タロット占いはカードに描かれた絵柄とカードの向きで占います。
カードは全78枚(「大アルカナ」22枚、「小アルカナ」56枚)で構成されています。
「小アルカナ」は、ワンド(棒)、ソード(剣)、ペンタクル(金貨)、カップ(杯)の4つの要素から作られています。
日本では大アルカナに比べて比較的認知度が低い小アルカナですが、今回は56枚ある中から「ペンタクル(金貨)の6」について解説します。
占いの結果「ペンタクル(金貨)の6」が出た場合の解釈についても説明しますので、参考にしてください。
ペンタクル6の意味
ペンタクルのカードは物質的に価値のあるものを示します。
このカードが多く出た場合は、金銭に関する問題が影響している可能性があります。
ペンタクル6には、天秤を持った男性とその男性から施しを受けている2人の人物が描かれています。
これは需要と供給、利益と損失と言ったバランスを示しています。
「損失を乗り越えて利益を得る」そんなメッセージが込められています。
他にも、「安定」「調和」「公平」「慈悲」「成功」といった意味を持ちます。
ペンタクル6が正位置で出た場合
正位置とは、カードの絵柄が上または左向きのことを指します。
正位置はカード本来の意味を表し、プラスの意味として解釈がなされます。
それでは、ペンタクル6の正位置の意味を説明します。
ペンタクル6が正位置の恋愛
恋愛においてペンタクル6の正位置が出た場合、「お互いに支え合う関係になる(なれそう)」ということを表しています。
また、ふたりは「対等な関係性」であることも表しています。
ふたりの関係は安定しているため、自分に足りないところを相手が補ってくれたり、相手の足りないところを自分が補うといった関係になり、今後は信頼で結ばれたパートナーとなるでしょう。
互いにギブアンドテイクが自然とできていて、相手に尽くすることで自分も何かを得ることができる、そんな満たされた気分になるのではないでしょうか。
すでに恋人同士なら長続きする関係になるでしょう。
ペンタクル6が正位置の仕事
仕事においてペンタクル6の正位置が出た場合、「相手とのWin-Winな関係」「着実な出世」「収入の安定」ということを表しています。
有利な条件で仕事を進められたり、プロジェクトを任されたりと予想以上の成果や報酬が得られるでしょう。
また、起業や転職を考えている人にも最適なビジネスパートナーとの出会いや人からの紹介が期待できるでしょう。
報酬を手にした後も謙虚な姿勢を崩さなければ、周囲からの信頼を得てさらなる成功を収められます。
ペンタクル6の逆位置
逆位置とは、カードの絵柄が下または右向きのことを指します。
逆位置は正位置とは別の捉え方し、マイナスの意味として解釈がなされます。
それでは、ペンタクル6の逆位置の意味を説明します。
ペンタクル6が逆位置の恋愛
恋愛においてペンタクル6の逆位置が出た場合、「進展しない」「迷いがある」「バランスの良くない関係性」といったことを表しています。
ふたりの気持ちを比べたときにどちらかに大きく傾いている状態と言えます。
カップルの場合、一方が相手を支配する関係になっているかもしれません。
過剰な束縛や隠しごとなどの行動に繋がるかもしれません。
片思いの場合、好意が一方的である可能性があります。
気持ちがすれ違うことで結果、関係が進展しないようです。
ペンタクル6が逆位置の仕事
仕事においてペンタクル6の逆位置が出た場合、「怠惰」「不当な評価」「不公平」ということを表しています。
自分の思うように仕事を進められない可能性が高いです。
例えば転職した会社がブラック企業だったり、上司や取引先から無理な要求を押し付けられる、そんな可能性があります。
大きく損をしないためにも、注意深く相手を見極める必要があります。
また、心が貧しくなり周囲へ与える気持ちがなくなるため、自分本位な態度と取ってしまうかもしれません。
時には不正を働いてでも報酬を得ようと考えてしまうので十分注意が必要です。
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