守護霊 再⽣ -完結編- 第八回 | SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画

守護霊 再⽣ -完結編- 第八回 | SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画

YOKU STUDIOによる連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。

今回は、「守護霊 再⽣」シリーズ完結編!

四回にわたってお届けしてきたこのシリーズの締めくくりです。

前回は、「ご先祖様」でもなく、⾼次の⾃分としての「ハイアーセルフ」でもなく、より上位の⽴場から私たちを導いてくれる存在としての「スピリットガイド」を紹介しました。

「亡くなったおじいちゃん(おばあちゃん)が⾒守ってくれている」という想像⼒と結びついた「守護霊」のイメージが普及している⽇本。

私たちを励ますものとしての、「誰かが⾒守ってくれている」というこの想像⼒を⼤切にしつつ、「家系」という限定性を超えた、もっと⾃由で柔軟な存在として、「守護霊」を捉え直していく上で。

「スピリットガイド」という概念は、とても⼤きなヒントになります。

今回は、この「スピリットガイド」を出発点にして、YOKU STUDIOが考える、これからの時代における新しい「守護霊」像を、わかりやすくお伝えします!

翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

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「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」

そもそも「スピリットガイド」を、「ハイアーセルフ」よりも上位の存在だと定義するなら
ば…。

それは、「私」という個⼈の枠を超えて、多くの⼈々に影響を及ぼす存在だと考えられます。

「ハイアーセルフ」は、「私」という個⼈の意識における、最⾼次元です。つまり、「ハイアーセルフ」以上の存在というのは、「私」だけではなく、もっと広く他者の意識も含みこむような、いわゆる「集合意識」に近い存在なんです。

「スピリットガイド」を、多くの⼈々を包括する、「集合意識」的な存在として捉えるとすると、たとえばそれは、神話上の神様や、宗教的な偉⼈などの、いわゆる「守護神」や「守護聖⼈」的な存在に近いように思います。

スピリチュアルの世界においては、そのような存在を、ひとくくりにして「アセンデッドマスター」と呼びます。

基本的には、イエス・キリストや聖⺟マリア、ブッダ(釈迦)、あるいは聖フランチェスコやマハー・アヴァター・ババジのように、かつてこの三次元の世界に⾁体を持って⽣きていた⼈物が、「アセンション」(次元上昇)し、⾮常に⾼いレベルの魂を有する⾼次元の存在として⼈々を導くようになったのが、「アセンデッドマスター」だと考えられています。

しかし、エジプト神話におけるイシスやホルス、インド(ヒンドゥー)神話におけるシヴァやラクシュミー、ギリシャ神話におけるアポロンやアルテミスなど、元は⼈間というわけではない、神的存在もそこに含まれることが多いようです。
(ドリーン・バーチュー『願いを叶える77 の扉―⼤天使とマスターを呼ぶ』、宇佐和通訳、ライトワークス、2006年参照。)

詳しくはいずれ、「アセンデッドマスター 再⽣」でお話しすることになるかもしれませんが、このマスターたちはそれぞれに「守護分野」を持っていて、私たちに⼒を貸してくれるとされています。

たとえば、キリストの「守護分野」は、「神とのコンタクト、聖なる導き、信義、すべての種類の癒し、⽰現、奇跡」です。

つまり「アセンデッドマスター」は、各々の特⾊としての理念や価値観のようなものを持っており、それらを共有しようとする⼈々の意識を包括すると共に、彼らを導く存在だと⾔えます。

⾼次元の世界から、その守護を必要とする⼈々に協⼒してくれる「アセンデッドマスター」は、「スピリットガイド」ととてもよく似た⽴場の存在であるように思います。

「ハイアーセルフ」を超えた六次元の守護的存在

また、「スピリットガイド」と「アセンデッドマスター」との類似点は他にもあります。ここで参照したいのは、アメリカのチャネラー、リサ・ロイヤルの⾔説です。

前回の記事では、「スピリットガイド」という概念について、主にイギリスをはじめとするヨーロッパ圏のスピリチュアリズムにおいて普及しているものだとお伝えしました。

しかし実は、この「スピリットガイド」というのは、リサや「バシャール」をチャネルするダリル・アンカをはじめとする、アメリカのチャネラーたちも使⽤する⽤語なんです。

リサは『プリズム・オブ・リラ』という著作において、⼀次元、⼆次元、三次元…という次元のレベルと、それぞれの特⾊について説明しています。

「ハイアーセルフ 再⽣ -中編-」においても、この著作を参照しながら、「ハイアーセルフ」が五次元の意識領域であるという考えを紹介したのですが、注⽬すべきは、リサが五次元のレベルについて語るなかで、「指導霊」の存在にも⾔及していることです。

●五次元 ― 集団意識としての⾃⼰の認識。直線的な時間からの解放。
これは英知のレベルである。知覚⼒のある意識は、ここで内⾯の英知に⽬覚め始める。英知に⽬覚めた意識は、低い次元にいる意識たちと、これを分かち合うことを望み、多くが指導霊になることを選択する。五次元の意識は、意識の家族(「オーバーソウル」)、または「ハイアー・セルフと融合する。⾮物質的な経験が⽣じる最初のレベルである。

(リサ・ロイヤル、キース・プリースト『プリズム・オブ・リラ』、星名⼀美訳、星雲社、1992年、29⾴)

この記述から読み取れるのは、五次元というのは、意識が「内⾯の英知」に⽬覚め始めるレベルであり、それがまさに「オーバーソウル」、「ハイアーセルフ」の意識領域であること。

そして、五次元的な「英知」にいたった意識が、さらなるスピリチュアル的な成⻑を選択すると、「指導霊」、すなわち「スピリットガイド」になる、という道筋です。

つまり、「低い次元にいる意識たち」を導く役⽬を果たす「スピリットガイド」というのは、五次元の「ハイアーセルフ」より上、つまり六次元以上の意識であると考えられるわけです。

またリサは、六次元の意識領域というのは、キリストや釈尊(釈迦、ブッダ)の意識領域であるとも語っています。

●六次元 ― 次元そのものとしての意識。
このレベルはキリストや釈尊の意識波動の特性を⽰すため、よく「キリスト意識」と呼ばれる。完全な記憶がよみがえるレベルで、各存在は⾃⼰のためでなく、「全体」のために責任を果すようになる。⾃⼰と「全体」の成⻑の過程が、完全に⼀体となるのもこのレベルである。

(同上30⾴参照)

「⾃⼰」のためではなく、「全体」のために⼒を尽くす六次元の意識領域は、キリストや仏陀、つまり、まさに「アセンデッドマスター」の領域。

この意識次元の分類から考えても、「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」の図式が浮かびあがってくるのです。

「守護霊」を⾃由に選択できる時代!

YOKU STUDIO では、以上のような考察を踏まえ、これからの時代の「守護霊」を、「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」として捉えようとしています。

「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」としての「守護霊」像の新しさは、⼤きく3つあります。

新しい「守護霊」像
  1. ⾎縁に限定されない
  2. 規範的・抑圧的に働きかけてこない
  3. 宿命的に決まっているものではない

「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」としての「守護霊」は、もちろん「ご先祖様」ではないため、⾎縁関係とそれ以外とを区別することはありません。

しかも、「ご先祖様」としての「守護霊」が持っていた、親族内で共有される決まり事としてのいわゆる「家訓」や、⼀般的な倫理観としての道徳を、体現することもありません。(「ご先祖様」が規範的なニュアンスを帯びていることは、「ご先祖様が⾒ている」といった⾔葉からも明らかですよね。)

その代わりに、「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」としての「守護霊」とは、私たちが⼒を貸してほしい時にそのつど彼らを⾃由に選択することができるような、とても柔軟な関係性を築くことができます。

たとえば、⺟性的な癒しのパワーを⾼めたいときは聖⺟マリアを、あるいは節度を持って思慮深くふるまいたいときはブッダを、⾃分の「守護霊」のように考えて、助⼒してもらうことができるわけです。

「⽬覚め」や「アセンション」へと向かうなかで、スピリチュアル的な⽣き⽅に関⼼を持つ⼈々が増えていくことが予想される今の時代性に照らし合わせると、このような「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」としての「守護霊」は、⼈々の精神的な成⻑のサポート役として、とても重要な存在だと⾔えます。

「⾒守ってくれる」存在の重要性

この新しい「守護霊」像は、⾁体や感情のレベルにおける限定的な絆や、規範的・抑圧的な固定概念から、私たちを解放するものです。

それだけではなく(ここがとても重要なのですが)、私たちが潜在的に持っている、⾃分の⼒を超えた⼤きな存在に⾒守ってもらいたいという願望を、叶えてくれる存在なんです。

現代に⽣きる私たちは、基本的に「私」という個⼈の⼒を信じ、独⽴した主体として⾏動していますよね。

けれども、たとえば⼈⽣に⾏き詰まった時など、⾃分⼀⼈の⼒ではなく、もっと壮⼤で神秘的な存在の⼒を借りることで、より良い未来へ向かっていきたいと願った経験は、誰しもが持っているのではないでしょうか?

特に⽇本というのは、古来の神道や仏教が根づいてはいますが、基本的に特定の信仰を持つ⼈々が少ない国です。(特定の信仰がないからこそ、お正⽉、バレンタイン、お盆、ハロウィン、クリスマスなど、なんでもありなんですね。)

⽇本に⽣きる私たちは、⼀神教に⾒られるような絶対的な「神」の概念を持たない代わりに、⾃分を「⾒守ってくれる」何らかの⼤きな存在を、いつも⼼の奥底で求めているように思います。

だからこそ、「守護霊」=「ご先祖様」というイメージが、これほどまでに普及したと考えられるのです。(このような⽇本⼈の想像⼒を踏まえ、それを上⼿く活⽤する形で、⻄洋的スピリチュアリズムの考え⽅を広めた浅野和三郎の功績というのは、改めて⾼く評価するべきものだと思います。)

これからの時代においてもきっと、「誰かが⾒守ってくれている」という想像⼒は、私たちの⼼の⽀えになり続けるでしょう。

しかしその時、その「誰か」として想定されるのは、もちろん信仰の対象としての絶対的な「神」ではないし、「ご先祖様」でもないはず。

気軽かつ⾃由に選択できる「スピリットガイド」≒「アセンデッドマスター」としての、新しい形の「守護霊」こそ、私たちを「⾒守ってくれる」、⼼強いパートナーのような存在となり得るのではないでしょうか。

次回からは、「カルマ 再⽣」シリーズをお届けします!お楽しみに。

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