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SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第24回 チャクラ 再⽣ ④

SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第24回 チャクラ 再⽣ ④

YOKU STUDIO による連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。

「チャクラ 再⽣」シリーズ、第 4 弾です!

前回は、1980 年代以降に発展した「アセンション」⾔説における、「チャクラ」の語られ⽅についてお話ししました。

ダイアナ・クーパーに代表されるような、魂の次元上昇としての「アセンション」のプロセスに不可⽋なものとして「チャクラ」の活性化を捉える考え⽅が、広く普及したこの時代。

私たちの波動をより⾼めていくための、「チャクラ」を活性化させる(⽬覚めさせる)ワークなども、数多く考案されました。

しかし、この「チャクラ」開発ワークには、思わぬ危険が…

今回は、「チャクラ」に関⼼を持つ⼈が陥りがちな落とし⽳について、お伝えしていきたいと思います。

「チャクラ」を使いすぎると、病気になる?

「チャクラ」開発ワークは、「アセンション」⾔説において重要視されるものであると同時に、「超能⼒」や「霊能⼒」の開発を⽬的として⾏われることも多いものです。

場合によっては、特定のチャクラの集中的な開発によって、そのような能⼒を⼿に⼊れようとすることもあります。

・「第 6 チャクラが開けば未来予知ができるようになる!」
・「第7チャクラを⽬覚めさせてスピリチュアル能⼒を⾼めよう!」

こんな謳い⽂句、聞いたことはありませんか?

しかし、特定の能⼒を得るという⽬的のために、「チャクラ」開発に躍起になってしまうのは、実はかなり危ない⾏為でもあるんです。

たとえば、「チャクラ再⽣ ②」で紹介した本⼭博⽒も、偏った「チャクラ」開発によって⼼⾝の健康が崩れてしまう可能性があることを指摘していました。

本⼭⽒は、ヨガの修⾏を通してマニプラチャクラ(=第3チャクラ、ソーラープレクサスチャクラ)が⽬覚めた時、霊界と交流する霊的能⼒が開花したと⾔います。

しかし、開花したその霊的能⼒を使い、神のお告げを下す霊能⼒者であった⺟親に代わって⼼霊相談を引き受けているうちに、胃を病んでしまいます。

マニプラチャクラの⽬覚めは、霊の世界にヨギを⽬覚めさせるように思う。
ところがマニプラチャクラの⽬覚めで⽣じた霊的能⼒―霊界との交わりができる能⼒―をあまり使いすぎて、他のチャクラの開発、活動をおこたると、換⾔すると、⼀つのチャクラのみを他のチャクラに較べて使いすぎると、⼼⾝に異常が⽣じやすい。(中略)その状態が⼆〜三年続いた頃、それ迄、ヨーガ⾏を始めて⼆⼗年近く全然病気にならなくなっていた私が、胃の調⼦がおかしいことに気付いた。また⾝体がとても疲れるのである。その内にインドのアンドラ⼤学へ講義に三カ⽉ほど出かけた。インド滞在中に、インドの⾟い⾷事の影響もあって、胃潰瘍になった。帰国後は、⺟が前のように御神占をしてくれるようになり、私の胃潰瘍も、ヨーガ⾏とヨーガの体操と針治療で、⼀年半ほどして治癒した。この胃潰瘍の経験から、⼼霊相談における霊との交渉が、マニプラチャクラを働かせすぎ、他のチャクラとのバランスを破り、マニプラの⽀配する消化器系、特に胃に異常を⽣ぜしめたのだと思うのである。私の知っているマニプラを働かせすぎた霊能⼒者達は、短命に終わっている⼈や胃腸に異常にある⼈が多い。

(本⼭博『チャクラ・異次元への接点』、宗教⼼理学研究所、1978 年、143 ⾴。)

註)※ヨギ…ヨガを実践する⼈のこと。

他のチャクラに⽐べてマニプラチャクラを働かせすぎたことによって、マニプラがそのエネルギーを司る⾁体の部位に異常が⽣じてしまった、というわけです。

本⼭⽒はこの書籍のなかで、「チャクラの⽬覚めは、霊の進化、悟りにとって重要な因⼦である。チャクラの⽬覚めを得ずして、霊の進化、悟りを得ることは難しい。」(同上 182 ⾴)とし、「チャクラ」の⽬覚めは超能⼒の開花によって体感されるとも語っています。

このように、ヨガに精通し、霊的成⻑には「チャクラ」の活性化が不可⽋である、と説いていた本⼭⽒ですら、その「チャクラ」開発のバランスの難しさと、それに伴う危険を、強く意識していたのです。

「チャクラ」という器官は存在しない?

「だったら、あらゆるチャクラを全て均等に開発すれば、問題なく霊的成⻑ができるんだ!」というのは、少し性急な結論です。

そもそも、霊的成⻑のためには「チャクラ」の開発が必要、という考え⽅には、⽭盾があるように思います。

たとえば、「シルバーバーチの霊訓」を主な拠り所としながら、スピリチュアリズムを探究している⽇本の団体「スピリチュアリズム普及会」は、なかなか⼿厳しく「チャクラ」偏重主義を批判しています。

シルバーバーチをはじめとする、ヨーロッパ圏、特にイギリスの近代スピリチュアリズムにおいては、「チャクラ」という概念への⾔及はかなり少なく、その意義も評価されていません。

(神智学において、「チャクラ」がかなり注⽬されたことと対照的ですね。)

スピリチュアリズム普及会は、シルバーバーチの理論を元に、可視的な⾝体としての「⾁体」とエネルギー⾝体としての「霊体」というシンプルな⼆分法で、私たちの⾝体構造を捉えます。

彼らの理論では、⽇常⽣活において、私たちの⾁体と霊体は、「幽質接合体」というクッション材のようなもので接着されています。

そして、⾁体から霊体が離れる睡眠時には、2本の「シルバーコード」と呼ばれる紐状のも
のによって繋ぎ合わされることで、同⼀性を保っています。

彼らによれば、この⾁体と霊体の接合点が、「チャクラ」の正体。

接点を通って霊体から多くの霊的エネルギーが⾁体に流れ込むとき、その接点の状況を霊的視⼒で⾒ると、まるで⼀つの器官が活発に活動しているように⾒えます。そこからエネルギーがほとばしって流れ込んでくるように⾒えるのです。こうして⼤量の霊的エネルギーが⾁体に流れ込むことにより、霊体に備わっている能⼒が⾁体を通じて部分的に発現されるようになります。これがチャクラ開発にともなう超能⼒の発現なのです。

睡眠中など、幽体が⾁体から離脱する時、シルバーコードによって2つの⾝体が結ばれています。その際、特別太い2本のシルバーコードがあります。⼀つが霊体と⾁体の頭部(*第3の⽬の部分)を結ぶもの、もう⼀つが霊体と⾁体の腹部(*太陽神経叢の部分)を結ぶものです。霊体と⾁体は、シルバーコードによって分離中もエネルギーの交換をしています。これは“チャクラ”が、霊体と⾁体のエネルギーの通路となる接点のことであり、霊体と⾁体が分離するときには両者を結ぶシルバーコードになることを⽰しています。

(スピリチュアリズム普及会「霊的⾝体とチャクラについての誤解」〈スピリチュアリズム・ニューズレター第 19 号〉、2002 年。https://spiritualism.jp/newsletter/2002/nl-19/nl-19-3.html

このように彼らは、私たちの⾁体と霊体との接点(とりわけ、特別に太い2本の「シルバーコード」の位置)が、「チャクラ」と呼ばれているだけであって、「チャクラ」という独⽴器官は存在していない、と語ります。

つまり、⾁体と霊体との間で起きるエネルギーの交換現象そのものが、「チャクラ」という器官のように⾒えてしまうだけ(はっきり⾔ってしまえば、「チャクラ」という器官があるように錯覚しているだけ)、というわけです。

だからこそスピリチュアリズム普及会では、「チャクラ」という器官が存在することを前提に、その箇所にのみ⼤量のエネルギーを注ぎ込むような「チャクラ」開発に否定的。

そのような⾏為は、たしかに⼀時的に霊能⼒を拡⼤させることがあるけれど、⾮本質的なものだとして斥けるのです。

「チャクラ」はエネルギーの交流地点にすぎない

スピリチュアリズム普及会の理論のベースになっているのが、「チャクラ」の意義を認めないシルバーバーチであることを差し引いても、この指摘はなかなか鋭いもののように思われます。

「チャクラ再⽣ ②」で考察したように、そもそも「チャクラ」は、個⼈の⾁体と、それを取り囲む各エネルギー⾝体層との、エネルギー交流地点であるとされていました。

そして、個々の⼈間存在と、宇宙そのものとしての「ワンネス」との、エネルギー交流地点であるとも⾒なされていました。

だとすれば、そのようなエネルギーの交流が活発化することこそが、霊的成⻑や悟り、そして「アセンション」のプロセスに他ならないはずです。

つまり注⽬すべきは、そのエネルギーの交流⾃体の状態であって、「チャクラ」という独⽴器官の状態ではないのです。

「チャクラ」という7つの光の⽟のイメージは、視覚的にも分かりやすいですし、「チャクラ」開発ワークはとてもキャッチーです。

しかし、「チャクラを⽬覚めさせる」「チャクラを開く」「チャクラを整える」ことが⽬的になってしまうのは、実は本末転倒。

⾼次元とのエネルギーの交流がよどみなく⾏われ、私たちのエネルギー状態がよりパワフルなものになれば、その交流地点としての「チャクラ」は、⾃動的に輝くものになっていくはずなのです。

「チャクラ」の状態というのは、その場所で⾏われているエネルギー交流の質そのもの。

だからこそ、スタティックな器官としての「チャクラ」開発を⽬標にするのではなく、ダイナミックなエネルギーの流動に⽬を向けていくことが、とても重要であるように思います。

次回からは、いよいよ「チャクラ」を、現代版に再定義していきます!

注⽬するのは、他者とのコミュニケーションの場としての「チャクラ」の役割。

どうぞお楽しみに!

<スピリチュアル&カウンセリング YOKU STUDIO 東京 高円寺店>
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SRP目次(毎週金曜20:00更新)

翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

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