SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第26回 チャクラ 再⽣ ⑥

SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第26回 チャクラ 再⽣ ⑥

YOKU STUDIO による連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。

「チャクラ 再生」シリーズ、第6弾です!

前回は、アセンション期における現代版「チャクラ」の再定義の手がかりとして、アメリカの著名なヒーラーである、バーバラ・アン・ブレナンによる「チャクラ」の考え方を紹介しました。

バーバラは、 ある個人と、その外部の他者をつなぎ合わせるものとして「コード」の重要性について語り、その「コード」の出発点こそ「チャクラ」だと考えます。

彼女の論によれば、自他の関係が健全な状態であることは、両者をつなぐコード、そして「チャクラ」が健全な状態であることとイコール。

だから、コードと「チャクラ」の状態を(ヒーリングなどによって)改善しながら、他者との健全な関わりを実現していくことが、私たち人間の魂の次元上昇・意識の拡張としての「アセンション」への道なのだと考えるのです。

バーバラの議論は、他者との関係を通して「アセンション」する、というプロセスのなかで、「チャクラ」を捉えている点で、私たちにとって、とても重要な参照項です。

しかし、様々な他者との関係を築くコードを、各「チャクラ」からたくさん伸ばしつつ、その質をひたすら改善していく、というのは、なかなか大変な作業であるように思います。

そもそも、バーバラが言う、「アセンション」への行程に必要な、健全な他者関係というのは、「みんな仲良し!」という、まるでユートピアのような状態にも思え、そこにはやや非現実的な響きがあります。

私たちの意識がより自由で柔軟になっていく「アセンション」した状態というのは、「あらゆる他者と仲が良い」状態というよりも、「あらゆる他者を認められる(許容できる)」状態だ、と考えられるのではないでしょうか?

YOKU STUDIO は、このバーバラの理論を一歩進めた形で、他者との関係を通して「アセンション」にいたるための、もっとシンプルで、リアリティのある方法を提示しつつ、「チャクラ」を再定義していきたいと思います!

翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

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「分離」があるからこそ「チャクラ」が存在する?

まず再考したいのは、他者との関係を築くものとしてのコード、そしてその出発点としての「チャクラ」の役割についてです。

バーバラの理論では、私たちが他者と関わる時には、必然的にコードによってつながる必要があり、それゆえに「チャクラ」が重要になるわけですが…

ここで注目したいのが、このコードという存在は、そもそも「分離」の状態を前提としたものであることです。

つまり、「私」と「あなた」が、物理的にも精神的にも、バラバラに別れた状態であるからこそ、両者をつなぐためのツールが必要になる。

けれど本来、高次元の意識領域(たとえば「集合意識」と呼ばれる領域)では、そのような「分離」した状態は存在せず、「私」と「あなた」は同一の存在です。

高次元の世界というのは、スピリチュアルの世界でよく言われる、自他の区分がない「統合」された状態なのです。

そう考えると、「統合」された状態においては、コードを伸ばして他者とつながることは、そもそも必要ないように思えます。

自他のエネルギーが、コードのような介在物なしで溶け合い、共存している状態、と言い換えれば、イメージしやすいでしょうか。

意識領域の拡張としての「アセンション」にいたれば、私たちは3次元の肉体を持ちながらもそのような自他が「統合」された意識を持って、日常生活を送ることができるようになる、とされます。

だとすれば、「アセンション」というものは、実は、他者との関係を築くうえで必要とされるコード自体を手放すこと、そして、そのコードの出発点としての「チャクラ」を無効化することだと、考えられるのではないでしょうか?

コードの質を改善するよりも、コード自体を手放す!

私たちが、実際に人間関係を築く時のことを考えてみましょう。

当初は良好な関係を築きたいと思っていた相手と、コミュニケーションを重ねていくなかで、ストレスを感じることは増え、その関係が上手くいかなくなってしまうことってありますよね。

どうでもいいことで相手にイライラしたり、思い通りに動いてくれないことを悲しんだり…

相手との距離が近くなればなるほど、そのような関係性のこじれや失敗を経験してしまうことって、多いと思うんです。

そのような状態を、コードという概念を用いて説明するのであれば。

自分は相手に対し、自分なりに最良と思われるコードを使ってアクセスしているのだけど、そのコードの接続がうまくいかない状態であるわけです。

そこで生まれるのは、自分が保持しているコードの性質が、相手に対して有効ではない、という気づきであり、挫折です。

そのような挫折というのは、私たちが他者に対して伸ばすコードが、そもそも何らかの個性、つまり「癖」のようなものを持っているからこそ、起きるものだと考えられるんです。

「カルマ 再生」などでもすでにお話した通り、私たちは誰しもが無自覚に、潜在意識における「癖」を持っています。

その「癖」というのは、私たちの魂が地球に生まれ出る時に経験することを欲して選択したとされる、感情的なドラマのシナリオとしての、地球的周波数(さらに、YOKU STUDIOが定義するところの、思想や価値観といった領域と結びついた分離的周波数)と、ほぼ同義です。

そのため YOKU STUDIO では、私たちの潜在意識の「癖」、つまり、地球的周波数や分離的周波数こそ、他者との関係を築く際に私たちが用いるコードと、表裏一体のものだと考えています。

その「癖」=コードを、ヒーリング等によって、望ましい方向に改善していく試みは、なかなかの労力が必要だし、対処療法的なものに過ぎません。

(たとえば、とても怒りっぽい潜在意識の「癖」を持っている人がいたとして、その人の性質を「あらゆる状況に対して怒らない」というものに書き換えていくのは、かなり大変かつ、終わりの見えない作業ですよね。)

そう考えると、その「癖」=コード自体を、手放してしまった方が手取り早いのです。

(つまり、「怒りっぽい」という「癖」を、「何事にも怒らない聖人君子」という性質を目指してその都度治療していくのではなく、「癖」自体を根こそぎ取り払ってしまった方が、あらゆるシチュエーションにおける他者との関係性の自由度・柔軟性が向上しやすいのです。)

アセンションすると「チャクラ」は透明になる?

バーバラが言うとおり、他者との関係を築くことは、「アセンション」において確かに大切です。

しかし、「アセンション」のプロセスにおける他者というのは、自らの「癖」を治療し、良好な関係を結び続ける対象として重要なのではありません。

その他者との交流を通して、自らが抱えている「癖」に気づき、それを手放していくきっかけになるからこそ、重要なのです。

バーバラは、自分と他者をつなぐコードというのは永続的なものであるとしていて、それを手放すという発想を持たないのですが、彼女の以下のような発言は、アセンション期におけるコード、および「チャクラ」のあり方を考える上で示唆的です。

先に挙げたボディサイコセラピーやヒーリングなどを通して、チャクラやオーラのブロックが浄化されると、その一部はユニヴァーサルエネルギーフィールドに戻ります。しかし大部分は、透明な光のエネルギーとなって、本人のエネルギーフィールドに統合されるのです。こうしていっそうのエネルギーが自己のエネルギーシステムに加わります。それは意識の覚醒度を高め、意識を拡張させます。悟りに至るためには、このようなプロセスを、この生だけでなく、たくさんの転生を通して行なう必要があります。

「『光の手』著者 バーバラ・アン・ブレナンへのインタビュー 我々の知らない未知なる世界 チャクラとエネルギーフィールド」(聞き手 王由衣)(『FiLi 別冊保存版 チャクラの本 身体の中の七つのエネルギーセンター』所収、有限会社フィラ・プロジェクツ、1997 年、2-9 頁)、8-9 頁。

彼女が言う「チャクラやオーラのブロック」を、個人の「癖」に規定された、自他をつなぐコードそのものとして読み替えるならば。

自他をつなぐコードが「アセンション」すると、その大部分は「透明な光のエネルギー」となるわけです。

ならば、そのコードの出発点となる「チャクラ」の色も、必然的に透明になることが想定されるように思います。

この仮説は、ダイアナ・クーパーの語る「高次元のチャクラ」が、次元性の上昇に伴ってその光沢が増し、透明な光に近づいていくこととも符合します。

私たちは、自らの「癖」を自覚し、それを手放していくことによって、より自由で柔軟な「ア
センション」した意識を手に入れることができます。

その時「チャクラ」は、「分離」をつなぎ合わせるという任務を終え、透明なエネルギーに
昇華するのではないでしょうか。

つまり「チャクラ」というのは、有色から透明な状態へと向かっていくことによって、他者との「分離」を乗り越えて「統合」にいたる、「アセンション」のプロセスの進行度合いを指し示すバロメーターだと、定義できるのではないでしょうか。

さて、次回は特別編!

前シリーズの「ツインレイ 再生」と、今シリーズの「チャクラ 再生」の総括として、アセンション期における他者との関係性の意義について、さらに具体的に深掘ります!お楽しみに。

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