「ママ友」は、子育て中のママにとって重要な存在。子ども同士を一緒に遊ばせたり、困ったときに助け合ったり、情報交換できたりと、ママ友にありがたみを感じている人も多いことでしょう。
しかし、一言でママ友といってもその性格はさまざま。会うと毎回嫌な気持ちになる、苦手なママ友の存在に悩んでしまうこともありますよね。
今回は、会うと嫌な気持ちになるママ友の特徴や、苦手なママ友との付き合い方などについて詳しく解説していきます。「ママ友付き合いに振り回されたくない!」と感じている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
会うと嫌な気持ちになるママ友ランキング
子どもが保育園や幼稚園、小学校などに入ると、ママ友の範囲もグッと広がります。「子どもが同じクラス」「子ども同士が仲が良い」という理由で、やむを得ず苦手なママ友と付き合わなければならないという人もいますよね。
ここでは、会うとなぜか嫌な気持ちになってしまうママ友の特徴をランキング形式でご紹介します。
8位 本音を言わない
ママ友関係では、自分の言いたいことをズケズケと言わず、一定の距離感を保っているという人も多いでしょう。それは正解なのですが、あまりにも自分の話をしなかったり、意見を言わなかったりするママは「何を考えているかわからない」と敬遠されがち。
当たり障りのない質問されてもはっきりと答えない・自分から全然話題を振らない・「何でもいいよ」しか言わないといった受け身すぎるママには、周囲もイライラしてしまうかもしれませんね。
7位 子育ての考えが合わない
子育ての方針は、家庭によってかなり異なります。それぞれの家庭のポリシーがあって当然ですが、極端な子育て方針を持つママは「付き合いづらい」と思われがち。
例えば、家に遊びに来たときに、絶対に市販のお菓子は食べさせない・ゲームは一切やらせないといった方針を貫こうとしてくるママは要注意です。自分の家庭内で実践するのは良くても、出掛けた先ではある程度柔軟さがあるほうがママ友関係はうまくいきやすいですね。
6位 自己中心的・図々しい
フレンドリーなんだけれど、何かにつけて自分だけが得をしようとするママ友も存在します。「それ、いらないならちょうだい」と何でも貰おうとしたり、「ついでに車に乗せてって」といっていつの間にか送迎を押し付けたりしてきます。
こういったママ友は、人間関係を損得で考えています。穏便に済ませようとして断れないタイプのママを狙っているので、毅然とした態度を取ることも必要ですよ。
5位 不愛想すぎる
もともと人見知りタイプのママは、挨拶されても自然に返せなかったり、会話中に全然目が見れなかったりすることもあるでしょう。悪気はないのかもしれませんが、周囲からは「不愛想で付き合いづらいな…」と感じられてしまうかもしれません。
また、「ママ友なんていらない」「ママ友とトラブったら面倒くさい」という感情が強すぎるあまり、挨拶すら無視するようなママも存在します。本人が関わる気がないのでいいといえばいいのですが、まわりのママにはかなり悪い印象を与えています。
4位 自慢話やマウントが多い
負けず嫌いで、いつでも自分が一番でないと気が済まないママは、つい自慢話が多くなりがち。「うちの子は〇〇で表彰された」「うちの子は塾でもトップクラス」などと自慢して、周囲のママを見下して優越感を得ようとします。
さらに、「あなたが〇〇しないからダメなんじゃない?」など、子育てをダメ出ししてマウンティングしてくることも。また、自分の子が負けたりすると悔しさのあまり不機嫌になり、無視をしたり悪口を言ったりクレームを入れたりする厄介なタイプでもあります。
3位 べったり依存してくる
一度仲良くなったら、いつでも行動を共にしようとする依存的なママもいます。参観日などの学校行事は必ず待ち合わせをして一緒に回ったり、休日などもすぐに連絡を入れてきて一緒に過ごそうとします。
さらに、誘いを断ったり別の人と行動しようとすると、焼きもちを焼いて不機嫌になってしまうことも。こういった幼稚なママ友は、周りから「一人で行動できないわけ?!」とイラつかれてしまいます。
2位 プライベートに踏み込む・なれなれしい
初対面なのにいきなりタメ口だったり、連絡先を聞いてきたりと、妙になれなれしいママ友もいます。こういうママは常に噂話のネタを探していて、「旦那さんの仕事なに?」「年収いくら?」など、プライベートな情報を探ろうとする傾向があります。
うっかり色々話してしまうと、一気に噂が広がってしまうこともありますよ。ママ友付き合いに慣れている人は、こういうママ友とは一定の距離を置いているはずですが、ママ友慣れしていない人は深入りして被害を受けてしまいがちなので要注意です。
1位 噂話や悪口が多い
数人のママ友が輪になって、噂話や悪口で盛り上がっている光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。こういったママ友は「性格が悪い」「裏で何を言っているかわからない」と思われて敬遠されてしまいます。
また、話題がネガティブなものばかりで、そのママ友と話すたびに気分が暗くなってしまうでしょう。もし、こういったママ友に他人の悪口を振られても、同調してしまうのはNG。「〇〇さんが悪口言ってたよ」とすぐに噂を広められてしまいます。
ママ友に会うと嫌な気持ちになるのはなぜ?
気持ちよく付き合えるママ友がいる一方、会うたびにモヤモヤ・イライラしてしまうママ友もいますよね。「私の心が狭いのかな?」と自分を責めてしまう人もいるかもしれません。
ここでは、そのママ友を苦手に感じてしまう根本的な原因を解説していきます。
距離感が近すぎる
あなたは、家庭の事情や子どもの悩み、仕事関係の話などをママ友に話しすぎていませんか?また、平日・休日問わずしょっちゅう会っていたり、送迎のたびに長話をしたり、どうでもいいLINEを長々と続けていたりしませんか?
ママ友と仲良くするためには、心を開くことも大切ですが、お互いの距離感があまりに近すぎると疲れてしまいます。また、一番大切にしたいのは家族なのに、ママ友との交友に多大なエネルギーを使わなければならないのも問題ですよね。
ママ友の中には、人と関わることを苦にしないエネルギッシュなタイプの人もいます。「自分とは合わないな」と感じたら、うまく距離を取らなければいけません。
性格が苦手
ママ友は、もともと子ども同士の年齢が近いというだけの関係。子どものために仲良くしているけれど、「自分だけで友達を選べるなら、この人とは絶対関わらないだろうな」というママ友もいるかと思います。
誰でも、波長の合う相手と合わない相手がいるのは当然のこと。そのママ友と性格が合わなくても、決してあなたが悪いわけではありませんよ。それなのに必要以上に親しくなろうとするので、常にストレスを感じることになってしまいます。
価値観が全然違う
ママ友と付き合っていると、子育ての方針がまったく違ったり、金銭感覚が大きくズレていると感じることもありますよね。学生時代から仲良くしている友人なら、お互いの価値観が比較的似ているかもしれませんが、ママ友はまったく違う世界で生きてきた人ですから理解し合うのもなかなか難しいものです。
こんなとき、つい「その考えはおかしいんじゃない」と感じてモヤモヤしたりしがち。ママ友とは子どもで繋がっているだけの関係なのに、無理に分かり合おうとしてしまうのです。
気を使いすぎている
ママ友に会うたびにドッと疲れてしまう場合、相手に気を使いすぎているのかもしれません。「ママ友がいないのは恥ずかしい」「ハブられたくない」「ボッチは耐えられない」という感情が強すぎると、ママ友関係でヘマをしないように神経をすり減らしてしまいます。
本来、ママ友とは上下関係ではないので、あなたも必要以上に気を使わずに堂々としていればいいはずです。愛想が悪すぎるのも良くないですが、「嫌われたくない」「仲良くしてほしい」と下手に出すぎるのも問題です。
苦手なママ友との付き合い方
子どもが関わっている以上、苦手なママ友でも関係を断ち切る訳にはいかないことも多いですよね。
ここでは、苦手なママ友とうまく付き合っていく方法を解説していきます。
深入りしない
ママ友経験が浅いと、フレンドリーなママが話しかけてくれたときに嬉しくなって一気に距離を縮めてしまいがち。フレンドリーなママは、本当にいい人の場合ももちろんあるのですが、ボス気質だったり噂好きだったりと厄介なタイプが多いのも特徴です。
ママ友と仲良くなるときは、いきなりプライベートな話をしたりせず、少しずつ様子を見ながら距離を調整していきましょう。
また、どんなにいいママ友でも、立ち話が長すぎたり家に入り浸られたりしたら疲れてしまいます。「この後用事があるから」など上手な断り文句を身に付け、適度な距離感を保つよう心掛けてくださいね。
悪口に乗らない
ママ友には本当に色々な人がいますから、安易に人を信用しすぎないことも大切です。とくに注意したいのが、悪口が好きなタイプのママ友。「〇〇さんありえないよねぇ?!」なんて話を振ってきて、それに同調してしまうとあなたも悪口を言っていたことにされてしまうのです。
話題が悪口になったら、「へぇ~そうなんだ」「知らなかった」と適当に相槌を打って、その場から早めに離れるようにしましょう。悪口を言うタイプのママは、情報通なのでつい頼りたくなってしまうかもしれませんが、あまり深入りしないほうが身のためですよ。
ムキにならない
ママ友からのマウンティングや自慢話、ダメ出し、嫌味などを思い出して、家に帰ってからもイライラしていませんか?腹が立つのもわかりますが、まともに相手をしていたら無駄にストレスを抱えることになってしまいます。
まずは、すぐに張り合ってきたり、余計な一言が多いタイプのママ友とは一線を引いて付き合うことが大切です。また、ママ友にマウンティングやダメ出しをされても、それであなたの価値が揺らぐわけではありません。「必死だな~」くらいの気持ちでスルーするスキルも身に付けましょう。
断る勇気を持つ
ママ友が家に押し掛けてきたり、子どもの世話を押し付けてきたりしたとき、嫌なら嫌と断ることができますか?「嫌われたくない」「変わった人と思われたくない」という気持ちが大きいと、なかなか相手の要求を拒否することができませんよね。
また、ボスママのカーストに巻き込まれてしまうと、悪口を言われたり子どもが仲間外れにされることが怖くて、ますます断ることが難しくなってしまいます。ボッチママになりたくないからといって、癖の強すぎるママ友と仲良くなるのは考えものですよ。
要求を断るときは、旦那の都合や仕事の都合などを引き合いにして、少しずつ距離を取るようにしていきましょう。
素敵なママ友に出会うには?
近年は、「ママ友付き合いは面倒」「ママ友なんていなくてもいい」という風潮も広がりつつありますが、やっぱり子どものことを色々相談できるママ友が身近にいると心強いですよね。
ここでは、素敵なママ友に出会うために心掛けるポイントについて解説します。
焦らない
新米ママの場合、ママ友が一人もいないとどうしても焦ってしまいがち。相手を見極めずに距離を縮めすぎた結果、ボスママグループから抜け出せなくなってしまったり、意地悪なママに嫌がらせをされたりといったトラブルに巻き込まれやすくなります。
極論を言うと、ママ友はいなくても大丈夫です。小学生にもなれば子ども同士で勝手に遊ぶようになりますし、困ったときは園や学校に問い合わせればよいでしょう。そのくらいの気持ちの余裕を持っておいたほうが、いい出会いに恵まれますよ。
無理しないで自然体で過ごす
ママ友と接するとき、「楽しい会話をしなければ」「いい人と思われなければ」と考えすぎていませんか?自分に自信が無いと、どうしても外面を取り繕ってしまいますが、無理をしているとママ友付き合いがどんどんストレスになってしまいます。
それよりも、「気の合う人と仲良くなれればいい」という自然体な気持ちで過ごすのがおすすめ。「ちょっと相性が悪いな…」と感じるママ友とは、会えば多少会話するくらいの間柄を保てば大丈夫ですよ。
笑顔を心掛ける
ママ友がほしいとき、むやみに色々なママと距離を縮めすぎるのは危険ですが、周囲に壁を作りすぎるのも問題です。笑顔が無かったり、話しかけてもそっけなかったりする人とは、仲良くしたいとはなかなか思えませんよね。
子どものお友達のママを見掛けたら、笑顔であいさつすることを心掛けましょう。さらに、「この間の行事お疲れさまでした」「宿題大変ですよね」など、当たり障りのない話題を振れるとなお良いです。自分と合うママ友かどうかは、話してみないとわからないので、あまり警戒しすぎずにコミュニケーションを取ってみてくださいね。
まとめ
今回は、会うと嫌な気持ちになるママ友の特徴や、苦手なママ友との付き合い方などについて詳しく解説してきました。
子どもの保育園や幼稚園、学校の関係のママは、本当に色々なタイプの人がいますよね。性格が合わないだけでなく、図々しかったりネチネチしていたり負けず嫌いだったりと厄介なタイプのママも多いので、会うたびにストレスが溜まってしまいます。
ママ友付き合いは、距離感の保ち方が大切。この記事を参考に、ママ友に振り回されない暮らしを手に入れてくださいね。
コメント