失恋は、本当に辛いものですよね。
苦しく切ない気持ちから早く抜け出すためにも、あらゆる方法を試して自分を立て直そうとするでしょう。
ただ、失恋は想像以上に自分を傷つけてしまうため、失恋から立ち直ったどうかがわからなくなることもあります。
「もう大丈夫」と思って新しい出会いを探しても、まだ立ち直れていなかったら、余計に失恋の傷を長引かせてしまうことがあるでしょう。
そこで今回は、失恋から立ち直ったサインを解説していきます。
自信を持って次の恋に進めるように、参考にしてみてください。
また、失恋から立ち直ったか確認する方法も一緒に紹介していくので、チェックしてみてくださいね。
自分をしっかりと労わりながら、一歩ずつ前へ踏み出していきましょう!
失恋から立ち直ったサイン
失恋から立ち直ったサインは、意識しないと気づかないことが多いかもしれません。
傷が癒えたときは、いつもの日常に自然と戻っていることがほとんどだからです。
「私は立ち直れた!」と自覚しているときほど、実はまだ失恋で傷ついている心が残っているため、注意しなければいけないのです。
次の項目をチェックして「あれ、そういえば…」とふと思い当たったとき、それが失恋から立ち直ったサインだと言えるでしょう。
感情が安定している
失恋から立ち直ったときは、感情が安定している自分に気づけるでしょう。
失恋したときは絶望しているため、「苦しい」「辛い」といった負の感情に支配されます。
息苦しさを感じたり、体を動かすのも重く感じることがあるかもしれません。
なぜなら強い感情が出ているときは、体は常に緊張状態にあるからです。
泣き叫んだり怒鳴るように怒っていたりしなくても、失恋したときは激しい感情が体の内側で渦巻いているのです。
ちょっとしたことで感情が揺れ動き、失恋とは関係のない言葉や話題でも落ち込みやすくなるでしょう。
だからこそ失恋から時間が経ったり、何か吹っ切れられるようなきっかけがあったりすると、感情は凪のように穏やかな状態に移り変わります。
心が静かだと感じられるようになったり、日常生活で動揺が少なくなったりしている自分に気づいたら、それは失恋から立ち直ったサインでしょう。
また、感情が安定しているとわかりやすいのは、人の相談に乗れるようになったときです。
自分が傷ついているときは、周りの話を聞く余裕がありません。
しかし、感情が安定してくることで周りの状況がよく見えてくるため、自然と困っている人に気づけるようになったり、アドバイスが浮かんできたりするでしょう。
別れた人を思い出しても悲しくならない
失恋から立ち直ったサインとしてわかりやすいのが、別れた人を思い出しても悲しくならないと感じたときです。
失恋したばかりの頃は、相手を思い出すことも多いです。
そして、その度に悲しく落ち込んでしまいますよね。
しかし失恋から立ち直ってくると、相手と別れた事実を受け入れられるようになります。
今の自分に目が向けられるようになると、人は未来に希望を見るようになるため、過去の出来事への執着が薄くなっていくでしょう。
失恋した過去ばかりに意識が向いているときは、悲しみが薄まることはありません。
過去が思い出となったとき悲しみはなくなり、失恋から立ち直ったと言うことができるはずです。
別れた人への憎しみや怒りの感情が消える
失恋は悲しいものですが、次第に相手への怒りの感情も出てくることがありますよね。
自分を傷つけた相手として、憎く感じてしまうからです。
悲しみが薄まってきたとしても、相手への憎しみや怒りが残っている状態は、失恋から立ち直ったと言うことはできないでしょう。
ただ、悲しみよりも怒りはエネルギーがある状態なため、失恋から立ち直るためのステップを順調に踏んでいます。
悲しみの無気力状態から、怒りで積極的に行動できる状態になり、最終的には悲しみも怒りも忘れていつもの日常へと変化していくはずです。
相手への怒りはまだ執着がある状態ですが、憎しみに左右されている毎日は決して楽しくありません。
また、自分自身の魅力を下げることにもつながります。
怒りでエネルギーが出てきたとしても、それが自分を成長させるエネルギーではないと気づいたときが、失恋から立ち直るチャンスです。
別れた人に感謝や敬意がわく
別れた人に感謝や敬意が湧いたときは、失恋から立ち直ったサインでしょう。
「付き合ってくれてありがとう」と思えたり、相手の幸せを願ったりできるのは、別れた人への執着心が消えているからできることです。
自分にはもう関係のない人だと相手を過去にできたとき、人は思い出として失恋さえも美化してしまえるからです。
失恋で自分が傷ついたことを悲しんだり怒ったりしている状態は、失恋した事実を思い出にできていません。
ただ、人は時間が経つにつれて、どんなに辛かった事実でも過去にすることができます。
まだ悲しみや怒りの感情に左右されているときは、焦らずに時間が過ぎていくのをもう少し待ってみましょう。
別れた人の環境に関心がなくなる
失恋から立ち直ったときは、別れた人に興味がなくなります。
特に、気持ちに未練があると、どうしても相手の環境は気になってしまうものですよね。
他に異性の影がないかと気になったり、復縁のチャンスがないかと仕事の状況や今何をしているのかなど、生活環境が知りたくて仕方がなくなります。
そのためSNSで毎日相手のページや投稿をチェックしたり、自分から連絡をしてしまったり、共通の知人に情報を求めたりするようになります。
自分の時間を相手の環境を調べるために使っている状態は、失恋の傷から立ち直れていません。
別れた人よりも気になる出来事ができたり、自分の環境に集中することができたりするようになると、自然と相手への興味は失われていきます。
早く失恋から立ち直りたいときは、無理にでも自分の興味を持っていけるものを探してみるのも方法です。
別れた人出くわしても平気になる
失恋した相手のことがまだ好きなときは、会いたいと思う気持ちが強いですよね。
しばらくすると、「会ったら気まずくて嫌だな」と思う気持ちも出てくるかもしれません。
ただ、勘違いに注意しなくてはいけないのが、相手に会いたくないと思っている状態です。
相手に会いたくないのだから、失恋から立ち直ったように見えますが、傷はまだ癒えていません。
別れた人に会うことで感情が揺さぶられ、落ち込んだり動揺したりすることで、「やっぱりまだ好き」と感じて未練を引きずりやすくなります。
本当に失恋から立ち直ったときは、別れた人に会っても何も思わなくなります。
自分の恋愛感情を、過去のものにできているからです。
友達や知人のように相手を見られるようになるため、相手がどんな反応をしてきても、穏やかな感情でいられるのも特徴です。
別れた人に新しい恋人ができても祝福できる
別れた人に新しい恋人ができたと知ったとき、「おめでとう」と思えないのは、まだ相手への好きな気持ちが残っているからかもしれません。
失恋から立ち直ったとき、サインとして相手の幸せを願えるようになります。
自分と相手の人生は別々のものになったと、受け入れられているからです。
「素敵な人が恋人になって良かったな」
「今度は幸せになってほしいな」
そんな風に思えるのであれば、あなたはすでに失恋から立ち直っています。
すでに立ち直れている自分を感じることもできるかもしれません。
相手の幸せばかりではなく、今度は自分の幸せにも集中して、新しい出会いを探しにいってくださいね。
失恋から立ち直ったか確認する方法
ここからは、失恋から立ち直ったか自分で確認する方法を紹介していきます。
悲しみや苦しみが薄れてくると、失恋から立ち直ったように感じますが、実は無理をして自分に思い込ませようとしていることもあります。
失恋から立ち直るには深層心理と向き合う必要があるため、自分の感情をごまかしてはいけないでしょう。
「もう失恋から立ち直ったのではないか?」と感じたときは、チェックしてみてください。
泣く回数は減った?
別れた人を思って泣く回数が減ってきたときは、失恋から立ち直ってきていると言えるでしょう。
失恋したときは、何をしていても涙が出てきてしまうものですよね。
相手を思い出しては泣くだけでなく、涙が出ることで相手を思い出してしまうこともあるかもしれません。
だからこそ泣く回数が減ってきたのは、脳が失恋したことを過去にしようと作業している証拠になります。
悲しみが薄まってきたときこそ、もう一度失恋した相手のことをじっくりと考えてみてください。
そこで涙が出てくるかどうかで、失恋から立ち直ったと言うことができるでしょう。
相手を思い出す回数は減った?
失恋をしたときは、どんなに忙しくても相手を思い出してしまうものですよね。
失恋した瞬間を、何回も頭の中で繰り返し再生することもあるかもしれません。
しかし、時間が経つことで相手を思い出す回数は少なくなっていきます。
人の意識は、目の前の出来事に持っていかれるようにできているからです。
今を見られるようになった証拠として、別れた人を思い出す回数が減ってきているなら、失恋から立ち直っているはずです。
SNSを見る回数は減った?
失恋から立ち直った目安としてわかりやすいのが、SNSへのログイン回数でしょう。
別れた人に未練があるときは、癖のようにSNSにログインして、相手のページを何度も見てしまいます。
ただ、失恋から立ち直ると、SNSを開いて他人の生活をチェックする時間を無意味に感じ始めるでしょう。
相手に興味を失っていれば、あなたにSNSは必要ありません。
SNSにログインしたとき、友達のページのみをチェックして終わっているのであれば、失恋から立ち直れています。
環境を変えたいと思う?
失恋から立ち直ったときは、環境を変えたいと思うでしょう。
「今の仕事を変えたい!」
「引っ越しをしたい!」
「髪型を変えたい!」
どんなに小さな変化でも、今の自分を変えたいと思ったときは、過去と決別ができたときです。
そのまま新しい自分に生まれ変わり、前に進んでいきましょう!
不安になったときは専門家に相談してみよう
失恋から立ち直ったかどうか確信が持てないときは、周りに相談してみるのも方法のひとつです。
恋愛の専門家であれば、あなたの今の状態を見て、失恋から立ち直れているかどうかを教えてくれるでしょう。
電話占いなら、今まで何百人もの恋愛相談に乗ってきたプロが、これからのあなたにどんな出会いがあるか、道を示してくれます。
失恋から立ち直り、新しい恋が近づいてきているサインを逃さないように、無料で利用できる恋愛相談を試してみてください。
おわりに
失恋から立ち直ったサインは、あなたの感情にしっかりと出ていることが多いです。
ただ、それは激しく前に主張するような感情ではないため、気づきにくいかもしれません。
無意識のうちに相手を思い出す回数が減っていたり、仕事を忙しいと感じて泣く暇もなかったりしているのなら、失恋から立ち直っている可能性があります。
失恋の傷が癒えていないときは、環境に関係なく相手のことばかり考えてしまうからです。
そうでなくなった自分を実感したとき、次のステージ進む準備は整ったと言えるでしょう。
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