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SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第25回 チャクラ 再⽣ ⑤

SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第25回 チャクラ 再⽣ ⑤

YOKU STUDIOによる連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。
「チャクラ 再⽣」シリーズ、第5弾です!

前回は、⼀部の⽅には馴染みが深いかもしれない、「チャクラ」開発ワークにある落とし⽳について解説しました。

たしかに「チャクラ」は、私たちの魂が次元上昇し、もっと⾃由で柔軟な意識を獲得していくこととしての「アセンション」において、重要な役割を果たします。

しかしそれはあくまで、「チャクラ」というものが、私たちの3次元の⾁体と、より⾼次元の世界との、エネルギーの交流地点となっているから。

つまり、そのエネルギーの交流の質を⾼めることが重要なのであって、「チャクラ」という独⽴器官を「⽬覚めさせる」、あるいは「整える」ことだけが⽬標になってしまうのは、少々おかしな話。

必死で「チャクラ」開発をしなくても、エネルギー交流がバランスよく活発に⾏われていれば、「チャクラ」の輝きは、⾃然と望ましいものになっているはずなんです。

今回からは、これまでの「チャクラ」観やその問題点を踏まえて、YOKU STUDIOによる現代版「チャクラ」の定義を進めていきます!

「チャクラ」とは、⾁体と、⾼次元の⾝体層、さらには宇宙そのものとしての「ワンネス」とのエネルギー交流地点と考えられてきたことは、すでにお伝えしましたよね。

つまり、私たちが持つ「個」としての⾁体を、より⾼次の状態としての「全体」へと開き、エネルギーを融合させていくという、「個」のレベルでの「アセンション」と深く関わるポイントが、「チャクラ」とされてきたわけです。

しかし、ここで注⽬したいのは、「チャクラ」はもう⼀つ、「個」としての⾃分と、その周囲の他者との関係性が築かれる場所としての性格を持っていること!

つまり、「チャクラ」が関わっているのは、個⼈の内部で完結する「アセンション」のプロセスだけではありません。

YOKU STUDIOが重視する、他者との関係性、⾔い換えれば「私とあなた」の共同性のなかで⽣じる「アセンション」のプロセスにも、少なからず「チャクラ」が絡んでいるのです。

現代版「チャクラ」の定義に⼤きく関わる、この「チャクラ」のもう⼀つの性格を、詳しく考察していこうと思います!

バーバラ・アン・ブレナンが語る「チャクラ」

注⽬したいのは、ここまでのSRP 連載においても何度か⾔及した、アメリカの著名なヒーラー、バーバラ・アン・ブレナンです。

バーバラによる「チャクラ」の定義⾃体は、彼⼥独⾃の⽤語を⽤いて説明されるものの、ここまで解説してきた古代インドにおける原義、そして神智学の影響を強く受けた近代⻄洋における定義と、それほど異なっている点はありません。

インドの伝統では、各チャクラは複数の花弁から構成されているとされますが、私の、つまりより⻄洋科学的な視点からは、それらは花弁というよりもヴォルテクス(じょうご型の渦)のように⾒えます。つまり⼤きな渦の中に⼩さな渦がいくつか収まっている形です。(中略)そしてそれらの回転によって、エネルギーを、私がユニヴァーサルエネルギーフィールド(普遍的エネルギー場)と呼んでいるものから取り⼊れ、供給します。チャクラはつまり、エネルギーのトランツフォーマー(変圧器)としての機能を持っています。またそれぞれのチャクラは、各種の⼼理的機能にも関係しますし、関連する⾁体の部分にエネルギーを供給する働きもします。

「『光の⼿』著者 バーバラ・アン・ブレナンへのインタビュー 我々の知らない未知なる世界 チャクラとエネルギーフィールド」(聞き⼿ 王由⾐)(『FiLi 別冊保存版 チャクラの本 ⾝体の中の七つのエネルギーセンター』所収、有限会社フィラ・プロジェクツ、1997年、2-9⾴)、2-3 ⾴。

「ユニヴァーサルエネルギーフィールド」という、私たちの⾝体の周りにある普遍的・宇宙的エネルギーを、私たちの⾝体次元に適応可能なエネルギーに変換して取り⼊れ、供給するためのポイント。

これが、バーバラによる「チャクラ」の定義です。

「チャクラは直接、悟りないし⼈間の精神的成⻑と結びついています」(同上8 ⾴)と語っている通り、やはり⼈間の意識レベルの進化としての「アセンション」のために重要なものとして、「チャクラ」を捉えています。

ただし、バーバラの⾯⽩いところは、それで議論を終わりにしないこと。

彼⼥は、⼈間の精神的成⻑というのは、「個」の内部だけで達成されるものではないとして、「個」の外部、つまり他者との関係性を築くことが⽋かせないのだと主張します。

さらに、そこで⼤切なポイントとなるのもまた、「チャクラ」なんです。

他者との関係性を司る「チャクラ」

実は「ツインレイ 再⽣ ⑦」ですでに詳しく触れているのですが、バーバラは「⼈間関係コード」という概念を提唱しています。

彼⼥は、⼈間の精神的成⻑においては、⼀般的によくイメージされるような⼭奥での孤独な修⾏などではなく、⾃他の間に「愛」の関係性を築いていく経験が不可⽋だと考えます。

そして、⾃分と他者との関係性を取り持つものとして「コード」が存在し、その出発点となっているのが、「チャクラ」だと想定するんです。

⾃分と他者とをつなぐ(3次元では不可視の)コード、という概念は、ハワイのカフナ(シャーマン)の伝統的な考え⽅にある「アカ・コード」にも似ています。

各チャクラはそれぞれ異なる⼼理的機能に関係しているが、それぞれのチャクラからのびるコードもそれに対応した機能を持つ。その機能は、⼈間およびそれ以外の存在との「関係」に関連する。
・第⼀チャクラからのコードは⼤地深くへものびており、この⾁体の中で地球とまたほかの⼈間と関係を持って⽣きてゆくという意志の安定性に関係する。
・第⼆チャクラからのびるコードは、官能と性的関係において⽣の豊かさを楽しむことに関係する。
・第三チャクラからのびるコードは、⼈間関係において明断で適切な形で⾃⼰と他⼈のケアをすることに関係する。
・第四チャクラからのびるコードは、⼈間関係において愛することおよび愛と意志の精妙なバランスに関係する[訳注:第四チャクラは体の前と後ろにあり、体の前にあるものは愛に、体の背中側にあるものは意志に対応する。その両者のバランスを意味する。たいていの⼈はどちらか⼀⽅が聞いていて他⽅があまり機能していない]。
・第五チャクラからのびるコードは、⼈間関係に働く⾼い意志への確かな信頼に関係する。また⾳、⾔葉、⾳楽、シンボルを介した誠実なコミュニケーションにおける発信や受信に関係する。
・第六チャクラからのびるコードは、考えを交換し刺激しあうなかでさらに⾼いコンセプトをみつけると得られる陶酔感に関係する。この時、その相⼿に対する無条件の愛を経験する。また、愛する者を美しい光と愛の存在として認めることのできる喜びに関係する。さらに、スピリチュアルな視点に拠って愛することのできる能⼒にも関係する。キリストや釈迦のような多くの信仰に⽣きた⼈物が⾏なったことだ。
・第七チャクラからのびるコードは、より⾼い精神的領域とも結びついており、神、宇宙、ほかの⼈間との関係において、神の神聖な理性の内に存在することができる⼒に関係する。また他者との関係の内に存在する完壁なパターンを理解する能⼒に関係する。さらに、関係を結ぶなかで物質世界とスピリチュアルな世界を統合する能⼒にも関係する。

(バーバラ・アン・ブレナン『癒しの光―⾃⼰ヒーリングへの旅(下)』、王由⾐訳、河出書房新社、1997年、64-65⾴。)

このように、各「チャクラ」は、他者との関係を取り結ぶコードの起点となっています。

たとえば第1チャクラは「(他者と関係を結ぶことへの)安定した意志」、第4チャクラは「(他者への)愛と意志の精妙なバランス」、第6チャクラは「(他者に対する)無条件の愛」というように、それぞれが司る関係性の領域がある、というのです。

(バーバラは、コードの解説にあたって主に「⼈間関係」にフォーカスしていますが、彼⼥がここで⾔う「他者」は、必ずしも⼈間だけではなく、動物や⾃然、地球、宇宙、神にいたるまでの、「私」という「個」を超えた全ての存在を指していることは、とても重要です。)

彼⼥によれば、各「チャクラ」から伸びるコードが問題を抱えていると、つまり不健康な状態になってしまうと、それぞれが司る他者との関係性の領域に歪みが出てしまいます。

たとえば、第4チャクラから伸びるコードが不健康な状態だと、相⼿との恋愛問題で傷づきやすい、共依存的な関係に陥りやすい、といった傾向が出てくる。

だから、各「チャクラ」から伸びるコードを、なるべく健全な状態に、バランスよく保つことが、他者との関係性を充実したものにしていく上での鍵であり、ひいてはそのような関係性を通した魂の成⻑としての「アセンション」の鍵である、と考えられるわけです。

他者との関係性のなかで「チャクラ」は輝く!

バーバラによれば、それぞれのコードが健全な状態になる=他者との関係性が健全な状態になることによって、そのコードの「⾊」が美しく輝きだすのだと⾔います。

⼈間関係が健康的になってくると、コードは明るくなり、エネルギーがチャージされる。柔
軟で弾⼒的になる。健全な⼈間関係であれば、コードはさまざまな美しい⾊に彩られてとて
も美しい。

(同上67⾴)

もちろんそのコードは、三次元的に誰もが⽬に⾒えて把握することができるものではありませんが、彼⼥が語る「さまざまな美しい⾊に彩られてとても美しい」コードの状態、というのは、まさに活性化して輝いている「チャクラ」の状態に重なり合うものです。

ここから⾔えるのは、私たちの「チャクラ」の状態というのは、⾃分と他者とをつなぐコードの質、つまり、他者との関係性の質を反映するものでもあるということ!

⾃分と他者とをつなぐコードを、「明るく」て「柔軟で弾⼒的」なものにしていく運動を通して、より⾃由でパワフルな意識状態を獲得していくプロセスこそが「アセンション」であり、そのようなエネルギーの変動を経験すると、⾃然に「チャクラ」が輝き出す。

つまり「チャクラ」というのは、「私とあなた」の共同性を通した「アセンション」のプロセスを⽰すバロメーターである、とも⾔えるのではないでしょうか。

では、この意味で「チャクラ」を輝かせる、つまり「私とあなた」をつなぐコードの質を⾼めていくためには、どうすればいいのか?

バーバラはヒーラーですから、傷んだコードをヒーリングによって癒し、健全な状態を作り出した⾃らの臨床経験について詳しく語っているのですが、誰しもがこのようなヒーリングを受けられるわけではありませんよね…

そこでYOKU STUDIOでは、バーバラの理論をさらに⼀歩進めて、「チャクラ」の輝き=コードの質に象徴される、理想的なエネルギー状態に近づくための具体的な⽅法をお伝えしたいと思います!

重要なのは、⾃他に対するマインドセットを柔軟に変更させていくことなんです!

詳しくは次回、「チャクラ 再⽣」最終回で。乞うご期待!

<スピリチュアル&カウンセリング YOKU STUDIO 東京 高円寺店>
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SRP目次(毎週金曜20:00更新)

翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

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