自分の思い通りにならないと怒る妻の心理と対処法

自分の思い通りにならないと感情的になり、すぐに怒る妻。
安心できるはずの家庭で、怒られることが日常になってしまうとつらいですよね。

こちらの記事では、自分の思い通りにならないと怒る妻の心理と対処法を解説します。

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自分の思い通りにならないと怒る妻の心理

まずは、自分の思い通りにならないと怒る妻の心理について、考えられるものを見ていきましょう。

短気

もともと短気で怒りっぽい性格であることが考えられます。
あなたに対してだけでなく、誰に対しても、どんなことに対しても怒ることが多い場合はもともとの性格である可能性が高いです。

感情のコントロールが苦手

感情のコントロールが苦手な可能性もあります。
小さなことにもすぐにイラッとしてしまい、それを抑えられず出してしまうのです。一度怒りの感情に火がつくと、ヒステリックになってしまう傾向にあります。

うれしいときや楽しいときはものすごく機嫌が良くなりますが、嫌なことがあったときにはそれと同じくらいの熱量で怒る人も多いでしょう。

ストレスがたまっている

普段からストレスを抱えている場合、思い通りにならないとすぐに怒ってしまうでしょう。
家事や育児の負担などに不満を感じていると日々ストレスがたまり、ちょっとしたことでイラッとしてしまうようになります。

もしあなたが家事に非協力的なのであれば、イライラする対象となっており、攻撃的になってしまっているのだと考えられます。

一人で抱え込んでしまう

人に頼ることが苦手で、何かと一人で抱え込んでしまうタイプであることも考えられます。
家事や育児などがしんどくても、誰かに助けを求めることができなかったり、悩みがあっても人に相談できなかったりする傾向にあります。
家族であるあなたにも助けを求めたり、相談したりすることができていないのでしょう。

一人で抱え込んでしまうと、そのストレスからイライラしやすくなり怒りっぽくなるでしょう。また、悪化すると体調不良やうつに発展する可能性もあります。

限界を感じている

仕事をしながら、家事や育児をしている場合、キャパオーバーで限界を感じていることも考えられます。
もし、あなたが家事や育児に非協力的なのであれば、ストレスがたまってしまうでしょう。
家事や育児の役割分担を見直すなど、話し合う必要があります。

夫に理解してもらえないと思っている

仕事や家事、育児などを当たり前のようにこなす日々に疲れてしまうこともあるでしょう。
そんなときに夫であるあなたに、その大変さや苦労を理解してもらえないと虚しくなったり、怒りっぽくなったりするのだと考えられます。

「このくらいみんなやっている」などと突き放すようなことを言ったり、効率的にできるようアドバイスをしたりする夫もいるかもしれません。
しかし、そのような言動を求めているわけではなく、共感してほしいのです。そして、一緒に協力してやっていけるよう、話し合いたいのです。

また、「いつもありがとう」「たまには休もう」と優しく声をかけることも大切です。それだけで頑張れることもあります。

コミュニケーション不足

夫婦間のコミュニケーションが不足している場合、不満やストレスがたまりやすくなるでしょう。
コミュニケーションが不足すると、信頼関係も構築しづらくなります。
お互いが思っていることや、やってほしいことを言葉で伝えることが大切です。

完璧主義

完璧主義の人も思い通りにならないと怒ることがあります。どんなことも100点のクオリティで、きっちりとしなければ気が済まないため、少しでも思い通りになっていないとイラッとしてしまうのです。

例えば、あなたの家事のやり方が少し違っていたり、計画通りの時間に物事が進まなかったりすると怒ってしまうでしょう。

自己中心的

「自分だけが大変」「自分だけがしんどい」と思い込んでおり、あなたの大変さを想像できない場合も怒りっぽくなるでしょう。

自分のことしか考えられないため、あなたの仕事が大変な状況であっても、そこまで考えは至らず「毎日家事をするのがどれだけ大変だと思っているの」「私の大変さを分かってくれない」とイライラしてしまうのです。

夫への甘え

夫であるあなたに甘えており、「夫ならこれくらいやってくれるだろう」「察してほしい」と思っている可能性があります。
思っているだけでは当然あなたに伝わらないため、「なんでやってくれないの」「普通はこれくらいやるでしょ」と怒ってしまうのです。

モラハラ気質

自分の思い通りにならないとすぐに怒ったり、不機嫌になったりする場合、モラハラ気質である可能性もあります。
怒りや不機嫌で相手をコントロールし、自分の思い通りにしようとするのです。

怒るだけでなく、無視をしたり、さまざまなことを制限したりするなどモラハラの特徴が複数あるのであれば、その可能性が高いでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンのバランスが乱れているとき、イライラしやすくなり怒りっぽくなることがあります。

PMS（月経前症候群）や更年期障害、妊娠や出産などの影響でホルモンの分泌量が変化することで、気分や感情にも影響を及ぼすことがあります。怒りっぽくなる人もいれば、不安になったり落ち込んだりする人もいます。また、腹痛や腰痛などの体の痛みや、体が熱くなったりだるくなったりして体調不良を覚える人もいます。

特に情緒の不安定さは自分ではコントロールしづらいため、身近な人に当たってしまうこともあるでしょう。
例えば、PMSであればピルや漢方薬などで症状が緩和されることもあります。個人差があることですが、婦人科を受診するのが良いでしょう。

うつ病などの精神疾患

うつ病などの精神疾患になっている場合も、怒りっぽくなることがあります。

出産前後であれば、マタニティーブルーや産後うつ、育児うつなどの場合も考えられるでしょう。また、仕事や日常生活のストレスでうつになっている可能性も考えられます。

うつ病や精神疾患の場合、放置してしまうと悪化してしまうことが多いため、適切な対応をする必要があります。妻の様子がおかしいと感じたら、専門家に相談しましょう。

自分の思い通りにならないと怒る妻への対処法

次に、自分の思い通りにならないと怒る妻への対処法をご紹介します。
怒る原因によって対処法は異なるため、ご家庭の状況に合う方法を参考にしてみてください。

妻と話し合う

まずは、夫婦で話し合うことから始めましょう。
「なぜ怒るのか」という原因が分からなければ、適切な対処ができません。

原因を聞いたら具体的に「何が不満なのか」「改善するにはどうしたら良いのか」を話し合いましょう。
一方的にアドバイスをするのではなく、二人で協力してやっていくというスタンスで話すことが大切です。
PMSなどのホルモンバランスの乱れや、うつなどの精神疾患が原因なのであれば、専門家に相談する必要もあります。

また、自分の気持ちを話すだけで楽になることもあります。妻が一人で抱え込むタイプなのであれば、定期的に思っていることを話してもらう機会を作るのも良いでしょう。