【スピリチュアル】エンパスのオーラを持つ人とは?特徴・逆エンパスも解説

「あの人の気持ちが、まるで自分のことのように流れ込んでくる…」「人混みに行くと、どっと疲れてしまう…」そんな風に、他の人よりも感受性が豊かで、周りのエネルギーに敏感だと感じていませんか? もしかしたら、あなたは「エンパス(共感能力が高い人)」と呼ばれる特別な気質を持っているのかもしれません。

スピリチュアルな世界では、エンパスの持つ繊細なアンテナは、目に見えないエネルギー、つまり「オーラ」を感じ取る力と深く関わっていると考えられています。この記事では、「エンパスのオーラ」とは一体何なのか、その特徴や、エンパスと対照的な「逆エンパス」のオーラについて、スピリチュアルな視点から詳しく解説していきます。

あなたがもしエンパスかもしれないと感じているなら、この記事を通して、ご自身の持つ特別な才能やオーラについて理解を深め、より心地よく生きるためのヒントを見つけてみませんか?

そもそも「エンパス」とは?HSPとの違い

エンパスとは?女性が空を見上げている

エンパス(Empath)とは、共感能力(Empathy)が非常に高い人のことを指します。単に「優しい」「思いやりがある」というだけでなく、他者の感情、思考、時には身体的な感覚まで、まるで自分のことのように深く感じ取ってしまうのが特徴です。

よく似た概念にHSP(Highly Sensitive Person:とても敏感な人)がありますが、HSPは音や光、匂いなど五感の刺激に敏感な「気質」を指すのに対し、エンパスは特に「人の感情やエネルギー」に対する共感能力が高い人を指すことが多いです。HSPの中でも、特に共感能力が高い人がエンパスである、と考えることもできます。

エンパスは、その高い共感力ゆえに、人の悩みや苦しみを深く理解し、癒やす力を持つ一方で、周りのエネルギーの影響を受けやすく、疲れやすいという側面も持っています。

【参考記事】HSPのオーラについて詳しく解説しています▼

エンパスのオーラとは?その意味とエネルギーの流れ

エンパスのオーラのイメージ:エネルギーの流れ

スピリチュアルな視点では、エンパスの人はオーラ(その人を取り巻くエネルギーフィールド)にも特徴があると考えられています。

エンパスのオーラは、まるでスポンジのように、外部からのエネルギー(他者の感情、場の雰囲気など)を吸収しやすい性質を持っていると言われます。オーラのエネルギーの流れが「外側から内側へ」向かう傾向があり、オーラフィールドの境界線(バリア)が比較的薄い、あるいは柔軟であるため、他者のエネルギーが容易に入り込んできてしまうのです。これは「器型の魂」と表現されることもあります。

この特性により、エンパスは人の気持ちを深く理解できる反面、ネガティブなエネルギーの影響も受けやすく、人混みや感情的な場所で疲れを感じやすいのです。他者の悩みや問題を自分のことのように感じてしまうのも、このオーラの特性が関係していると考えられています。

エンパスであるかどうかを見分けるヒントの一つとして、「他者の悩みを自分のことのように捉え、放っておけないか?」という点が挙げられます。共感力の高さが、オーラのエネルギーの動きにも現れているのかもしれません。

エンパスオーラを持つ人のスピリチュアルな特徴11選

エンパスオーラを持つ人には、共通して見られるスピリチュアルな特徴がいくつかあります。あなたにも当てはまるものがあるか、チェックしてみてくださいね。

1. 直感力に優れ、本質を見抜く

エンパスオーラの特徴:直感力に優れている

エンパスの人は、論理的な思考だけでなく、鋭い直感力で物事の本質を捉えることができます。初めてのことでも「知っている」感覚があったり、言葉にされない相手の気持ちを察したりすることが得意です。まるで第六感が働いているかのように、物事の真実を見抜く力があります。

2. 他人の痛みや感情を自分のことのように感じる

エンパスオーラの特徴:他人の痛みを感じやすい

共感能力が非常に高いため、他者の身体的な痛みや、感情的な苦しみを、まるで自分の身に起きているかのように感じてしまいます。そのため、病院や人々の苦しみが集まる場所が苦手な人も多いです。相手が悲しんでいれば自分も悲しくなり、喜んでいれば自分も嬉しくなる、鏡のような共感力を持っています。

3. 感情移入しやすく、もらい泣きすることも

エンパスオーラの特徴:もらい泣きしやすい

他者の感情に深く同調するため、映画やドラマの登場人物、あるいは目の前で泣いている人に感情移入し、自分も一緒に涙してしまうことがよくあります。想像力が豊かで、物語の世界や相手の状況に深く入り込むことができるのです。

4. 他人の嘘や隠し事を見抜く力がある

エンパスオーラの特徴:嘘を見抜く

相手の言葉だけでなく、表情の微妙な変化、声のトーン、そしてオーラから発せられるエネルギーの不一致などを敏感に感じ取るため、相手が嘘をついていたり、何かを隠していたりすることに気づきやすいです。言葉巧みに取り繕われても、その裏にある真実を直感的に察知します。

5. 悲しいニュースや暴力的なシーンが極端に苦手

エンパスオーラの特徴:ショッキングなシーンが苦手

感受性が強いため、テレビのニュースで流れる悲惨な事件や事故、自然災害の映像、あるいは映画やドラマでの暴力的なシーンなどを見ると、その痛みや恐怖を自分のことのように感じてしまい、心身に強いショックを受けてしまいます。そのため、そうした情報を無意識に避ける傾向があります。

6. 動物や子供に好かれやすい

言葉を超えたコミュニケーション能力を持つエンパスは、純粋なエネルギーを持つ動物や子供たちと心を通わせるのが得意です。特別なことをしなくても、動物が懐いてきたり、子供たちが自然と集まってきたりすることがよくあります。赤ちゃんの気持ちを理解できる人もいます。

7. 整理整頓された綺麗な空間を好む

エンパスオーラの特徴:綺麗好き

周りのエネルギーに敏感なため、物理的な空間の乱れ(散らかった部屋など)も、エネルギーの乱れとして感じ取りやすいです。そのため、常に自分の周りを綺麗に整理整頓しておきたいという欲求が強く、綺麗好きな人が多い傾向にあります。清潔で調和の取れた空間にいることで、心が落ち着きます。

8. 人混みや騒がしい場所が苦手で疲れやすい

エンパスオーラの特徴:人混みが苦手

多くの人々の感情や思念が飛び交う人混みや、騒音などの強い刺激がある場所は、エンパスにとってエネルギーを過剰に吸収してしまい、非常に疲れやすい環境です。イベント会場や繁華街、満員電車などにいると、ぐったりしてしまうことが多いでしょう。

9. 相談されやすく、聞き上手

エンパスオーラの特徴:相談を受けやすい

相手の気持ちに深く寄り添い、共感できるため、自然と人から相談事を持ちかけられやすいです。話をじっくりと聞き、相手の立場になって的確なアドバイスができるため、「良き理解者」「頼れる相談相手」として、多くの人から信頼されます。

10. 他の人と違うと感じ、時に孤独を感じる

その特別な感受性ゆえに、周りの人との感覚の違いを感じ、「自分は少し変わっているのかもしれない」と感じて孤独感を抱えることがあります。自分の感じていることを理解してもらえない辛さや、周りに合わせることへの疲れを感じやすいのです。同じような感覚を持つ仲間を見つけることが、心の支えになります。

11. 一人の時間と自然を必要とする

エンパスオーラの特徴:一人の時間が必要

外部からの刺激やエネルギーの影響を受けやすいため、エンパスにとって一人になって心を休め、エネルギーを浄化・充電する時間は不可欠です。また、自然の中に身を置くことで、本来のバランスを取り戻し、癒やされることを知っています。海や山、森など、自然豊かな場所を好みます。

逆エンパスのオーラとは?エネルギーを与える存在

逆エンパスのオーラ:エネルギーを与えるイメージ

エンパスとは対照的に、「逆エンパス」と呼ばれるタイプの人もいると言われています。

逆エンパスは、エンパスと同様に人の気持ちに敏感ですが、エネルギーの流れが異なります。エンパスが外部のエネルギーを受け取る「器型」なのに対し、逆エンパスは自分のエネルギーを内側から外側へ強く放出する「泉型」のオーラを持つとされています。

彼らは、自分の持つ強いエネルギーで、周りの人々に影響を与え、場の雰囲気を変えたり、人を元気づけたりする力を持っています。人の痛みや苦しみを理解した上で、自分のエネルギーで相手を助けようとする傾向があります。

オーラは目に見えないものですが、逆エンパスの放つ強いエネルギーは、周りの人に「なんとなく気になる」「存在感がある」といった印象を与えやすいと言われています。

逆エンパスオーラを持つ人の特徴3選

逆エンパスオーラを持つ人の特徴イメージ

1. 良くも悪くも目立つ存在

逆エンパスオーラの特徴:目立つ

強いエネルギーを放っているため、何もしなくても自然と周りの注目を集めてしまいます。その存在感ゆえに、好意的に見られることもあれば、「生意気だ」「態度が大きい」とネガティブな感情を向けられたり、妬みの対象になったりすることも少なくありません。

しかし、逆エンパスは持ち前のポジティブさで、そうした逆境も乗り越えていく力を持っています。また、その目立つ存在感と責任感から、リーダー的な役割を任されることも多いでしょう。

2. 周囲が自然と真似をする(影響力)

逆エンパスオーラの特徴:周囲が真似する

逆エンパスの放つエネルギーには、周りの人を無意識のうちに同調させる力があると言われています。そのため、逆エンパスが始めたこと(趣味、ファッション、習慣など)を、周りの人が自然と真似し始めるという現象が起こることがあります。本人は気づいていなくても、トレンドセッターのような役割を果たしていることがあるのです。

3. その人が行くと店が混む!?(エネルギーの引力)

逆エンパスオーラの特徴:店が混む
自身で着色作成したミニチュア人形を使用しています。

逆エンパスの人が、たまたま空いていたお店に入ると、その後すぐに、なぜか他のお客さんが次々とやってきてお店が混み始める…という不思議な体験をすることがあります。これは、逆エンパスの放つポジティブで活気のあるエネルギーが、お店全体に広がり、人を引き寄せているからだと考えられています。まるで「招き猫」のような存在ですね。

エンパスオーラの色は何色が多い?白色は特別?

エンパスオーラの色:白、緑、黄などのイメージ

エンパスの気質は、特定のオーラカラーを持つ人だけに現れるわけではなく、基本的にはどのオーラカラーの人にもエンパスは存在すると考えられています。しかし、その中でも特にエンパスの特性と親和性が高いとされるオーラカラーがあります。

緑色のオーラを持つエンパス

緑色のオーラのイメージ

緑色のオーラ「癒やし」「調和」「慈愛」を象徴します。このオーラを持つ人は、元々共感力が高く、周りの人の感情や痛みに敏感です。そのため、エンパスの特性である「他者の痛みを感じやすい」「癒やしの力を持つ」といった側面が強く現れる傾向があります。自然と人をケアする役割を担うことが多いでしょう。

黄色のオーラを持つエンパス

黄色のオーラのイメージ

黄色のオーラ「明るさ」「好奇心」「知性」を表しますが、特に明るい黄色のオーラを持つ人にはエンパスが多いと言われます。これは、子供のような純粋さや感受性の豊かさが、他者のエネルギーを受け入れやすくしているためと考えられます。周りの感情に影響されやすい面もありますが、持ち前の明るさでポジティブに転換する力も持っています。

白色のオーラを持つエンパス(特別?)

白色のオーラのイメージ

白色のオーラ「純粋」「浄化」「高い霊性」を象徴する、非常に特別なオーラです。このオーラを持つ人は、元々スピリチュアルな感受性が非常に高く、目に見えないエネルギーの影響を強く受けます。そのため、エンパスの特性も非常に強く現れることが多いと言われています。高いヒーリング能力を持つ一方で、エネルギー的な防御が特に重要になるタイプです。

もちろん、これら以外のオーラカラー(オレンジなど)を持つ人の中にもエンパスは存在します。オーラの色とエンパスの気質が組み合わさることで、その人ならではのユニークな個性や才能が形作られるのです。

エンパスリーディング・オーラ鑑定で自分を知る

エンパスリーディング・オーラ鑑定のイメージ:占い師と相談者

今回は、エンパスと逆エンパスのオーラについて、その特徴や意味合いをスピリチュアルな視点からご紹介しました。

エンパスや逆エンパスの気質は、周りのエネルギーに敏感であるため、時に疲れや生きづらさを感じる原因になることもあります。しかし、それは同時に、他者の気持ちを深く理解し、癒やしや良い影響を与えることができる素晴らしい才能でもあります。

もしあなたが「自分はエンパスかもしれない」「もっと自分のオーラやエネルギーについて知りたい」と感じているなら、エンパスリーディングやオーラ鑑定を専門とするプロに相談してみるのも良い方法です。電話占いなどでも、経験豊富な鑑定士に気軽に相談できます。

自分の特性を客観的に理解し、エネルギーを上手にコントロールする方法を知ることで、あなたの持つ特別な才能をポジティブに活かし、より軽やかに、あなたらしく輝くことができるようになるでしょう。

この記事が、あなたの自己理解の一助となれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【参考記事】各オーラの色について詳しく解説しています▼

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