飲み会本当は行きたくないけど、断ったら孤立しそうでなかなか断れない…
上司や同僚からの飲み会のお誘い、断りたい気持ちはあれど嫌われるのが怖くて断ることができないという方も多くいるかと思います。
そもそも、飲み会を断るとなぜ嫌われるのか、嫌われないためにはどう断るのがベストなのか。
以上の点について今回ご紹介していきます。職場における周囲からの印象を気にしてなかなか断れないという方は、ぜひ参考にしてみてください!
飲み会を断ると嫌われる理由
飲み会を断ると嫌われる理由としては、以下のようなものが挙げられます。
印象を悪くしない飲み会の断り方について確認する前に、まずは飲み会を断ると嫌われるそれぞれの理由についてチェックしていきましょう。
人付き合いが悪いと思われるから
飲み会を断ることで嫌われる理由のひとつとして、「人付き合いが悪いと思われるから」という理由があげられます。
飲み会によく参加する方の中でも、人との付き合いで参加している方であれば、なおさら人付き合いが悪いと捉えられてしまうでしょう。
しかしそれは自分にとっての価値観そのもの。自分の価値観を他者に押し付けてしまう方は、特に人付き合いの悪さを理由として飲み会を断る相手を嫌う傾向にあります。
嘘だと思われるから
飲み会を断る理由によっては、嘘だと思われ嫌われてしまうことも。
後ほどご紹介しますが、毎度同じ理由で断っていたり、「急遽予定が入った」「今月空いてる日がない」など明らかにバレバレな嘘で通したりするのはナンセンス。
飲み会を断る際は、嫌われることにつながらないよう、嘘偽りのない正当な理由で断ることが望ましいですね。
常識がないと思われるから
飲み会に参加することは社会人の常識であるという考えを持つ方も多くいます。
相手が目上の方であれば、部下から飲み会のお誘いを断られるとはあまり思ってはいないはず。
特に、今ほどパワハラやアルハラへの見方が厳しくなかった時代を生きてきた方であれば「常識がない人」と捉えられる可能性は極めて高いと言えるでしょう。
自分が嫌われていると感じるから
中には、飲み会のお誘いを断ることで「自分って嫌われているのかな」と感じる方もいます。
皆さんは、「嫌われているかもしれない」と感じた相手に好感を持てるでしょうか。おそらく、好感は持てず、逆に嫌悪感を覚える方が多いかと思われます。
たしかに、自分のこと嫌ってくる相手は好きになれないし、むしろ嫌いって思うかも
嫌ってくる相手に苦手意識や不信感を覚える、これを心理学では「嫌悪の返報性」と呼びます。相手が「嫌われているかもしれない」と思わぬよう、トゲのある断り方には注意しましょう。
印象を悪くしない飲み会の断り方
飲み会を断ると嫌われる理由について押さえたところで、以下の自分への印象を悪くしない飲み会の断り方について解説していきます。
極力相手からの印象を悪くしないよう、平和に飲み会のお誘いを断りたい方は要チェックです。
①誘ってくれたことに感謝しながらも正当な理由を伝える
まずは、誘ってくれたことに対して簡単にでもいいので感謝の気持ちを伝えましょう。
その後、飲み会を断るにあたり正当な理由を簡潔にまとめます。
画像の文はあくまで一例ではありますが、正当な理由を伝えたのち、「また誘ってほしい」など飲み会に前向きである姿勢を感じさせられるような一文を加えるのもアリ。
②素直にお金がないことを伝える
お金がないことを理由に断るのもひとつの手ですね。
お金がない中で無理に飲み会に誘おうとはしてこないでしょうが、問題なのは「こっちで払うから気にしないで」と言われたとき。
そんな時は、とことん遠慮をしましょう。「いつもお世話になっているのに、食事までご馳走になるわけにはいかないので!」といった具合で断ることができれば、「謙虚な人」というイメージを持ってもらえるはずです。
③自身の体調不良を理由にする
自分自身の体調不良を理由にすれば、少なからず納得はしてくれるはず。
ただし、誘われるたびに体調不良を理由とするのはNG。嘘だと思われたり体調を管理できないと思われたりするので、その点は注意が必要です。
印象を悪くする飲み会の断り方
一方で、上司などから飲み会に誘われた際、以下のような断り方をしてしまうと印象は一気に下がってしまいます。
いずれも飲み会へのお誘いを断る上でのありがちな展開です。自分への印象をキープしたまま断ることができるよう、印象を悪くする飲み会の断り方について今一度確認しておきましょう。
①嘘をつく
飲み会を誘われた際、嘘をついてまで断るのは厳禁です。
一度嘘をついてしまえば、嘘を隠すためにまた嘘をついてしまうことになります。当然、嘘を重ねるごとにバレてしまうリスクも高まってきます。
飲み会への参加を断る際は、嫌われることがないよう極力嘘は付かないよう心がけてください。
②毎回同じ理由で断る
先述した通り、たとえ嘘でなくとも、毎度友達との予定を被せてしまえば嘘を疑われてしまいます。
お金がないことや体調不良ばかりを理由にするのも同様。人によっては金銭管理や健康管理ができないと思われてしまうので、毎回同じ理由で飲み会のお誘いを断らないよう注意しましょう。
③あいまいな返答をする
飲み会へのお誘いを断る際、いつもあいまいな返答をしてしまえば、嫌われることにもなりかねません。
誘う側としてはスケジュールを立てにくくなりますし、いつもあいまいに返答されると「ハッキリしない人だ」という印象を抱かれてしまいます。
参加するならば参加する、参加しないのならばハッキリとお断りすることを意識しておきましょう。
まとめ:飲み会断る=嫌われるとは限らない!大切なのは上手な断り方
飲み会を断ると嫌われる理由、そして印象を悪くしない断り方についてある程度把握はできましたでしょうか。
飲み会を断ると嫌われる事例も確かにありますが、それは断り方次第。つまり、「飲み会を断る=嫌われる」というわけではないのです。
大切なのは、相手からの印象を悪くしない断り方を実践すること。飲み会に苦手意識を持つ方や周囲からの印象を気にしてなかなか断れないという方は、ぜひ取り入れてみてください。
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