パープルが定番のアメジストに、グリーンのものがあることを知っていましたか？
特殊なアメジストを加工して得られたこのグリーンアメジストはプラシオライトという名前で流通していて、人間関係のお守りとなってくれます。
偽物も多いプラシオライトについて、効果や相性の良い組み合わせ、偽物についてなどまとめました。
- プラシオライト（グリーンアメジスト）ってどんな石？
- プラシオライト（グリーンアメジスト）の色と種類・似ているパワーストーン
- プラシオライト（グリーンアメジスト）が持つスピリチュアル的性質
- プラシオライト（グリーンアメジスト）はこんな人におすすめ
- プラシオライト（グリーンアメジスト）の効果・効能・スピリチュアルへの影響
- プラシオライト（グリーンアメジスト）と相性の良い組み合わせ
- プラシオライト（グリーンアメジスト）を身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果
- プラシオライト（グリーンアメジスト）のお手入れ・浄化方法
- プラシオライト（グリーンアメジスト）の好転反応・副作用
- プラシオライト（グリーンアメジスト）のQ&A
- プラシオライト（グリーンアメジスト）の購入におすすめの販売店・通販
- まとめ
プラシオライト（グリーンアメジスト）ってどんな石？
プラシオライト（グリーンアメジスト）とは
プラシオライトとは、グリーンカラーのアメジストのこと。ブルーが入った淡いグリーンが基本ですが、エメラルドに近いような濃いグリーンのものもあります。
プラシオライトは、アメジストを人工的に加熱して作られます。パープルカラーのアメジストは450度まで加熱することでイエローカラーとなり、シトリンとして流通します。
ところが、中には650度に加熱することでグリーンに変色するアメジストがあるのです。
一部地域でのみ産出する特定のアメジストであり、全てのアメジストがグリーンになるわけではないので、とても希少です。
人工的な加熱ではなく、地殻変動による自然の熱でグリーンになるアメジストもあります。しかし、あまりに希少なので一般の市場に出回ることはまれ。
また、照射処理を施してグリーンになったアメジストがプラシオライトとして安価に流通していることがあります。
しかし、プラシオライトとは加熱によりパープルからグリーンへと変色したアメジストのことです。そのため、照射処理を施したものはプラシオライトとは呼びません。
アメジストの加熱処理について
アメジストとは、水晶の変色種で深いパープルの鉱物です。ジュエリーに使われる定番のジェムストーンであり、2月の誕生月石としても有名ですよね。
アメジストは含有した鉄分が自然の放射線を受けることにより発色し、個体によりますが加熱すると420度から500度でイエローとなりシトリンに変化し、さらに過熱し550度程度になると濃いイエローもしくは赤みを帯びたイエローになります。
天然のシトリンは希少なので、現在市場に流通しているシトリンのほとんどがこのアメジストを加工したものだといわれています。
「真実の愛」という石言葉があり、洞察力を授かり悪い相手を遠ざけ自分に合う相手と結ばれる効果があるといわれます。
パワーストーンとしては、霊性を高める効果や魔除け効果、ヒーリング効果など多岐にわたって持ち主をサポートしてくれるでしょう。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の名前の由来
プラシオライト（Prasiolite）の語源はギリシャ語の「プラシオス（prasios）」。「明るい緑」を意味します。
他にも、「ネギ」を意味する「プラソン（prason）」と「石」を意味する「リトス（lithos）」が合わさったという説もあります。
ちなみに、プラシオライトとは流通名であり、正式な鉱物名ではありません。鑑別書に記載される正式な鉱物名は「クォーツ（Quartz）」で宝石名は「グリーン･クォーツ（Green Quartz）」です。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の和名・別名
プラシオライトの和名は「緑水晶（みどりすいしょう）」です。アメジストがパープルの水晶であることから「紫水晶」というように、プラシオライトはグリーンの水晶であることから名づけられました。
- グリーンアメジスト（Green Amethyst）･･･グリーンのアメジスト
- ペリディーン（Peridine）･･･シトリンとペリドットを合わせたようなカラーをしている
- グリーンクォーツ（Green Quartz）･･･グリーンの水晶
- ライムシトリン（Lime Ctirrin）･･･ライムカラーのシトリンともいえる
など多くの別名があります。
若々しいグリーンであり春を連想させることからラテン語で「春の」を意味する「vermar」を由来とした「ベルマリン（Vernarine）」という別名は、流通名として使用されることがあります。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の歴史
1953年にブラジルのバイア州モンテズマ鉱山（Montezma）で採れたアメジストを650度で加熱したところ、シトリンのイエローではなく淡いミントグリーンになったものがありました。
全てのアメジストがグリーンになったわけではなく、偶然の発見によるものだったんだそう。
その後も650度で加熱することでミントグリーンになるアメジストがいくつか見つかり、プラシオライトとして流通が始まります。
有名ジュエリーブランドであるティファニーが指輪に起用したことで有名になりましたが、とても貴重で基本的には高価です。
しかし、2005年ごろには安価でグリーンアメジストが流通するようになりました。
詳しく調べたところ加熱のみでなく照射によってグリーンに発色したものだと判明したため、日本の宝石鑑別団体協議会・AGLではグリーンアメジストやプラシオライトとは呼ばずグリーンクォーツとのみ呼ぶことが決まりました。
海外においても紛らわしさを避けるため、グリーンクォーツに対してはグリーンアメジストやプラシオライトの名称を避ける傾向があります。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の産地
- ブラジル
- アメリカ
- カナダ
- ロシア など
プラシオライトは限られた産地のアメジストを人工的に加熱したもののことです。一定の条件をそろえたアメジストでなければ、加熱してもグリーンにはならないからです。
鉱石は産地によって含有成分が違うので、当然といえますね。産地によって発色の良さにも違いがあり、中でもブラジルのリオグランデ・ド・スール州のものが発色が良いとされています。
また、プラシオライトには稀に「天然未処理」のものが存在します。地殻変動による加熱で、自然とグリーンになったアメジストのことです。
アメリカのネバダ州やポーランドのシレジア北西部、カナダのサンダーベイ地区などで発見されていますが、とても希少なので市場に出ることはほとんどありません。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の硬度
プラシオライトのモース硬度は7で、へき開性はありません。プラシオライトはアメジストであり、アメジストは水晶です。そのため、モース硬度も水晶と同じ7となるのですね。
十分な強度がありますが、加熱していることから内部にヒビが多いです。取り扱いには注意した方がよいですね。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の宝石言葉・石言葉
- 癒し
- 穏やか
- 変化
- 真実の愛
プラシオライト（グリーンアメジスト）と誕生石・曜日石・守護石
プラシオライトは2月4日、8月29日の誕生日石です。また、獅子座の守護石でもあります。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の色と種類・似ているパワーストーン
プラシオライトはライトグリーンもしくはミントグリーンで、淡いパステル系カラーをしています。
プラシオライト（グリーンアメジスト）と似ているパワーストーン
ペリドット
オリーブグリーンが美しいペリドット。わずかな光量でも輝くことから「イブニングエメラルド」の異名を持ち、夜会向けアクセサリーとして中世貴族らに愛されていました。
淡いイエローグリーンのものは、確かにプラシオライトに似ています。ちなみに、ペリドットの語源もプラシオライトと同じくギリシャ語で「ネギ」を意味する「プラソン」とされています。
ペリドットとプラシオライトでは、
- ペリドット･･･イエロー系グリーン
- プラシオライト･･･ブルー系グリーン
という違いがあります。しかし、個人的な感覚に頼った見分け方になってしまうので、素人が判断するのは危険です。
プラシオライトは擦ると電気を帯びる圧電性を持っているので、実際に擦ってみると分かるかと思われがちですが、圧電性は微弱なので、やはり鑑別に頼るのが無難です。
ヴェルデライト（グリーントルマリン）
エメラルドと勘違いされることの多いグリーントルマリンですが、青みがかったグリーンのものはプラシオライトに似ています。
ブラジル産のものはブルーがかったものもあり、プラシオライトに近いといえるでしょう。
見た目だけで判断することは不可能なほどソックリですし、トルマリン最大の特徴である、擦ると電気を帯びる圧電性は、プラシオライトも持っています。
鑑別に出さないと判断はできないでしょう。
ミントガーネット
レッドのイメージが強いガーネットですが、中にはグリーン系のカラーのものがあります。グリーン系ガーネットの中でも淡いミントグリーンもしくはミントブルーを示すのが、ミントガーネットです。
希少なので、高価です。見た目では違いは分かりづらいでしょうが、ミントガーネットの中には変色性を持つものがあります。紫外線によってピンクやオレンジが見えるのです。
プラシオライトはアメジストであり、変色性はありません。
厳密には、ブラジルのカシャライ産アメジストなら変色性を持つ可能性がありますが、現在は採掘されておらず、「幻のカラーチェンジアメジスト」と呼ばれているほどです。
プラシオライトとなったカラーチェンジアメジストは存在が報告されていないので、プラシオライトには変色性を持つ個体がないと考えてよいでしょう。
ただし、ミントガーネットには変色性がないものも多いので、変色性の有無だけで鑑別することはできません。「変色性があればミントガーネットの可能性が高い」という程度に考えてください。
グリーンフローライト
多彩なカラーが魅力のフローライトには、淡いミントカラーのものが存在します。透明度が高いものはプラシオライトと似ていると思ってよいでしょう。
グリーンフローライトは蛍光性を持ち、紫外線を当てると蛍光します。プラシオライトには蛍光性がないので、ブラックライトなど紫外線を当てると分かりやすいでしょう。
ヒデナイト
ヒデナイトはクンツァイトと同じスポデューメンの一種。クロムを含有することによりグリーンに発色します。
イエローがかったグリーンもあればブルーがかったグリーンもあり、淡いブルー系グリーンのものはプラシオライトに似ています。
ヒデナイトとプラシオライトの違いは多色性の有無です。多色性とは、角度によってカラーを変える性質のこと。ヒデナイトは多色性がありますが、プラシオライトには多色性がありません。
ただし、プラシオライトに間違えるほどの淡いヒデナイトでは多色性をしっかりと確認できないことも多いです。
プラシオライト（グリーンアメジスト）が持つスピリチュアル的性質
プラシオライト（グリーンアメジスト）と風水
プラシオライトは、風水における五行思想で「木気」を持っています。木気は「仁」であり、慈しみや情けを表します。成長や若さ、発展の象徴でもある反面、飽きっぽさや未熟さといった面もあります。
プラシオライト（グリーンアメジスト）と相性の良い方位
東南
プラシオライト（グリーンアメジスト）とチャクラ
プラシオライトは第4チャクラを活性化させます。第4チャクラは胸にあり「ハートチャクラ」と呼ばれます。
- 愛
- 癒し
- 調和
を司り、人が生きていくうえで避けられない傷を癒す、内面に向けたチャクラです。他人への愛情も司るので、活性化することで恋愛面や対人関係にも良い影響を及ぼします。
プラシオライト（グリーンアメジスト）はこんな人におすすめ
- 人付き合いが苦手な人
- 対人トラブルを抱えている人
- 癒しのお守りが欲しい人
- 魔除けのお守りが欲しい人
- 良縁が欲しい人
- 開運したい人
プラシオライト（グリーンアメジスト）の効果・効能・スピリチュアルへの影響
1.対人関係良化
プラシオライトは対人関係を良くする効果があります。プラシオライトは愛と調和を意味するパワーストーンです。
そのため持ち主に愛情をもたらし、周囲の人に対して優しく接するように導いてくれるでしょう。
元々がアメジストなので、アメジストが持つ洞察力アップや魔除け効果も持ち合わせていて、相手が考えていることや持っている感情にも敏感になります。
ヒーリング効果により気持ちが穏やかになり、周囲の人と調和していくこともできます。自分を含めた人間の気持ちに敏くなれれば最善の対応ができ、関係も円満にいくでしょう。
対人トラブルが起こった際にも問題の本質を見抜き、感情的にならずに解決できます。魔除け効果によって嫌な人を惹きつけない効果も期待できますよ。
2.縁結び
プラシオライトは人間関係を良くし、恋愛関係にも良い影響を及ぼします。プラシオライトは愛と調和の石です。
持ち主の心を愛と安らぎで満たしてくれるので、穏やかな気持ちで他人に接し、愛することができます。
アメジストが持つ洞察力アップ効果も持ち合わせているので、相手の感情や本質に敏くなり、良いお相手を選べるようにもなるでしょう。
心を愛で満たすプラシオライトは、表現力をアップさせる効果もあります。愛し愛される関係をもたらすため、既にお相手がいる人も、お相手と円満な関係を築くことができます。
感情に左右されずに冷静に状況を判断することで、恋愛において迷った時にも最善の判断を下せるでしょう。
3.ヒーリング
プラシオライトにはヒーリング効果があります。プラシオライトは胸にある第4チャクラに作用します。
第4チャクラは「愛」「癒し」「調和」を司るチャクラで、持ち主が抱えているストレスを緩和し、心の傷を癒す力を持っています。
無意識レベルの不安感や恐怖心、執着心から解放されるサポートも期待できるので、心に平穏が訪れるでしょう。心が穏やかになれば周囲の人に優しくなれたり、自分のことを大切にできたりします。
自尊心が高まると同時に相手のことも尊重でき、良い人間関係が築けていくのです。恋愛も人間関係の1つですから、穏やかな恋愛ができるようになるでしょう。
トラブルが発生した際には持ち主を奮い立たせるのではなく優しく癒して冷静さを取り戻させ、解決へと導いてくれますよ。
4.開運
プラシオライトは運気を好転させる開運効果があります。プラシオライトはアメジストが変化した石で、「変化」という石言葉があります。
そのため、これまでとは違った自分や違った人生を望んでいる人におすすめ。
また、水晶の性質を強く持っているともされ持ち主のパワーをその場に応じて調節してくれるので、成功や実りへと導いてくれるでしょう。
変化を体現したプラシオライトは、持ち主を理想へ向けて前進させます。状況を好転させたり不可能を可能にさせてもくれるでしょう。
豊かさを与えたり飛躍させたりするので、叶えたい夢やなりたい自分が明確にある人のサポート役をしっかり務めてくれますよ。
プラシオライト（グリーンアメジスト）と相性の良い組み合わせ
プラシオライト（グリーンアメジスト）×ラベンダーアメジスト
プラシオライトとアメジストの組み合わせは、良縁を運んでくれます。アメジストはパープルカラーのパワーストーンで、洞察力アップ効果や霊的な攻撃から身を守る魔除け効果があります。
「真実の愛」という石言葉を持つことからも分かるように、本当の意味での愛にたどり着かせてくれるパワーストーンでもあります。
カラーが濃いアメジストは霊性アップ効果があるのに対し、淡いラベンダーアメジストは持ち主に愛をもたらしたり癒したりする効果が高いといわれています。
優しさや思いやりの心をはぐくむラベンダーアメジストは、周囲の人との関係を良くしたり恋愛においても良い効果を発揮するでしょう。
そして、プラシオライトは愛と調和のパワーストーンです。
もともとはアメジストなのでアメジストが持つ洞察力アップ効果を持ち、同じアメジスト類と組み合わせることでアメジストとしての効果が強まります。
ラベンダーアメジストとの組み合わせは、癒しを与え愛情運に働きかけるので、良縁呼び込みが期待できるでしょう。お相手の感情や本質を見抜き、ベストな対応ができますよ。
プラシオライト（グリーンアメジスト）×ロードナイト
プラシオライトとロードナイトとの組み合わせは、対人トラブルを解決する効果があります。ロードナイトはピンクの地にブラックの模様が入ったパワーストーン。
ターコイズのピンクバージョンといえば分かりやすいでしょうか。「愛情の石」「友愛の石」とされ、「愛情の具現化」という石言葉を持ち、穏やかな愛情をもたらすとされています。
ドラマティックな恋愛ではなく日常的な愛をもたらすので、関係が悪くなってしまった相手ともこれまでの日常と同じような関係に戻してくれる効果があります。
持ち主の愛情表現を豊かにし、素直な気持ちで謝罪や話し合いができるようになるでしょう。
一方、プラシオライトは人間関係を良くし、対人トラブルを解決に導くパワーストーンです。心の傷を修復すると同時に冷静さをもたらし、洞察力アップ効果で相手の感情を見抜きます。
ベストな選択肢を選べるため、関係修復や対人トラブル解決に力を貸してくれるでしょう。ロードナイトとの組み合わせは、対人面において穏やかさを取り戻させてくれる最高の組み合わせといえます。
プラシオライト（グリーンアメジスト）×ローズクォーツ
プラシオライトとローズクォーツの組み合わせは、恋愛運アップに効果があります。ローズクォーツは有名な「恋愛の石」。
恋愛におけるすべてに効果を発揮するといわれ、魅力アップや出会い運アップ、愛情運アップなどさまざまな愛の要素を運んできてくれます。
特に、持ち主の魅力を引き出し輝かせる効果が高く、良縁結びやパートナーとの愛情アップに効果があるでしょう。失恋の傷を癒してもくれるので、臆病な気持ちを追いやり前向きに進ませてもくれます。
そして、プラシオライトは洞察力をアップして冷静さを失わずに相手の本質を見抜かせます。そのため自分にピッタリのお相手を選べるようになり、素敵な恋愛ができるようになります。
魔除け効果もあるので、悪いお相手はそもそも近寄ってきません。
ヒーリング効果や愛情運アップ効果により、周囲の人に優しくなれたり素直に愛を表現できるため、すでにパートナーがいる人もこれまで以上に絆が深まるでしょう。
プラシオライト（グリーンアメジスト）×オブシディアン
プラシオライトとオブシディアンの組み合わせは、悪縁切りに効果があります。オブシディアンは和名を「黒曜石」といい、石器時代に矢じりやナイフとして利用されていたブラックのパワーストーン。
マイナスな影響を及ぼす人との縁をスッパリと切ってくれるので、悪縁切りの石として有能です。少々厄介なのは、一度敵だと認めたらとことん追い詰めてしまう真っ直ぐさと攻撃性。
呪いの儀式にも使われるので、「他人から貰ってはいけない」ともいわれます。
一方、プラシオライトは持ち主を癒し、愛情運をアップさせます。周囲の人の感情に敏くなるので、ベストな振る舞いができ、人間関係で失敗しなくなります。
ストレスを緩和して穏やかな心をもたらすので、オブシディアンとの組み合わせは、持ち主の周囲にいるマイナスな存在を一掃し対人環境を整えてくれるでしょう。
悪い状況から抜け出せる組み合わせなので、周囲から攻撃されていたり理不尽に辛い目にあっている人におすすめの組み合わせです。
プラシオライト（グリーンアメジスト）を身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果
プラシオライトを身に着けるなら、ネックレスがおすすめです。プラシオライトは胸にある第4チャクラを活性化させます。
そのため、チェーンを長めにしたネックレにして、胸のあたりに置くとよいでしょう。ヒーリング効果や冷静さアップ効果があるので、気持ちを癒し、鎮めてくれます。
心が癒され愛で満ちれば、人間関係やトラブル解決に効果を発揮できるでしょう。自尊心を高めるので前向きな気持ちで努力することができ、仕事運や勉強運にも良い影響を及ぼします。
プラシオライト（グリーンアメジスト）のお手入れ・浄化方法
プラシオライトは紫外線によって退色するおそれがあります。そのため、日光による浄化は避けてください。また、加熱処理をしているため内部にヒビが多いです。
内部だけなら問題ありませんが外側にまでヒビが到達しているものは、塩分や水分で変質する可能性があるため、浄化に塩や水を使うのはやめましょう。
日頃身に着けて外出する程度なら問題ありませんが、プラシオライトはそもそものカラーが薄いものが多いので、少しでも退色するとクリアな水晶と同じになってしまいます。
日差しの強い日中に太陽に晒すことは避けた方が無難です。保管に関しても、紫外線が入り込む場所は避け、ブラックの布で覆われたジュエリーボックスなどに保管しましょう。
| 浄化方法 | 対応 |
|---|---|
| 塩・塩水 | △ |
| 流水 | △ |
| ホワイトセージ | ◎ |
| 水晶クラスタ・水晶さざれ | ◎ |
| 日光・月光浴 | △ |
| 土 | △ |
| 音 | ◎ |
塩・塩水
プラシオライトは塩や塩水で浄化することができます。
【塩を用いる場合】
- 浄化皿の上に塩の山を作り、プラシオライトをその上に乗せるか中に埋める
- 3時間程度経ったら取り出す
- 流水ですすいだ後に柔らかい布で拭き自然乾燥させる
【塩水を用いる場合】
- 3％の濃度の塩水を作りる
- グラスの中に塩水を入れ、その中にプラシオライトを鎮める
- 3時間程度経ったら取り出す
- 流水ですすいだのちに柔らかい布で拭き自然乾燥させる
30分から3時間程度で浄化が完了するとされていますが、持ち主の感覚で時間を決めてかまいません。プラシオライトのパワーが落ちていると感じたら長めにしましょう。
使用する塩は必ずヒマラヤ岩塩もしくは天然の粗塩を使用しましょう。水は水道水でかまいません。日本の水道水は軟水ですので、パワーストーンの浄化に向いているのです。
ただし、この方法はプラシオライトの表面にヒビが入っていない場合にのみ使えます。
プラシオライトは加熱処理をしているので内部にヒビがあることが多く、時には表面にまで達しているので、自分の持っているプラシオライトの状態を確認してから行ってください。
流水
流水で、プラシオライトの浄化ができます。
- プラシオライトを浄化皿の上に乗せ、蛇口の下に置いて水を流す
- 水が直接プラシオライトに当たらないよう、位置を調節する
- 小川のせせらぎの中にユーパーライトが浸かっているような図にするとよい
- 10分程度で浄化が完了
- 天然素材の柔らかい布で優しく拭いて、自然乾燥させる
プラシオライトの表面にヒビが達している場合は、内部に水分が入り込んで変質する可能性があるので、別の方法で浄化するようにしましょう。
ホワイトセージ
ホワイトセージによる浄化は、プラシオライトに対応しています。
- ホワイトセージのお香もしくは乾燥させた葉っぱを用意する
- 火をつけ、立ち上る煙の中にプラシオライトを10回程度くぐらせる
持ち主が「しっかり浄化できた」と思えることが大事なので、感覚で回数を決めてOKです。
水晶クラスタ・水晶さざれ
水晶クラスタもしくは水晶さざれで、プラシオライトの浄化ができます。
- クラスタを使用する場合…クラスタの上にプラシオライトを置くだけ
- さざれ石を使用する場合…浄化皿の上にさざれ石を盛り、プラシオライトをその中に埋めるか上に乗せる
30分から3時間程度で浄化が完了しますが、持ち主が感覚で決めてOKです。プラシオライトは紫外線に弱いので、日光など紫外線が当たる場所は避けてくださいね。
水晶でパワーチャージができる
プラシオライトは、水晶の一種であるアメジストです。そのため水晶との相性は抜群に良く、水晶を使ったパワーチャージが可能です。
水晶クラスタの上にプラシオライトを乗せるか、水晶さざれの中にプラシオライトを埋めましょう。一晩置いておけば浄化とパワーチャージが完了します。
日光・月光浴
プラシオライトは紫外線に長時間当てることで退色してしまいます。そのため、日光による浄化は不可。月光による浄化なら可能です。
- プラシオライトを浄化皿の上にセットする
- 月光浴をさせる
1時間から3時間程度で浄化が完了します。朝になって日光が差し込むまでに片付けてくださいね。
土
土による浄化は、プラシオライトに対応しています。
- 天然素材の布でプラシオライトを包む
- 柔らかく乾いた土の中に埋める
- 2週間程度経ったら掘り起こす
- 流水で汚れを落とす
- 天然素材の布で拭き自然乾燥をさせる
この方法は、プラシオライトの表面にヒビが入っていない場合のみ行えます。自分の持っているプラシオライトの状態をよく確認してから行ってくださいね。
音
音による浄化は、プラシオライトに対応しています。
- 音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを用意する
- プラシオライトを浄化皿の上にセットし、音を奏でる
- 水晶ポイントの先をプラシオライトに向けたまま、プラシオライト中心に円を描く
水晶ポイントの先から音が出て、プラシオライトに万遍なく浴びせるようなイメージを持つとやりやすいでしょう。
10回程度繰り返せば浄化が完了するといわれていますが、持ち主が納得するまで続けてもOKです。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の好転反応・副作用
プラシオライトは水晶の一種であり、穏やかな波動を持つパワーストーンです。そのため大抵の人になじみ、好転反応は起きづらいでしょう。ただし、中には好転反応らしき症状を訴える人もいます。
- 頭痛
- めまい
- 眠気
- 焦燥感
など何かしら異常を感じたら、まずはプラシオライトから離れてみてください。プラシオライトを身に着けたり飾ったりしている間だけ症状があるなら、好転反応と思ってよいでしょう。
もし好転反応が起きたら、1日に身に着けたり飾ったりする時間を極端に短くします。
その後徐々に時間を長くしていき、長時間でも問題が生じなくなれば、お互いの波動が馴染み好転反応が起きなくなったということです。もう心配はいりません。
副作用としては、リラックス効果が強いことから、
- 眠気
- 過眠
などが考えられます。また、心が愛情で満たされるため「誰かを愛したい」という欲求が高まり、焦燥感を覚える人もいるでしょう。
過度で日常生活に支障が出るようならプラシオライトを外し、別の石に変更するか別の機会に身に着けるようにしましょう。
プラシオライト（グリーンアメジスト）のQ&A
プラシオライト（グリーンアメジスト）の偽物の見分け方は？
プラシオライトは似た石が複数あるうえ、偽物が存在します。似た石としてあげられるのは、
- ペリドット
- ヴェルデライト
- ミントガーネット
- ヒデナイト など
青みがかったグリーンで淡いカラーのものはルックスが近いので、個体によってはさらに他の石と似ていることもあります。
石はその特性の有無や強弱が個体によって違うので、これといった見分け方はありません。
また、偽物としてはアメジストに照射処理、もしくは照射処理と加熱処理を施してグリーンにした、グリーンクォーツが存在します。
安価なので見分けはつきやすいですが、高価に設定して販売していることもあるので、気をつけてください。プラシオライトは特定地域で産出したアメジストのみが使用されています。
そのため、産地が分からないプラシオライトや特定地域でない産地から出たプラシオライトには手を出さない方がよいです。しかし、産地を偽装されてしまってはどうしようもありませんよね。
そのため、やはり鑑別書付きのものをおすすめします。本物のプラシオライトなら処理の欄に加熱が行われている旨が記載され、グリーンクォーツなら照射処理が行われている旨が記載されます。
ちなみに、両者ともに鉱物名は「天然クォーツ」、宝石名は「グリーンクォーツ」となりますので、きちんと処理欄や備考欄を見るようにしてくださいね。
プラシオライト（グリーンアメジスト）が割れた・欠けた！特別な意味はある？
プラシオライトはモース硬度が7と耐久性があり、へき開性もないので衝撃にも強いです。ただし、加熱処理を行っているため内部にヒビが入りやすいです。
どんな衝撃にも耐えられるというわけではなく内部から壊れていく可能性もあるので、乱雑に扱わないようにしてください。
物理的に問題がないのにプラシオライトが割れたり欠けたりしたら、スピリチュアルな問題があるのかもしれません。
プラシオライトはヒーリング効果と浄化効果があり、常に働いている状態です。そのため、浄化やパワーチャージを怠っているとパワーが弱まり、自ら割れたり欠けたりするでしょう。
防ぐには浄化とパワーチャージしかないので、こまめに対応してください。もしプラシオライトが割れたり欠けたりしたら、そのまま飾っていても問題ありません。
ただし、破損したプラシオライトに対して持ち主が不吉さを感じるようなら、土に還しましょう。感覚を大事にしてくださいね。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の色が変わった？退色・変色する？
プラシオライトは紫外線によって退色する性質があります。そのため、日光を長時間当てるのは良くありません。
もともとが淡いカラーのパワーストーンなので、簡単にクリアな水晶に変身してしまいます。紫外線に当てていないのなら、スピリチュアルな理由が考えられます。
プラシオライトに限らず、パワーストーンは力を失うとカラーが薄くなり、力が強まるとカラーが濃くなるといわれています。
もしプラシオライトが退色してしまったら、力を失ってしまったということです。浄化とパワーチャージを行ってみてください。
カラーが元に戻ればそれでよいですが、戻らなければ、そのプラシオライトはパワーストーンとしての力を完全に失っています。
アクセサリーとして身に着けるのはよいですが、これまでのようなパワーストーンとしての力はないものと考えてください。
プラシオライトがクリアになってしまえば、それは水晶です。そのため、水晶としての浄化能力や魔除け効果はあるかもしれません。
しかし、浄化とパワーチャージを行っていない結果水晶になったのであれば、通常の水晶ほどの力は持っていません。
パワーストーンは手を加えていなければいないほどパワーが強いものなので、いくつもの過程を経てプラシオライトから水晶になったものと、生粋の水晶は別物だと考えましょう。
プラシオライト（グリーンアメジスト）の購入におすすめの販売店・通販
ヒラオカ宝石
MALULANI HAWAII
まとめ
爽やかなブルー系グリーンのプラシオライトは、癒しや愛を司る石です。
人間関係を良くしたり心を癒してくれ、持ち主に実りや飛躍をもたらすでしょう。自己主張が強くなく他の石とも合わせやすいです。
プラシオライトは一部地域の特殊なアメジストを加熱加工したもののことで、他の産地のものやそもそもがアメジストでないもの、加熱以外の加工を施したものはプラシオライトとは呼ばないことが定義づけられています。
似ている石も多いですから、必ず鑑別書の備考欄と産地を確認して購入してくださいね。
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