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ほっぺの毛穴をなくす方法【簡単】

年齢を重ねるにつれ、目立つようになる頬の毛穴。頬は顔の中でも面積が広く、人からもよく見られる部位であるため、より気になりますよね。

こちらの記事では、頬の毛穴が目立つ原因や症状、簡単にできる頬の毛穴をなくす方法について解説します。

監修者
Haruna先生
Haruna先生
Lyours代表・エステティシャン

美容業界歴12年/施術人数およそ1万人以上。現在はフリーランスエステティシャンとして、船橋・柏を拠点にレンタルサロンを使用してヘッドスパ・フェイシャル・アロマトリートメントをしています。女性ホルモンの変動による、女性特有のお悩みを解消できるような施術、情報をお届けできれば幸いです。

監修者の詳細

ほっぺの毛穴が目立つ原因とは?

まず、頬の毛穴が目立つ原因について解説します。

ハリ不足

頬に限らず、毛穴が目立ってしまうのは肌のハリ不足が原因だと考えられています。肌にハリがある場合、毛穴は丸い形をしていますが、ハリが不足すると開いた毛穴が下に広がってしまいます。これがいわゆる「たるみ毛穴」です。

たるみ毛穴は、加齢による肌の老化が代表的な原因です。進行すると毛穴がつながり、しわのように見えてしまうこともあります。

乾燥

肌が乾燥すると、ハリや弾力が不足してしまいます。乾燥肌は、保湿不足のみならず、クレンジングや洗顔の際に肌をこすりすぎたり、長時間洗い続けたりすることにより、必要な皮脂まで落としてしまうことも原因だと考えられます。

皮脂の分泌量が減る30代以降は1、特に注意しましょう。メイク汚れや毛穴の汚れ、余分な皮脂のみをやさしく洗い流し、しっかりと保湿することが大切です。

表情筋の衰え

顔の内側にある表情筋が衰えると、ハリ不足につながります。

表情筋が衰える原因は加齢だけではありません。普段から表情に変化がない人や、パソコンやスマホを長時間見る人は表情筋が衰えやすくなるでしょう。

表情筋も他の筋肉と同じで、動かせば鍛えられるため、顔のストレッチやエクササイズを取り入れるのが良いでしょう。普段から表情に変化をもたせるように意識したり、パソコンやスマホを見る時間をできる限り減らしたりすることも大切です。

肌を支える役割を維持できるよう、適度に鍛えましょう。

紫外線によるダメージ

紫外線もハリ不足の原因になります。

紫外線を浴びると、体内にある酸素が活性酸素になります。活性酸素は、体内の細胞や異物を分解してくれる物質ですが、紫外線を浴びて発生しすぎると正常な細胞にもダメージを与えてしまいます。

また紫外線は、紫外線はコラーゲン、エラスチンにもダメージを与えるため、肌を支える力を弱めてしまいます。

さらに、肌のバリア機能を低下させることで、たるみやしわなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。

紫外線は季節を問わず降り注いでいます。夏しか日焼け止めを塗っていないという方は、1年を通して使用することをおすすめします。

また、家の中にいても窓から降り注ぐ紫外線を浴びてしまうため、外出しない日も日焼け止めを塗るのが良いといえます。

紫外線が特に強い季節は、日傘や帽子なども併用しましょう。

ターンオーバー

加齢などによって、肌のターンオーバーが乱れることも毛穴が目立つ原因です。

ターンオーバーが乱れると、古い角質がいつまでも肌に残ってしまい、毛穴の詰まりにつながりやすくなります。

肌質

乾燥肌

肌の水分量と皮脂量、両方が不足している状態が続くと肌表面が硬くなり、ごわつきが出てきたり、毛穴が目立ちやすくなったりします。

また、乾燥肌は肌のバリア機能が低下しているため、刺激に弱く、肌トラブルが起こりやすいともいわれています。

脂性肌

一方で、脂性肌(オイリー肌)は水分量と皮脂量の両方が過剰になっている状態を指します。

また、生まれつき皮脂を分泌する皮脂腺が大きく、皮脂量が多くなりやすいといわれています。皮脂量が多い場合、皮脂により皮脂腺の出口が押し広げられるため、毛穴が目立ちやすくなるようです。

敏感肌

敏感肌は、クレンジングや洗顔の後に肌がつっぱったり、ヒリヒリしたりするような症状ある状態です。
また、肌のバリア機能が低下し、皮脂量が少ないともいわれています。

そのため、ストレスやホルモンバランス、寒暖差などの影響を受けやすく、肌トラブルも起こりやすいのです。肌トラブルが起こりやすい不安定な状態が続くと、毛穴が目立ちやすくなると考えられています。

混合肌

混合肌は顔の部位によって、乾燥肌のような部分と脂性肌のような部分に分かれています。
目や口のまわりは乾燥している一方で、額や鼻の周辺(Tゾーン)はベラつきやテカリが生じるのが特徴です。

混合肌の場合、皮脂量が多い額や鼻周辺の毛穴が特に目立ちやすくなるといわれています。大人ニキビに悩むケースも多く、炎症が悪化することで毛穴が開いてしまうこともあるようです。

年代

加齢だけでなく、10代、20代の若い年代でも毛穴が目立ちやすくなることがあります。

まず、10代後半は皮脂分泌量が活発になる時期です。皮脂の分泌が増えることにより、ニキビもできやすくなります。この時期のニキビは、額や鼻周辺にできやすい傾向があります。それにより、毛穴の開きが目立ちやすくなるのです。

思春期を終えた20代では、いわゆる「大人ニキビ」ができやすくなります。10代のニキビとは違い、頬やあご、フェイスラインなどにできやすいのが特徴です。また、ストレスや睡眠不足、不規則な生活など、さまざまな要因が絡み合ってニキビができ、その結果、毛穴が目立ってしまいます2

ほっぺの毛穴の症状

頬の毛穴にはどのような症状があるのでしょうか?
症状の特徴やそれぞれの原因を見ていきましょう3

たるみ毛穴

毛穴が下に広がり、涙型のように見える、たるみ毛穴。上述した通り、コラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリが低下しているために起こる症状です。

特に、頬の内側(鼻の近く)に見られることが多いです。

開き毛穴

加齢や体質・肌質などにより、皮脂が過剰に分泌されると、小鼻や頬、あごなどの皮脂の分泌が活発な部位の毛穴が開きやすくなります。

毛穴が開いていると、その周囲の皮膚が分厚くなってしまうようです。

角栓毛穴・黒ずみ毛穴

汚れの蓄積や皮脂の過剰分泌などによって、角栓が毛穴に詰まりやすくなってしまいます。詰まった角栓が毛穴を開かせ、皮脂が酸化して黒ずんで見えてしまうことも……。

黒くブツブツした見た目だけでなく、肌のざらつきやニキビ、肌荒れなどのトラブルも起こりやすくなります。

でこぼこ毛穴

ニキビの炎症が真皮層まで到達すると、小さいクレーターのような跡が残ることがあるようです。一般的な毛穴の開きとは少し異なりますが、毛穴が開いているように見えてしまいます。 

そのためニキビの予防ケアや、ニキビができた際の治療も重要だといえます。

毛によって目立つ毛穴

毛穴から生えている毛が、黒ずみや開いている毛穴に見えることもあります。

毛穴の面積は、そこに生えている毛の太さと関係があるといわれています。そのため毛が太い場合、毛穴が開いて見えるのです。

簡単にほっぺの毛穴をなくす方法 5つ!

頬の毛穴を簡単になくす方法を5つご紹介します。

1. 紫外線対策を徹底する

上述した通り、紫外線はコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、肌の老化を加速させることで毛穴のたるみや開きを引きおこします。

また、肌のバリア機能を低下させることで、乾燥や皮脂の過剰分泌をも生じさせます。

紫外線は1年を通して降り注いでいるため、季節を問わず1年中、紫外線対策をしましょう。そして、日焼け止めを欠かさずに塗るだけでなく、紫外線の強い季節には帽子や日傘なども活用して肌を守りましょう。

2. 肌の摩擦を減らす

毛穴の汚れを落としたり、角栓の詰まりを解消するために、クレンジング・洗顔時に強くこすったり、スクラブ洗顔などを過度に使ったりすると、必要以上に皮脂を落としてしまい、乾燥してしまいます。その結果、毛穴の開きやたるみが悪化してしまうことがあります。

毛穴の汚れや角栓の詰まりが気になる場合は、洗顔料をしっかりと泡立てて、肌をこすらないようにやさしく洗いましょう。泡を流すときも、シャワーを顔に直接当てるのではなく、手でそっと流すのが良いです。

また、洗顔後に顔を拭く際も、タオルでゴシゴシと拭き取るのは控えましょう。柔らかいタオルで軽く抑えるように水気を取ったり、クレンジングタオルなどを使用したりしましょう。

3. はがすタイプの毛穴パックを控える

はがすタイプのパックは、角栓の詰まりが解消されたように感じ、一時的にすっきりするでしょう。しかし、毛穴の開きが余計に目立ってしまうケースも多いです。

正しい洗顔を毎日継続することで、毛穴の汚れや詰まりを解消させ、はがすパックを使用しなくても良い状態にしていきましょう。

4. 表情筋を鍛える

加齢や表情の変化が少ないことによって衰えてしまう表情筋。鍛えることで肌にハリと弾力が生まれ、毛穴が目立ちにくくなります。

普段から表情豊かに過ごすことや、口をしっかり開け、頬を引き上げることを意識して過ごしましょう。また最近は、YouTubeなどにも表情筋エクササイズの動画があるため、参考にするのが良いでしょう。

とはいえ、鍛えすぎると、ほうれい線やたるみの改善に逆効果となることもあるため、やりすぎには注意です。適度に鍛えるのが良いといえます。

5. メイクで毛穴をカバーする

毛穴カバー効果のある部分用下地を使用し、毛穴を目立たせないようにしましょう。

毛穴を隠すためにファンデーションを重ねづけをすると、不自然な仕上がりになり、かえって毛穴が目立ってしまうことも……。

気になる毛穴を隠す際は、ファンデーションを厚塗りするのではなく、毛穴のでこぼこを補正しながら、化粧崩れを防いでくれるタイプの下地を使用するのが良いでしょう。

学生でも簡単にできるほっぺの毛穴をなくす方法

最後に、学生でも簡単にできる頬の毛穴をなくす方法をご紹介します。

適切なクレンジング・洗顔

クレンジングや洗顔は、メイクの汚れや余分な皮脂などをしっかり落とすために必要不可欠です。

毛穴にメイクや汚れが残ったままだと、古い角質や皮脂と混ざり、毛穴に蓄積します。それが角栓詰まりやニキビの原因になります。

洗顔やクレンジングの際、毛穴の汚れを落とそうとゴシゴシこすって洗うと刺激となり、肌トラブルを引き起こすこともあります。

洗顔料は十分に泡立てて、やさしく洗い流しましょう。また、クレンジングの前に、ホットタオルなどで肌をあたためておくと汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。

保湿

洗顔後は、できるだけ早めに化粧水や乳液、クリームなどで保湿をして、肌にうるおいを与えることが大切です。

化粧水の後に、乳液やクリームで水分が飛ばないようにフタをして、うるおいを閉じ込めましょう。
スキンケアの際も、肌をこすらず、やさしくつけることを心がけましょう。

生活習慣の見直し

ストレスや睡眠不足、不規則な生活、食生活の乱れや過度なダイエットは、ホルモンバランスやターンオーバーが乱れる原因になります。

肌が不安定な状態になると、毛穴の開きやニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
十分な睡眠やバランスのよい食事、ストレス解消などを心がけましょう。

まとめ

頬の毛穴が目立つ原因や症状、簡単にできる頬の毛穴をなくす方法について解説しました。

毛穴が目立つ原因は加齢だけでなく、肌質の影響や表情筋の衰え、紫外線、生活習慣の乱れなど、さまざまです。

普段の生活で改善できそうなところは改善し、肌にやさしい生活を心がけましょう。

  1. J-Stage「報文 加齢に伴う顔面皮膚の生理的 ・形態的変化 (第2報)」
  2. 川崎たにぐち皮膚科「毛穴の開きを改善するには?症状ごとの治療方法について」
  3. 川崎たにぐち皮膚科「毛穴の開きを改善するには?症状ごとの治療方法について」

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