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ガジュマルの花言葉・誕生花・育て方・種類

ガジュマルの花言葉・誕生花・育て方・種類

沖縄やハワイでよく見かける「ガジュマル」の木はその独特な樹形やガジュマルの木に棲む「キジムナー」の存在がとても有名ですよね!

「ガジュマル」は大切に育てると願いを叶えてくれるという言い伝えもありますので、観葉植物としてもとても人気の植物です。

日本だけでなく、海外でも神秘的な存在として扱われており「パワースポット」なども沢山存在しているんですよ。

今回はそんな「ガジュマル」の不思議な力や花言葉、風水などを詳しく紹介していきたいと思います。

ガジュマルとは?どんな花?

ガジュマルの特徴

ガジュマルといえば、幹や枝から垂れ下がる「気根」が特徴的な植物です。気根が絡み合って独特な樹形をしており、その神秘的で独特なフォルムは観葉植物としてとても人気です。また、ガジュマルは常緑樹ですので、葉が落ちることはありません。1年中綺麗な緑色の葉を楽しむことが出来ます。

そして、ガジュマルは植物の中でも生命力の強い植物として知られています。剪定の為に切り落とした枝でも、水に付けておくとそこから根がでて新しい株を作ることが出来ます。

ガジュマルには家で育てられるサイズもありますが、大きいものでは樹丈は20メートル程に成長するものもあります。石垣島では樹齢300年になるものもあり、パワースポットとしても有名です。

ガジュマルの歴史

「ガジュマル」という名前は沖縄の地方名です。その名の由来は様々ありますが、気根を植物や岩などに絡ませながら成長する特性から「絡まる」〜「風を守る」〜「カゼヲマモル」「ガジュマル」となったと言われています。また、沖縄では古くから伝わる伝説もあります。ガジュマルには木の妖精「キジムナー」が宿っているとされており、ガジュマルを大切にする「心の綺麗な人」の願いを叶えてくれるという言い伝えがあります。

ガジュマルの別名

ガジュマルの別名には「多幸の木」や「幸福を呼ぶ木」、またこれらの良い言葉とは正反対の別名「締め殺しの木」などがあります。

ガジュマルの木に棲む妖精「キジムナー」は座敷童に似た存在で、昔から人々の願いを叶えたり、幸せを運んで来る存在として愛されてきました。そのことから「多幸の木」「幸福を呼ぶ木」と呼ばれています。

また、「締め殺しの木」と呼ばれる理由はガジュマルが土台になる植物や岩に寄生しながら育つことからそう呼ばれています。土台となった植物は巻きつかれて、しだいに枯れてしまいます。ガジュマルは様々なものを巻き込んでしまう為、ガジュマルの木が生息する地域ではガジュマルの側に家を建ててはいけないと言われている程です。代表的なものだと、アンコールワットのタプローム遺跡があります。寺院がガジュマルに飲み込まれていく様な姿は自然の力強さやエネルギーを感じることが出来ます。

ガジュマルの基本情報

科・属クワ科・イチジク属
和名ガジュマル
英名ChineseBanyan・Malayan Banyan
学名Ficus microcarpa
原産地日本・東南アジア・台湾・オーストラリア・インド・ミクロネシア
開花期不定期
ガジュマルの基本情報

ガジュマルの全般の花言葉

ガジュマルの英語の花言葉

「健康」

「たくさんの幸せ」

ガジュマルの木はとても生命力が強い植物です。鳥やコウモリがガジュマルの実を食べ、その実は糞となって岩や木に落とされると、そこから発芽し成長してきます。また、独特な特徴を持つ気根は様々なものを巻き込み、時にはセメントやアスファルトを突き抜けて成長します。そのパワフルでエネルギッシュな生命力から「健康」という花言葉がつけられたとされています。

「たくさんの幸せ」は古くから言い伝えられている「キジムナー」の存在が関係してそう言われてきました。

海外・西洋のガジュマルの花言葉

ガジュマルの誕生花

ガジュマルの誕生花は「2月14日」です。

観葉植物としてとても人気が高い植物なのでバレンタインデーのプレゼントに選んでみるのはいかがですか?独特な形が部屋のインテリアにもぴったりですよね。たくさんの幸せを運んできてくれそうな花言葉もあるので、とても喜ばれると思います。

ガジュマルと風水

ガジュマルの木は縁起の良い植物です。家のどの場所に置いても良い効果が発揮されますので好きな場所に飾ってみましょう。置く場所によって効果が違いますので、場所別に紹介していきたいと思います。

【玄関】

玄関は運気の出入り口となっています。ガジュマルは良い運を運んできてくる効果があるので玄関に置くことで良い気が流れる様になりますよ。対人関係や金運にも効果的です。元気のないガジュマルを置いてしまうと運気も半減してしまいますので注意しましょう。

【リビング】

リビングは人が集まる場所です。リビングににガジュマルを飾ると、人間関係を調和し家庭運をアップさせる事ができます。観葉植物には悪い気を浄化する効果もあります。リビングにはテレビなどの電化製品が置かれていますので、電磁波によって悪くなった気を浄化させましょう。

【トイレ】

ガジュマルは金運を運ぶ植物で有名ですよね。金運をアップさせたい時はトイレにガジュマルを飾るのがベストです。トイレは時に悪い気が溜まりやすい場所です。清潔に掃除することで更に金運が上がりますので、常に綺麗な状態を保つ事も重要です。

【寝室】

ガジュマルにはリラックス効果がありますので、寝室とは相性がとても良いです。不足した運気は寝ている間に補われますので、ガジュマルに良い運気を運び込んでもらいましょう。ガジュマルは日当たりの良い場所を好む植物ですので、寝室に日が入らない場合は日中だけでも日の当たる場所におきましょう。

ガジュマルの仲間

ガジュマルには多くの品種が存在します。世界では約800種類、日本では約20種程の種類があると言われています。その中でも観葉植物で人気の4種類のガジュマルとその特徴を今から紹介します。

【ニンジンガジュマル】

観葉植物として一般的に出回っているガジュマルです。売られているものはサイズの小さいものが多く、気根の部分がニンジンの様な形をしているのが特徴です。

【センカクガジュマル】

センカクガジュマルは尖閣諸島に自生しています。希少性が高く、なかなか手に入らないのでとても人気が高い品種です。日本で売られているものは、接ぎ木によって増やされたものがほとんどです。垂直方向に枝を伸ばし、葉はひし形で厚みがあるのが特徴です。

【パンダガジュマル】

パンダガジュマルの見た目は普通のガジュマルとよく似ています。しかし、パンダガジュマルはセンカクガジュマルが突然変異してできたもので普通のガジュマルより少し柔らかな印象があります。この品種もかなり希少で、数が少ないため高価で取引されています。

【黄金ガジュマル】

黄金ガジュマルは台湾で作られた園芸品種です。繁殖力が強いのが特徴で、沖縄の公園などにもよく植えられています。日のよく当たる場所で育てると綺麗な輝く黄緑色の葉になり、成長と共に深緑色の葉に変化していきます。

ガジュマルに似た花

ガジュマルにそっくりな木として「アコウ」があげられます。沖縄の公園などではガジュマルと一緒にアコウの木も植えられていますが、パッと見ただけでは見分けがつかない方も多いと思います。

「アコウ」はガジュマルと同じクワ科のイチジク属で、どちらも元木に巻きついて成長し独特な形をしています。

その「ガジュマル」と「アコウ」を見分ける最大のポイントは「葉の形」です。

ガジュマルの葉は小さくて厚みがあるのが特徴ですが、アコウの葉はガジュマルの葉よりも大きく薄いのが特徴です。

どちらか見分けるのが難しい時は葉の形をみて判断してみましょう。

ガジュマルの季節・開花時期

ガジュマルは葉だけのイメージが強く花を咲かせない植物だと思っている方も多いのではないでしょうか?じつはガジュマルも花を咲かせる植物なのです。花といっても美しい花弁を楽しめるわけではありません。ガジュマルは1センチ程の小さなイチジクの様な実をつけ、その実の中に花を咲かせます。ですので、花を目で確認することは出来ないのです。開花時期は春頃で、薄黄色の実が集まっているのを見ることが出来ますよ。

ガジュマルの育て方・ポイント

※花言葉部分で文字数が足らなかった場合にさらっと・ポイントだけでで大丈夫です

ガジュマルは生命力の強い植物です。日当たりと水やりのポイントさえ押さえておけば、比較的簡単に育てる事の出来ますのでガーデニング初心者にもおすすめの観賞植物です。

ガジュマルが出回っている時期は5〜9月頃になります。苗を購入する際は葉の色が艶やかで綺麗な緑色の物を選びましょう。根がグラついていたり、雛がついているものはものは弱っている可能性がありますので避けるのがポイントです。

ガジュマルの用土

ガジュマルは水はけの良い用土を好みます。水はけが悪いと根腐れしてしまいますので注意しましょう。用土は市販の観葉植物の土で十分元気に育ちます。自分でブレンドする場合は、観葉植物の土2:赤玉土1:鹿沼土1の割合で混ぜます。また人口土は保水性が高く、根腐れを起こしやすいので天然土のものを購入するのがオススメです。

鉢の選び方

鉢は株よりもひと回り大きな鉢を選びましょう。根腐れを防ぐためには浅型の鉢がオススメです。またガジュマルは上方に葉が広がっていますので、鉢が小さすぎるとバランスが悪くなってしまいます。葉の広がりに対して半分くらいのサイズ(横幅)を選ぶと安定感がでてバランスの良い見た目になりますよ。

日当たりや置き場所について

ガジュマルは日光を好む植物ですので、なるべく日当たりの良い場所に置くのがポイントです。日当たりが悪いと間延びしてしまったり、弱々しい見た目になってしまいますので注意が必要です。

夏場は直射日光に当たると葉が焼けしてしまいますので、直射日光を避けてなるべく明るい場所に置きましょう。

また、ガジュマルは暖かい地域に生息する植物ですので寒さは苦手です。寒さに負けてしまうと枯れることがありますのでなるべく暖かい場所に移動させるようにして下さい。

水やりについて

ガジュマルは乾燥に弱い植物です。土の表面がが乾いたタイミングでたっぷり水を与えましょう。ただ、水を与えすぎると根腐れを起こしますので注意が必要です。

また、ガジュマルは10度以下になると成長のスピードが緩やかになります。そうなると、あまり水を必要としなくなりますので、土が乾いて数日待ってから水を与えるようにします。

肥料について

ガジュマルは基本的には肥料は必要ありません。肥料を与える時は成長が盛んな時期に液肥や置き肥すると良いです。目安の時期は暖かい時期の5〜10月です。成長のスピードが緩やかになる寒い時期に肥料を与えると肥料やけを起こしますので注意しましょう。

増やし方

ガジュマルは挿し技にして増やすことが出来ます。適した時期は5〜7月の暖かい時期が好ましいです。秋以降の寒い時期は挿し木しても根はでてきませんので、春や夏に行いましょう。挿し木にする枝はなるべく元気なものを選ぶのがポイントです。

花が終わったら

ガジュマルには定期的な剪定が必要となります。伸びすぎた枝がある場合は5〜6月の間に剪定し樹形を整えるようにしましょう。剪定をすることで、枝全体が元気に成長していきます。日光不足により全体的に間延びしてしまった場合は、枝を全て切り取ってしまいましょう。丸坊主にする事で、ガジュマル本来の力を取り戻すことが出来ます。

植えっぱなしで育てられる

ガジュマルは成長して、根詰まりしてしまう可能性があります。鉢が手狭になってしまったら、植え替えが必要になります。2〜3年に1度は植え替えをするのがオススメです。植え替えに適した時期は5〜7月です。鉢はひと回り大きいものを選びましょう。

病気や害虫について

ガジュマルは基本的には病気や害虫に強い植物です。しかし、害虫がつくこともありますので定期的に観察して害虫を見つけたら駆除しましょう。

特に注意したい害虫はハダニ・カイガラムシ・アブラムシなどがあります。ハダニやカイガラムシは葉水で防ぐことが出来ますので、霧吹きなどで葉を濡らして置くと良いでしょう。アブラムシは見つけ次第ピンセットなどで取り除きます。早めに対処しなければ、枯れてしまいますので定期的にチェックしておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ガジュマルは幸せを運んでくれる神秘的な植物ですので、ぜひ我が家にも迎え入れたいと思った方も多いのではないでしょうか?

独特な形でぐんぐん成長する姿は愛おしい存在になること間違いなしです!

ガジュマルを大切に育てて、キジムナーにあなたの願いを叶えてもらいましょう

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