「あの人といるとなんだか疲れる…」「近寄りがたい雰囲気がある…」そんな風に感じさせる人に出会ったことはありませんか? もしかしたら、その人は「負のオーラ」をまとっている状態なのかもしれません。
スピリチュアルな世界で語られる「負のオーラ」とは、ネガティブな感情やエネルギーの停滞によって、オーラが本来の輝きを失い、重く、暗い印象を与えてしまう状態を指します。これは一時的な心身の不調のサインであることもあれば、根深いネガティブ思考が影響していることも。
この記事では、「負のオーラ」とは具体的にどのような状態なのか、その特徴や性格、恋愛や仕事への影響、そして「もしかして自分も?」と感じる方向けの簡易診断、さらにオーラを浄化し、輝きを取り戻すための具体的な方法まで、詳しく解説していきます。
負のオーラは決して「悪い人」というレッテルではありません。今の自分のエネルギー状態を知り、より軽やかに輝くためのヒントを見つけていきましょう。
【基本】負のオーラとは?その意味と原因

オーラとは、人を取り巻くエネルギーフィールドのこと。本来は、その人の個性や状態に応じて様々な色や輝きを持っています。しかし、様々な要因によってエネルギーの流れが滞ったり、ネガティブなエネルギーが蓄積したりすると、オーラは輝きを失い、「負のオーラ」と呼ばれる状態になることがあります。
負のオーラは、特定の色を指すわけではありません。黒色のオーラやグレー(灰色)のオーラなどが「負のオーラ」と関連付けられることもありますが、これらの色自体が悪いわけではなく、オーラ全体が「暗い」「濁っている」「重たい」「淀んでいる」といった状態を指すことが多いです。
主な原因としては、以下のようなものが考えられます。
- 心身の疲労・ストレス: 休息不足や過労、精神的なストレスが蓄積すると、エネルギーが消耗し、オーラが弱まります。
- ネガティブな感情: 怒り、悲しみ、嫉妬、不安、自己否定などのネガティブな感情を長期間抱えていると、オーラが濁り、重くなります。
- 不健康な生活習慣: 栄養バランスの偏った食事、運動不足、睡眠不足なども、エネルギーレベルを低下させます。(参考記事:オーラを強くする食べ物リスト)
- ネガティブな環境や人間関係: 悪口や不満が多い場所、エネルギー的に合わない人との関わりなども、オーラに悪影響を与えることがあります。(参考記事:負のオーラが職場に漂うときの対処法)
- トラウマや心の傷: 過去の辛い経験が癒やされずにいると、エネルギーブロックとなり、オーラの輝きを妨げることがあります。
負のオーラは、今の自分自身からの「心と体のバランスが崩れているよ」というSOSサインと捉えることができます。そのサインに気づき、適切に対処することで、本来の輝きを取り戻すことは可能です。
【特徴・性格11選】負のオーラがある人のサインかも?

自分や周りの人が負のオーラをまとっているかもしれない…と感じる時、どのような特徴や性格の傾向が見られるのでしょうか? 11個のサインをチェックしてみましょう。
1. 感情表現が乏しく、無表情に見える

嬉しい、楽しい、悲しい、怒っている…といった感情が、表情や態度にあまり表れません。周りが盛り上がっていても一人だけ冷静だったり、笑顔が少なかったり。感情を抑圧しているか、あるいはエネルギーが低下して感情を感じにくくなっている可能性があります。周りからは「何を考えているか分からない」「冷たい」と思われがちです。
2. 発言がネガティブで否定的

会話の中で、「でも」「だって」「どうせ無理」といった否定的な言葉や、愚痴、不満、誰かの悪口などが多くなりがち。物事を悲観的に捉える癖がついているのかもしれません。聞いている方も気分が滅入ってしまい、人が離れていく原因にも。
3. 何事も悪い方へ考えるネガティブ思考

新しいことを始める前から「失敗したらどうしよう」、人から親切にされても「何か裏があるのでは?」と考えてしまうなど、物事を常に悪い方向へ解釈してしまう思考パターン。自己肯定感が低く、自分や未来を信じられない状態です。
4. 些細なことで深く落ち込み、引きずる

他の人が気にしないような小さな失敗や、ちょっとした指摘に対しても、過剰に落ち込み、長く引きずってしまう。気持ちの切り替えが苦手で、ネガティブな感情からなかなか抜け出せません。周りが励ましても、なかなか効果がないことも。
5. 姿勢が悪く、うつむきがち

自信のなさや気力の低下が、姿勢にも表れます。背中が丸まり、視線が下を向きがち。堂々とした印象がなく、元気がない、暗いといった印象を周りに与えてしまいます。表情も見えにくいため、誤解されやすくなります。
6. 声が小さく、話し方に覇気がない

話す声が小さく、ボソボソとしたり、抑揚がなく平坦だったりするのも特徴。楽しい話をしていても、声のトーンが上がらず、相手に「本当に楽しいのかな?」と思わせてしまうことも。自信のなさやエネルギー不足の表れです。
7. 人と目を合わせるのが苦手で、コミュニケーションが消極的

自信のなさや、「どうせ自分は受け入れられない」という思い込みから、人と視線を合わせるのが苦手。会話も受け身になりがちで、自分から積極的に話題を振ったり、輪の中に入っていったりすることができません。結果的に、コミュニケーション不足に陥り、孤立感を深めてしまう悪循環に。
8. イライラしやすく、不機嫌なことが多い

心が満たされていない状態が続くと、些細なことでイライラしたり、常に何かに不満を感じていたりするようになります。周りから見ても、ピリピリした雰囲気や、不機嫌そうなオーラを感じ取られやすくなります。
9. 無意識にため息が多い

ネガティブな感情やストレスが溜まっていると、それを吐き出すように無意識のうちにため息が多くなります。本人は気づいていなくても、周りには「疲れているのかな」「何か不満があるのかな」という印象を与え、場の空気を重くしてしまうことがあります。(※スピリチュアル的には「構ってほしい」サインという解釈も)
10. 挨拶やお礼を言わない

基本的な挨拶やお礼の言葉が出てこない、あるいは声が小さく聞き取れない。これも負のオーラをまとっている時のサインの一つ。コミュニケーションへの意欲低下や、他者への関心の薄れが原因かもしれません。無愛想で暗い印象を与え、人間関係を悪化させます。
11. 清潔感がなく、身なりに構わない

気力の低下や自己肯定感の低さから、自分の身なりに気を配るエネルギーがなくなってしまうことがあります。髪がボサボサだったり、服が汚れていたり、シワが寄っていたり…。清潔感の欠如は、周りに不快感を与え、さらに人を遠ざけてしまう原因になります。
【負のオーラ診断】あなたは大丈夫?セルフチェックリスト

「もしかして、私も負のオーラをまとっているかも…?」と感じた方のために、簡単なセルフチェックリストをご用意しました。最近の自分を振り返って、いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
- □ 最近、あまり笑っていない、または笑顔がぎこちない気がする。
- □ 会話の中で「でも」「だって」「どうせ」など否定的な言葉をよく使う。
- □ 物事を悪い方向へ考えがちで、将来に希望を持てない。
- □ 小さなことで落ち込みやすく、一度落ち込むとなかなか立ち直れない。
- □ 猫背でうつむきがちだと、人から指摘されたことがある。
- □ 声が小さい、または話すのが億劫だと感じることが多い。
- □ 人と目を合わせるのが苦手で、初対面の人と話すのが苦痛だ。
- □ 些細なことでイライラしたり、不機嫌になったりすることが増えた。
- □ 無意識にため息をついていることが多い。
- □ 挨拶やお礼を言うのが面倒だと感じてしまう。
- □ 最近、自分の身なり(服装、髪型など)にあまり気を使わなくなった。
- □ 人が集まる場所に行くと、どっと疲れてしまう。
【診断結果】
チェックが0~2個: 心配ありません。あなたはポジティブなオーラを保てている可能性が高いです。これからも明るい気持ちを大切に!
チェックが3~6個: 少しお疲れ気味かもしれません。負のオーラのサインが出始めている可能性があります。意識的に休息を取り、ストレス解消を心がけましょう。後述する「浄化方法」を試してみるのも良いでしょう。
チェックが7個以上: 現在、負のオーラをまとってしまっている可能性が高い状態です。心身ともにエネルギーが低下しているかもしれません。無理せず、自分を労わる時間をしっかり取ることが最優先です。必要であれば、信頼できる人に相談したり、専門家の助けを借りたりすることも考えてみましょう。
(※これはあくまで簡易的な診断です。自己判断せず、不調が続く場合は専門家にご相談ください。)
負のオーラの芸能人・有名人はいる?

「負のオーラ 芸能人」といった検索も見られますが、負のオーラは主に心身の不調やネガティブな状態を表すため、特定の芸能人が常に負のオーラを持っていると断定するのは難しいでしょう。テレビに出ている方は、プロとして明るく振る舞っていることがほとんどです。
以前の記述で松嶋尚美さん、華原朋美さん、坂口杏里さんの名前が挙がっていましたが、これらはあくまで過去の報道や一時的な印象に基づく推測であり、現在のオーラの状態を示すものではありません。
むしろ、負のオーラの特徴とされる「ネガティブ思考」「感情表現が乏しい」「コミュニケーションが苦手」といった要素は、人前に立つ芸能人という職業には、一般的にはマイナスに働くことが多いと考えられます。
もし、一時的にゴシップやスキャンダルなどでネガティブなイメージがついたとしても、それはオーラの一時的な曇りであり、本人の努力や時間の経過によって変化していくものです。特定の人物に対して「負のオーラだ」と決めつけることは避けましょう。
【※重要※ 芸能人のオーラについて】
オーラの色や状態は、専門家による直接的なリーディングがなければ正確に知ることは困難です。メディアでの印象だけでオーラを判断することはできませんので、あくまで参考程度にお考えください。
負のオーラの人の恋愛傾向:不安と依存が生む悪循環

負のオーラをまとっている時期は、恋愛においてもネガティブなパターンに陥りやすくなります。自己肯定感の低さや不安感が、健全な関係を築くのを難しくしてしまうのです。
1. 強い嫉妬心と独占欲

自分に自信がないため、「相手が離れていってしまうのではないか」という不安が常にあり、強い嫉妬心や独占欲を抱きやすくなります。恋人が他の異性と話しているだけで疑心暗鬼になったり、過剰に束縛しようとしたりすることも。この感情がエスカレートすると、憎しみに変わってしまう危険性もあります。
2. 相手を信じられない疑り深さ

ネガティブ思考から、相手の言葉や行動を素直に受け取れず、「何か裏があるのでは?」と疑ってしまう傾向があります。連絡が少し遅れただけで「嫌われたのかも」、予定が変更になっただけで「嘘をつかれているのかも」と、自分の中で被害妄想を膨らませ、相手を責めてしまうことも。信頼関係を築くのが難しくなります。
3. 良い縁に恵まれにくいと感じる

「どうせ私(僕)なんて…」という諦めの気持ちが強く、積極的に行動する前からうまくいかないと考えてしまいがち。そのため、恋愛のチャンスを逃したり、失恋を繰り返したりしやすい傾向があります。「自分は幸せになれない」という思い込みが、さらに負のオーラを強めてしまう悪循環に陥ることも。
4. 過度な心配性と依存

常に不安感を抱えているため、恋人の行動を把握していないと落ち着かず、頻繁な連絡を求めたり、過剰に心配したりします。また、「私(僕)にはあなたしかいない」と相手に強く依存し、精神的な支えを求めすぎる傾向も。相手がその重さに耐えきれなくなってしまうこともあります。
負のオーラの人の金運:浪費と停滞の可能性

負のオーラをまとっている時期は、金運にもマイナスの影響が出やすくなります。
ストレスや心の穴を埋めるために、衝動的に物を買ってしまう「ストレス買い」が増える傾向があります。特に、高価なものや必要のないものを買うことで一時的に気分を高揚させようとし、気づけば出費がかさんで貯金ができない…というパターンに陥りがちです。
また、エネルギーの停滞は、新しい収入のチャンスを逃したり、仕事への意欲を削いだりすることにも繋がります。部屋に不要な物が増え、エネルギーが淀むことも、金運低下の一因とされています。
負のオーラの人の適職・仕事:消極性が壁になる?

仕事においても、負のオーラはネガティブな影響を及ぼしやすくなります。主に以下の3つの傾向が見られます。
1. 周囲からの評価が低くなりがち

コミュニケーションが消極的で、自分から積極的に行動を起こさないため、仕事への意欲が低い、成長が見られないと評価されがちです。チャンスを与えられても、「どうせ自分には無理だ」と挑戦する前に諦めてしまうことも。結果として、スキルアップや昇進の機会を逃しやすくなります。
2. 向上心がなく、努力を避ける

ネガティブ思考が根底にあるため、「頑張っても無駄だ」「どうせうまくいかない」と考え、スキルアップのための勉強や、新しい仕事への挑戦といった努力を避けようとします。現状維持を望む気持ちが強く、成長意欲に欠けると思われてしまいます。
3. 失敗からの切り替えが苦手

仕事での小さなミスや注意に対しても、過度に落ち込み、長く引きずってしまう傾向があります。気持ちを切り替えて次に活かすことが苦手なため、同じような失敗を繰り返したり、周りに気を遣わせてしまったりすることも。
◆適職を見つけるヒント
もし負のオーラをまとっていると感じるなら、まずはエネルギー状態を整えることが先決です。その上で、過度なプレッシャーがなく、自分のペースで落ち着いて取り組める仕事や、ルーティンワーク中心の仕事などが、比較的ストレスを感じにくいかもしれません。(グレーオーラの適職も参考に)
【重要】負のオーラを浄化し、輝きを取り戻す方法8選

負のオーラは、固定されたものではありません。意識的なセルフケアによって浄化し、本来の明るくポジティブなオーラを取り戻すことが可能です。ここでは、今日からできる浄化方法を8つご紹介します。
1. 深呼吸でエネルギーを入れ替える

最も手軽で基本的な浄化法です。鼻からゆっくりと新鮮な空気を吸い込み、体の中の古いエネルギーを全て吐き出すイメージで、口からゆっくりと息を吐き出します。これを数回繰り返すだけでも、気分が落ち着き、エネルギーの流れが改善されます。イライラした時や落ち込んだ時に、意識的に行ってみましょう。
2. 環境を変える・整える

もし、今の職場や人間関係がストレスの原因だと感じるなら、思い切って環境を変える(転職、引越し、距離を置くなど)ことも有効です。それが難しい場合は、部屋の掃除や模様替えをする、不要な物を手放す(断捨離)だけでも、エネルギーの流れが良くなり、気分転換になります。
3. ポジティブな言葉とアファメーション

「疲れた」「どうせ無理」といったネガティブな口癖をやめ、意識的に「ありがとう」「楽しい」「できる!」といったポジティブな言葉を使ってみましょう。言葉はエネルギーを持ち、自分の思考やオーラに影響を与えます。「私は大丈夫」「私は愛されている」といったアファメーション(肯定的な自己暗示)を毎日唱えるのも効果的です。
4. 清潔感を意識し、身だしなみを整える

外見を整えることは、内面のエネルギーにも良い影響を与えます。髪を整え、清潔な服を着る、爪を手入れするなど、基本的な身だしなみを意識しましょう。特に、明るい色の服を選ぶと、気分も明るくなり、オーラの色も変化しやすくなります。
5. 笑顔を心がけ、明るい声で話す

作り笑顔でも構いません。鏡を見て口角を上げる練習をする、意識して笑顔で挨拶をするなど、笑顔を増やす努力をしてみましょう。また、少し声のトーンを上げて、明るく話すことを心がけるだけでも、周りに与える印象が大きく変わり、自分自身の気分も向上します。
6. 小さな成功体験を積み重ねる

自信を取り戻すためには、「できた!」という成功体験が有効です。大きな目標ではなく、「今日は5分だけ散歩する」「読みたかった本を1ページ読む」など、簡単に達成できる小さな目標を立て、それをクリアしていくことから始めてみましょう。小さな成功が自信に繋がり、行動意欲を高めます。
7. 規則正しい生活と運動習慣

心と体の健康は直結しています。質の高い睡眠を心がけ、バランスの取れた食事(特に波動の高い食べ物)を意識し、軽い運動を取り入れることで、エネルギーレベルが向上し、オーラも自然と輝きを取り戻します。特に、太陽の光を浴びながらのウォーキングなどは効果的です。
8. 日常の小さな幸せに感謝する

ネガティブ思考に陥っている時は、つい「ないもの」ばかりに目が行きがち。意識して、「あるもの」に目を向け、感謝する習慣をつけましょう。「美味しいご飯が食べられた」「今日も無事に目が覚めた」「きれいな花を見た」…どんな小さなことでも構いません。感謝の気持ちは、心を温め、ポジティブなエネルギーを引き寄せます。
まとめ:負のオーラは変えられる!輝きを取り戻そう

今回は、負のオーラについて、その意味や原因、特徴、そしてオーラを浄化し、輝きを取り戻すための具体的な方法をご紹介しました。
負のオーラは、決してその人の本質を示すものではなく、多くの場合、心身の不調やストレス、ネガティブな感情の蓄積などによる一時的なエネルギーの停滞です。もし、あなたが「自分は負のオーラをまとっているかも…」と感じても、落ち込む必要はありません。それは、自分自身を見つめ直し、セルフケアをするための大切なサインなのです。
深呼吸をする、ポジティブな言葉を使う、身だしなみを整える、小さな成功体験を積む、感謝の気持ちを持つ…。今日からできる小さな一歩を積み重ねることで、あなたのオーラは必ず本来の輝きを取り戻します。
もし、自分一人で抱えきれないと感じたり、なかなか状態が改善しないと感じたりした場合は、信頼できる友人や家族、あるいはプロのカウンセラーやヒーラー、オーラ鑑定士などに相談することも考えてみてください。客観的な視点やサポートが、あなたの回復を助けてくれるはずです。(参考記事:オーラの色・カラー別の特徴と29種類を徹底解説【完全版】)
この記事が、あなたが負のオーラから抜け出し、自信を持って輝くための一助となれば幸いです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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