大好きな人と恋人関係になり、愛する人とこれからの人生を共に歩んでいきたいと決意し、めでたく結婚。。。
恋人と結婚する前は幸せいっぱいの家庭のイメージを描いている人が多いかと思います。
ところが、結婚して夫婦関係となると結婚当初はラブラブでもだんだん恋人関係の時とはどこか違和感を感じることが出てきます。
相手のいい面も悪い面も意外な部分が見えて、結婚して良かった、あるいは結婚なんかしなければよかったと感じる人がいるかもしれません。
でも、せっかく好きになって結婚相手として選んだ人といつまでも仲のいい夫婦でいたいと思いますよね!
近頃、夫婦関係がマンネリ化してきた、恋人時代のような愛情を感じなくなってきたなどお悩みの方でも心がちょっと軽くなるような夫婦円満の秘訣を書いていきたいと思います。
「夫婦円満」とはどういう夫婦のことなの?
皆さんにとって夫婦円満とはどんなイメージがありますか?
ここでは一般的な「夫婦円満」の定義を説明します。
夫婦円満とは、夫婦仲がよく、不和や争いごとのない様子を指す表現。
夫婦の関係が満ち足りているさま。
Weblio辞書
上のWeblio辞書で”不和や争いごとのない様子”とありますが、実際に結婚生活を共にしていると、ちょっとした価値観の違いや衝突が起きて、喧嘩になったりすることがありますが、そういった困難を乗り越えながら、お互い尊重し合い、結果的に穏やかな生活を送れている状態が理想と言われるのでしょう。
ちなみに英語と日本語の「夫婦円満」は若干ニュアンスが違うところもありますが、
happily married couple (幸せな結婚したカップル)や healthy relationship (健全な夫婦関係) が一番近いところです。
他の言い方として、
・lovebirds (おしどり夫婦)
・soul mates (魂の伴侶)
・perfect match (完璧な一致)
といったところがピッタリ来るところでしょうね。
夫婦になるとうまくいかなくなる原因5選
ここでは、結婚して夫婦になってからうまくいかなくなる原因を見ていきましょう。
①衝突することから逃げてしまっている。
結婚生活をしていると、夫婦だけでなく家族間でささいなことで意見の食い違いや衝突が起きるのは当然のことですが、そこで、衝突を避けて、自分の気持ちを我慢しすぎると、いつか爆発してしまって修復不可能になってしまう可能性があります。
②お互い話し合いをしようとしない。
ひとつの家庭を築くということは、様々な問題やトラブルに出くわします。
よくあるのが、子供・両親・経済的な問題など・・・。
そんなとき、意見が対立して喧嘩になることもありますが、どのようにしていけばいいのかを家族会議するなど、問題が大きくならないうちに、些細なことでも話し合いをすることが大切です。
③気を遣いすぎている。
夫婦間であってもお互い気遣いは多少あるかと思いますが、あまりにも気を遣いすぎて、自分の気持ちを押し殺してしまったり、オープンに会話ができなくなってしまうと、一緒にいることが苦痛になってしまう可能性があります。
④頑張りすぎてしまう。
よく働く女性にあるのが、自分がやらなきゃと一人で家事や育児や仕事を頑張りすぎてしまい、しんどいと気づいた時には自分一人が抱えこんでいて、イライラして誰かに八つ当たりしたりして家庭の空気がギクシャクしたり、仕事でもミスが増えたりと悪循環に陥ってしまいます。
⑤お互い一緒にいる時間が長すぎる。
家族であってもお互いのプライベートな時間や空間はある程度必要なものです。
特にコロナ禍により、お互い一緒にいる時間が増えてしまうことで、今まで干渉しなかったことでも、小さなことで口出ししてしまったり、悪い部分が目につきがちになったり、夫婦仲が悪くなった人も多かったことでしょう。
夫婦円満の秘訣10選
①相手に期待しすぎないこと
気遣いすぎてしんどくなることもありますが、相手にあれこれ求めすぎて、これはやってもらえるだろうと期待しすぎると、イライラの原因になります。
お互い、適度な気遣いや思いやりを忘れずにしましょう
②家事や育児は協力しあうこと
最近では共働き夫婦も多くなってきていますが、仕事をしながらなにもかも家事や育児を頑張りすぎると、心身ともに疲れきってしまい、家族に八つ当たりしてしまったり、夫婦関係も悪化してしまいます。
そうならないように、最初から家事分担制にするなど、早い段階からお互い話し合って、協力できる体制にしておくといいでしょう。
③日頃から不満やストレスはため込まない
一緒に生活していると、なにかとお互いの欠点が目に見えてしまったり、共同生活をしていると、ちょっとしたことでも文句を言いたくなったり、ストレスを感じやすくなってきます。
お互い改善し合ったほうがいいことは、大きな問題にならないうちに話し合いをしましょう。
④嘘をつかないこと
嘘をつくと意外にばれてしまうものです。
本当のことを言うと嫌味を言われてしまうなど言いにくい家庭になってしまうと、嘘をつかれてしまう可能性があります。最初からオープンに話ができる状態にしておくと、お互い安心して信頼することができるでしょう。
⑤感謝の気持ちはきちんと伝えること
日頃からちょっとしたことでも、相手にしてもらったことに対しては感謝の気持ちを伝える習慣をつけましょう。
意外に結婚生活が長くなってくると、やってもらって当たり前と思ってしまい、感謝の気持ちを持たなくなりがちです。
いつまでも相手への思いやりの気持ちを大切にしましょう。
⑥お互い適度な距離感を保つこと
どれだけ仲のいい夫婦でもずっと一緒に居すぎると、依存しすぎになってしまったり、自立心を見失ってしまいがちです。
お互いそれぞれの趣味を持ったり、夫婦以外の人間関係を大切にするなど、家庭以外でストレス発散する場所があり、適度な距離を持つと、一緒にいることが新鮮に感じていい関係を持続しやすいでしょう。
⑦適度なスキンシップをとること
長年一緒にいるとスキンシップが減ってきがちになりますが、お互いの愛情を確認するためにも、手を握ったり、ハグや軽いキスなど日頃からスキンシップを取っておくと浮気防止にも繋がるでしょう。
⑧悩みを共有すること
誰にでも仕事や子供のこと、人間関係など悩みはつきものです。
そんな時に一人で抱え込んでしまって、吐き出し口がなくてどうしようもなく苦しくならないように、日頃からお互いの悩みを聞いて共有するようにしておきましょう。
⑨お互い干渉しすぎないこと
夫婦といえども赤の他人同士が結婚して、色々と口出ししたり、干渉したくなることもありますが、大人同士が小さなことでルール化したり、干渉しすぎると、一緒にいることが苦痛になってしまいます。
お互い信頼しあい、認め合うことも必要ですね。
⑩日頃からのコミュニケーションは大切にすること。
どれだけ結婚生活がマンネリ化したと感じていても、日頃からちょっとした会話する時間を持つことは非常に大切です。
特別な会話をしなくても、どうでもいい馬鹿げた話でもいいし、日頃からコミュニケーションを取る習慣をつけましょう。
夫婦関係が倦怠期の時の乗り越え方5選
どれだけ好きな相手と結婚しても、恋人時代と同じように結婚生活でもマンネリ化を感じることは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか?
マンネリ化(=倦怠期)というのは今までお互いの見えなかったマイナスの部分が気になりだし、一緒にいることに疲れや飽きを感じるネガティブな感情を持っている状態です。
これは決して珍しいことではなく、長年一緒にいると誰しもが遭遇しがちなプロセスと言っても過言ではありません。
そこで、離婚するほどでもないけど、マンネリ化を感じたときに乗り越える改善法をご紹介します。
①一人の時間や趣味を楽しむ
特にお子さんが小さかったり、ずっと家族で一緒にいすぎると、自分だけの時間を持つことがなかなかできなかったのかもしれません。
こういう時こそ、資格の勉強をしてみる、趣味に没頭してみるなど、今までやってみたかったけどなかなかできなかったことに踏み出してみるのはどうでしょう。
今まで見えなかった新しい世界を見ることができ、視野も広まり、家庭以外の楽しみが見つかり気分転換にもなります。
②友人に相談してみる
女性なら友人と話すことで、スッキリする人も多いのではないかと思います。
友人同士で話してみると、結構同じようなことで悩んでいたり、大きなストレスを抱えていたりすることは多いものです。
誰かに話すことで、悩んでいるのは自分だけでないと安心することもあるので、小出しにガス抜きをしていくことはとても大切です。
③女磨き、おしゃれを楽しんでみる
結婚して特に子供ができると、時間的にも経済的にも余裕がなくなって、恋人時代のようなおしゃれを楽しむことをなかなかできなかった人も多いでしょう。
結婚しても年齢相応の女磨き(ファッション、メイク、エステなど・・・)をできる範囲で楽しんでみると、女も捨てたもんじゃないなあって新たなモチベーションが上がりますよ!
女磨きをすることで、夫の妻に対する興味もまた湧いてくるでしょう。
④家族旅行の計画を立ててみる
ずっと家中心での生活が続くと気分転換もなかなかしづらいものです。
そんなとき、ちょっと気分を変えて、新鮮な空気を吸いに旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか?
旅行に行くと、家庭じみた会話ではなく、旅先での感動や発見など新たなネタができて気分転換になるでしょう。
今までモヤモヤしていたことがリセットされること間違いなしです。
⑤おいしいものを食べながら、今後の夢や目標を語り合ってみる
ちょっといつもよりは贅沢でまったりできる場所でゆっくり食事をしながら、将来の夢や自分たちの目標を共有してみるのはいかがですか?
お互い、気持ちがゆったりしたときに前向きな話をしてみると、これから一緒に頑張ろうってまた気持ちが一新されるかもしれませんね。
まとめ
「夫婦円満の秘訣10選」の記事はいかがでしたか?
何年経っても夫婦円満と言われているからって、今まで何も衝突もなく平和に穏やかであったかというと、そうでない夫婦の方が多いはずです。
結婚したら幸せかというと、決してそんなに簡単なことではなく、お互いの今まで知らなかったところを目にすることで「こんなはずじゃなかった」とネガティブな感情になることはしょっちゅうです。
意見が合わない、価値観が違う、話が合わない・・・結婚生活をしていたら、そういう不満は多々ある中で、いかにこの困難を二人で話し合い、どうしたら改善できるかを一緒に考え、乗り越えてこそ、よりよい夫婦の関係が構築されていくのです。
個人的な話ですが、先日、飲食店を夫婦で経営している同級生のお店に夜ごはんを食べに行きました。
その時に「夫婦で長年一緒のお店で働いていて、夫婦の関係ってどうなどうなの?」って聞いたところ、「離婚の危機は何度もあった」とのこと。
でも、今はお互いのできることを尊重しあって、助け合い、「今では空気というよりそれ以上のもの=なくてはならない存在」って話してました。
50代手前で倦怠期に入りがちな夫婦でも、子供が自立してからは、月に1度は二人で旅行に行ったり、デートの時もやっと堂々と手をつないでくれるようになってラブラブモードを話してくれて、色々乗り越えてこその夫婦円満カップルなんだなあと心温まるエピソードを聞くことができました。
結婚すると、自分たちのことだけでなく様々な問題にぶち当たり、紆余曲折の連続。
でも、それをひとつひとつ乗り越えていくことで、心の器も大きくなっていくのでしょうね。
この記事が今の状態でいいんだろうかと夫婦関係で悩んでいたり、夫婦円満ってどんなの?って疑問に思っている方の心に少しでも響いていただけると嬉しいです。
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