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ハイアーセルフ再⽣ -後編- | 第四回 SPIRITUAL REBIRTH PROJECT

SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第4回 ハイアーセルフ再⽣ 後編

YOKU STUDIOによる連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。

「ハイアーセルフ再⽣」シリーズは、いよいよ今回が締めくくりです。

前回は、YOKU STUDIOが考える現代版「ハイアーセルフ」の定義と、その意識を⽇常⽣活に⽣かしていくメリットについて、お話ししました。

「ハイアーセルフ」は、的確な状況判断のもとに、⾃分のポテンシャルを最⼤限に発揮して、「いまここ」から⾃分の⼈⽣を⾃由に創っていける意識。

哲学者のように思慮深く、デザイナーのようにクリエイティビティに満ちている意識なんです。

私たちがみな、そのようなハイスペックな意識を潜在的に持っているのなら、それを⽣活のなかに⽣かしていかない⼿はありませんよね!

そこで今回は、この「ハイアーセルフ」の活⽤⽅法について、具体的にお伝えしていきます。

「ハイアーセルフ」の意識にアクセスする⽅法

「ハイアーセルフ」につながる、と聞くと、なんだかとても壮⼤で、難しいことのように感じるかもしれません。

しかし「ハイアーセルフ」は、たしかに無限の可能性を持った⾼次元の意識ではあるけれど、あくまで私たち⾃⾝の⼀部分。

⾃分⾃⾝の普段の意識をもっと拡張させていった先に、ハイアーセルフの意識と呼ばれる領域がある、というイメージでしょうか。

だから、崇⾼な儀式のような準備をしなくても、ちょっとした⼯夫で、「ハイアーセルフ」の意識にアクセスすることが可能なんです!

その⽅法を4STEPでお教えします。

「ハイアーセルフ」とつながるための4STEP
  1. リラックスする
  2. 問いかける
  3. イメージを受け取る
  4. ⽣活のなかに落としこむ

それぞれ詳しく⾒ていきましょう。

① リラックスする

「ハイアーセルフ」の意識につながるには、⾃分⾃⾝が安⼼して、⼼の底からリラックスできる状態を作ることが必要です。

怒りや悲しみや、過度な興奮などによって、気が散ってしまっている状態では、「ハイアーセルフ」の意識と上⼿くつながることはできません。感情や欲望、かたよった思考に振り回されることなく、ゆったりと、「いまここ」の⾃分⾃⾝に向き合える環境を整えることができれば、「ハイアーセルフ」へのアクセスルートが⾃然と⽣まれてきます。

リラックスできる環境というのは⼈それぞれなので、あなたが⼀番⼼地よく落ち着ける状態を作れれば、それが⼀番良いのですが…。

  • 部屋の照明を少し落とし、間接照明やキャンドルを灯す
  • ヒーリングミュージックなど、⼼が安らぐ⾳楽をかける
  • 好きな⾹りのアロマを焚く

このようなことが、実践しやすい⼯夫として挙げられるかと思います。

何も気負わずに、安⼼感に満たされた状態に⾝を置いてみることが、重要なファーストステップです。

(このようなリラックス状態は、余計なエネルギーに振り回されることなく、余裕を持って「いまここ」の⾃分を認めることができる、とても理想的な状態です。この状態が⽇常化すること―特別な⼯夫をしなくても、常にこのリラックス状態を保てるようになること―が、スピリチュアル的な「⽬覚め」に相当するのだと、YOKU STUDIOでは考えています。このことについては改めて、「⽬覚め」をテーマとした記事のなかで詳しくお伝えする予定です。)

② 問いかける

リラックス状態が作れたら、⽬を閉じ、何も考えず、⾃分⾃⾝の胸の⽅に意識を向けます。「瞑想」をするときのようなイメージです。

そして、⾃分の胸に、「ハイアーセルフ」に聞いてみたいことを問いかけます。

このとき注意したいのは、「A という道を選択したら、私は幸せになれますか?」とか、「Aと B、どっちを選択したら成功しますか?」といった質問は、「ハイアーセルフ」への問いかけとしては、あまり適切ではないということです。

つまり、YES /NO、あるいは A or B で答えられるような質問は、「ハイアーセルフ」向きではないんです

なぜかというと。

すでにお話しした通り、「ハイアーセルフ」は、⼈⽣の哲学者であり、デザイナー。⾃分⾃⾝の⼈⽣の、無限の可能性を把握することができています。

つまり私たちが、普段の⽣活に追われるなかでまったく⾒過ごしていたような、もっと⼈⽣を⾯⽩くできる可能性を、「ハイアーセルフ」の意識は知っているわけです。

YES /NO や A or B で答えられる質問をすると、最初の段階で、「ハイアーセルフ」の答えを制限することになってしまいます。前提条件として、「ハイアーセルフ」からの応答の可能性を限定してしまうのはもったいないので、なるべくその答えの幅や⾃由度が広くなるような質問をすると良いと⾔えます。

たとえば、

  • 「ハイアーセルフの望む未来は何ですか?」
  • 「ハイアーセルフの望む未来を叶えるために、明⽇からできることは何ですか?」

といった質問ですね。

そうすると、普段の私たちが想像もつかなかった、しかし、とても希望にあふれた応答を、「ハイアーセルフ」から受け取れる確率が⾼まります。

③ イメージを受け取る

⾃分の胸に、「ハイアーセルフ」に聞いてみたいことを問いかけたら、リラックスして、頭の中に浮かび上がってくるイメージを受け取ります。

「ハイアーセルフ」からの応答は、⾔葉よりも、絵や映像のようなイメージの形をとることが多いです。「ハイアーセルフ」は5次元の意識領域なので、⾔語の領域を超えた、抽象的なイメージによって、私たちに働きかけてくるのです。

「イメージを受け取るのって難しそう…」と思われる⽅もいるかもしれません。しかし、私たちは普段の⽣活のなかで、直感やインスピレーションを働かせ、それを⽣かして⾏動を起こすことが少なからずあると思います。ふとした瞬間に、頭のなかに⽔族館のイメージが浮かんで、「久しぶりに⽔族館に⾏ってみようかな?」という気分になったり。⼩さい頃に好きだった本を急に思い出して、「もう⼀度読んでみようかな?」と思ったり。

「ハイアーセルフ」からの応答は、まさにそういった直感やインスピレーションのような形でやってきます。だからあまり深く考えることなく、まずは浮かんだイメージを素直に受け取ってみましょう。

注意点として、イメージがなかなか浮かんでこない時は、無理やりに絞り出そうする必要はありません。緊張したり焦ったりすると、「ハイアーセルフ」の望みではなく、ネガティブな想念や、⾃⼰中⼼的な欲望や雑念が、先⽴って出てきてしまうことがあるからです。

イメージを得ることが難しい時は、あくまでリラックス状態を作ることを重視してください。

⼼⾝ともにリラックスした状態において、じんわりとした喜びと希望の感覚と共に、ゆったりと⼼の奥底から湧き上がってくるのが、「ハイアーセルフ」からのメッセージなのです。

④ ⽣活のなかに落としこむ

最後に、「ハイアーセルフ」から受け取ったイメージを⾃分なりに解釈し、⽇常⽣活に⽣かしていく⽅法を考えます。

受け取ったイメージがとても具体的だった場合(たとえば、⾃分がとても⽣き⽣きとした状態で、ある職業に就いて働いている様⼦など)は、そのイメージが現実化することをモチベーションにしていくと、⽇々の⽣活をもっと⾃分らしく楽しめるよ、という「ハイアーセルフ」からのメッセージとして解釈できると思います。

しかし、受け取ったイメージが、海や⼭の⾵景だったり、林檎や花、ノートといった個別のイメージだったりした場合は、ちょっと解釈に困りますよね。

そんな時は、そのイメージを⼀つの象徴として捉え、⾃分がそのイメージに向き合った時の気持ち、あるいはそこから受けた印象を⼿がかりにして、考えてみます。

たとえば私の場合、職場での働き⽅に悩み、「ハイアーセルフの望む未来は何ですか?」と問いかけた時に、「温泉」のイメージが出てきたことがありました。これは、実際に温泉に⾏くことをハイアーセルフが望んでいたというわけでは、必ずしもありません。たしかにその時は⼼も⾝体も疲れていたので、温泉に⾏きたい気分ではあったのですが(笑)。

つまり、私の悩みだった職場での働き⽅を、望ましいものにしていくためのヒントとして、「ハイアーセルフ」が教えてくれたのが、「温泉」のイメージだったわけです。私は、この「温泉」のイメージを仕事と関連づけて解釈することで、それまでの⾃分が仕事への義務感や緊張感でがんじがらめになっていたことに気づき、まるで温泉につかっている時のようにリラックスした気持ちで、仕事に向き合うことを⼼がけるようになりました。すると、マイペースに⽇々の⽣活を楽しむ余裕が出てくるようになり、仕事のパフォーマンスも⾃然に上がっていったのです。

このように、「ハイアーセルフ」からのメッセージがとても抽象的な時は、それを⾃分なりに⾃由に解釈することで、⽇々の⽣活のヒントにしていくことが可能です。

「ハイアーセルフ」からの応答は、明確な⾔葉ではなく、いろいろな解釈が可能なイメージの形をとるゆえに、それを⾃分次第でどのようにも、⽣活のなかに落としこんでいくことができるのです。

⾃分の⼈⽣の創造主になる!

ここまでご紹介した4STEP を実践し、リラックスした状態で受け取る「ハイアーセルフ」からのメッセージを、⽇常を⽣きるヒントにしていくことに慣れていけば、私たちと「ハイアーセルフ」とのつながりは、どんどんと⾃然に強化されていきます。

前々回の記事で参照した H・P・ブラヴァツキーの⾔説において、「ハイアーセルフ」は、宇宙の根本原理としての「神」と同⼀であるような存在として語られていました。その後、ニューエイジを経て、スピリチュアルの考え⽅がより⼀般的になっていくなかで、「ハイアーセルフ」はより⾝近な存在として考えられるようになりました。しかし、それでもなお、「ハイアーセルフ」はどこか私たちの普段の意識とは別次元の、⾼尚な存在として語られることが多かったように思います。

けれど、この「⾵の時代」において、私たちの普段の意識と「ハイアーセルフ」との間に、もはや明確な境界はありません。⼈間の意識が⾼次元化している(「⽬覚め」、「アセンション」へと向かっている)と⾔われるいまの時代においては、私たちの普段の意識が、「ハイアーセルフ」の意識と同⼀になることさえ、⼗分にあり得ることなのです。

リラックスして、「いまここ」の⾃分が置かれている状況をフラットに把握し、そこから⾃分の⼈⽣を創っていくことができる意識、つまり、⼈⽣の哲学者でありデザイナーとしての意識が「ハイアーセルフ」なのであり、私たちはその意識と⽂字通り⼀体になることができるのです。

「ハイアーセルフ」を「神」と同⼀の意識として捉えたブラヴァツキーの⾔説を踏まえるならば、私たちが「ハイアーセルフ」と⼀体になるということ=「神」と⼀体になること、だと⾔えるかもしれません。

しかしそれは、唯⼀の⾼尚な「神」の意識と⼀体になるということではなくて、オリジナリティにあふれた⼈⽣の創造主としての「神」の位置にそれぞれが⽴つということ、つまり、私たちの⼈⽣を私たち⾃⾝が広い視野で思考し、⾃由にデザインしていけるようになるということ、なのではないでしょうか。

ぜひみなさんも、「ハイアーセルフ」の意識を上⼿に活⽤し、⾃分の⼈⽣を⾃分らしく動かしていっていただければと思います。

次回以降、「再⽣」の対象とするのは「守護霊」です!どうぞお楽しみに。

<スピリチュアル&カウンセリング YOKU STUDIO 東京 高円寺店>
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翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

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