元々赤の他人だった2人がお互い好きになり、結婚して夫婦となったものの、ずっと一緒にいると夫のちょっとした言動にイラッとしたり、一緒にいることが苦痛に感じることってないですか?
特にコロナ禍によりテレワークが普及し始めたことで、夫も妻も自宅でテレワークという状況や、いつもは自由な時間がある妻にとって、夫の在宅勤務により、家でくつろぐことができずストレスを感じる人も多くなったかと思います。
私は夫婦が完全に理解し合うことは難しいことだと思っていますし、異文化理解と似たようなものだと思っています。
でも、せっかく一緒に生活しているなら、お互いストレスを溜め込まずに、少しでも居心地のいい雰囲気を作り上げたいものです。
ここでは夫がいるとくつろげないと感じてしまう原因と対処法を書いていきたいと思います。
「夫が家にいるとくつろげない!!」と感じる原因と対処法10選
多くの妻が夫が家にいることで感じるストレス。
せめて家のリビングでだらだらと気兼ねなくくつろぎたいのに、夫がいる休日や在宅勤務の日など、家にいるだけでイライラすることってありますよね。
私もコロナ禍で夫が毎日在宅勤務、子供たちはオンライン授業、私以外の家族が自宅にいる状態で、それぞれがストレスを抱えていたことを思い出します。
子供たちが休日に家にいることでくつろげないと感じることはなくても、夫だとどうしてそのように感じてしまうのでしょうか?
そう感じてしまう原因とおすすめの対処法を書いていきます。
①自分の生活ペースが乱れてしまう。
⇒【対処法】夫のペースに合わせるとしんどくなってしまうので、家に一緒にいるとくつろげないと感じるときは、自分が出かけて外の新鮮な空気を吸いに出かけて、自分の時間を好きに使ってみましょう。
②意外に夫はかまってちゃんで相手をするのが面倒くさい。
⇒【対処法】夫がかまってちゃんタイプの人は、とりあえず、表面的には話を聞いてるふりをして、適当に聞き流すことも、自分もしんどくなくて効果的でしょう。
③こちらから家事をお願いすると、嫌そうな返事をする。
⇒【対処法】指示や指摘をされると男のプライドが出て、機嫌が悪くなったり、嫌そうな態度をするタイプには、こちらからは何もお願いしないようにしてみましょう。
男は単純なので、お願いする時は上から目線ではなくて、甘えた言い方をするといいでしょう。
④家事の要領が悪い。家事センスがない。
⇒【対処法】家事を任せても後片付けがかえって大変など手がかかる場合はできるところだけをやってもらうように下手にお願いしてみましょう。
「ここまでやってくれたから、後は片付けておくね!」って助かったよという感謝の気持ちを少し出してあげるだけで、自分の後処理のストレスも減ります。
⑤愚痴っぽくなる。
⇒【対処法】女性は感情的な生き物なので、相手に聞いてもらうことですっきりすることが多いですが、男性は小出しに言わないものの、結構愚痴っぽくてネチネチしたところがあります。
そんなとき、聞くのが面倒くさいかもしれませんが、聞いてるよって態度だけ出してあげると相手の機嫌も悪くならないですむでしょう。
⑥話を聞いてほしいときに反応が薄くてイライラする。
⇒【対処法】自分が一生懸命話しているのに、夫は聞いてるのか聞いてないのかよくわからず、反応が薄すぎてイラっとすることはよくありますよね。
仕事から帰ってリラックスモードに入ってから話すと、聞いてくれるモードになるかもしれません。
そんな私も仕事から帰宅して15分は、一方的な話題はしないようにして、夫が話しだしたついでに自分のネタを持ってくると、反応がマシになりました。
⑦空気が読めない。
⇒【対処法】男性の脳のしくみは単細胞だとよく言われますが、女性は一度にいくつかのことをこなせたりしますが、男性はひとつのことに集中していると、周りのことは見えてこない傾向があります。
夫がテレビを見ている時、ゲームに夢中になっている時など何かしているときは空気なんて読めるはずがないと期待しない方がこちらの気持ちも楽になります。
⑧妻には偉そうに言い返してくるのに、子供には甘い。
⇒【対処法】父親というのは母親とちがって子供には嫌われたくないという気持ちが強く、子供にはとてもいい父親でいたいと思っている人が多い傾向があります。
そんな姿を見るとイラっときますが、父親はそんなもんだと割り切って、放っておくことが一番です。
⑨仕事から帰って不機嫌なことが多い。
⇒【対処法】男性は女性と違って、プライドもあるのか仕事の愚痴を家であまり話したくない人が多いようです。
女性のように話すことで仕事のストレス発散をするわけでもないので、イライラが募ると、突然ささいなことで家族にキレたりする夫もいます。
そういうときはこちらが冷静な態度で落ち着くのを待つのが一番なのかもしれませんね。
⑩一見家事に協力的に見えても、家事を選んでいてなんやかんや言って妻に任せっきり。
⇒【対処法】家庭では自分が家事をしたことを認めてもらいたくて、自分が協力的なことをアピールする夫。
一方で妻からすると、「それじゃなくてこれやってほしいんだけど・・・」と思うことも多々あるでしょうが、やってくれたことには感謝の気持ちを伝えて、本当はこれをやってもらいたいということは、これしてくれるとすごく助かるなあって夫をさらっと持ちあげてみましょう。
夫が家にいるとイライラする妻たちの本音
「夫が家にいるとくつろげない!!と感じる原因と対処法10選」では、夫へのよくある不満をピックアップしてみました。
対処法を読んでみて、「なるほどこうしてみたらいいんだ!!」「わかっちゃいるけど、腹が立ちすぎて、こんなふうに対処できない」っていう方も多いと思います。
どれだけ周りから見ても仲の良さそうな夫婦でも、実情は色々問題を抱えていて、最近では夫婦円満だと思っていた芸能人カップルの離婚も相次いでいます。
そこで、ちょっとここでは多くの妻が感じる夫に対する本音を書きだしてみたいと思います。
- 何日か出張でいなければいいのに・・・
- 単身赴任でたまに帰ってくるのが楽・・・
- 友達少ないん?
- 食事用意するのも面倒くさいし、飲みに帰ってくれたらいいのに・・・
- 都合のいい時だけ子供の話に入ってるけど、話ついてきてないくせに・・・
- 趣味作って、休日外に出かけてほしい・・・
- ごみの日くらい把握して自分でゴミまとめてほしい・・・
- 遅く帰ってきたら、後片付けしてほしい・・・
- リビングのソファで寝そべられるだけでうっとうしい・・・
- 夫の洗濯物を見るだけでイライラする・・・
- 自分の休みの日にテレワークで家にいられるとうっとうしい・・・
- 夫の寝具が加齢臭でくさい・・・
- トイレ掃除くらい念入りにしてほしい・・・
など、書きだしてみると次々出てくるものですよね!!
夫といい関係を続けるための体験談
夫婦円満っていったいなんなんだろう??ってよく考えることがあります。
私がヨーロッパに家族で住んでいたときに、ヨーロッパ人の夫婦って年齢を重ねてもとても仲良く穏やかに歩きながら話している姿をたくさん見かけました。
一方で日本で見かける夫婦像ってどんなイメージがありますか?
特に小さいお子さんを抱えている夫婦って眉間にシワをよせていたり、イライラしてる妻の姿をよく見かけませんか?
私も子供たちが小さかった頃はどこに出かけてもイライラしていて、心にも余裕がなくて、夫にきつい言い方をしていました。
欧米諸国の離婚率は日本に比べてかなり高くなっています。
中には結婚という形を取らず、パートナーとして一緒にいるカップルもいます。
きっと欧米社会では、夫の存在がうっとうしい、一緒にいてもくつろげないと思い出した時点で夫婦としてはやっていけない⇒離婚という形が多いのかもしれません。
どちらがいいのか正解はないですが、一緒にいるならうっとうしいと思いながら生活するよりも、相手も自分も苦痛を感じないリラックスできる空間で生活したいものですよね。
私自身の夫婦生活のあり方はヨーロッパでの生活を経験してすごく考え方が変わってきたこともあり、今はお互いのプライベートな空間を大切にするようにしています。
夫婦だから家で同じ空間にいなければいけないことはないと思うと、自分だけの空間があることで心の癒しの場所になるのです。
もし、家の間取り的にプライベートの場所が確保できないのであれば、自分にとっての第三の居場所を作るといいでしょう。
お気に入りのカフェであったり、図書館であったり、どこでもいいのです。
心を落ち着かせる場所があるだけで逃げ場所があるという安心感が得られます。
私は夫と言い合ったり、どうしても家にいるだけでイライラするときは、コスメショップで化粧品を身に行ったり、本屋さんに行って立ち読みしてみたり、カフェで本を読んだり、勉強したり、イライラする場所から離れることでかなり冷静になれます。
心を落ち着かせて、自分が何に対してイライラしているか、心の整理をして、夫に冷静に話をするとお互い感情的にならずに話し合いをすることができるようになってきました。
そして、子供たちも自分の親が喧嘩したり、雰囲気の悪い状態を見て不安になることはあっても、話し合ってまた仲直りして普通の状態に戻ったプロセスを見ていく中で、人間関係のあり方やコミュニケーションの取り方を知らず知らずのうちに学ぶこともできます。
夫に対するイライラがなかなか収まらなくて、家にいるだけで自分もくつろげないと思っている方は、何が原因で自分をそう感じさせているのかを振り返ってみるといいのかもしれません。
夫婦生活は山あり谷あり、何もなくずっと平和で穏やかな夫婦の方が少ないものです。
夫と一緒にいることが苦痛で悩んでいる場合は?
そうは言っても、どうしても夫と一緒にいることが苦痛で離婚したい、別居したい、夫婦関係が悪化してしまって話し合いをできる状況でもない、夫の暴力や暴言など自分の力だけではどうしようもない時は第三者に相談することを考えましょう。
まずは気軽な相談相手として
①自分の両親や親戚など
②同じような経験を持つ友達
③SNSの掲示板での相談
に相談してみると色々なアドバイスがもらえるかもしれません。
でも、もっと深刻な場合は
①夫婦カウンセラー
②心療内科
③各市町村の提供する相談窓口
④弁護士など離婚専門の問題を取り扱う専門家
⑤ココナラなどのスキルシェアサービスでオンライン相談
など、専門家目線のアドバイスや話を聞いてもらえることにより、自分の心の中に眠っていた感情や原因が引き出されて改善策が見えてくるかもしれません。
苦痛な日々が続くと心身のバランスを崩し、夫源病と呼ばれる体調不良が続き、生活や仕事が今までのように普通にできなくなるような深刻な状況になりうることもありますので、1人で悩みを抱え込まずに早めに対処することが大切です。
まとめ
「夫がいるとくつろげない!?」の記事はいかがでしたか?
夫に対するストレス、不満をためてる妻たちは周りにたくさんいます。
ランチタイムに集まる妻たちの話題は概ね夫や子供に対するストレスや愚痴が多いのではないでしょうか?
私も時々ランチに行くと、他の妻たちが夫や子供のネタを話している声がよく聞こえるので、自分だけじゃないんだなあって心が楽になることがあります。
外でストレスを吐き出すことでスッキリすればいいのですが、また家庭に戻ると、夫がいることでリラックスできない嘆きの繰り返しが多いのかもしれません。
夫にも妻への言い分があるのかもしれませんし、大切なことは状況がひどくなる前に、お互いがオープンに話し合える環境作りが大切なのかもしれません。
それは夫だけでなく、子供にとっても同じで、家族と言えどもそれぞれが家族に対してストレスはあるものです。
それをため込んでしまって吐き出し口がない状態が続くと、家庭の雰囲気も悪くなってしまいます。
この記事が夫へのストレスで悩んでいる方やどうやって対処していいのかわからないと思っている方に少しでも参考になっていただければ嬉しいです。
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