風水が好きで、普段から生活に取り入れてる人も多いでしょう。ほんのちょっとの意識で人生が豊かになったり、いい運気が舞い込んでくるのなら、一度は試したいと思いますよね。
しかし、そんな風水が原因で不幸になってしまった…なんて本末転倒な経験をしている人もいるようなんです。そこで今回は、風水を信じて不幸になった人の体験談を4つ紹介します。
風水を信じすぎると不幸になるって本当？
まず、「風水を信じて不幸になる」と言われても、どういうことなのかピンとこない人もいるのではないでしょうか？風水で不幸になると言っても、風水そのものが悪いものというわけではありません。
風水に限らず、占いやスピリチュアルにしても、救いになることもあります。上手に取り入れる分には良いですが、なかには病的なまでに信じすぎてしまう人もいるでしょう。そういった人たちが風水によって不幸になってしまうケースが多いと考えられます。
例えば、「体に良いと言われている食べ物でも食べすぎると害になる」というように、何事もほどほどにしないと大変なことになる危険性は潜んでいますよね。それでは、ここからは実際に風水を信じて不幸になった体験談を4つ紹介していきます。
体験EP.1「風水を信じすぎて家族がバラバラに」
私は結婚後、家族の幸せを願うあまり風水にハマっていきました。最初はほんのちょっとしたきっかけから、「ちょっとやってみようかな…」といった軽い気持ちで風水に手を出しました。だんだんと「ここに鏡を置くといい」だとか、「ここにはこのカラーの家具がいい」だとか、日々風水のことで頭がいっぱいに。
家族は最初は一緒に楽しんでいましたが、だんだんと風水の話しかしない私にうんざりしていったようです。それでも、「風水をバカにする方がおかしい」と私は自分の非は全く認めず、それどころかどんどん心酔していきました。
占い師やスピリチュアルカウンセラーにも頼るようになり、勧められたことはなんでもし、また勧められたものは片っ端から買い集めていました。気がつくと、家の貯金にまで手を出すようになり…夫が痺れを切らして子供を連れて家を出ていきました。
人生が豊かになるように始めた風水で、家族が出ていくことになるなんて…その時の私は本当にどうかしていたと思います。それから数年後、自分の愚かさに気づき風水を一切やめました。家族との関係は良くはなっておらず夫はもうやり直す気持ちはないようで、結局私は孤独になってしまいました。
あの時、「風水なんかよりも家族の言葉に耳を傾ければ良かった」と、後悔しかありません。
体験EP.2「風水が原因で親との関係が悪化し疎遠」
私の母の話ですが、母はある時から風水やスピリチュアルにハマり始めました。今思えば私の反抗期と重なっていたような記憶があります。
当時の母は口を開けば風水の話、そして私にまでそれを強要してきました。「これを持ちなさい」とか「部屋のあそこにこれを置きなさない」とか…。または、部屋のインテリアにまで口を出してきて断り不機嫌になっていました。
私もまだ高校生だったので、母の異様さに気づくことが出来ずズルズルと放置していましたが、社会人になってから母の異常な風水への執着に恐怖を抱くようになりました。
私の忠告や意見も聞く耳を持たず…しまいには風水を否定する私を罵倒するように…。もう母と和解することが無理で、家を飛び出しました。あれから数年、私には母はいないと言い聞かせて生きています。
体験EP.3「風水ノイローゼになり精神科に通う日々に…。」
社会人1年目の時に、仕事でうまくいかなかったことをきっかけに風水にハマりました。元々依存体質だった私は、すぐに風水に心酔しありとあらゆることを風水で試すように…。うまくいったら風水のおかげだと思い、うまくいかなかったら風水の効果をもっと強めようとしたり、とにかく風水ありきの生活をしていました。
そんな日々を過ごしているうちに、風水のことを考えていないと不安になったり、恐怖を感じるように…。そして、聞いたことはすぐに試さないと落ち着かないようになりました。だんだんと、一日中風水のことが頭から離れなくなり、とうとう日常生活にも支障が出てきたのです。
体がなまりのように重く起き上がれなくなり、でもそうなってもまだ風水を信じていました。今の私の不調も風水によるものだと…。結局、会社には行けなくなり、見かねた家族に精神科に連れて行かれ、ノイローゼの治療をしています。
数年経ちましたが、今もまだ社会復帰はできておらず、あの時なぜあんなに風水に振り回されていたのか…後悔しかありません。
体験EP.4「私のおせっかいで友人との関係が崩壊」
私は数年前から風水にハマりました。引っ越しやイベント、自分の節目のときには必ず風水を気にしてきましたし、なんなら今でも風水は好きです。わしかし、風水が原因で友人から見放されてしまいました。
ことの始まりは友人からの相談でした。私は自身の経験と風水の知識から、友人に良いと思われるものはなんでも教えました。
会った時はもちろん、時にはメールや電話もしましたが、私が友人を思うが故にしつこくなってしまったのです。友人はそんな私をうっとおしく思い、また、私の風水心酔が怖いと噂になり、それまで築いてきた友人関係は全部壊れていきました。
誤解を解こうと、何度も電話をしましたが拒否され続け、今も私は友人と呼べる人はいません。風水にハマって信じたがために一生の友達を無くしてしまったのです。これから先、また友人を作るというのも難しく…、あの時のことをずっと後悔しています。
まとめ
今回は、風水を信じて不幸になった体験談を紹介しました。
風水自体は悪いものではありません。ただし、その活用方法を間違えてしまうと自分も家族も不幸にしてしまう恐れがあります。
実際に不幸になってしまった人が存在することから、心酔しすぎることがいかに危険なことかがわかるのではないでしょうか？異常なほど信じるのではなく、上手に生活に取り入れて自滅しないように気をつけましょう。ぜひ参考にしてください！
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