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SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第 44 回 スターシード 再⽣ ②

SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第 44 回 スターシード 再⽣ ②

YOKU STUDIO による連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。

「スターシード 再⽣」シリーズ、第 2 弾です!

前回は、「スターシード」の基本的な意味を説明し、それが現代スピリチュアルの世界において、いわば憧れの的のようになっていることをお伝えしました。

スピリチュアルの世界においては、良くも悪くも「スターシード」への関⼼が強く、マーケティング的にも重要なワードになっているんです。

けれど、「スターシード」を、「3 次元の地球のアセンションを導きにやってきた、選ばれし⾼次元のヒーロー(ヒロイン)」として特権化してしまうと、「スターシード」vs「(普通の)地球⼈」という⼆項対⽴を強化してしまう問題点も…

「スターシード」を、このような⼆項対⽴を乗り越える形で、現代版に再定義していくために。

まずは、現在流通している⾔説における、「スターシード」の分類を整理していこうと思います!

「スターシード」のルーツとしては、複数の惑星(あるいは星団、銀河)が想定されていて、それぞれに特徴や使命を持っているとされているのです。

「スターシード」のルーツとは?

前回お話した通り、「スターシード」は、その魂のルーツを地球以外に持つ⼈々の総称ですが、そのルーツは⼀つに集約されているわけではありません。

「スターシード」のルーツは複数あり、様々なチャネラーやスピリチュアリストによって、体系⽴てて語られているんです。

そのなかでも重要なのは、アメリカのチャネラー、リサ・ロイヤルによる⾔説でしょう。リサについては、「ハイアーセルフ 再⽣」のなかでも⾔及しましたね。

彼⼥は、キース・プリーストとの共著である『プリズム・オブ・リラ』のなかで、地球⼈類が⽣まれる以前の宇宙⽂明の成り⽴ちを、⾃⾝のチャネリング情報を⽣かした洞察をもとに、詳細に語っています。

・琴座(リラ)のプリズムから派⽣した宇宙⽂明たち

この本のなかでは、そもそも宇宙に存在するすべてのものは、「⼤いなるすべて」のなかにあったと語られています。

統⼀体としてのその「⼤いなるすべて」が、琴座のプリズム(ホワイトホール)を通過した時、7 つの周波数帯に分かれたと⾔います。

ここで⾔われる「プリズム」とは、光を分散・屈折させる物体のこと。

光がガラスの多⾯体を通過すると、虹のような七⾊の可視光線に分かれるように、1つの意識領域であった「⼤いなるすべて」が、7つの意識領域に分裂し、個別の意識を持つにいたった。

それが宇宙⽂明の起源なのだと⾔うのです。

個別意識たちは、「宇宙」という絢爛たるつづれ織りの⽷⼀本⼀本となり、それが迷宮のように複雑に絡み合って⽣み出された紋様は、それぞれの⽷の起源を曖昧なものにしていった。
地球から⾒て、この銀河系宇宙という「つづれ織り」の中で重要な紋様を形作っている⽂明を以下に述べる。

(リサ・ロイヤル、キース・プリースト『プリズム・オブ・リラー銀河系宇宙種族の起源を求めて』、星名⼀美訳、ネオデルフィ、1992 年、40⾴)

そもそも⼀つであったものが、複数の⽷に分裂し、それが様々に折り合わさることで、個々の⽂明が⽣まれた、というのが、リサ(とキース)が提⽰する宇宙⽂明誕⽣のヴィジョンなのです。

彼らによって紹介されている宇宙⽂明は、以下の通り。

  • 琴座(リラ)
  • ベガ
  • エイペックス
  • シリウス
  • オリオン
  • プレアデス
  • アルクトゥルス
  • レチクル座ゼータ星(ゼータ・レチクル)

琴座(リラ)は、⼈間型⽣命体が初めて誕⽣した領域であり、「銀河系宇宙⼀族に属す⼈間型⽣命体は、すべてこの琴座で⽣まれた種族と遺伝的つながりを持っている」とされています(同上 40 ⾴)

ベガ、エイペックスは琴座の恒星や惑星であり、琴座との関わりがとくに強い⽂明。

それ以外の⽂明も、そのルーツは琴座であるとされます。

これらの⽂明は、宇宙の歴史のなかで地球⽂明よりも早く誕⽣した、いわば⼈類の先輩と⾔えるわけです。

・それぞれの宇宙⽂明は異なる特性を持つ

重要なのは、これらの⽂明が有する意識の周波数領域は、それぞれ異なるとされていることです。

たとえばアルクトゥルスは、⾮物質的な、つまり、⾁体を持たない⽂明であり、6次元の意識領域を持つと⾔われます。

いわゆる「天使」のように、⾼次元から物質界に働きかけ、インスピレーションや癒しをもたらす存在だと定義されているのです。

⼀⽅、ゼータ・レチクルは、かなり物質性が強く、地球に近い⽂明。

彼らの姿は、⾝体に⽐べて頭部が⼤きく、⼤きな⿊い⽬を持つ、という、まさに⼀般に広く普及し「宇宙⼈」のイメージに類似したものであり、情報収集を⽬的とした地球⼈の「拉致」(「アブダクション」と呼ばれます)にも関わることがあるとされます。

また、それぞれの⽂明は、独⾃の歴史を有しています。

たとえばシリウスでは、ネガティブ志向の意識と、ポジティブ志向の意識とが分裂して存在し、その「統合」が模索されたと⾔います。

そしてオリオンでは、そのような陰と陽の統合が困難を極め、熾烈な戦いが⻑く続いたとされます。

このように、⼀⼝に「宇宙⽂明」と⾔っても、そのあり⽅にはかなりの差異があるんです。

だから、それぞれの宇宙⽂明をルーツに持つ魂が、地球に転⽣して「スターシード」となった時にも、その特性は⼀定レベルで引き継がれると考えられるわけです。

現在ポピュラーな「スターシード診断」は、このような宇宙⽂明ごとの特性をもとに、魂のルーツを割り出そうとするものなんですね。

YOKU STUDIO(ナチュラルプラネット)でも、「スターシード診断」を⾏うことがあります。

私たちで採⽤している「スターシード」の分類は、

  • 琴座(リラ)
  • シリウス
  • オリオン
  • プレアデス
  • アルクトゥルス
  • アンドロメダ

の6種類。

リサ+キースが提⽰した宇宙⽂明の類型とは少し異なりますが、これはスピリチュアル界隈の共通認識にもなっていますし、「スターシード」というものを捉える上でかなりわかりやすい分類かと思います。

(『プリズム オブ リラ』のなかでは、アンドロメダに対しての⾔及が少ないのですが、それはそもそもアンドロメダが、地球やその他の宇宙⽂明が属する「天の川銀河」に存在しない意識領域だからだと考えられます。「天の川銀河」と「アンドロメダ銀河」は、別の銀河系なのです。)

次回は、宇宙⽂明に魂のルーツを持ち、地球に転⽣してきたとされる「スターシード」の分類について、それぞれの傾向性を解説していきます!

「スターシード診断」というものは、⾃分のルーツをある特定の宇宙⽂明に当てはめ、その特権性を⾼めるようなものではなく…

⾃分の傾向性を知って、それを⽣活に⽣かしていくためのツールとして、もっとラフな態度で活⽤すべきものだと、私たちは考えています。

次回もどうぞお楽しみに!

<スピリチュアル&カウンセリング YOKU STUDIO 東京 高円寺店>
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SRP目次(毎週金曜20:00更新)

翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

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