みなさんこんにちは。皆さんは何か恐怖症を抱えていますでしょうか。高所恐怖症や閉所恐怖症を抱えている人はそれなりにいると思われますが、高所恐怖症や閉所恐怖症のほかにも、様々な恐怖症があります。
例えば、集合体恐怖症や先端恐怖症から、ピーナッツクリーム恐怖症まで、様々な恐怖症が世の中には存在しています。そんな数ある恐怖症の中から、今回の記事では着ぐるみ恐怖症について触れていこうと思います。
着ぐるみ恐怖症に興味があったり、心当たりがあったりする人はぜひ最後まで読んでいってください。それでは見ていきましょう。
着ぐるみ恐怖症とは?
さて、着ぐるみ恐怖症ですが、この名称を初めて聞いたという人は少なくないと思います。そんな人たちのために、まずは着ぐるみ恐怖症がどんなものなのか説明していきたいと思います。
- 着ぐるみに極度の恐怖を覚えること。
- シンプルに、着ぐるみが怖くて仕方がないということ。
原因は様々なことが考えられますが、子供をはじめとして着ぐるみ恐怖症に悩まされている人は数多く存在しているのです。
着ぐるみ恐怖症診断
さて、続いては着ぐるみ恐怖症診断に移ろうと思います。以下に挙げる事柄に当てはまる人はもしかすると着ぐるみ恐怖症かもしれません。それでは見ていってみましょう。
①着ぐるみを怖いと感じる
着ぐるみを怖いと感じてしまうことはありませんでしょうか。もし、着ぐるみを見た時に
- 鳥肌が立つ
- 息切れ
- 動悸
などがみられる場合は、ほぼ100%着ぐるみ恐怖症と言っても良いでしょう。着ぐるみを見る機会をできるだけ減らしたり、克服できるように努める必要があるかもしれません。
本記事の後半にて着ぐるみ恐怖症の克服方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
②遊園地やテーマパークが嫌い
遊園地やテーマパークには、ほとんどの確率で着ぐるみが存在しています。そのため、遊園地やテーマパークが嫌いという人は無意識に着ぐるみを避けているという可能性があります。
遊園地やテーマパークが嫌いな人は、少しではあっても着ぐるみ恐怖症の可能性があるかもしれません。
③無表情の(笑わない)人が怖い
着ぐるみを怖いと感じてしまう代表的な理由の一つとして、着ぐるみが常に無表情であるということが挙げられます。
無表情の人、めったに笑わない人が嫌いという方は、着ぐるみに対しても同様の嫌悪感であったり、恐怖を抱いてしまうかもしれません。
④大きいものが嫌い
着ぐるみは、人間と比べて比較的大きな存在です。そのため、大きいものが嫌いという人は、着ぐるみも嫌いという可能性が十分にあり得ます。
さて、着ぐるみ診断はいかがだったでしょうか。着ぐるみ恐怖症の原因や、着ぐるみ恐怖症の人の心理や特徴など、さらに細かい内容について以降も述べていきますので引き続き読んでいってください。
着ぐるみ恐怖症は病気?
よく議論になる内容ですが、着ぐるみ恐怖症は病気なのでしょうか。この問題は、着ぐるみ恐怖症に限ったことではなく、高所恐怖症や閉所恐怖症などといった他の恐怖症にもかかわってきます。
これらの恐怖症は病気なのでしょうか。結論から言えば、これらの恐怖症によって息切れや動機などの症状が見られた場合、精神的な病気であると言えるでしょう。
過度な恐怖症の場合、パニックになって命にかかわる可能性がないとは言い切れないため、着ぐるみ恐怖症に限らず過度な恐怖症を抱えている人は病院で診てもらうと良いでしょう。
軽度のものでも、心配であれば病院に行くのが確実です。
着ぐるみ恐怖症の人の心理・特徴
さて、続いては着ぐるみ恐怖症の人の心理や特徴についてお話していこうと思います。なぜ着ぐるみ恐怖症の人は着ぐるみを怖がるのでしょうか。
いったいどのような心理が働いており、どのような特徴があるのでしょうか。見ていってみましょう。
①異世界のもののように見える
着ぐるみは、明らかに人間界のぞんざいからはかけ離れている存在です。我々が幽霊や宇宙人に恐怖を感じているのと同様に、着ぐるみ恐怖症の人たちは着ぐるみの異世界観に恐怖している可能性があります。
異世界のものであると認識すると、なんだか怖く感じてしまう気持ちも理解できるような気がしてきますよね。
②常に一定の表情で不気味
着ぐるみ恐怖症の人が着ぐるみを怖いと感じる原因として、着ぐるみが常に一定の表情であるということが挙げられます。
着ぐるみ恐怖症の人が着ぐるみを「表情がずっと同じで怖い」という風に感じている可能性は非常に高いです。
③大きくて怖い
大きいものを怖く感じていたり、嫌いだったりしている可能性もあります。着ぐるみは人間より一回り大きい場合がほとんどであるため、「大きいものは苦手」と感じている可能性も十分に考えられるでしょう。
④何らかのトラウマを抱えている
着ぐるみ恐怖症の人の特徴としては、着ぐるみに関して何らかのトラウマを抱えていることが多いです。
- 着ぐるみや人形に関連するホラー映画を見た
- それらに関連する悪夢を見た など
また、小さい頃は着ぐるみを怖がる人が多く、当時から認識が変わっていない場合は大人になっても着ぐるみ恐怖症というケースもあります。
⑤小さい子供
小さい子供は、着ぐるみを怖がる傾向にあります。恐らく、自分の小さい体に対する着ぐるみの大きさが恐怖を与えてしまっているのでしょう。
また、小さい子供は微細な表情を読み取って大人とコミュニケーションをとることが可能ですが、着ぐるみからはその表情が見てとれないため、子供には着ぐるみを怖がる傾向があるのだと考えられます。
⑥小柄な人
着ぐるみは、大抵の場合は人間より一回り大きいです。体が小柄の人の場合は、あまりにも大きすぎる着ぐるみに対して恐怖を覚えてしまうことがあります。
⑦動物が苦手
また、動物が苦手な人は着ぐるみ恐怖症の人が多いようです。着ぐるみは動物をモチーフにしたものが多いため、この傾向にはなんとなく納得できそうですね。
⑧臆病者
極度に臆病な人が世の中には一定数います。そのような人たちは、基本的にあらゆるものに恐怖を覚えます。着ぐるみも例外ではなく、極度の臆病者は着ぐるみを怖がるということもあり得ます。
着ぐるみ恐怖症はなぜ起こる?心理学的に解説
さて、続いては着ぐるみ恐怖症がなぜ発症するのか、心理学的な視点で解説していこうと思います。
①小さいころのトラウマが残っている
小さい頃のトラウマというのは、大人になってからの生活にも大きく影響してきます。
小さい頃に観た映画やドラマなどで着ぐるみが恐怖の対象であった場合は、大人になってからもそのトラウマが拭えず、着ぐるみ恐怖症となる場合もあります。
②根本的な認識を間違えてしまっている
着ぐるみは、そもそも人を怖がらせるための存在ではありません。どちらかといえば、可愛いとか、面白いといった概念を含むものです。
しかし、人間というものはあるものを怖いものと認識してしまった場合、それに対して恐怖心を抱いてしまいます。着ぐるみ恐怖症の人は、着ぐるみは怖いものだという根本的に誤った認識をしている可能性が高いです。
③人間は無表情なものに恐怖する傾向がある
着ぐるみというのは、常に無表情です。人間は、着ぐるみに限った話ではなく、無表情のものに恐怖を抱く傾向があります。
というのも、人間は相手の表情を読み取って相手の考えていることや心情を予測できますが、着ぐるみのような無表情な相手だと、なにを考えているのかわからず怖いという風に感じてしまうのです。
④見慣れないものは怖い
基本的に人間は、見慣れないものは怖いと認識してしまいます。そのため、着ぐるみに慣れ親しんだ来た経験が少ない方は、着ぐるみに恐怖を覚えてしまう傾向があります。
普段見慣れていないものに対して恐怖感であったり、マイナスのイメージを抱いてしまうことはごく普通のことですよね。もちろんですが、着ぐるみに慣れてしまえば着ぐるみ恐怖症は十分克服可能です。
着ぐるみ恐怖症になる原因
心理学的な視点から着ぐるみ恐怖症の原因を検証してみました。心理的要因以外にも、着ぐるみ恐怖症の原因は様々なことが考えられます。
今度は、着ぐるみ恐怖症になってしまう主な原因をいくつか紹介していこうと思います。
①大きいものがそもそも苦手
着ぐるみは、人間に比べると一回り大きくなっています。大きいものというのは、一般的には畏れられることが多く、大きいものが苦手だという人は少なくありません。
大きいものが苦手な人は、着ぐるみも嫌いである可能性が非常に高いです。
②どこかでトラウマを覚えてしまった
着ぐるみに対して恐怖感を抱く人は、着ぐるみに関連したトラウマを覚えてしまっている可能性が高いです。
- 着ぐるみ関連のホラー映画
- 小さい頃に着ぐるみに怯えた記憶 など
まずはトラウマを克服しないと、着ぐるみ恐怖症を克服することは困難になるかもしれません。
③テーマパークに行くことに慣れていない
人間は、普段見慣れないものを見ると恐怖心を抱いてしまうことがあります。テーマパークにあまり行かないという人は、着ぐるみに馴染みがありません。
そのため、テーマパークに行き慣れていない人は、着ぐるみ恐怖症である可能性があります。
着ぐるみ恐怖症を克服する方法
さて、ここまで着ぐるみ恐怖症について長々と述べてきましたが、着ぐるみ恐怖症は克服することが出来るのでしょうか。結論から言ってしまうと、克服する方法はいくつかあります。
それらの方法を紹介していきたいと思います。着ぐるみ恐怖症の人やその疑いがあるという方はぜひこのパートを読んで、克服できるようにしてください。
①着ぐるみの中に入る
まずは、一番大胆な方法かもしれませんが、着ぐるみの中に入ってしまうという方法です。着ぐるみの中に入ってしまえば、中身の構造がわかりますよね。
人間というものは、未知のものに対して恐怖を抱くことが多いですが、着ぐるみが既知となってしまえばその恐怖心も薄れるはずです。ところで、着ぐるみの中に入るにはいったいどのようにしたらよいのでしょうか。
これに関したは、意外と簡単なのです。着ぐるみの中に入る手っ取り早い方法は、着ぐるみの中に入るアルバイトです。
意外と多く求人が乗っているので、気になる方や着ぐるみ恐怖症を克服したいという方はぜひ調べてみてください。
②着ぐるみに慣れる
続いては、着ぐるみに慣れるという方法です。この方法はいたってシンプルで、
- テーマパークやイベントなどを頻繁に訪れることで着ぐるみに対する恐怖をなくす
- 慣れてしまうことで着ぐるみ恐怖症を克服する
慣れてしまえばどんなものでも怖くはないので、着ぐるみ恐怖症を克服したいという人は着ぐるみに慣れる努力をしましょう。
テーマパークやイベントに足を運ぶのが面倒という方は、写真や動画などで慣れた見るというのも一つの手です。
③根本から認識を変える
そもそも、着ぐるみは怖いものだという認識を改めましょう。本来、着ぐるみというものは人を怖がらせる存在ではないのです。
着ぐるみに対する認識を根本的に変えることによって、着ぐるみが怖いものではなくなるはずです。
着ぐるみ恐怖症と似た恐怖症「マスコット恐怖症」
恐怖症には、実に奥の種類の恐怖症があります。実は、着ぐるみ恐怖症に似た恐怖症が存在します。それは、マスコット恐怖症と言われるものです。
この恐怖症の症状は、読んで字のごとく、マスコットキャラクターを過度に恐れてしまうというものです。着ぐるみ恐怖症とほとんど似ていますよね。
発症する原因や改善する方法まで似ていますので、マスコット恐怖症の方も本記事を参考にして役に立ててください。
まとめ
さて、今回のこの記事では、「着ぐるみ恐怖症」を題材として扱ってきました。
着ぐるみ恐怖症を知らなかった方から、実際に着ぐるみ恐怖症に悩まされている人まで、多くの人にとって有益な情報をお届けできたと思っています。
着ぐるみ恐怖症に悩まされているという方には、ぜひこの記事を参考にしていただいて、一刻も早く着ぐるみ恐怖症を克服していただきたいと思っています。
今回のこの記事を読んだみなさんに少しでも着ぐるみ恐怖症について知っていただけていたら幸いに思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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