本当の友達がいない人の特徴

おひとりさまという言葉が知られるようになったり、一人で訪れても違和感のない店が出てきたせいか、一人でいることを楽しんでいる人は増えてきているようです。

その一方でSNS上では仲の良い人や、ちょっとした話し相手ならいるものの、困った時に助けてくれるような親友がいないと悩んでいる人もいます。

そこで今回は本当の友達がいない人はどんな特徴があるのか、親友と呼べるような本当の友達を作るのにはどうすればいいかということについて記載します。

自分は本音を言ったり悩み事を相談できる友達がいないと悩んでいる人は、今回の記事を読んでぜひ参考にしてください。

本当の友達がいない人の特徴

本当の友達がいる人といない人ではいくつかの点で大きく異なることがあります。

そこでここでは本当の友達がいない人の特徴にはどのようなものがあるのかについて見ていくことにします。

それではそれぞれの内容についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

浅い付き合いの友達しかいない

本当の友達がいない人の中には、自分には遊びに行ったり飲んだりする友達がいるので寂しくないと思っている人もいることでしょう。

ですがこうした友達というのはその場の出会いだけで楽しんでいることが多く、困ったときや悩みがあるときに本音で語り合うことはまずありません。

その場だけの付き合いでしかないために話す内容も限定されることから、親身になってくれるような本当の友達はいないといえるのです。

自分の本音を言わない

本当の友達がいない人は、相手に対してあまり心を開かないことから、本音を言うことがありません。

時には自分の思っていることをストレートに伝えることで親友になることができるのですが、自分の本音を相手に言うことにためらってしまうことから本当の友達を作るのが難しいのです。

本当の友達を作るためには、時には自分が思っていることを相手に伝えることも必要ですが、自分から心を開かないような人は相手も心を閉ざして接することが多いのです。

こだわりや執着心がない

自分と相手との間に共通点を見つけることで親友になることが多いのですが、本当の友達がいない人にはこだわりや執着心がないことから、こうした共通点を見つけることにも関心が高くありません。

またこだわりや執着心がない人はヒトに対する執着も薄いことから、人との付き合いはどうしても薄っぺらいものになってしまいます。

相手から見てもこうしたこだわりや執着心のなさはどうしても気が付いてしまうので、深く付き合おうとは考えないでしょう。

自分のことにしか興味がない

相手と親しい仲になるにはお互いに興味を持つ必要がありますが、本当の友達がいない人は自分のことにしか興味がないことが多いようです。

こうした人は自分がいいと思ったことにしか興味を示さないために、相手がいくらいいとすすめても何も感じないことがあります。

親友と呼べる関係になるには自分以外の他人を受け入れることが大切ですが、自分のことを最優先にするあまり本当の友達が作れないのです。

自意識過剰でプライドが高い

親友となるにはお互いに対等な関係でいるのはもちろんのことですが、自意識過剰であったりプライドの高い人は常に上から目線で相手に接するために本当の友達ができません。

お互いのことを知り、お互いにとっていい影響を与え合うことで親友と呼べる仲になるのですが、上から目線で接してしまうと、相手の方も見下されたような気分になってしまいます。

上から目線で付き合われると、相手はどうしても本音を言うことができなくなるので、こうした人は本当の友達を作ることができないのです。

本当の友達とは

本当の友達がいない人の特徴をこれまで書いてきましたが、では本当の友達とはどういう人のことをいうのでしょうか。

人によって親友の定義は多少ニュアンスが異なりますが、ここでは一般的に本当の友達というのはどういう人のことをいうのかを考えてみることにします。

それではそれぞれの内容についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

悩んだ時に相談できる人

楽しい時を過ごすだけでなく、悩んだ時に親身になって相談に乗ってくれるのが本当の友達です。

相談したからといってその場で悩みが解決するとは限らないのですが、本当の友達が真剣に聞いてくれる姿を見ると、悩みを打ち明けて良かったと思えるのではないでしょうか。

困っている時に助けてくれる人

相手の困っている姿を見ると、助け舟を出さずにおれないのが本当の友達です。

露骨に助けようとされるのも少し困りますが、本当の友達はさりげなく助けてくれるだけでなく、そのことに対して何らかの見返りを求めることもないのです。

本音で話ができる人

学校の同級生や職場の同僚と親しいからといっても、必ずしも本音で話ができるとは限りません。

時には自分の気持ちと反対のことを話さないといけないのに対して、本音でぶつかり合えるのが本当の友達といえるでしょう。

利害関係がなく付き合える人

お互いの仕事や利害に関係なく、損得抜きで付き合うことができるのが本当の友達です。

同僚のように仕事上の愚痴を語ることなくお互いのプライバシーにも干渉しないので、心おきなく語り合うことができます。

長い付き合いのできる人

学校での友人や会社の同僚は、学校を卒業したり会社を退職すると次第に疎遠になることが多いです。

そのため環境や立場が変わったとしても、変わらぬ付き合いを長くできるのが本当の友達なのです。

本当の友達の作り方

本当の友達を作りたいと思ったのならば、自分からオープンに接することが何よりも大切です。

自分がこの人と本当に友達になりたいと思えば、相手もそんなあなたの気持ちに応えてくれるはずです。

そこでここでは本当の友達を作るにはどのようなことをすればいいのかについて考えてみることにします。

それではそれぞれの内容についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

相手のことに関心を持つ

本当の友達を作るためには、相手のことに関心を持つことが何よりも大切です。

相手のことに関心を持つようになると、この人はどのような人なのか、この人はどのようなことに興味を持っているのかということにういてもっと知りたくなるはずです。

相手のことを良く知ることで、お互いの関係もより深いものになっていくのです。

一緒にいて気の合う友人を大切にする

友人と遊んだり話をしていると、この人とは気が合いそうだ、この人とはあまり合いそうにないなというのが何となく分かってきます。

友達になるにはこうしたフィーリングも大切なので、一緒にいて気の合う友人や楽しいと思える友人がいれば、そうした友人との関係を大切にするようにしてください。

あなたが楽しいと感じているのならば友人も同じように考えているはずなので、付き合っていくうちに本当の友達になっていくでしょう。

自分の方から積極的に会うようにする

人の出会いというのは、自分から待っているだけではなかなか訪れてきません。

そのため友達になりたいなという相手がいれば、時には自分の方から積極的に誘ってみてはどうでしょうか。

その時のあなたの熱意に相手もきっと応えてくれるはずです。

趣味の合う友達を見つける

本当の友達がなかなかできないという人は、趣味の合う友達を見つけるのも一つの方法です。

学校や仕事の話などから深い付き合いがはじまることはなかなかありませんが、好きな趣味だと熱のこもった話ができるため、そこから本当の友達になることができるかもしれません。

また好きな趣味の話ならば相手の話にじっくりと耳を傾けることもできるので、より深い関係を築くこともできるのではないでしょうか。

相手の話をきいてあげる

一方的に自分の話ばかりしていては、本当の友達になれないだけでなく相手からも快く思われません。

本当の友達を作りたければ、まずは相手の話を聞いてあげるようにしてください。

相手の話に耳を傾け、相手とキャッチボールをするように会話ができるような関係になることができれば、その人とは本当の友達になれるはずです。

本当の友達がいない人のメリット・デメリット

本当の友達がいない人というのはデメリットの方が多いようですが、メリットといえることもいくつかあります。

メリットとデメリットのどちらを重視するかはその人の考え方次第ですが、本当の友達が欲しいと考えている人にとってはメリットよりもデメリットの方が大きく感じることもあるでしょう。

そこでここでは本当の友達がいない人のメリット・デメリットを見ていくことにします。

本当の友達がいない人のメリットとしては、時間に束縛されずに自分の時間を楽しく過ごせることや、人間関係のわずらわしさから解放されるというものがあります。

確かに他の人と一緒に過ごしていると、なかなか自分の思うようにはできませんし、時には人間関係のトラブルなどで一人になりたいと思うことはありますね。

そのため一人でいることが苦にならないタイプの人は、本当の友達がいなくてもあまり困らないのかもしれません。

一方で本当の友達がいない人のデメリットとしては、自分が困っている時に悩みを相談したり、助けてくれる相手がいないということです。

本当の友達がいない人は友人関係も広く浅いものなので、何か困ったことがあったとしても相手に打ち明けることがなかなかできません。

自分から進んで助けてくれる友人もいないことから、誰にも相談できず孤立してしまうことだってあるでしょう。

そのため、どちらかが困っているときに手を差し伸べるのが本当の友人ではないかと考えてみると、損得抜きで相手のことを思える友人を持つことは何よりもその人の財産といえます。

まとめ

今回は本当の友達がいない人の特徴だけでなく、本当の友達の作り方や本当の友達がいない人のメリット。デメリットなどについて記載しました。

最近は多くのことがインターネット上でできてしまうため、一人でもそれなりに楽しむことができるという人が増えてきています。

さらに友人関係に煩わしさを感じてしまえば、一人の方がいいのではと思うこともあります。

ですが本当の友達がいるかどうかでその人の人生も随分と変わってくることは確かなので、できれば一人でも本当の友達と呼べる人がいることに越したことはないでしょう。

自分は本当の友達と呼べる人がいないと考えている人は、今回の記事を読んでぜひ参考にしてください。

本当の友達と呼べる人と楽しい時間を過ごすことで、より充実した日々を過ごせることができるようになればいいですね。