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きつい、かわいそうと言われてしまう50代独身女性

皆さんは「50代独身女性」と聞いて、どんなイメージがありますか?

50代という時期は結婚しているかしていないかに関わらず、女性特有の更年期障害に悩まされたり、将来に対しての不安や焦り・孤独感を感じる年代でもあります。

現代の日本でも女性の社会進出や多様性がだんだんと深まってきていますが、まだまだ日本社会では「50代で結婚していない女性=かわいそう、孤独…」といったイメージが根強く残っています。

でも実際、本当にかわいそうなのか?・・・。

何の根拠もないレッテルを貼られてしまう社会が、多様性が認められつつある社会であるかというと疑問を感じてしまいます。

フランス人の女性のように年齢を重ねるごとにさらにおしゃれにも手を抜かず、魅力を増し、相手の年齢や文化にとらわれない生き方をしてるってかっこいいと思いませんか?

そこで、50代独身女性の特徴ときつい・かわいそうと思われないために人生を楽しめる方法をご紹介していきたいと思います。

50代独身女性の特徴

50代の独身女性の多くは社会に出て働き、キャリアを築き、一人でも自立して生活できる経済力を持っている人が一般的には多い傾向があります。

では、日本人女性で50代で結婚していない人の一般的な特徴をご紹介します。

①実家暮らしをしている

親の介護や経済的にも面倒も見なければいけないなどの背景が多く見られる。

②趣味に没頭している

経済的に自立している人は、自分のために投資できる余裕があるので、趣味や習い事などで楽しんでいる人が多い。

③自立心が強い

一人で経済的にも自立しなければいけないという責任感が大きい。

④外見(体形や身なり)に身なりを気を遣わなくなる。

ホルモンバランスの乱れや体調面でも疲れやすい年代なので、おしゃれに気を遣う心の余裕がなくなる。

⑤プライドが高く、人に弱みを見せない

キャリア面でも私生活でも色々な経験を持っていることから、周りからバカにされたくないというプライドが高くなる。

⑥自分のルールや考えを人に押し通す

昭和生まれということから、なかなか昔からあるルールから脱せないことがあり、相手にも同じように求めてしまう。

⑦相手に対してネガティブな発言が多い

相手の考えや意見に対して、自分の考えを押し付けてしまいがちなところがあり、ネガティブ表現が出てしまう。

⑧相手に対して理想が高い

ある程度の人生経験をしてくると、相手に求めるものや理想が高くなってくる。

⑨若い女性に対して厳しい発言が多い

仕事面で若い世代の人たちの言動が気になり、ついつい細かいことで注意してしまう。

⑩あまり人を褒めない

人を褒めて伸ばすというより、厳しく指摘してしまいがちなことが多い。

どうして50代独身女性ってかわいそうなの?

50代独身女性の特徴をご紹介しましたが、これはあくまでも一般的に思われやすい特徴であり、実際に50代独身女性ってかわいそうなのでしょうか?

今や多様性が広まりつつある世の中、どうしてこのような偏見を持たれてしまうのかリサーチしてみました。

そもそも日本の世の中にある結婚や出産に対する価値観が大きく関係しているように思われます。

①結婚=幸せという考えが強い

②結婚適齢期(昔は25歳頃と言われていた)を過ぎると乗り遅れたかのような焦り

③結婚してることが当たり前という風潮がある

④50代の既婚者の割合が多い

⑤年齢的に妊娠、子供を持つことが難しい

このような昔からの風潮がいまだに日本社会では残っていることが、かわいそうと言われてしまう要因ではないでしょうか?

でも、果たして結婚=幸せか?というとそうではない人もいます。

一方で50代での離婚率も高くなってきていますし、子供を持たない(持ちたくない)夫婦も増えてきています。

中には子供は欲しいけど結婚ではなくパートナーというスタイルのカップルもいます。

結婚するかそうでないかはその人の自由なので、年齢とか結婚ステータスは本来気にする必要なんてないのです。

最近、欧米を中心に日本でも多様性が認められる社会が多くの若者たちから呼びかけられています。

きっと今の若者たちが50代になる頃には今の50代独身女性に対するイメージも変わってくるのではないかと思います。

フランス人の50代女性のライフスタイル

私自身、ヨーロッパで生活した経験があり、フランス人の女性の生き方ってかっこいい!!と実感したひとりでもあります。

フランス人の女性のイメージってクールでどこかプライドが高いイメージがあったのですが、実際話してみるとフランス人の女性は芯がしっかりとしていて、相手の年齢や職業や学歴などを気にしない自分を大切にしている人が多いなあと感じました。

年を重ねることを「もう歳だから・・・」と諦めるのではなく、50歳の誕生日を迎えたからこそ人生の新たなスタートを楽しもうという前向きな考えが素敵すぎます。

そういった年齢の重なりをネガティブにとらえずにポジティブにとらえていることが、ファッションや香りを楽しんだり、バカンスを楽しんだりすることで、さらに輝き続けイキイキした表情をしている女性が多いのではないかと思います。

フランス人は恋愛を楽しむ文化もありますが、結婚しない人生を選ぶ人や離婚率も高い国です。

だからといって50代で独身だからといってかわいそうという考えは私の経験上聞いたことはありません。

いさぎよく結婚していない彼氏のことを自分の人生のパートナーと紹介できるところは本当にかっこいいですね。

パリジェンヌの人生の楽しみ方に関する著書もネット検索してみるとたくさんありますので、一度読んでみると「何歳になっても女性として人生を楽しんで輝き続けたい」と思わせてくれる秘訣がたくさん学べます。

私が実際何冊か読んでみて、年齢を重ねることをポジティブに考えることができるようになったオススメ本を紹介します。

“結婚”をやめたパリジェンヌたち | 酒巻 洋子 |本 | 通販 | Amazon

フランス人は年をとるほど美しい | ドラ・トーザン |本 | 通販 | Amazon

フランス人の40歳からの生きる姿勢 / ジュリアーノ,ミレイユ

50代独身女性でも輝きつづきるために

50代女性が不安や孤独感を感じる時とは、

・入院したり、怪我や病気になった時

・友達や周りで家族や孫の話を聞いた時

・ネガティブな気持ちを誰かと共有できない時

ではないでしょうか?

そして、そこで人生の折り返し地点が過ぎてしまい、周りで目にする親の介護や自分の老後生活への不安…。

この先、ずっと結婚もせずに孤独になっていったらどうしよう、経済的に1人で生きていけるのだろうかと負の感情のスパイラルから抜け出せなくなることもあるかもしれません。

ここでは、そんな不安や孤独感に押し潰されないように、50代独身女性でも生き生きと輝き続けるための方法をご紹介します。

①趣味を楽しむ

習い事に通ったり趣味に時間を費やしていると、世界観が広がり孤独感や不安が和らぎます。

特に今これといった趣味がなかったとしても、ちょっと外に出て美術館に立ち寄ってみる、映画を観てみる、一人カフェで読書をする、公園や海でボーっとしてみるなどなんでもいいので、家から外へ踏み出してみると意外に新たな発見が見つかる可能性はあります。

②ペットを飼ってみる

ペットは一緒に過ごしていくうちに家族と同じくらいの大切な存在に感じるものです。

家に帰ったら愛しいペットに会える楽しみがあるだけで、孤独感を癒してくれます。

ペットは育てるというよりも人間もペットと共に心が育まれますので、愛情を注げる環境で幸せを感じることができます。

③身体を動かす

50代になると体調の変化を大きく感じる時期です。

不調が続くと将来に対しての不安が大きくなっていく一方なので、普段から体を動かす習慣をつけるといいでしょう。

ただし、体に負担をかけすぎるスポーツをすることで大きな怪我につながる可能性もありますので、プレッシャーにならない程度のお散歩やストレッチやヨガなど心もゆったりできるエクササイズがオススメです。

④心の許せる友人を見つける

年齢と共に心から会いたいと思える友人は減ってくるものですが、一緒にいて弱音を吐き出せる友人は心強いものです。

いい距離感で付き合える友人は長続きしますし、自分が辛い時や相手が辛い時にお互い支え合える貴重な存在にもなります。

ボランティアや習い事などで気の合う友人に出会える可能性もあるので、積極的に人とのつながりが持てる場所に参加することもオススメです。

⑤結婚や恋愛に前向きな気持ちは持ち続ける

50代独身女性だからといって、この先結婚や恋愛は無理だと諦めないことです。

シニア世代になってからでも恋愛や結婚するカップルもたくさんいます。

人と人との出会いは無限にあるので、今だとマッチングアプリや婚活、SNSでも独身の会があったりとチャンスはたくさんあり、同じような境遇の人もたくさんいるという安心感を得ることもできるので、まだまだいろいろな出会いを楽しむことで女性としても輝きを増してくることでしょう。

まとめ

「きつい、かわいそうと言われてしまう50代独身女性」についての記事はいかがでしたか?

この記事では人生100年時代と言われる折り返し地点である50代に突入し、独身であることに不安を抱えて人生に対して悲観的になりやすいという現実もあることから、果たして「結婚=幸せ?」「50代独身女性=かわいそう?」という偏見に対して向き合ってみました。

結婚していても幸せを感じない人もいますし、生涯独身女性でも人生を楽しんで幸せを感じている人もたくさんいます。

また、日本でも40代以降の離婚率もかなり高くなってきていることも事実です。

私もヨーロッパで生活していて、様々な国籍の方と出会うことで結婚や恋愛などの人生感について、日本人との違いをたくさん学びました。

日本ではちまたでランチをしている主婦たちで飛び交う多くのネタは旦那の愚痴や子供の悩みです。

一方でヨーロッパでは食事をしながらあまり家族やパートナーの愚痴を話している光景は見かけませんでした。

それよりも旦那やパートナーのいいところや家族での楽しいひとときの話など聞いていてもほっこりするような内容が多くて、とてもオープンに愛情表現をしているところは見習いたいところです。

大事なことは結婚しているかしていないかではなくて、自分自身を大切にして自分のために人生を楽しめるかということではないでしょうか?

50代という心身共に不安を感じやすい年代だからこそ、自分自身とじっくり向き合い、自分の価値観を見直すきっかけだと思います。

私自身が今まで出会ってきた50代独身女性で、自分のことをきちんと客観的に見れている人は、周りからどう見られているかを気にせずに堂々とした人生を送り、しなやかでかっこいい女性が多いです。

40代後半から50代の女性によく起こる更年期障害は人生の中でも女性にとっては大敵です。

人生をまだ楽しみたいと思っているときに体の不調に悩まされ、心の病気にもかかりやすい時期ではありますが、この辛い時期を乗り越えた女性は本当にいきいきとされている方が多く、女性として尊敬できる年代の先輩でもあるのです。

今回の記事が50代独身女性でもまだ色々出会いのチャンスがあり、輝き続けることができるんだということが伝わってもらえると嬉しいです。

不安や孤独感と共存しながら人生を前向きに歩き続けましょう!!

電子書籍やレビュー、ブログ記事の執筆をしています。
関西在住、現在の本業は医療系事務のお仕事をしています。
元国際線CA・海外留学・海外駐在の経験もありますので、執筆の得意分野は語学学習・海外生活・マナー・転職・ワーキングマザー・マインドフルネス・美容・健康・医療・メンタルヘルスなど幅広い分野での執筆活動中です。

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