ニキビや毛穴のないつるつるの美肌は、女性の永遠の憧れ。
しかし、美肌を手に入れるのは簡単なことではありませんよね。「一生懸命スキンケアしても肌トラブルが減らない…」「鏡を見るたびにため息が出てしまう…」そんな方も多いのではないでしょうか。
肌の状態は遺伝や体質なども関係するので、ずっと頑張っているのに中々お肌がキレイにならない人がいるのも事実です。お肌が汚いために自分に自信が持てず、どんどんネガティブになってしまう人も少なくありません。
そこで今回は、肌が汚い人が少しでも自信を取り戻すための方法について、詳しくご紹介していきます！
お肌が汚くても、自分なりに自信を持つことで仕事や恋愛が上手く回り出すこともありますので、悩んでいる方はぜひ本記事を参考にしてみてくださいね！
肌が汚くて自信が持てない理由
ニキビやニキビ跡、いちご鼻などに悩んでいると、周囲の視線が気になり、自分に自信が持てなくなってしまいますよね。客観的に考えて、肌だけがあなたの価値を決めている訳ではないのですが、肌が汚いとそれが「自分のすべて」のように思ってしまうこともあります。
なかには、「人に見られたくない…人と関わるのが怖い…」と感じて人間関係に消極的になってしまっている方もいるのではないでしょうか。
なぜ、お肌の状態がこんなにもメンタルに影響を与えてしまうのでしょうか？その理由を詳しくご紹介していきます。
「見た目重視」という現実
人間は、良くも悪くも人を「見た目」で判断していますよね。美男美女はどうしたってチヤホヤされますし、太っているよりはスリムでスタイルが良いほうが印象はアップするものです。
カリフォルニア大学の心理学名誉教授・アルバート・メラビアンが導き出した「メラビアンの法則」によると、人は相手の第一印象をわずか3～5秒で判断するといわれています！
さらに、その第一印象を決める要素は、視覚55％・聴覚38％・言語7％とのこと。「視覚」からの情報がいかに重要かがわかりますよね。
お肌が「美しい」・逆に「汚い」という特徴があると、どうしてもそこに目が行ってしまうのは自然なことです。すると、お肌の汚い人は「肌を見られている…！」と感じて、人と話すのが怖くなってしまうこともあるのです。
しかし、ここで理解しておいてほしいのが、「視覚情報は肌だけではない」という点です！
視覚情報の中にはたしかに「肌」も含まれますが、そのほかにも「顔立ち」「目つき」「表情」「身だしなみ」「仕草」「姿勢」など、あらゆる情報が含まれます。人は、それらを総合的に判断して、相手の第一印象を決めているのです。
ですから、「肌」がダメならほかで印象をアップさせるのが、自信を持つための近道。
「肌が汚いと価値がない」という考えを変えない限り、肌がキレイになるまでずっと自信を持てなくなってしまいます。
汚い肌のことを指摘された経験
世の中いろいろな人がいますから、思ったことをストレートに口にしたり、マウントを取るためにバカにしてきたりする人に出会ったことは、誰しもあることでしょう。
とくに学生時代は他人との距離感が近いので、「無神経な友人の言葉に傷ついた…」という方も多いのではないでしょうか。
外見が気になる思春期に、「ニキビ酷すぎない？」「毛穴ブツブツだね」「顔洗ってる？」といった心無い言葉を投げかけられたら、傷つくのも当然ですし、ずっと引きずってしまうものですよね。
しかし、世の中すべての人が「肌の汚い人はダメ」「恋愛対象にならない」なんて思っているわけではありませんよ。たしかに、そういう外見重視の人がいるのも事実ですが、多くの人は内面も見て総合的に相手を判断しています。
過去の傷ついた言葉のせいで、ネガティブ思考になったり笑顔が無くなってしまったら、せっかく内面を見てくれる人がいてもあなたの魅力が伝わらなくなってしまいます。
まずは自信を持つこと！自信を持つことの大切さ
肌が汚い人は、他人の視線や過去に言われた悪口などによって、自信を失ってしまいがち。
でも、あなたの印象を決めているのは決して「肌だけ」ではありません。
肌が汚いせいで「どうせ自分なんて…」と暗くネガティブになっていると、近寄り難いオーラを出してしまい、人間関係や恋愛もなかなかいまく行きませんよね。
自信を持つためには、「肌が汚い自分には価値がない」という考えをやめること。そして、「肌以外の部分を磨く」という考え方を持つことが大切です！
「肌が汚い」というのは、あなたの特徴のひとつです。たしかに、メリットになるような特徴ではありませんが、例えば「目が小さい」「鼻が低い」「歯並びが悪い」「太め体型」など、誰しもちょっとコンプレックスに感じるような特徴を持っているものです。
しかし、たとえ目が小さくても笑顔が素敵だったり、歯並びが悪くても身だしなみがきちんとしていて清潔感があったり、太っていても気さくで親しみやすかったりする人は、好感度がアップしやすいですよね。
同じように、肌が汚くてもほかの面で魅力が溢れている人はいますし、逆に肌がキレイでも笑顔がまったく無かったり、人を平気で傷つけるような人は魅力的とは言えません。肌だけがすべてではないし、肌よりも人として大切なことはあるのです。
肌の状態ばかりを気にするのではなく、「どうしたらトータルで魅力的な人になれるかな？」と考えることが、自信を持つための近道ですよ！
汚い肌と上手に付き合って自信を取り戻す方法
例えば、顔立ちが美人じゃないからといって、努力だけで顔を変えることはできませんよね。同じように、お肌には個人差があるので、誰でも努力すれば必ずキレイになるものではありません。
正しいスキンケアや食生活などに気を配ることは大切ですが、「自分の肌を受け入れる」こともまた大切なのです。
そして重要なのが、「肌以外の部分を磨く」という考え方。たとえ肌が汚くても、表情や服装など、努力して印象を変えられる部分はたくさんあります。
肌以外の部分を磨いていると、他人から声を掛けられる頻度が増えたり、「上品だよね」「いつもハツラツとしてるね」など、他人から褒められることが増えてきっと自信も付いてきます。
ここでは、肌が汚い人に実践してほしい「自信を取り戻すための方法」を具体的にご紹介していきます！
清潔感を大切にする
肌が汚い人は、どうしても清潔感が無い印象になりがちです。逆に、肌がキレイな人はそれだけで清潔感があり、スタートラインが違いすぎて失望しそうになりますよね。でも、卑屈になっていても自分は変われません。今できることを少しずつやっていきましょう。
肌が汚い人は、肌で清潔感を出せないぶん、髪・口元・指先・服装など肌以外の部分をきちんとして、清潔感を補う必要があります。
つまり、トータルで見て「清潔感のある人」になれればいいのです。
マメに美容院に行って髪を整える・トリートメントでツヤを出す・歯をきちんと磨く・歯のホワイトニングをする・ネイルケアをして爪にツヤを出すなど、できることから始めてみましょう！
また、服装は自分のイメージを大きく左右します。好みなどはあるかと思いますが、どのようなテイストの服であっても清潔感を欠かしてはいけません。
服がシワだらけ・毛玉だらけ・バッグが薄汚れている・型崩れしている・靴が汚れている・靴底やヒールがすり減っている・靴が臭い…これらは清潔感を確実に下げてしまいます。
とくに毛先・指先などの先端部分や、バッグ・靴などの小物に気を配ると、驚くほど清潔感がアップしますので、ぜひ日頃から意識してみてくださいね。
笑顔を大切にする
肌が汚い人は、自分に自信がないせいで、いつの間にか表情が暗くなっていることもあります。なかには、「とにかく人に顔を見られるのがイヤ」と感じて、人を避けている場合もありますよね。
でも、そういった考え方はあなたにとってマイナスでしかなく、自信をつけることには繋がりません。
心の中はネガティブな自分であっても、他人と接するときはぜひ「笑顔」を意識してみてください！
笑顔は相手に安心感を与える効果があり、印象が格段にアップします。誰だって、笑顔の人には話しかけやすいし、逆に仏頂面で不機嫌そうな人には近寄り難いものですよね。
相手はあなたの「肌だけ」を見ているわけではありませんよ。表情や態度など、すべてを見てあなたがどんな人なのかを判断しています。
暗い表情だったり相手を避けるような態度を取っていたら、「関わりたくないんだな…」「あんまり楽しく話せないかも」と相手が感じてしまうのも無理はありません。
でも、素敵な笑顔を意識していれば、相手も「感じがいいな」「仲良くなれそう」と感じてくれることが増えるはずです。肌が汚くても、それを上回る魅力を感じてくれる人がきっと増えますよ。
そういった積み重ねが、少しずつ自分の自信になってくれるはずです。
姿勢を良くする
今日から簡単に実践できる方法として、「姿勢を良くする」のもおすすめです。
肌が汚いと、人に見られないようにずっと下を向いてしまったり、知らず知らずのうちに猫背になってしまいがち。
しかし、姿勢が悪いとどうしても暗い人に見えてしまいます。自信なさそうにしていると、周りの人もどう接したらいいのか戸惑ってしまいますよね。「仲良くするなら、明るくて気さくな人がいいな」と思う人が多いのは自然なことなのです。
まずは一人でいるときからでいいので、背筋をピンと伸ばしてまっすぐに前を見てみてください！
「肌が汚いのに堂々としてるのはおかしい」という考えは捨ててくださいね。「肌が汚いくせに」と言ってくる人がいるかもしれませんが、そういう人は自分に自信がなく、自分が負けるのが怖いために攻撃してくることが多いですよ。気に病んでネガティブになってしまうのは、もったいないことです。
姿勢がいいだけで明るい人に見え、印象が大幅にアップするので、きっと周りの人の反応も変わってきますよ。ぜひ実践してみてくださいね。
綺麗な肌は自信を与えてくれる？汚肌卒業するためにできること
ここまで、肌が汚くても自信を持つための方法についてご紹介してきました。「肌だけが重要なわけでなない」ということは繰り返しお伝えしてきましたが、だからといって「肌はどうでもいい」なんて思える人はいませんよね。
「肌さえもっとキレイだったら…」と考えるのは自然なことですし、キレイな肌が自分に自信を与えてくれることも確かです。ですから、肌をキレイにするための努力はぜひ続けていきましょう！
ここでは、肌をキレイにするためにできる基本的なことをご紹介します。これまで汚肌に悩んできた方にとっては「もう全部やってきたよ…」と感じるかもしれませんが、基本を振り返るためにもぜひ参考にしてみてくださいね。
洗いすぎない
ニキビや毛穴に悩む人がやりがちなのが、洗いすぎること。
皮脂を取り去ろうとして、1日に何度も顔を洗ったり、ゴシゴシとこすったり、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使ったり、ピーリングを繰り返したりすることは、肌を傷める原因になります。
肌の表面はとても薄いので、洗いすぎるとすぐに壊れてしまいます。さらに、肌を守るべき皮脂が全て取り去られると、肌の乾燥が進み、過剰な皮脂分泌が起こります。結果としてニキビや肌荒れの要因の一つになってしまうのです。
思春期男子のように常に皮脂分泌が盛んな状態であれば別ですが、洗顔は多くても朝晩の1日2回までにとどめましょう。乾燥肌の人は朝はせっけんの使用が不要なケースもあるほどです。洗うときはたっぷりの泡でこすらないように洗ってみてくださいね。
刺激の強い化粧品を避ける
すぐに吹き出物ができたり肌がガサガサになってしまう人は、お肌がもともと弱いことが多いです。魅力的なテレビCMにつられてケミカル成分の多い化粧品を使ってしまうと、肌に合わない場合は一気に吹き出物だらけになってしまうことも。
ミネラルオイルやシリコンなどの石油系成分やエタノールなどのケミカル成分は、肌に合わないと感じたら避けたほうがよいでしょう。シンプルな組成のスキンケアラインを試してみるのもよいでしょう。心配な方はあらかじめパッチテストで「合う・合わない」の目安をつけてみてはいかがでしょうか？
体に合わない食べ物を知る
お肌は食べ物で出来ているので、あなたが食べたものによって肌の状態は変わります。美肌のためにはビタミンCやビタミンB群・ビタミンE・タンパク質・良質な油などが必要なので、まずは毎日バランスのよい食事を摂ることが大切。
ジャンクフードや甘いお菓子などは美肌の大敵なので、少しずつ減らすとよいでしょう。
また、自分が気付いていないだけで「体に合わない食べ物」がある場合も。アレルギーなどによって、一般的には体に良いとされているヨーグルトや納豆などが実は体質に合わず、肌荒れの原因になっていることもあります。
自分の体の声に耳を傾けて、体質に合わない食べ物がないかどうか一度チェックしてみてくださいね。皮膚科などでアレルギーの検査を受けることも可能です。
質のいい睡眠を意識する
肌が生まれ変わるために必要な成長ホルモンが分泌されやすい「睡眠のゴールデンタイム」があります。
より成長ホルモンの分泌を意識するなら「深いノンレム睡眠をしっかりと取れているか」が重要。
お仕事などで忙しい場合、ストレスなどで眠りは浅くなりがちです。
疲労を感じたら適度にリフレッシュするなどして睡眠の質を意識した生活をしてみてください。
紫外線対策をする
紫外線は、シミやシワ・たるみなどの老化の大きな原因。また、紫外線によって皮脂が酸化し、毛穴の黒ずみもできやすくなります。毎日きちんと日焼け止めを塗りましょう。
ただし、肌が汚い人は肌が弱いことも多く、刺激の強い日焼け止めによって余計に肌荒れを起こしてしまうことも。
「石けんでも落とせる」「赤ちゃんにも使える」など、肌へのやさしさを謳った日焼け止めを選ぶのもおすすめです。
まとめ
今回は、肌が汚い人が自信を取り戻すための方法について詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
女性なら、いつもキレイで可愛い自分でいたいと願うものですよね。それなのに、肌荒れが全然治らなかったら、自信を失ってしまうのも無理はありません。
でも、女性の美しさは「肌」だけでは決まりません！髪や口元・爪・服装などの清潔感はもちろん、やさしい笑顔や前向きな気持ちなどからも美しさは滲み出るものです。
そして、すべての人に認められる必要はなく、少しでも自分の内面の魅力をわかってくれる人がいれば、十分に幸せなことです。
この記事を参考に、あなたのお肌を大切にしながら、本来の自信を取り戻していってくださいね。
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