総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」によれば、家事関連時間を男女別に 2016 年と比べたところ、男性は 51 分で7分の増加、女性は3時間 24 分で4分の減少となっていると明記されていました。
未だ女性の方が家事に参加する時間は長いものの、男性が家事に参加する時間に関しては増加傾向にあるようです。
男性が行う家事の時間が長くなる中で、実際どの程度の男性が家事に参加しているのか。家事を行う理由も含めて検証を行いました。
調査概要
調査期間:2023年4月18日
調査機関:自社調査
調査対象者:現在結婚している男性200名
有効回答数(サンプル数):200名
調査方法:インターネット(クラウドソーシングサービス)による調査
本アンケート調査結果を引用する際は、LaniのURL(https://lani.co.jp)をご使用のほどお願いいたします。
調査の結果
Q, 現在家事を行なっていますか?
回答者のうち、現在家事を行っている男性は9割以上を占めているのに対し、行っていない男性は1割にも満たない結果に。
全体として何らかの家事を行なっている男性が多数派であることが見てとれます。
Q, どれくらいの頻度で家事を行っていますか?
家事を行っていると回答した男性に向けて、家事を行っている頻度について回答を求めました。
結果、週に1回や月に数回行っている男性よりも週に2日以上家事に参加しているという割合が高く、「ほぼ毎日」との回答が最も多くみられました。
Q, 参加している家事について教えてください
実際に参加している家事の内容について、「家計管理」「その他」以外回答が多く、特に「ゴミ捨て」を選択された方が多い結果となりました。
ゴミ捨てを行っていると回答した方の中でも、通勤のついでにゴミ捨てを行っているという男性が多そうですね。
Q, 家事に参加する理由は何ですか?
なぜ家事に参加しているのか、家事を行う理由について回答者に伺ったところ、「パートナーの負担を減らすため」という理由が過半数を超えていました。
最近では共働きする夫婦も増えてきているがゆえ、パートナーの負担を減らそうとする男性が多くみられたのかもしれませんね。
まとめ:今の男性は家事に積極的!家事を行う理由は「パートナーの負担を減らすため」
今回の調査では、現在結婚している男性200名のうち9割以上が家事を行っており、頻度に関しては「ほぼ毎日」と回答した方が多くみられました。
参加している家事の内容では、ゴミ捨てや食器洗い、掃除など多岐にわたって参加しているようです。
家事を行う大半の男性はパートナーの負担を減らすことを目的としており、男性の家事に対する積極性を捉えることができました。
■今後の調査
本調査の結果、家事に対して自主的に行う男性が多いことが明らかとなりました。
では、女性にとって男性に最も手伝って欲しいと思う家事は何なのでしょう。
料理か、はたまたお風呂掃除か。今後の調査にて、結婚している女性がパートナーに手伝って欲しいと思う家事の内容について明らかにしていきます。
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