールして、自分の状況を振り返ってみてくださいね。

アンモライトのQ&A

アンモライトの偽物の見分け方は?

アンモライトには偽物があります。色のついたガラスを張り合わせたものもあるので、注意してください。

アンモライトの真贋を見極めるにあたって、注意点があります。他のパワーストーンでもいえることですが、加工にあたってどこまでが本物と許容するかです。

アンモライトはアンモナイトの化石、つまり貝殻のようなものです。そのためとても薄く、厚さは1ミリもありません。1ミリより薄い貝殻を未処理未加工で身に着けることはハッキリいって不可能ですよね。そのため、アクセサリーやルースに加工される際、ダブレットやトリプレットという貼り合わせ加工をされています。そうしないと割れてしまうからです。張り合わせに使われるのは、水晶やクリアスピネルなどです。これらの別の石が貼り合わせられている状態を偽物だと感じるなら、原石以外のアンモライトはすべて偽物といえるでしょう。標本になるような原石か、原石のかけらを購入するしかありません。アンモライトは希少で、ランクにもよりますが、全体が確認できるものでは100万円以上がザラ。欠片も数十万円するものが多いです。

貼り合わせ加工をしているものでも問題ないと感じるなら、ランクによっては1万円以下のものもあります。アンモライトではなくアンモナイトの化石をアンモライトとして販売しているケースもあるので、注意してください。

鑑別書付きのものを購入する場合は、「鉱物名:天然アンモナイト」「宝石名:アンモライト」と表記があります。鉱物名はアンモライトではないので注意しましょう。

アンモライトが割れた・欠けた!特別な意味はある?

アンモライトは割れやすく欠けやすい存在です。たいていは強化のための加工が施されていますが、原石状態でも加工された状態でも気をつけるに越したことはありません。そもそもが高価で貴重ですから、熱や紫外線、水分、化学物質からしっかり守ってあげましょう。

触ってもいないのにいつの間にかアンモライトが割れたり欠けたりしていたら、アンモライトが持つパワーが失われてしまった可能性があります。パワーストーンは力を失うと割れてただの石に戻ったことを知らせるといわれているのです。アンモライトは石ではありませんが、近い状態に陥っても不思議ではありません。また、アンモライトは光の力が強いパワーストーンですが、何か強大な闇が近づいてきて負けてしまった可能性もあります。いわゆる凶兆なので、大きな病気や怪我、災厄などに注意してください。

割れたり欠けたりしたアンモライトは縁起の良い存在ではありませんので、土に還すようにしましょう。

アンモライトの色が変わった?退色・変色する?

アンモライトは紫外線や塩分、化学物質や洗剤などで表面のアラゴナイト層が変質したり剥離することがあります。そうなると、アンモライト最大の特徴である遊色効果が失われてしまいますので、気をつけましょう。輝きを失うのはもちろん、カラーリングそのものを失ってしまうのです。表面をコーティングされているものでも、念のためやめておいた方がよいでしょう。

ずっと大事に保管していたのにアンモライトが退色や変色をしたなら、スピリチュアルな要因があるのかもしれません。何らかの変化が持ち主に訪れることを示している可能性があるため、吉兆か凶兆かは分かりませんが、心の準備をしておいた方がよいでしょう。基本的に輝きを増していたり見えるカラーが増えていたりすれば吉兆、そうでなければ凶兆となります。

アンモライトの購入におすすめの販売店・通販

カナダ土産専門店 Canadian spirit

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アンモライト研究所

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まとめ

古代生物が化石となっただけでなく、美しい虹色の光を放つアンモライト。遊色効果のあるジェムストーンは日本で人気がありますが、アンモライトも日本が最大の市場といわれています。しかし、そのお値段はランクによってはかなり高価。一般人なら手を出せないほどのものも少なくありません。カラーリングや大きさにこだわらなければ、ジェムの中では比較的安価に手に入りますが、それでも他のパワーストーンと比べるとやはり高値となってしまいます。

幸運をもたらすといわれるアンモライトには、光のパワーや生命力が凝縮されています。人生全般におけるお守りとして、お迎えするものよいかもしれませんね。ただし、古代生物の化石が元となっていますので、数は減少していく一方のはず。お迎えを検討しているなら、早めにした方がよいでしょう。

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