家事や育児に協力してくれない、自分勝手な言動が多い……など、普段から旦那に不満を抱いている方は多いのではないでしょうか。
「直してほしい」と伝えても、なかなか改善してくれないとストレスがたまりますよね。
こちらの記事では、旦那を許せない理由や精神的に追い詰める方法、NGな方法について解説します。
旦那を許せない理由
なぜ、旦那を許せなくなってしまうのか?
その理由について解説します。
余裕がないから
精神面や金銭面、時間、体力など、さまざまな面で余裕がなくなるとストレスがたまりやすくなります。
いつもならスルーできることにもイラッとしてしまったり、いろんなことが結びついて腹が立ってしまったりするものです。
特に旦那が育児や家事に協力的でないと、「疲れているのは分かっているけど、なんで私ばっかり……」と思ってしまうでしょう。
最初は小さな不満でも、それが日々積み重なっていくと「許せない」となってしまいます。
気持ちを分かってもらえないから
家事や育児の大変さや疲れていてつらいことなど、自分の気持ちがうまく伝わらず理解してもらえないことも考えられます。
家事や育児を一緒にやってほしいという気持ちもありますが、その根底には「旦那に気持ちを分かってほしい」「私のことを大切にしてほしい」という思いもあるのではないでしょうか。
意思疎通がうまくいっていないときは、相手の言動の一挙手一投足に悪意があるように感じてしまうものです。
旦那の何気ない言動に、「どうせ家事や育児を楽だと思っているんでしょ」「仕事している方がえらいと思っているんでしょ」などと腹が立ってしまうこともあるでしょう。
察してほしいと思っているから
「何も言わなくても食器くらい洗ってほしい」「お願いしなくても、洗濯物くらいたたんでくれてもいいじゃない」と、いちいち言わなくてもやってほしいと思っている場合、不満がたまりやすくなるでしょう。
「これくらい気を利かせてやってほしい」と思っていても、気づかない旦那は多いです。
思っているだけでは気づいてもらえないため、「これをやってほしい」「これ、お願いしてもいい?」とハッキリ伝える必要があります。
このように、察してほしいという気持ちが大きいとストレスがたまり、「許せない」と思うようになるでしょう。
旦那を精神的に追い詰める方法
次に、旦那を精神的に追い詰める方法をご紹介します。
やりすぎに注意しながら参考にしてみてください。
ハッキリと伝える
不満があっても怒ったり、自分の気持ちをハッキリと伝えたりしていないのであれば、改善してほしいことや不満を伝えましょう。
いつも穏やかで優しいあなたが、自分の意見をハッキリと伝えたり怒ったりすることだけでも動揺するかもしれません。
「今まで優しく伝えてきたけど、何も変わらない」「本当に怒っている、ということを分かってもらいましょう。
具体的に何に不満を感じ、どうしてほしいのかを明確に伝えることが大切です。
事務的にふるまう
何を言っても変わらない場合や話し合いにならない場合、怒っていることを分かってもらう必要があります。
敬語を使ったり、必要最低限の会話のみで終わらせたりすることで、怒っていることに気づいてもらいましょう。
また、家事を仕事のように事務的にやってみるのも1つの方法です。何かを頼まれたら「承知いたしました」と、事務的に対応してみましょう。
いつも優しいあなたであれば、様子が違うと焦るかもしれません。
家事を休む
家事に非協力的な旦那の場合、洗濯や料理など、やらなければ旦那が困ってしまう家事を休んでみましょう。
急に休むことで、毎日当たり前にきれいな衣類があることや美味しいごはんが食べられることのありがたさを感じてもらうことが大切です。
失って初めて、「これは当たり前のことじゃなかったんだ」と気づくものです。
また、あなた自身も休むことで気持ちを整理することができます。仕事を休むように、たまには家事をお休みして、体も心も休ませてあげましょう。
実家に帰る
突然、実家に帰るというのも1つの方法です。普段から何を言っても変わらない場合、行動で表現する必要があるかもしれません。
仕事から帰ったら、妻や子どもが家にいない真っ暗の部屋。
その状況に驚き、なぜそうなってしまったのかを省みるのではないでしょうか。
また、家を空けることで家事をやらなければならない状況を作れます。
数日間、その状況で過ごしてもらうことで普段の言動を反省してもらえるかもしれません。
あまり家を空けすぎると、関係が悪化したり離婚につながったりするリスクもあるため、数日間にとどめておきましょう。
旅行をする
実家に帰って両親に心配をかけたくないという場合は、旅行に出かけたり、近場でホテルに泊まったりしてリフレッシュするのもおすすめです。
実家に帰るのと同じように、残された旦那は家事をしなければなりません。
何も言わずに旅行に出かけるのに抵抗がある方は、前日の夜に「明日から旅行に出かけてくるね」と伝えるのが良いでしょう。
旅行で非日常を味わうことで、日々の生活や旦那について冷静に見つめ直し、気持ちを整理することもできます。
また、純粋に旅行を楽しむことでストレス発散もできます。たまには全てを休んで、自分のために時間やお金を使ってみてください。
共通の知り合いに相談する
旦那が親しくしている人や仲の良い人など、共通の知り合いに相談してみるのも良いでしょう。
話し合いにならないときや、何を言っても無駄だと感じているときにおすすめの方法です。
外では「いい旦那」を演じている場合、そのイメージが崩れてしまうことに焦りを感じるでしょう。
第三者に注意してもらうことで、態度を改めてくれるかもしれません。
また、あなた自身も一人で悩みを抱え込まないことが大切です。誰かに話を聞いてもらうことで気持ちが軽くなるでしょう。
仕事を始める
専業主婦の場合、仕事を始めてみるのもおすすめです。
共働きになれば、家事や育児に協力してくれるようになるかもしれません。
また、あなたが経済的に自立することで「離婚を考えているのでは?」と焦る可能性もあります。
「働く必要はない。家のことをやってほしい」と言われる可能性があるため、「こういう理由でこの仕事がしたい」という明確な理由を用意しておきましょう。
離婚を視野に入れている場合、働く必要が出てくるため、少しずつ経済的に自立する準備をしておくのもおすすめです。
別居を提案する
離婚も視野に入れている場合は、別居を提案するのも1つの方法です。
本当に離婚してしまうことになる可能性が高いため、覚悟ができている方向けです。
不満を感じている人と毎日同じ家で過ごしていると、それ自体がストレスになってしまいます。
「精神的に追い詰めたい」と考えている時点で、かなりストレスがたまっており、冷静ではないといえます。
実家に帰ったり旅行をしたりして、数日間離れて過ごすくらいではどうにもならない場合、しばらくの間、別々に暮らすことを視野に入れた方が良いでしょう。
別居を提案する場合、具体的なプランも考えておくことが大切です。期間や住む場所などを明確に決めておきましょう。
NGな方法
旦那を精神的に追い詰めたくても、やらない方が良い方法もあります。
最後に、NGな方法をご紹介します。
無視し続ける
ストレスの原因である旦那と会話をしたくなくなることもあるでしょう。
しかし、ずっと無視し続けるのはおすすめしません。
最初は「怒っているのかな?」と気づかせることができるかもしれませんが、無視し続けるとやめるタイミングを逃してしまい、関係が悪化する可能性があります。また、旦那から離婚を申し込まれるリスクもあります。
怒っていても、必要最低限のコミュニケーションはとるようにしましょう。
暴力や暴言で伝える
「何を言ってもムダ」「話し合いにならない」という場合でも、暴力や暴言はNGです。
離婚に発展したり、離婚の際に不利になったり、場合によっては事件に発展してしまう可能性もあるためです。
夫婦げんかといえる範囲内で言い合うのであれば問題ありませんが、明らかな暴言や暴力は避けましょう。
物を壊す
怒りが抑えられなくなると、物にあたってしまいたくなる方もいるかもしれません。
しかし、旦那の物を壊すのはやめましょう。
物を壊されると旦那は確実に困るかもしれませんが、仕事や生活に支障が出たり、買い替える費用が発生したりします。また、仕返しをされ、あなたの物を壊される可能性もあります。
「腹が立ったら物を壊してもいい」という家庭内のルールのようなものができてしまい、関係が悪化するリスクもあります。
また本来、物にあたるのは良いこととはいえません。子どもがいる場合は、子どもがまねしてしまう可能性もあります。
周囲の人を巻き込む
旦那の周囲の人に、旦那の悪口を広めるなど、周りを巻き込むのは避けましょう。
共通の知り合いに相談するのであれば問題ありません。
しかし、あなたと直接の関わりがない旦那の上司や同僚に、わざわざ悪口を広めるなどの行動は仕事にも影響するでしょう。
相談する相手をしっかりと見極めましょう。
期間を決めずに出ていく
実家に帰ったり、旅行に出かけたりする場合は、期間を決めておきましょう。
旅行であれば期間を決めて出かける場合が多いと思いますが、実家となると長期間滞在することもできます。
いつまでも帰らなければ、離婚に発展してしまう可能性も高くなります。
「数日間、冷静になるために家を空ける」など、期間と理由を明確にした上で実行しましょう。
やりすぎには注意しよう
どの方法に効果があるかは、旦那との関係性によって異なるでしょう。
あなた自身が家事や育児を休み、リフレッシュできる方法もあるため、冷静になるためにもぜひ取り入れてみてください。
とはいえ、どの方法もやりすぎには注意です。
「離婚までは考えておらず、ちょっと復讐したい」くらいの気持ちであれば、今後の関係がうまくいくことをイメージした上で実行しなければなりません。離婚に発展してしまうほどダメージを与えるのは避けましょう。
また、離婚を視野に入れている場合でも、やり方によっては不利になる可能性があります。
「ダメージを与えたい」という気持ちは分かりますが、今後のことも冷静に考えた上で実行しましょう。
おわりに
旦那を許せない理由や精神的に追い詰める方法、NGな方法について解説しました。
やりすぎには注意し、あなたが抱えている不満や改善してほしい点をうまく伝えましょう。また、離婚を視野に入れている場合も不利にならないよう、冷静に注意して実行することが大切です。
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