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失恋の立ち直り方【心理カウンセラー推奨10のステップ】次の恋への進め方

失恋から立ち直るのって難しいですよね…。

どんな方法を試してみても、好きな人のことばかり考えてしまうし、その度に失恋したことを実感して胸が苦しくなります。

時間が解決してくれると言っても、その間の辛さには耐えなければいけません。

そこで今回は、心理カウンセラーが推奨する失恋の立ち直り方を解説していきます。

失恋の感情をコントロールするには、心理的部分からアプローチしていくのも悪くないはずです。

次の恋に進むためにも、記事を参考にしてみてくださいね。

失恋から立ち直れない理由

まずは、どうして失恋をすると立ち直りが遅くなってしまうのか、その理由を解説していきます。

失恋をすると辛くなるのは、心理的な理由として解明することができます。

どうして自分がここまで失恋で苦しくなっているのか感情のロジックがわかれば、辛さを軽減することができるかもしれません。

執着心が強くなるから

失恋で辛い気持ちになったり立ち直れなかったりするのは、相手への執着心が強くなっているからです

人は手に入らないものこそ自分にとって重要だったり価値があったりするように見えるため、自分のものにしたいと躍起になってしまうのです。

他人のものほど良く見えるのも、自分には手に入らない執着からです。

失恋で好きな相手が他の人と付き合えば、相手への執着はより強くなり、忘れられなくなってしまうのです。

喪失感で無気力になるから

失恋をすると、胸がポッカリと空いたような気持ちになりますよね。

恋をすると、生活のすべては好きな人を中心にまわるようになってしまうからです。

好きな人のために外見や性格を良くしようと思ったり、仕事を頑張ろうとしたりしてきたでしょう。

そうした目標が失恋でなくなるために、喪失感から無気力になってしまうのです。

何もする気が起きないのは失恋で辛い気持ちになっただけでなく、新たな目標が見つかっていないことが原因でもあるのです。

無気力になると次の一歩を踏み出すことができなくなるため、失恋から立ち直りにくくなります。

自分を否定された気持ちになって自信をなくすから

失恋は、自分を否定された気持ちになるでしょう。

好きな相手から拒否されると、自分自身が他の人よりも劣っている人間のように思えて、自信もなくなっていきます

本当は相手と価値観が違うだけで、あなた自身は何一つ劣っていません。

しかし、好きな人と両思いになれないと、途端に自分に価値がない気がするのが失恋です。

そのため何事にも積極的になれなくなり、自分の殻に閉じこもりがちになります

視野が狭くなっていくと失恋の立ち直り方も方法が限られてきてしまい、効果的な方法も見つからなくなってしまうのです。

心理カウンセラーが推奨「失恋からの立ち直り方10選」

失恋から立ち直るには、外の世界に目を向けることが大事になってきます。

自分一人で悲しみに浸らず、気持ちをアウトプットすることが重要なのです。

ここからは、心理カウンセラーが推奨する失恋の立ち直り方を解説していきます。

失恋で辛いときだけじゃなく、人間関係などのストレスで辛いときにも有効な方法なので、試してみると良いですよ。

一人にならない

失恋から立ち直るためには、一人にならないことがポイントになってきます。

失恋で悲しい気持ちになると、どうにか自分だけで辛い気持ちを処理しようとすることが多いですよね。

他の人と話す気力もなくなるため、部屋から出ないなど一人になりがちです。

でも、話をしなくても誰かそばにいてもらうことで、元気が出ることって実はあるんです。

人間は哺乳類科の動物で、自分と同じ動物が近くにいることに安心を感じる本能があるからです。

集団で生きていく性質を持った動物でもあるため、そこから外れて一人でいると、無意識のストレスで辛い気持ちが増幅することもあります。

失恋から早く立ち直りたいときは、友達や家族などどしばらく一緒に住むのも悪くないですよ。

辛いときは泊まりに行くなど、数日だけでも人と一緒にいることで気持ちが浮上することもあります。

辛い気持ちを具体的に書き出す

誰かと一緒にいることで辛い気持ちが紛れる瞬間があることを感じたら、次のステップに進みましょう。

辛い気持ちを具体的に書き出してみるのです。

失恋から立ち直る方法として効果的なのは、自分の気持ちを自分でわかっておくことです。

自分の気持ちを整理することで現実が見えてきて、失恋したことを受け入れられるようになるからです。

失恋で辛い気持ちになるのは、自分が失恋したことを受け入れられないときです。

そのためまずは、自分の気持ちを理解することから始めましょう。

心理学では、「エモーショナル・ディスクロージャー」と言ってストレスを効果的に解消する方法として使われることも多いです。

エモーショナル・ディスクロージャーのやり方

①嫌だったことを紙に書き出す
例)
・失恋した
・好きな人から付き合えないと言われた
・好きな人に恋人がいた

②嫌だったことに自分がどう感じているかを書き出す
例)
・失恋したことが辛い
・好きな人から付き合えないと言われて悲しい
・好きな人に恋人がいて悔しい

③自分が感じた思いをポジティブな方向に変換させる(リフレミング)
例)
・失恋したけど人生の経験になった
・付き合えないとハッキリ言ってくれたから期待せずにすんだ
・もっと素敵な人と付き合える可能性がある

もしもリフレミングが難しいと感じたときは、辛い気持ちを書き出した紙をビリビリに破いてみましょう

辛く嫌な気持ちを自分の力で切り離していると錯覚させる効果が心理的にあるため、気持ちが軽くなるはずです。

辛い気持ちを人に話す

失恋の辛い気持ちを整理した後は、その気持ちを今度は人に話してみてください

たとえ整理されていなくても、とりあえず人に話してみることも大事ですよ。

心理学的には「カタルシス効果」と言って、取りとめなくても自分の感情を人に向けて話すことで安心感を抱いたり、辛さが解消される効果があるからです。

人に話すときは無意識に感情の整理を行っているため、話し終えたときには気持ちが落ち着いているはずです。

また、カタルシスの語源はギリシャ語になりますが、浄化の意味が含まれます。

言葉にすることで辛い気持ちを浄化していると思えば、気持ちは楽になるでしょう。

紙に書き出す「エモーショナル・ディスクロージャー」の方法だけではスッキリしないときは、友達に失恋の辛さを話してみることがおすすめです。

失恋した人と話す

友達や家族に失恋の辛さを話した後は、自分と同じような経験をした人とも失恋について話すことがおすすめです。

共感されると、承認欲求が満たされて気持ちが楽になることがありますが、より効果を高くするには最近失恋した人に共感してもらいましょう。

失恋した辛さを味わっている人の言葉には納得できる部分も多く、気持ちに変化が起こりやすくなります

心理治療のプログラムでは、同じ病気や経験を持つ人が集まって自分の境遇を話すことで、精神的安定を得られる効果も出ていますよね。

傷の舐め合いのように見えたとしても、失恋から立ち直る力をくれることがあるのです。

瞑想する

失恋の辛さから立ち直るには、人と関わることで意識を変えていくことが大切ですが、いつでも人と一緒にいれるわけではありませんよね。

一人になる時間も、毎日の生活では出てくるでしょう。

ただ、失恋の辛さはそういった瞬間を狙って襲ってくることもあります。

そんなときは、瞑想を取り入れてみてください

瞑想というとテクニックが必要になると思われがちですが、初めは呼吸を意識するだけでかまいません。

一人の時間は、息を吸って吐いていることに集中するのです。

歩いているときも、お風呂に入っているときも、眠る前も朝起きたときも、息を吸って吐いている自分を感じてみてください。

特に失恋した相手が頭をよぎったら、呼吸に集中することをより意識します

特に、辛いときは呼吸が浅くなりがちで、余計に気持ちを不安定にさせることが多くなります。

泣きそうなほど感情があがってきたときほど、深く息を吸ってゆっくりと吐くことを繰り返してみましょう。

イメージとしては、吐く息を足元までどんどんと下げてみてください。

呼吸が深くゆっくりとしたものになれば、気持ちも自然と安定していきます。

失恋から立ち直るには、自分の気持ちと向き合うことも大切ですが、しっかりと向き合った後は呼吸に集中して、なるべく相手のことを考えないことがポイントになってきます。

創作作業をしてみる

失恋をして辛いときは、創作作業をしてみるのもおすすめです。

創作作業は没頭してくると無になれるため、失恋したことや相手のことを忘れることができます。

創作作業が長くなるほど辛い気持ちから離れることができ、その時間が生活の中で多くなるほど立ち直りは早くなるでしょう。

また創作作業は失恋で見失いがちになる自己を、もう一度成形するにも役立ちます。

自分だけの世界に浸ることで、自分を見つめ直すことができるからです。

少し手の込んだ料理をしたり、絵や書道に挑戦してみたり、ガーデニングをしてみたりしてください。

できるだけ自分が長く没頭できるものを選ぶのがポイントです。

日光浴をする

失恋をして気持ちが塞ぎがちになると、眠れなくなることが多くなりますよね。

寝不足は精神だけでなく体調にも悪影響を与えるため、辛い気持ちが増していく負のループを作り上げてしまうでしょう。

そこでおすすめになってくるのが、日光浴です。

日の光を浴びて「セロトニン」をたくさん生成すれば、夜に眠りを誘う「メラトニン」というホルモンを増やすことに繋がります。

失恋から立ち直るには、夜にぐっすりと眠れるかどうかは重要になってくるでしょう。

意識的な部分から辛さを取り除くアプローチをすることも大切ですが、体の健康を整えることで気持ちも整いやすくなる効果があるのです。

運動やストレッチをする

運動やストレッチも、失恋から立ち直るための方法です。

一見関係のないように思えますが、運動やストレッチは心が無心になるだけでなく、気持ちを前向きにさせてくれるからです。

特に軽く汗をかく程度の有酸素運動は、幸せホルモンと呼ばれている「エンドルフィン」が脳内放出されるため、失恋の辛さを一時的に忘れることができるでしょう。

運動が得意でない人は、ストレッチで体を伸ばして呼吸に集中することで、リラックス効果を得ることができます。

落ち込んだときは心も体も止まってしまいがちですが、まずは物理的に体を動かしてみることで、気持ちに変化をもたらすようにしましょう。

五感をフル活用する

五感をフル活用するのも、失恋の立ち直り方として意識してほしいポイントです。

五感を活用することは、気持ちの解放につながっていくからです。

映画や本を見たり音楽を聞いたりして、思いっきり泣いたり笑ったりすると、どこか気持ちがスッキリするはずです。

また、美味しいものを食べて感動したり、お気に入りの香りでリラックスしたりするのも、落ち込んだ気持ちが浮上していくのを感じますよね。

五感に刺激を与えたり、自分の好きなものを感じさせたりすることで、気持ちは安定しやすくなるのです

失恋で辛いときは五感のどこかの部分を活用して、気持ちを落ち着けていきましょう。

小さな成功体験を重ねる

失恋でなくしてしまった自己肯定感を上げることも、立ち直るには必要な方法です。

自己肯定感を上げるには、成功体験を重ねることがポイントになってくるでしょう。

大きな成功でなくても、日々の小さな積み重ねの成功で自己肯定感は上げることができます

例えば、時間通りに起きられただけでも、それは一つの成功体験になりますよね。

自分が決めたルールや小さな目標を達成できたときは、しっかりと自分を褒めてあげましょう。

自己肯定感を上げて自信を取り戻すことができると、失恋を受け入れられるだけでなく、次の恋に進みたい気持ちまで出てくることがあります。

失恋から立ち直りたいと思ったときこそ自分ルールを決めて、小さな達成感を味わうようにしてみてください。

おわりに

失恋は誰もが経験するものでありながら、多くの人が立ち直ることができません。

失恋から立ち直れない自分を責めることはないのです。

「早く忘れなきゃ」「次に進まなきゃ」などと焦らずに、色んな立ち直り方の方法を試してみてください。

少しでも気持ちが軽くなったときは、あなたが失恋から立ち直り、きちんと前進しているサインになります。

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