「最近、感情の起伏が激しい気がする」「人の気持ちに敏感になりすぎて疲れる」「不思議な夢をよく見るようになった」「もっと自分の感情と上手く付き合いたい」…そんな風に感じていませんか? それは、あなたのオーラの中でも特に感情や感覚を司る「アストラル体」が、活発になっている、あるいはバランスを求めているサインかもしれません。
アストラル体は、私たちのオーラの第2層に位置し、喜怒哀楽といった感情だけでなく、感覚、欲求、そして夢や創造性とも深く関わる、色彩豊かでダイナミックなエネルギー層です。このアストラル体の状態は、私たちの心の安定や人間関係、日々の活力に大きな影響を与えています。
この記事では、オーラ鑑定の専門家である久遠レイカ先生監修のもと、「アストラル体」とは一体どのようなものなのか、その役割や特徴、そしてアストラル体を健やかに整え、バランスを取るための方法について、分かりやすく解説していきます。
アストラル体を理解し、上手に付き合うことで、感情の波に振り回されることなく、より豊かで安定した心の状態を手に入れることができるでしょう。

久遠レイカ先生
はじめまして、久遠レイカです。アストラル体はね、あなたの「心模様」そのものを映し出す、とてもカラフルで敏感なエネルギーなの。喜びも悲しみも、好き嫌いも、全部ここに現れるわ。この層が元気だと、感受性が豊かになったり、人との繋がりを深く感じられたりするのよ。でも、バランスを崩すと感情に振り回されやすくもなる。アストラル体の性質を知って、上手に付き合っていく方法を一緒に見ていきましょう。
アストラル体とは?基本的な意味とオーラの中での位置づけ

まずは、「アストラル体」がどのようなエネルギー体なのか、基本的な意味合いと、オーラ全体の中での位置づけを確認しましょう。
オーラ第2層:感情・感覚・欲求を司る「感情体」
アストラル体は、一般的に知られるオーラの7層モデルにおいて、第2層に位置します。肉体に最も近いエーテル体(第1層)の外側(またはエーテル体と重なり合うように)に存在し、思考を司るメンタル体(第3層)へと繋がっていきます。
その主な役割から、「感情体(Emotional Body)」や「情緒体」、あるいは「感覚体」といった別名で呼ばれることが多くあります。「アストラル(Astral)」という言葉は、元々「星のような」「星の世界の」といった意味を持ち、19世紀の神秘思想家エリファス・レヴィが提唱した「アストラル光」(宇宙に遍満し、サイキック能力や感情に影響を与えるエネルギー)という概念に由来すると言われています。
アストラル体は、エーテル体よりも流動的で、その人の感情状態によって色や形、動きが常に変化する、非常にダイナミックなエネルギー層です。オーラの色として認識されるものの多くは、このアストラル体の状態を反映していると言えるでしょう。(参考:エーテル体とアストラル体の違いとは?)
パーソナリティ(人格)の形成に関わる
神智学の体系では、アストラル体は肉体(エーテル体含む)やメンタル体(思考)と連携し、私たちのパーソナリティ(人格、低位我)を形成する重要な要素と考えられています。私たちの「好き・嫌い」「快・不快」といった感情的な反応や、個人的な欲求、性格的な傾向などは、アストラル体の性質と深く関わっています。
アストラル体の重要な役割:感情・感覚・欲求・創造性の世界

アストラル体は、私たちの内面世界において、非常に多岐にわたる重要な役割を担っています。
① 感情(喜怒哀楽)の中心
アストラル体の最も基本的な役割は、喜び、悲しみ、怒り、恐れ、愛といった、あらゆる感情を生み出し、体験する中心となることです。私たちが何かを見たり聞いたり、経験したりした時に湧き上がる感情的な反応は、主にアストラル体で起こっています。感情の豊かさや深みは、アストラル体のエネルギーと密接に関係しています。
② 感覚(五感とそれ以上)の媒体
肉体の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を通して外部の世界を知覚する際、その情報を「快・不快」「好き・嫌い」といった感覚的な体験に変換しているのがアストラル体です。美しい景色を見て感動したり、不快な音を聞いて嫌悪感を抱いたりするのは、アストラル体が働いている証拠です。
さらに、五感を超えた直感や共感能力(エンパシー)、サイキックな感覚なども、アストラル体と関連が深いと考えられています。人の気持ちがなんとなく分かったり、場の雰囲気を敏感に感じ取ったりする能力は、アストラル体の感受性の高さを示している場合があります。
③ 欲求や願望の源
「~したい」「~が欲しい」といった個人的な欲求や願望も、アストラル体から生まれます。美味しいものを食べたい、愛されたい、認められたい、何かを達成したいといった、私たちの行動の原動力となるエネルギーの多くは、アストラル体に根ざしています。
④ 創造性やインスピレーションの通路
芸術的な創造性や、問題解決のためのひらめき(インスピレーション)なども、アストラル体を経由してやってくると言われています。
感情のエネルギーが高まり、自由な発想ができる状態にある時、アストラル体は高次のアイデアやイメージを受け取るためのアンテナのような役割を果たします。
⑤ 夢や睡眠中の活動(アストラル界)
私たちが眠っている間、意識は肉体から離れ、アストラル体が主役となって活動すると考えられています。夢の世界(アストラル界とも呼ばれる)での体験は、アストラル体に蓄積された感情や記憶の整理、あるいは高次元からのメッセージの受信など、様々な意味を持つと言われています。
鮮明な夢や、感情を揺さぶられる夢は、アストラル体の活動が活発であることの現れかもしれません。また、いわゆる「体外離脱(アストラル・プロジェクション)」も、このアストラル体の活動と関連付けられることがあります。
アストラル体の状態が私たちに与える影響

アストラル体の状態は、私たちの心のあり方や行動、そして人生の質に直接的な影響を与えます。活性化している場合と、バランスが崩れている場合、それぞれどのような影響があるのでしょうか。
アストラル体が活性化し、バランスが取れている場合
- 感情表現が豊かで、ポジティブな感情を多く感じる。
- 他者への共感力が高く、思いやりを持って接することができる。
- 直感が鋭く、インスピレーションを受け取りやすい。
- 創造性が豊かで、自己表現を楽しむことができる。
- 感受性が豊かだが、感情に振り回されすぎず、安定している。
- 人間関係において、健全な繋がりを築きやすい。
アストラル体のバランスが崩れている場合
- 感情の起伏が激しく、コントロールが難しい(怒り、悲しみ、不安など)。
- 精神的に不安定になりやすい。
- 他者の感情や場のエネルギーに過剰に反応し、疲れやすい(エンパス傾向が強すぎる)。
- ネガティブな思考や感情にとらわれやすい。
- 欲求不満を感じやすく、依存的な傾向(人、物、習慣など)が出やすい。
- 現実逃避的になったり、夢見がちになったりする(グラマー=幻惑に陥る)。
- 人間関係でトラブルを抱えやすい。
(久遠先生視点)アストラル体の乱れと身体(特に腸)への影響
久遠レイカ先生は、オーラと身体の繋がりを重視します。アストラル体(感情)のバランスが崩れると、それは心だけの問題に留まらず、身体、特に自律神経やホルモンバランスと密接に関わる「腸」にも影響を与える可能性があると考えています。
- ストレスや強い感情が腸の不調を引き起こす: 緊張するとお腹が痛くなる、悲しいと食欲がなくなるなど、感情が直接的に腸の働きに影響することはよく知られています。アストラル体の慢性的な乱れは、過敏性腸症候群(IBS)などの原因の一つにもなり得ます。
- 腸内環境の悪化が感情を不安定にする: 逆に、食生活の乱れなどによる腸内環境の悪化が、セロトニン(幸福ホルモン)などの神経伝達物質の生成を妨げ、アストラル体のバランスを崩し、不安や抑うつ感を引き起こすこともあります。
このように、アストラル体(感情)と身体(腸)は相互に影響し合っています。心のバランスを取るためには、身体、特に腸内環境を整えるアプローチも非常に有効なのです。
アストラル体を整え、バランスを取るには?【実践編】

アストラル体は非常に敏感で変化しやすいエネルギー層ですが、意識的にケアすることで、そのバランスを整え、健やかな状態を保つことができます。感情の波に乗りこなし、豊かな感受性をポジティブに活かすための方法を見ていきましょう。
① 自分の感情に気づき、受け入れる(感情の観察)
- 感情をジャッジしない: どんな感情(怒り、悲しみ、嫉妬など)が湧いてきても、「こんな感情はダメだ」と否定せず、「今、私はこう感じているんだな」と客観的に観察し、認めてあげましょう。
- 感情のサインに気づく: 体の感覚(胸が締め付けられる、お腹が重いなど)や思考の変化を通して、自分が今どんな感情を感じているのかに気づく練習をします。
② 感情を健全に表現・解放する
- 言葉にする: 信頼できる人に話を聞いてもらったり、日記やノートに自分の気持ちを書き出したりするだけでも、感情は整理され、解放されます。
- 創造的な表現: 絵を描く、音楽を奏でる、歌う、踊るなど、アートを通して感情を表現することも、アストラル体のエネルギーを健全に流す助けになります。
- 体を動かす: 運動やスポーツで汗を流したり、大声を出す(安全な場所で)なども、溜まった感情エネルギーを発散させるのに有効です。
③ 瞑想や呼吸法で心を鎮める
- 呼吸に集中する: 感情が高ぶった時、まずはゆっくりとした深呼吸に意識を向けます。吸う息と吐く息を感じることで、心が落ち着きを取り戻します。
- 慈悲の瞑想: 自分自身や他者に対して、慈しみや優しさの感覚を広げていく瞑想は、アストラル体を癒し、ポジティブなエネルギーで満たすのに役立ちます。
④ 自然との触れ合いでリフレッシュ
- 自然の浄化力: 森林、海、川、公園など、自然の中で過ごす時間は、アストラル体に溜まった不要なエネルギーを浄化し、リフレッシュさせてくれます。
- 五感を澄ます: 風の音、鳥の声、花の香り、木々の緑などを意識的に感じることで、感覚が研ぎ澄まされ、アストラル体が健やかに活性化します。
⑤ エネルギー的な境界線(バウンダリー)を意識する
- 自分のエネルギーを守る: 人混みや苦手な人の影響を受けやすい場合は、「自分のエネルギーフィールドは自分で守る」と意識し、エーテル体のプロテクションで紹介した光のバリアなどをイメージします。
- 健全な距離感: 他者の感情に共感することは大切ですが、飲み込まれないように注意が必要です。「これは相手の感情であり、私の感情ではない」と意識的に区別することも時には必要です。
⑥ (久遠先生視点)身体、特に腸からのアプローチ
- 腸内環境を整える食事: 発酵食品(無糖ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなど)、水溶性食物繊維(海藻、きのこ、オートミールなど)、オリゴ糖などを積極的に摂り、腸内善玉菌を育てましょう。
- 腸を労わる生活: 暴飲暴食を避け、よく噛んで食べる、ストレスを溜めない、質の高い睡眠をとるなど、腸に優しい生活習慣を心がけます。
- 心地よい運動: 適度な運動は腸の動きを活発にし、ストレス解消にも繋がります。
腸が健やかになることで、セロトニンなどの神経伝達物質のバランスが整い、感情の安定、つまりアストラル体のバランス改善に繋がります。
⑦ アロマやパワーストーンなどのサポート
- アロマテラピー: ラベンダー、カモミール、フランキンセンス、オレンジスイートなど、リラックス効果や感情のバランスを整えるのに役立つ精油を活用します(芳香浴、アロマバスなど)。
- パワーストーン: ローズクォーツ(愛、癒し)、アメジスト(鎮静、直感)、ムーンストーン(感情の波、女性性)、シトリン(喜び、ポジティブ)など、感情のバランスや癒しをサポートする石を選びます。

久遠レイカ先生
アストラル体を整えるコツはね、「自分の感情を大切に扱う」ことよ。どんな感情も否定しないで、まずは「そう感じているんだね」って受け止めてあげる。そして、心地よい方法で表現したり、解放したりするの。身体の声、特に腸の声を聞いてあげることも忘れずにね。心と体は繋がっているから、両方からのケアがバランスの鍵よ。
アストラル体と他のオーラ層(エーテル体・メンタル体)との違い
オーラは層状になっており、各層が連携して機能しています。アストラル体と、隣接するエーテル体、メンタル体との主な違いと役割分担を見てみましょう。
オーラ層 | 主な役割 | 性質 | 関連するもの |
---|---|---|---|
第1層:エーテル体 | 肉体の健康維持、生命エネルギーの取り込み、物理的な感覚 | 肉体に最も近く、比較的安定、肉体の状態を反映 | 健康、体力、活力、基本的な生命機能 |
第2層:アストラル体 | 感情、感覚(快不快)、欲求、共感、夢、創造性 | 流動的、変化しやすい、感情の状態を反映 | 喜怒哀楽、好き嫌い、願望、直感、芸術性 |
第3層:メンタル体 | 思考、理性、知性、信念、アイデア、自己認識 | 思考パターンを反映、論理的、構造的 | 考え方、価値観、知識、計画性、論理 |
これらの層は独立しているわけではなく、常に相互に影響し合っています。例えば、ネガティブな思考(メンタル体)が続くと、不安や悲しみといった感情(アストラル体)が生まれ、それが続くと体の不調(エーテル体・肉体)として現れる、といった具合です。逆に、エーテル体が元気で生命力に満ちていると、アストラル体も安定しやすく、ポジティブな感情が生まれやすくなります。
アストラル体と体外離脱(アストラル・プロジェクション)について
アストラル体について語る際、「体外離脱(幽体離脱)」や「アストラル・プロジェクション」といった現象が関連付けられることがあります。これは、睡眠中や深い瞑想状態などで、意識(あるいはアストラル体そのもの)が肉体から離れて、アストラル界と呼ばれる非物質的な領域を旅するという体験を指します。
これらの体験は非常に個人的で神秘的なものであり、科学的な解明はされていませんが、アストラル体の持つ、肉体を超えた活動可能性を示唆するものとして、スピリチュアルな探求において関心を集めています。ただし、意図的に体外離脱を試みることは、精神的なバランスを崩すリスクも伴うため、専門家の指導なしに行うことは推奨されません。
まとめ:アストラル体を理解し、豊かな感情の世界を生きる

今回は、オーラの第2層であり、私たちの感情、感覚、欲求、創造性を司る「アストラル体」について、その役割、影響、そしてバランスを整える方法を、久遠レイカ先生の監修のもと解説しました。
アストラル体は、私たちの内面世界を彩る、非常に豊かでダイナミックなエネルギーです。その状態は、心の安定、人間関係、そして人生の質に深く関わっています。
アストラル体のバランスを取る鍵は、自分の感情を否定せず、ありのままに受け入れ、観察し、そして健全な方法で表現・解放していくことです。また、瞑想や自然との触れ合い、創造的な活動、そして身体(特に腸)からのケアも、アストラル体を健やかに保つために有効なアプローチとなります。
感情の波は、人生において自然なものです。アストラル体を理解し、上手に付き合うことで、感情に振り回されることなく、その豊かさをポジティブな力に変え、より自分らしく、彩り豊かな人生を歩むことができるでしょう。

久遠レイカ先生
アストラル体は、あなたの「今」の心の状態を映し出す、正直な鏡のようなもの。感情の波を感じたら、それはアストラル体からの大切なメッセージかもしれません。優しく耳を傾け、自分を労ってあげてくださいね。あなたの感情が、あなたをより豊かにする素晴らしいエネルギーとなることを、心から応援しています。
オーラカラーの解説 | |||
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