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SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第14回 ツインレイ再⽣ ①

SPIRITUAL REBIRTH PROJECT 連載企画 第14回 ツインレイ再⽣ ①

YOKU STUDIO による連載企画、SPIRITUAL REBIRTH PROJECT。

今回からは、「ツインレイ 再⽣」シリーズをお届けします!

早速ですが、「ツインレイ」という⾔葉、みなさんは聞いたことがあるでしょうか?

スピリチュアルに興味があって、特に恋愛・パートナーシップで悩んでいる⽅には、かなりお馴染みのワードかと思います。

むしろ、元々はまったくスピリチュアルに関⼼はなかったけれど、恋愛の悩みを抱えてネットサーフィンをしたり、占いやカウンセリングを受けたりするなかで、「ツインレイ」という⾔葉に出会った、という⽅も少なくないかもしれません。

ざっくりと⾔ってしまえば、それは、魂レベルで宿命的に深く結びつきながらも、別々の⾝体を持って同じ時代に⽣まれた2⼈が、様々な試練を乗り越えて「統合」する、というストーリー。

特に男⼥間の恋愛に結びつけられることが多く、パートナーシップを通したスピリチュアル的な学び、として説明されるのが⼀般的です。

しかし近頃は、その⾔葉が⼀⼈歩きして、なかなか上⼿く進まない、困難の多い恋愛の理由づけに、「ツインレイ」が使われることも多々ある印象。

「ツインレイ」という概念が、とてもポピュラーで影響⼒が強いものであるぶん、それがマジックワードのように働いて、かなり単純で⼀⾯的な理解が広まってしまっている現状があるんです。

「ツインレイ」=男⼥のパートナーシップ?

たしかに「ツインレイ」という関係性は、スピリチュアル的な「統合」の⼀つのきっかけとしての役割を担うものだと⾔えます。

相⼿との関わりを通して、⾃分と相⼿との「分離」を乗り越え、お互いが⼀つであるような、⾃他の区分なき「統合」された状態にいたる、というプロセスは、まさに「⽬覚め」「アセンション」のプロセスに重なるものだからです。

しかし、この「ツインレイ」という関係性は果たして、現実世界における男⼥間の恋愛、2⼈が試練を乗り越えて結ばれるドラマティックなラブストーリーに限定されるものなのでしょうか?

YOKU STUDIO では、必ずしもそうではないと考えています。

たとえば同性間のパートナーシップであっても、または同性異性を問わない友⼈関係であっても。

あるいは、たまたま同じ場に居合わせて、⾔葉を交わしただけの関係であっても。

個⼈のセクシュアリティや、相⼿との物理的な関わり⽅の肩書きに限定されず、コミュニケーションを通して「統合」へいたることのできる2者間の関係は、すべて「ツインレイ」と定義できるのではないでしょうか?

さらに⾔えば、「ツインレイ」とは、⽣まれる前から定められた絶対的な関係ではなく、現世における偶然の出会いから新たに紡ぎ出していくこともできる関係なのだと思います。

「え、本当に?」と、疑いを持ったあなた。

とりわけ、「今まで、試練の先に好きな⼈と結ばれる、ロマンティックなツインレイのストーリーを信じて頑張ってきたのに、どうしたらいいの!」と混乱してしまったあなた。

ぜひ YOKU STUDIO による「ツインレイ 再⽣」のプロセスにお付き合いください。

男⼥のパートナーシップに限定されない「ツインレイ」の可能性と、その前提の上での、「ツインレイ」という関係性の⼤切さ、ある種の尊さを知ることは、あなたの⼈⽣をもっと楽しく、輝きに満ちたものに変えてくれるかもしれません。

⼀般的な「ツインレイ」の定義

まずは、現在広く普及している「ツインレイ」の定義について、整理してみましょう。

(実はその定義も⼈によってかなりバラバラであり、⼀概に語ることはできないのですが、
全体的な共通項のようなものを探ってみたいと思います。)

魂レベルで結びついた「運命の⼈」を⾔い表す⾔葉は、「ツインレイ」以外にも、「ツインソウル」「ソウルメイト」「ツインフレーム」などなど、たくさんあります。

この点については、歴史的背景も含めて、次回以降に詳しく説明する予定ですが、⼀般的には、そのような魂の結びつきが強い⼈々のなかでも特別な存在を表す⾔葉として、「ツインレイ」が使われることが多いようです

たとえば、「引き寄せの法則」に関する著作で有名な奥平亜美⾐⽒は、魂の望みを実現し、⾃分を⾼めていくために出会う「運命の⼈」としての「ツインレイ」を、このように説明しています。

「ツインソウル」や「ツインレイ」…運命の相⼿、のような響きをもつこれらの⾔葉に、⼥性なら多くの⼈がときめくのではないでしょうか?
私の知っている範囲でお伝えすると、同じ魂を元魂とする 30〜40 個ほどの魂たちを「グループソウル」と呼び、魂の親戚関係のようなグループになっているそうです。
そして、同じ元魂から同じ時期に分かれた魂たち(10〜12 個)のことを「ツインソウル」と呼び、その中でひとりだけ、今世でお互いを⾼め、学び合うと決めたパートナーがいるようです(いわゆる「ツインレイ」。ツインレイを設定していない魂もあります)。
また、グループソウルの中で結婚候補を何⼈か決めてきているのですが、その中にツインレイがふくまれる場合とふくまれない場合があるそうです。
このような区分は諸説ありますし、厳密に知ることが重要ではないので、縁のある魂はみんなソウルメイトでいいと思いますが、魂でつながっている特別な相⼿はたしかに存在する、と私は思っています。

(奥平亜美⾐『「魂の道」を⾏けば、ソウルメイトに必ず出会える』【電⼦書籍版】、すばる舎、2020 年、「第 3 章 『魂の道』でソウルメイトが待っている」より)

奥平⽒も、その定義には諸説あることに⾔及していますが、総じて⾔うと…

・同じ「グループソウル」(「魂の故郷」、「魂の家族」と⾔われる、⼤元の魂)から、同時期に分かれて誕⽣した存在

・お互いを⾼め合う唯⼀のパートナーとして、深い縁を持つ存在

が「ツインレイ」である、という認識は、広く共有されているように思います。

また「ツインレイ」の特徴として語られることが多いのは、以下のようなものです。

ツインレイの特徴
  1. 出会ってから急激に惹かれ合う
  2. 初対⾯にも関わらず懐かしい感じがする
  3. 前世からのつながりが存在する
  4. 2⼈の間に様々な障害(年の差、遠距離、⽚⽅か両⽅にすでにパートナーがいるなど)がある
  5. お互いが離れ離れになる期間ができる
  6. テレパシー的なコミュニケーションが⽣じやすい

特に④と⑤が、「ツインレイ」である2⼈が乗り越えなければならない試練として、フォーカスされることが多い特徴です。

「ツインレイ」が離れ離れになる期間は、「サイレント期間」という名で有名です。

この「サイレント期間」において、「ツインレイ」の関係性を恐れ、放棄して逃げ出す側は「ランナー」、そして追いかける側は「チェイサー」と呼ばれたりもします。(「ランナー」は男性、「チェイサー」は⼥性のことが多いとも…)

このように、「ツインレイ」という関係が説明される時には、その特別性をより⾼めるような、様々な⽤語が付随することがしばしばあります。

「ツインレイ」≠シンデレラストーリー

しかし、このような「ツインレイ」の特徴に関する細かな分類や、それに関係するキャッチーな⽤語というのは、時に「ツインレイ」に対する偏った理解を⽣みます。

「ツインレイ」が「統合」にいたるプロセスにおける試練などを、事細かに語りつくす⾔説というのは、上⼿くいかない恋愛に悩んでいる⼈を、「私と、私の好きな⼈は、ツインレイなんだ!」と信じ込ませやすいのです。なぜなら…

・様々な事情により、すぐには結ばれることができない相⼿を好きになってしまった。

・好きな⼈と仲が良かったのに、急に連絡が途絶えてしまった。

・好きな⼈にそっけない態度を取られ続けている

このような悩みを抱えた⼈にとって、「ツインレイ」という⼀つの答えは、かなり強⼒な⼼の⽀えになるから。

「魂レベルで結びついたツインレイなんだから、たとえどんなに現状が⾟く、希望がないように思えても、将来は絶対に結ばれるんだ!」というシンデレラストーリーとして、「ツインレイ」が機能するわけです。

しかし、本来「ツインレイ」の関係で⽬指されるべきは、スピリチュアル的な「統合」(⾃他の区分といった⼆分法を乗り越えること)であり、「付き合う」とか「結婚する」とかという、物理的な(あるいは契約としての)パートナーシップを結ぶことではないはず。

もし、相⼿とのパートナーシップの構築をゴールとする表⾯的な「ツインレイ」⾔説を信じ込み、「ツインレイ」であるはずの相⼿に強く執着し続けるようになってしまったとしたら。

その⼈は逆に、本当の「統合」から遠ざかってしまっていると考えられるのです。

もちろん、「ツインレイ」の「統合」のスピリチュアル的な意義に焦点を当て、それが必ずしもパートナーシップの構築とイコールでないことを明⾔して活動している、カウンセラーや占い師の⽅々はたくさんいらっしゃいます。

しかし、商業的にも需要が⾼い、分かりやすいシンデレラストーリーとしての「ツインレイ」は、たしかに苦しい状況にある⼈を勇気づけるものである⼀⽅で、その⼈の視野を狭め、未来の可能性を制限するものでもあるのです。

それはどこか、前回のシリーズで「再⽣」の対象とした、決して変えられない宿命としての「カルマ」のストーリーと、同じような働きをしているようにも思います。

本来の「ツインレイ」は、もっと軽やかで様々な可能性に開かれたもの、そして毎⽇を楽しくさせてくれるものであるはず!

次回は、「ツインレイ」という概念の歴史的背景を探りながら、その「再⽣」の⼟台を作っていきます。お楽しみに!

<スピリチュアル&カウンセリング YOKU STUDIO 東京 高円寺店>
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SRP目次(毎週金曜20:00更新)

翔哉
執筆者

スピリチュアルカウンセラー。YOKU STUDIO 代表、ナチュラルプラネット(下北沢のカウンセリングサロン)オーナー。豊富なカウンセリング・指導経験を生かして、スピリチュアルを理論的・実践的に捉え直し、日常生活に根ざしたものにしていくために活動しています。

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