みながとくする社会を創るという理念をもとに活動されている「みなとく株式会社」。
食品ロス削減は日本の大切な文化である「もったいない」のこころでもあります。
私たち人類の理想ともいえる社会を実現するために活動されている沖杉大地社長はどのような方なのでしょうか。
食品ロス販売数No1の実績を持つNo Food Lossや、食品ロス削減ボックスfuuboなど、今までになかったサービスを思いついた敬意や、今後の展望についてもお伺いさせていただきました。
- 食品ロスをなくそうと思ったきっかけはなんですか?
- 今後、食品ロス削減に向けた、新たな事業の展開や開発等は考えていますか?また、事業の中で、今最も力を注いでいる事業はなんですか?
- 海外と日本の食の不均衡にどんな疑問をお持ちになったのでしょうか?
- コロナの影響による、食品ロスへの影響はありましたか?
- 起業をする際に直面した大きな問題などはありましたか?
- 企業に就職後、起業したという情報を耳にしたのですが、就職したのち、どのくらいで起業なされたのでしょうか?
- 食品ロス削減を目指す中で、一番今悩んでいることってなんですか?
- 食品ロスの難しさというのは、具体的にどのようなものがありますか?
- 仕事仲間と働いていく上で心がけていることって何かありますか?
- 事業を展開していく中で感じる「やりがい」ってなんですか?
- 仕事をしていく中で結果が思い通りに出ない時、どう対処していますか?
- 今まで経営が一番ピンチだった時っていつ頃ですか?
- どんな時ストレスを感じますか?
- 今何でもできると言われたら、一番何をしたいと思いますか?
- 今後、自分をどう変えていきたいと思いますか?
- これから経営していく方に向けて、何かアドバイスがあればお願いします
- 今一番熱中していることってなんですか?
- 会社を起業するにあたって、最初に用意するお金はどのようにして用意しましたか?
- 多くの国で貧困や食に悩むという問題が出てきてしまっている原因ってなんだと思いますか?
- 食品ロスや余剰在庫に困っている事業者は、何社ぐらいありますか?
- 食品ロスが出てきてしまう原因はなんだと思いますか?
- 設立してから今年で5年目を迎えたようですが、3年前と比べて大きな動きなどは見られましたか?
- 会社独自の制度などはありますか?
- ストレスがたまったとき、もしくは疲れた時って何をして解消していますか?
- 新たな社員を募集していく中で、どのような人材に魅力を感じますか?
- 食品ロス削減ボックスって、一体どのようなものなのでしょう?
- 憧れている人、もしくは尊敬している人はいますか?
- 休日は何をして過ごしていますか?
- 食品ロス削減を目指し、世界的な食の問題を解消していくという経営者とは、どういう立場だと思いますか?
- まとめ
食品ロスをなくそうと思ったきっかけはなんですか?
海外で子ども達の飢餓死に直面してきたことです。
学生時代、目的もなく世界を旅していた沖杉は、アフリカで「Give me Money」と声を上げて駆け寄る子どもたちと出会う。いつもはポケットに入っているお金を渡していたが、そのときはお金の持ち合わせがなく、たまたま持っていたクッキーを渡すと、その少女は目をキラキラさせて「いいの?」と尋ね、食べた瞬間笑顔を輝かせた。その様子を見た周りの子供たちも、沖杉にクッキーをねだり満面の笑顔で食べはじめた。
「お金を渡してもThank youと言って走り去るだけなのに、クッキーをあげたときは、本当に心からの笑顔を見せてくれ、そのとき自分の中に何かグッとくるものがありました。食べるものがないとは、いったいどういうことなのか、真剣に考えるようになったのは、それからです」
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今後、食品ロス削減に向けた、新たな事業の展開や開発等は考えていますか?また、事業の中で、今最も力を注いでいる事業はなんですか?
現在は無人販売機のfuuboに力を注いでおります。
海外と日本の食の不均衡にどんな疑問をお持ちになったのでしょうか?
食が余って捨てている国と、足りなくて苦しむ国があることです。
コロナの影響による、食品ロスへの影響はありましたか?
相当にあったと思います。
起業をする際に直面した大きな問題などはありましたか?
ございません。
企業に就職後、起業したという情報を耳にしたのですが、就職したのち、どのくらいで起業なされたのでしょうか?
5年経って退職しました。
食品ロス削減を目指す中で、一番今悩んでいることってなんですか?
多くの国民とメディアが、食品ロスを日本の問題と捉えていることです。
食品ロスの難しさというのは、具体的にどのようなものがありますか?
日本だけを見ていると分かりにくいですが、食品ロスは、足りている国と不足している国のアンバランスが発生していることが問題です。地球全てが満ち足りていれば、食品ロスは大きな問題にはなりえません。ゴミ・廃棄は減らさないといけませんが、それは食品ロスの問題の文脈の延長線に過ぎません。
仕事仲間と働いていく上で心がけていることって何かありますか?
ありません。
事業を展開していく中で感じる「やりがい」ってなんですか?
やりがいはありません。使命感のみです。
仕事をしていく中で結果が思い通りに出ない時、どう対処していますか?
思い通りいくまで続けます。
今まで経営が一番ピンチだった時っていつ頃ですか?
ピンチでは無い時がありません。
どんな時ストレスを感じますか?
感じません。
今何でもできると言われたら、一番何をしたいと思いますか?
仕事以外ありません。
今後、自分をどう変えていきたいと思いますか?
変えることが必要なら変えていきますが、変わるつもりはありません。
これから経営していく方に向けて、何かアドバイスがあればお願いします
言える立場にございません。
今一番熱中していることってなんですか?
仕事以外ありません。
会社を起業するにあたって、最初に用意するお金はどのようにして用意しましたか?
資金調達です。
多くの国で貧困や食に悩むという問題が出てきてしまっている原因ってなんだと思いますか?
言える立場にございませんが、日本も先進国から見れば、過去はそうだったと認識しております。
食品ロスや余剰在庫に困っている事業者は、何社ぐらいありますか?
程度はあれど、困っていない事業者がいれば知りたいです。ただ、食品ロスが出るということは、消費者への安全性を担保できていて、食品ロス処理するために雇用が生まれていることも事実です。
食品ロスが出てきてしまう原因はなんだと思いますか?
安全・安心の食品をお届けし、消費者を守るためです。
設立してから今年で5年目を迎えたようですが、3年前と比べて大きな動きなどは見られましたか?
特にございません。
会社独自の制度などはありますか?
特にございません。
ストレスがたまったとき、もしくは疲れた時って何をして解消していますか?
考える時間を増やしています。
新たな社員を募集していく中で、どのような人材に魅力を感じますか?
会社に入りたいのか、沖杉と仕事がしたいのかによって変わりますが、後者の場合はやる気のみ魅力を感じます。
食品ロス削減ボックスって、一体どのようなものなのでしょう?
非対面、非接触の冷蔵機能付き無人販売機です。
憧れている人、もしくは尊敬している人はいますか?
おりません。
休日は何をして過ごしていますか?
設けていません。休む時は1人で考えるようにしております。
食品ロス削減を目指し、世界的な食の問題を解消していくという経営者とは、どういう立場だと思いますか?
食品ロス削減を目指すだけでは経営が成り立たないので、食品ロスを削減した後の未来をどう描いているかで判断される立場になると思います。
まとめ
ビジネスを通して本気で理想を実現していくというのは、本当に難しいことだと思います。しかし、沖杉社長のような情熱を持った人の想いやアイデアが形になり、サービスとして展開されていくことによって、社会に影響を与えている様子をみると胸を打たれます。
日本では、本来食べられるのに捨てられてしまう食品=食品ロスが、平成29年度に年間612万トン(推計)発生しているといわれています。(消費者庁調べ)
食品ロス削減は私たち一人ひとりが意識するだけで、取り組むことができます。
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