依存をしてしまったり、結果に左右されやすくなったりするリスクがあることから、占いは信じると不幸になるとも言われています。
では、占いを受けている方は皆不幸であると感じているのでしょうか。
今回、占いユーザーに占いを経験する前と後での幸福感をリサーチ。それぞれを比較するとともに、利用頻度による幸福感の違いについても検証を進めました。
調査概要
調査期間:2023年12月13日
調査機関:自社調査
調査対象者:これまで占いを受けたことのある男女200名
有効回答数(サンプル数):200名
調査方法:インターネット(クラウドソーシングサービス)による調査
本アンケート調査結果を引用する際は、LaniのURL(https://lani.co.jp)をご使用のほどお願いいたします。
調査の結果
Q, 占いの利用頻度を教えてください
占い頻度についてうかがったところ、9割近くの回答者が週1~2回利用していることが明らかとなりました。
週に3回以上占いを利用している方は少ないようで、多くとも週に2回まで利用している方が多いようです。
Q, 占いを経験する前の幸福感を5段階評価で教えてください
占いを受ける前と後での幸福度の差異について比較を行うべく、占いを受ける以前の幸福感について回答を求めました。
結果、「とても幸福である」「やや幸福である」と回答した方が53%、「とても不幸である」「やや不幸である」と回答した方は47%みられました。
幸福を感じていた方、不幸を感じていた方、それぞれ割合はハーフアンドハーフとなっています。
Q, 占いを経験した後の幸福感を5段階評価で教えてください
続いては、占いを受けた後の幸福度について回答をさせました。
「とても幸福である」「やや幸福である」と回答した方は95%に対し、「とても不幸である」「やや不幸である」と回答した方はわずか5%。
占いを受ける前は5割程度でしたが、占い後では幸福を感じている方が9割を超えており、大多数の人が占いを機に幸福感を得ていることが明らかになりました。
占いを週1~2回受ける人と週3回以上受ける人の幸福度(利用前)
利用頻度による占い経験後の幸福度の違いについて比較を行うため、週に1~2回占いを利用する低群と週に3回以上占いを利用する高群に分けて比較を行いました。
占いを利用する前では、低群では「とても幸福である」「やや幸福である」が52%、高群では59%。
「とても不幸である」「やや不幸である」への回答は、低群が48%、高群が41%という結果に。それぞれ大きな差はみられませんでした。
占いを週1~2回受ける人と週3回以上受ける人の幸福度(利用後)
占いを利用する後では、低群では「とても幸福である」「やや幸福である」が94%、高群では100%。
どちらも占いを受ける前よりも幸福度は上昇傾向にありますが、週3回以上占いを受ける高群の方が幸福度はより感じられていることが見てとれました。
まとめ:占いを信じると不幸になるとは限らない!
占いを信じると不幸になると言われることもありますが、今回の調査では、利用頻度に関わらず占いを受ける前よりも受けた後の方が幸福度は高くみられています。
このことから、占いを信じると不幸になるとは一概には言えないことが明らかになりました。
むしろ、占いを信じる、あるいは実際に受けた方が幸福度は高い傾向にありました。占いを信じる人が皆不幸を感じているというわけではないようです。
■今後の展開
調査の結果、占いを週3回以上利用する高群の方が幸福度はより高く表れていました。
しかしながら、占いを週に1~2回まで利用している低群と占いを週3回以上利用している高群とのサンプル数の差は大きく、同条件での比較調査は行えず。
サンプル数を調整し、同条件のもと再度今回同様の調査を行っていきます。
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