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フォスフォフィライトとは?意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

フォスフォフィライトはレア中のレアと呼ばれる鉱石で、唯一ジェムクオリティのフォスフォフィライトが産出していた場所で枯渇したことにより、知る人ぞ知る幻のジェムとなっています。コレクター向けであり超高額ですが、原石状態なら手が届かないということもありません。今回は、フォスフォフィライトについてチェックしていきましょう。

フォスフォフィライトってどんな石?

フォスフォフィライトとは

フォスフォフィライトとはリンを主成分としたリン塩酸鉱物。淡いブルーやブルーグリーンをしていて、澄み切った水や若葉を思わせるパワーストーンです。原石は双晶となることが多く、魚の尾を思わせるようなフィッシュテールタイプに成長することもあります。光を遮断したあとにも輝きを放つフォスフォレッセンスという効果や、微弱ですが多色性も備えています。

フォスフォフィライトはレア中のレアといわれる鉱石で、宝石を取り扱うバイヤーの中でも知らない人もいるほど。当然非常に高価であり、1カラット以下の小さなものでも数十万円、10カラットもあれば値段はつけられないほどなんだそう。研磨されていない原石状態のものがパワーストーンとして流通することがありますが、それでも他のパワーストーンに比べると非常に高価です。

フォスフォフィライトの名前の由来

フォスフォフィライト(phosphophyllite)はギリシャ語で「リン」を意味する「phosphorus(フォスフォラス)」と「葉っぱ」を意味する「phyllon(ピュッロン)」が合わさって名づけられました。リンを含有することや劈開が完全であり葉っぱのようにポロポロと剥がれることが由来です。

フォスフォフィライトの和名・別名

フォスフォフィライトの和名は「燐葉石(りんようせき)」です。

フォスフォフィライトの歴史

フォスフォフィライトはボリビアで発見されたといわれています。ボリビアはジェムクオリティのフォスフォフィライトが産出する唯一の地でしたが、現在では枯渇しています。

フォスフォフィライトの産地

ボリビア・ザンビア・アメリカ・オーストラリア・ドイツ

フォスフォフィライトはボリビアが唯一ジェムクオリティのものが採れる国でした。セロ・リコ鉱山のものはトップクオリティであるとされ、人気を博していましたが1950年代に枯渇しています。

他の地域でもフォスフォフィライトそのものの産出はありますが場所は限られていますし、粒が小さくカラーも薄いです。

フォスフォフィライトの硬度

フォスフォフィライトのモース硬度は3~3.5。モース硬度3といえば、10円玉で傷が入る程度です。また、劈開が強く葉っぱのような欠片がポロポロと落ちるように壊れます。摩擦にも衝撃にも弱いため、とても脆弱で取り扱いに注意が必要です。

フォスフォフィライトの宝石言葉・石言葉

「逆境」・ 「無限の可能性」・「挑戦」

フォスフォフィライトと誕生石・曜日石・守護石

フォスフォフィライトは誕生石や守護石の設定がありません。

フォスフォフィライトの色と種類・似ているパワーストーン

フォスフォフィライトはカラーレス、ライトブルー、ブルーグリーン、ミントグリーンなどのカラーリングをしています。中にはパライバトルマリンを思わせるようなネオンカラーのものもあります。ブルーグリーンのものがもっとも価値が高く、大きさや品質、カット加工の有無によっては値段がつけられないほど高価なものもあるのだそう。ジェムランクのフォスフォフィライトそのものが枯渇しているので、個人的に採掘されたものかコレクターが手放すオールドストックしか存在しないため、仕方ないことですね。

フォスフォフィライトと似ているパワーストーン

ミントトルマリン・スミソナイト・アクアマリンなど

フォスフォフィライトはブルーまたはブルーグリーンの淡いカラーリングをしています。そのため、ミントトルマリンやスミソナイト、アクアマリンなどが近いです。中でもミントトルマリンは分散率や硬度など鉱石としての特性が近く、輝きも近いためそっくりです。

他にも、淡いブルーアパタイトやブルーアポフィライトなども似ています。

フォスフォシデライト

フォスフォシデライトとはパープルカラーのパワーストーン。絵具で塗ったような不透明なルックスで、フォスフォフィライトとは似ても似つきません。名前が似ているだけなので、注意しましょう。

フォスフォシデライトはギリシャ語で「リン」を意味する「phosphorus(フォスフォラス)」と「鉄」の意味を持つ「sideros(シデロス)」が語源となっています。リンと鉄を含むことが由来です。

フォスフォフィライトが持つスピリチュアル的性質

フォスフォフィライトと風水

フォスフォフィライトは風水における五行思想では木気と水気を持っています。

木気は「仁」で、慈しみの心や情け、優しさの象徴です。木は伸びていく性質があることから成長や発展を意味しますが、反面、未熟さや愚直さの意味もあります。

水気は「智」です。人類の範疇を超えた叡智の象徴で、奇跡的な出来事やインスピレーションの象徴です。水は汚れを洗い流すことから浄化、変幻自在に姿かたちを変えることから自由や不安定といった意味も持っています。

フォスフォフィライトと相性の良い方位

東・東南

フォスフォフィライトとチャクラ

フォスフォフィライトは第4チャクラと第5チャクラを活性化させます。

第4チャクラは胸にある「ハートチャクラ」で、癒しや愛、調和を司ります。内面へ向けた力を放つチャクラで、生きていくうえで負ってしまう精神的なダメージを癒し、自愛と慈愛の心を育て、周囲と自分とのバランスを取ってくれるでしょう。

第5チャクラは「スロートチャクラ」で、喉にあります。知性、コミュニケーション、説得力、表現力を鍛えるチャクラで、相手のことを正しく理解したり自分を上手に表現するための力を宿しています。

第4チャクラが内面的なチャクラなのに対し、第5チャクラは対外的なチャクラ。セットとなるこの2つのチャクラを活性化させるフォスフォフィライトは、対人面においてバランスが取れた石といえるでしょう。

フォスフォフィライトはこんな人におすすめ

・可能性を広げたい人

・癒されたい人

・どんなときにも諦めたくない人

・自己成長したい人

フォスフォフィライトの効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.ヒーリング

フォスフォフィライトはヒーリング効果があります。

フォスフォフィライトは淡いブルーカラーをしていることが多いです。ブルーは冷静さや知性をもたらす効果やリラックス効果があるとされる色で、フォスフォフィライトも持ち主の感情を落ち着かせリラックスさせる効果があります。フォスフォフィライトの淡く透き通ったブルーを見ているだけで心が落ち着くという人もおいるでしょう。

また、フォスフォフィライトが持つヒーリング効果は、ただ持ち主を癒すだけでなく、未来に光を見せてくれます。疲れているときや絶望におそわれているときでも「またがんばろう」と思えるよう気分を上げてくれるので、精神的な毒を出すデトックスができるでしょう。起きてしまった出来事に対するダメージを癒すと同時に、未来への不安を消してくれるというわけですね。そのため、トラウマを癒したり、失敗から立ち直って再起したいときにもおすすめです。

2.才能開花・自己成長

フォスフォフィライトには才能開花や自己成長効果があります。

フォスフォフィライトは内面へ向き合う力と外に向けて放つ力のバランスが良く、自分の内面を外へ向かって上手に表現させてくれます。自分でも気づいていなかった才能や実力が存分に発揮され、可能性が広がるでしょう。フォスフォフィライトの石言葉である「無限の可能性」は、誰の中にもあるもので、フォスフォフィライトはその可能性を現実のものとし、持ち主の未来を無限に広げてくれるでしょう。

また、心を落ち着けて内面にたまった毒を出し、落ち着いた気持ちで自分自身と向き合うことで、自分に足りないものや伸ばすべき部分が明確になります。才能が開花することが、自己成長のきっかけにもなります。フォスフォフィライトは持ち主の中にある光に気づかせる力が強いため、良いところを伸ばして成長していけるでしょう。

3.ピンチをチャンスに変える

フォスフォフィライトにはピンチをチャンスに変える効果があるとされています。

フォスフォフィライトが持つヒーリング効果や希望の光をもたらす力は、持ち主の内面から光を引き出すことに長けています。自己成長を促す石ですから、ピンチに陥ったときに「誰かが助けてくれる」のではなく、「自分が一皮むけてピンチを乗り越える」方向へと進ませるのです。

「ピンチはチャンス」「雨降って地固まる」という言葉がありますが、フォスフォフィライトはその言葉を体現したかのような効果をもたらします。ピンチに陥ったとき、その原因を突き止め解決することは、自己成長につながりますよね。ピンチに陥ったからこそ得られる実りもあるでしょう。フォスフォフィライトは持ち主の内面に可能性と光を見つけさせることで、ピンチをチャンスに変えてくれるのです。

フォスフォフィライトと相性の良い組み合わせ

フォスフォフィライト×水晶

フォスフォフィライトと水晶の組み合わせは、自己成長効果を強めます。

水晶はどんな石とも合わせられる万能の石であり、合わせた他のパワーストーンの力を調節する能力を持っています。水晶単体では浄化や邪気払い、魔除け効果があり、持ち主の内面にある穢れを追い出したり、近寄ってくる邪気を払いのけて無効化してくれます。そのため精神安定や環境改善によく、お守りとしてしっかり持ち主を守護してくれるでしょう。

一方、フォスフォフィライトは持ち主の才能を開花したり、足りない部分に気づかせて自己成長を促します。水晶と合わせることでその力が強まるでしょう。また、水晶が持つ環境改善効果や精神安定効果により、余計なことを考えずにしっかりと努力することができます。

フォスフォフィライト×ラリマー

フォスフォフィライトとラリマーの組み合わせは、トラウマ解除や過去からの脱却に効果があります。

ラリマーは鉱物的にはブルーペクタイトであり、ドミニカ共和国で産出する水面のようなルックスをしたものをラリマーと呼んでいます。世界3大ヒーリングストーンの1つであり人気が高いですが、ドミニカ共和国政府により輸出制限がかけられているため、今後ますます希少かつ高価になっていくでしょう。ラリマーは癒しの力があるだけでなく、環境に適応させたり、物事を受け入れたうえで自分にフィットさせる力があります。そのため過去のマイナスな出来事を受け入れたうえで未来に生かすことができたり、失敗を繰り返さないよう導いてくれるでしょう。

一方、フォスフォフィライトは自分に足りないものを見つけて自己成長を促す効果があります。前向きなヒーリング効果もあるので、ラリマーと合わせることで過去の傷を癒し、納得し、未来へと向かうことができるでしょう。自分に足りないものを補うフォスフォフィライトと過去から学ばせるラリマーの組み合わせですから、未来に向かってどんどん自分を高めていくことができます。結果、思いもよらなかった素晴らしい人生を手にできたり、大きな成功を得られるでしょう。

フォスフォフィライト×グリーンアベンチュリン

フォスフォフィライトとグリーンアベンチュリンの組み合わせは、現状突破効果があります。

グリーンアベンチュリンは、フックサイトを含んだクォーツァイトもしくはクォーツシストのこと。光を当てるとキラキラと輝く、アベンチュレッセンス効果を持っています。木々の隙間から差し込む木漏れ日を思わせるようなルックスで、「まるで森林浴をしたかのような」とよく評されるリラックス効果があります。また、内包物が光を受けることによってより輝きを増すという点から、持ち主の内なる可能性を輝かせる効果もあるといわれています。

一方、フォスフォフィライトにはヒーリング効果と才能開花効果があり、心を落ち着けて状況をしっかりと判断し、自分の中に光を見つけさせます。自分の力で這い上がれるだけの力をもたらし、自己成長や困難打破に導きます。深い癒しと内なる力の目覚めをもたらすグリーンアベンチュリンと組み合わせれば、相乗効果が期待できます。清流や若葉に例えられるフォスフォフィライトですから、木々を連想させるグリーンアベンチュリンとのルックス的な相性も悪くないでしょう。

フォスフォフィライト×アクアプレーズ

フォスフォフィライトとアクアプレーズの組み合わせは、才能を生かす効果があります。

アクアプレーズとは近年流通を始めたパワーストーンで、クロムを含むミントブルーのカルセドニーのこと。日本以外では「クロムカルセドニー」の名で流通していて、唯一宝石として認められたカルセドニーとしても有名。パワーストーンとなることもあり、精神的なデトックス効果が高く、思考をクリアにしてじっくりと物事に取り組ませます。カルセドニー種全般にいえることですが、カルセドニー種は小さな結晶が集合してできているため、他人とつながる力が高まり、対人面が良くなるといわれています。ただし、アクアプレーズは他力本願を嫌う石なので、他人の力によってステップアップするのではなく、あくまで自分の力で道を切り開きたい人にぴったり。能力を上手にアピールすることができ、自分の力を元にして他人を動かし、ステップアップしていけるでしょう。

そして、フォスフォフィライトは持ち主の中に光を見つけさせるパワーストーン。素質や能力を生かし、未来を明るくしてくれます。自分の力をベースにして道を切り開かせるアクアプレーズと組み合わせれば、新たに見つかった才能や得意分野を伸ばし、飛躍していけるでしょう。アクアプレーズの力により周囲の人との関係も円満なままでステップアップしていけるので、安心ですね。

フォスフォフィライト×アマゾナイト

フォスフォフィライトとアマゾナイトの組み合わせは、問題解決効果があります。

アマゾナイトは「希望の石」「行動の石」と呼ばれる明るいブルーカラーのパワーストーンです。明るくポジティブな波動を持ち、持ち主に希望をもたらすとされています。迷いを断ち切り実際の行動に移す勇気をもたらすので、問題を解決するのにピッタリ。困難に陥ったときにも諦めることなく、未来を信じて進んでいけるでしょう。

そして、フォスフォフィライトにはピンチをチャンスに変える変換効果があります。フォスフォフィライトは持ち主の中にある光を認識させる力がありますが、持ち主の内面にある光は、持ち主がどんな状況に陥ったとしても失われることはありませんよね。そのことから、希望の光を信じ続けて努力ができる効果があり、困難に陥っても心が折れません。ポジティブさを勇気をもってして実際に行動を起こさせるアマゾナイトと組み合わせれば、ピンチに陥ったとしてもへこたれることがなくなるでしょう。

フォスフォフィライト×ロードクロサイト(インカローズ)

フォスフォフィライトとロードクロサイトの組み合わせは、積極性をもたらします。

ロードクロサイトはピンクカラーのパワーストーンで、別名をインカローズといいます。持ち主自身が気づいていなかった欲求や願望に気づかせ、それを素直に表現させたり叶えようという気持ちを起こさせる効果があります。願い事があっても「自分にはムリ」「叶うはずがない」と諦めたり隠したりすることがありますが、ロードクロサイトは心に情熱の炎を灯し、弱気な持ち主の背中を強く押すのです。そのためすべてにおいてポジティブかつアクティブになり、周囲に応援を頼んだり自分自身が素直に努力することができるでしょう。結果、願望が叶う確率も上がります。また、恋愛においては失恋の傷を、新しい恋をもたらすことによって癒す効果があるとされ、即効性のあるパワーストーンともいわれています。

一方、フォスフォフィライトは持ち主の中の光を認識させ、無限の可能性をもたらすパワーストーン。自分の中の光に気がついた人間は、物事をポジティブに考えられますし多少のことでへこたれません。ロードクロサイトがもたらす願望への気づきと合わせて、積極的に物事に取り組めるようになるでしょう。困難な願い事があったとしても一直線に突き進むことができ、あれよあれよという間に願い事が叶ってしまうこともあるでしょう。ただがむしゃらに突き進むのではなく冷静さをもたらすフォスフォフィライトですから、方向性を間違うこともありません。

フォスフォフィライト×ブルートパーズ

フォスフォフィライトとブルートパーズの組み合わせは、人生における成功をもたらします。

ブルートパーズには、豊かさや繁栄の象徴です。物質的な豊かさもあれば精神的な豊かさもありますが、ブルートパーズはその両方をもたらすといわれているのです。ブルートパーズは持ち主の思いに同調する性質があり、思いが強ければ強いほど努力ができる環境を作り上げ、ネガティブなものから持ち主を守り、前進させ結果を掴み取らせるでしょう。チャンスを引き寄せたり心を癒す効果もあるので、どうしても叶えたい願い事がある人にピッタリです。

そして、フォスフォフィライトは冷静に物事を見つめ、自分に足りないものを認識させて自己成長を促す効果があります。困難に陥ったとしても希望を失わせず、ピンチをチャンスに変える力も持っています。必要なものを引き寄せたり魔除けのお守りやヒーリングストーンとしての役割も兼ね備えているブルートパーズとの組み合わせは、持ち主を守り、飛躍させてくれるでしょう。

フォスフォフィライト×カーネリアン

フォスフォフィライトとカーネリアンの組み合わせは、エネルギーを与えます。

カーネリアンとはオレンジやレッドのカルセドニーのことで、こっくりとしたとろみのあるルックスが特徴的。太陽や炎の力を持ち「活力の石」と呼ばれます。カーネリアンは持ち主にポジティブさや勇気、自信を与え、常に前進させ続けてくれる力強いパワーストーンです。立ち止まることを拒否するようなところがあるため、問題が生じて物事がストップするのを嫌い、問題が生じたときには洞察力を高めて解決の糸口をつかませてくれるでしょう。木気と火気を持ち、成長や発展、応用、昇華、パワフルといった意味もあり、事業や持ち主自身の成長に力を貸してくれますよ。

一方、フォスフォフィライトは才能開花やヒーリング、ピンチをチャンスに変えるといった効果があります。カーネリアンの持つポジティブさや状況判断能力が合わさることで、トラブル解決や大きな飛躍が可能となります。どんなときにもパワフルに突き進みたい人におすすめの組み合わせなので、新しく事業を始める人や今が頑張りどころだという人によいでしょう。

フォスフォフィライト×シトリン

フォスフォフィライトとシトリンの組み合わせは、開運効果があります。

シトリンは水晶の変色種で、イエローカラーをしていることから金運アップの石として知られています。コツコツと働いて金銭を得て貯めるという意味が強く、事業主や商売人に人気があります。シトリンはポジティブさやパワーを表すため、新しい事業を始めたい人や転職をしたい人にもおすすめ。停滞していた運気を流して良い運気を呼び込むため、全体的な開運効果が期待できるでしょう。

そして、フォスフォフィライトはピンチをチャンスに変える石であり、ネガティブなものをポジティブなものに変換します。シトリンが持つ開運効果と合わされば、これまで不幸続きであった人も一気に好転することができるでしょう。ただし、フォスフォフィライトは自分を成長させることで幸福を掴ませるので、シトリンの開運効果に頼っていてはいけません。あくまで、シトリンが悪い運気を流し良い運気を運び込んで努力が報われるベースを作ってくれるのだと認識し、しっかり努力をしたり正しい行いをするようにしてくださいね。

フォスフォフィライト×アストロフィライト

フォスフォフィライトとアストロフィライトの組み合わせは、状況好転や再起に効果があります。

アストロフィライトは母岩に張り付き放射状の結晶を形成する鉱物で、「破壊と創造の象徴」といわれます。星型になることも多く、ビッグバンや爆発、煌めきを連想させるからでしょう。強い力を持ち持ち主の中に眠っている能力を強制的に引きずり出し開花させたり、マイナスをゼロにしてまたプラスに転じるという効果があります。仕切り直しをしたいときや自分を変えたいときによいでしょう。

一方、フォスフォフィライトにも、マイナスからプラスを作り出す効果があります。破壊と創造を意味するアストロフィライトと合わせれば、マイナスの状況を強制的に変えることができるかもしれません。また、自己成長を促すフォスフォフィライトは、創造性を高めるアストロフィライトの力と共鳴して、形のないものを形にしてくれます。目に見える形で変化が感じ取れるため、どん底から這い上がりたい人や諦めていたことにもう1度チャレンジしたい人にもおすすめです。

フォスフォフィライトと相性の悪い組み合わせ

フォスフォフィライト×ケセラストーン

ケセラストーンはカルサイト、カオリナイト、マグネタイト、クリノゾイサイトなどさまざまな鉱物の集合体であり、鉱物としての定義はとくにないという少々変わった立ち位置にあるパワーストーンです。ケセラストーンの語源はフランス語で「どうにかなるさ」を意味する「ケ・セラ・セラ」であり、定義がないにもかかわらずあまり積極的に解明がされていないのも頷けてしまいますね。その名の通り、持ち主をリラックスさせて自然体で生きられるようにし、あらゆる物事を受け入れさせる力があります。どうにもならない過去の出来事を受け入れられたり、力を入れ過ぎずに毎日を過ごすことができるでしょう。

一方、フォスフォフィライトは自己成長を促す石です。自分に足りないものや良いところを見つけさせ、無限の可能性があることを認識させる効果があります。現状に満足せず上を目指させるフォスフォフィライトですから、「なるようになる」を意味するケセラストーンとは相性が良いはずがないのです。

フォスフォフィライトを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

フォスフォフィライトは原石から削り出されることが少なく、ルースにするだけでも困難なので、アクセサリーとして身に着けられることはほとんどないでしょう。あったとしてもとても脆弱なので、おすすめできません。とても高価なので紛失や盗難の可能性も考えて、原石やルースを自宅に飾る程度にとどめておくのがいいですね。

フォスフォフィライトのお手入れ・浄化方法

フォスフォフィライトは酸に弱いという性質を持っています。また、とても脆弱で流水の衝撃も避けた方が無難。紫外線によって退色する可能性も高いので、日光にも当てない方がよいです。浄化方法としては、水分や紫外線を避けられる方法を選びましょう。

浄化の頻度は2週間に1度程度、パワーチャージも同様で構いません。

浄化方法
対応
塩・塩水

流水

ホワイトセージ

水晶クラスタ・水晶さざれ


日光・月光浴




フォスフォフィライトのお手入れ・浄化方法早見表

ホワイトセージ

ホワイトセージによる浄化は、フォスフォフィライトに対応しています。

ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意してください。火をつけ、立ち上る煙の中にフォスフォフィライトをくぐらせましょう。10回程度で浄化が完了します。

水晶クラスタ・水晶さざれ

水晶クラスタや水晶さざれによる浄化は、フォスフォフィライトに対応しています。水晶のモース硬度は7でありフォスフォフィライトより硬いので、触れ合わせる際にはそっと置くようにしましょう。

クラスタを使用する場合は、クラスタの上にフォスフォフィライトを置くだけです。さざれ石を用いる場合は、さざれ石を浄化皿の上に盛り、フォスフォフィライトを中に埋めるか上に乗せるかしましょう。どちらも3時間程度で浄化が完了します。

水晶クラスタでパワーチャージができる

フォスフォフィライトは水晶クラスタによってパワーチャージができます。

水晶クラスタの上に1晩置いておくだけでパワーがフルになります。浄化と合わせて行うこともできて簡単なので、試してみるとよいでしょう。

日光・月光浴

フォスフォフィライトは、エメラルド部分が紫外線により退色する性質を持つため、日光による浄化はNGです。月光でなら問題なく浄化ができるでしょう。

浄化皿の上に乗せたフォスフォフィライトに、月光を浴びせるだけでOKです。1時間から2時間程度で浄化が完了します。

音による浄化は、フォスフォフィライトに対応しています。

音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意してください。浄化皿の上にフォスフォフィライトを乗せ、音を出します。水晶ポイントの先をフォスフォフィライトに向けたまま、フォスフォフィライト中心に円を描きましょう。音が鳴りやんだらまた音を鳴らして円を描き、それを10回程度繰り返してください。

フォスフォフィライトの好転反応・副作用

フォスフォフィライトは好転反応が起きるタイプのパワーストーンではありません。そのためたいていの人が問題なく持つことができるでしょう。

しかし、注意点があります。フォスフォフィライトは持ち主の中に光を見つけ、認識させ、引き出す力があります。ネガティブからポジティブへ、マイナスからプラスへと変えてくれるのですが、持ち主自身にその心の準備ができていなかったり、そのつもりがない場合には作用が中途半端になってしまいます。「変わりたい、変えたい」「自分を成長させたい」「逆境に負けたくない」といった強い気持ちがなければ作用しないので、効果を実感できないのです。

タイミングというものもありますし、本人の性質というものもあるでしょう。フォスフォフィライトが持ち主の力を引き出すのと同様に、自分がフォスフォフィライトの力を引き出せるのか、考えてみてくださいね。

フォスフォフィライトのQ&A

フォスフォフィライトの偽物の見分け方は?

フォスフォフィライトはとても高価なので、偽物を買うことはしたくありませんよね。何十万、時には何百万といった値段がつくことがよくあるフォスフォフィライトですから、どんなに小粒でも何千円で購入できるものでは決してありません。安いものには注意しましょう。イミテーションガラスである可能性もありますよ。

フォスフォフィライトは似た石がいくつもあり、ブルーアパタイト、ブルーアポフィライト、スミソナイト、アクアマリンなど名前を挙げればきりがないほどです。決して安くない買い物のはずですから、鑑別書付きのものを購入するようにしましょう。

本物のフォスフォフィライトであれば、鑑別書には「鉱物種名:天然フォスフォフィライト」「宝石名:フォスフォフィライト」と記載があります。

フォスフォフィライトが割れた・欠けた!特別な意味はある?

フォスフォフィライトはその脆弱さで有名な鉱石であり、割れたり欠けたりすることは珍しくありません。コレクター垂涎の絶産鉱物ともいえる存在ですから基本的には丁重に扱われますが、それでも破損するときには破損するものです。結晶状のものが途中からポッキリ折れてしまうこともありますし、側面が剥がれ落ちることもあります。

フォスフォフィライトの色が変わった?退色する?

フォスフォフィライトは淡いカラーをしていることが多く、紫外線によって退色しやすいです。そのため紫外線はなるだけ避けられるように配慮しましょう。

保管に問題がなかったのに退色をした場合には、スピリチュアルな要因があるのかもしれません。

パワーストーンは、力が強くなるとカラーが濃くなり、力が弱くなるとカラーが薄くなるといわれています。フォスフォフィライトのカラーに変化が見られたら、パワーに変化があったのかもしれません。まずは浄化とパワーチャージをして様子見してください。それでも戻らなければ、1ヵ月程度ジュエリーボックスで長期休暇を取らせます。その後もカラーが戻らなければ、パワーが変化したフォスフォフィライトとしてお付き合いしていくしかないでしょう。

フォスフォフィライトの購入におすすめの販売店・通販

瑞浪鉱物展示館

https://item.rakuten.co.jp/auc-mm-museum/1011/

JEWEL CLIMB

【楽天市場】フォスフォフィライト 宝石 ルース 1.40CT:直輸入価格のルース屋さん

まとめ

近年放送された宝石をモチーフにしたアニメの影響もあってか、フォスフォフィライトの日本における知名度は一気に上がりました。これまではコレクターしか存在を知らなかったり、宝石バイヤーですら見たことがなく知識もなかったようなマイナーな石ですが、知名度アップに伴い、小さな結晶ですが次第に流通するようにもなっています。しかし、どれもがとても高価で気軽に買える人はまれでしょう。鑑別書がついていて当然といえるほどのハイレアストーンなので、偽物を掴まされないよう、気をつけてくださいね。

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