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プルメリアの花言葉・誕生花・育て方・種類

プルメリアの花言葉・誕生花・育て方・種類

今回はプルメリアの花言葉から誕生花をご紹介していきます。見ているだけでこちらも幸せになってくるような愛らしい花ですよね。

フラダンサーが頭に被っている花飾りで見たことがある人も多いでしょう。結婚祝いから出産祝いなどいろいろなシーンに飾ったり贈ったりする花に選ばれています。

プルメリアとは?どんな花?

ハワイアンジュエリーのデザインや結婚式のブーケなどに使われることも多いプルメリアの特徴などをご紹介します。

プルメリアの特徴

ハワイアンの飾り「レイ」によく使われている花で、フラダンサーが頭につけている花がこのプルメリアです。品種には常緑樹と落葉樹があります。樹木は7~8mくらいにまで育ちます。

ハワイではハイビスカスと並ぶ人気の花です。品種の数は1500種を超えます。太陽や青空が似合う花ですよね。ハワイでは通年栽培されており、普段の通り道や公園などで普通に目にする植物です。ラオスの国花にも使用されています。

プルメリアの香りはアロマにも用いられているので、嗅いだことがある人も多いでしょう。ちなみに髪飾りとしてプルメリアをつけるときは、未婚なら右側、既婚なら左側につけるルールがあります。もちろん、気にせずつけても大丈夫です。

また花びら1枚ずつに実は意味があります。これはアロハという言葉と連動しています。気になる人は、ぜひ調べてみてくださいね。

プルメリアの歴史

花の名前は、フランスの植物学者の名前「Charles Plumier」からつけられています。この植物学者は、アメリカの植物を研究していた人物です。花の名前をつけたのはCarl von Linnèです。もともとは中南米に自生している花ですが、ハワイにやってきたのは19世紀ごろといわれています。

現在は結婚式の花としても知られていますし、ジュエリーモチーフやアロマオイルなど、さまざまな場面に使われていますよね。しかし昔はプルメリアの香りを使って、遺体のニオイを消していたそうです。太陽の下でスクスク育つため、急な葬儀の花にも利用されていました。

そのため、あまりいいイメージをもたない人もなかにはいるようです。日本ではあまりいないと思いますが、ハワイに昔から住んでいるような年配の人へこの花を贈る際は、一応注意したほうがいいかもしれません。

プルメリアの伝説

プルメリアにはいくつか伝説が存在します。今回は、ハワイで伝わるおまじない・幸運が訪れるサイン・プルメリアの女神の話をご紹介します。

朝露のレイのおまじない

満月の日の夜明けに朝露がついたプルメリアでレイを作り、それを想いを寄せる相手にプレゼントできれば両思いになるといわれています。おまじないが好きで気になる人がいる場合は試してみてはいかがでしょう。

幸運を呼ぶ花

一般的にプルメリアの花びらは5枚ですが、たまに花びらが4枚しかないものもあるようです。その4枚のプルメリアを見つけたら、幸運が訪れるといわれているようです。四つ葉のクローバーと同じような感じですね。

プルメリアの女神の話

プルメリアという名前の女神が人間に恋をします。しかし女神が人間に恋をすることは神々の世界ではタブーとされていました。そのため、神の怒りをかったプルメリアは命を落としてしまいます。

しかし女神が亡くなったところから気品のある花が咲いたのです。女神がいた南の島の住民は、プルメリアを哀れに思い、その咲いた花をプルメリアと名付けたそうです。そして島の若い女性たちは、そのプルメリアをレイの飾りに使うようになりました。

プルメリアの毒

実は毒をもっているのをご存じですか。樹液には、直接触れると高熱を出したりするような毒の成分が含まれています。プルメリアを育てていて手入れ作業をするときは、素手では触れず手袋を着用しましょう。毒と聞くと少し怖くなりますが、花は素手で触っても大丈夫なので安心してくださいね。

プルメリアの基本情報

科・属名キョウチクトウ科、インドソケイ属
学名Plumeria rubra
和名インド素馨(いんどそけい)
別名テンプルツリー・パゴダツリー・フランジパニ・テンプルフラワー
英名Plumeria・Temple tree・Frangipani・Graveyard Flower
原産地メキシコ・熱帯アメリカ
開花時期6~10月
花色白・ピンク・黄色・赤・橙色
プルメリアの概要

レイフラワーというのは、髪飾りのレイを作るときに使う花なので、そのような呼び名がついています。Temple treeは訳すと「寺院の木」です。寺院によく植えられていたため、このような別名がつきました。

プルメリアの花言葉と由来

プルメリアの花言葉と由来をご紹介します。花をプレゼントする際は、花言葉のメッセージカードをつけるのもおすすめですよ。

「気品」

プルメリアのもつ品のいい香りと可愛らしい花の姿からつけられた花言葉です。品のある女性がイメージにぴったりですね。年配の人へも贈りやすい花言葉です。

「上品」

これは花の香りが上品なところからきています。アロマの香りに採用されるほどなので、素敵な香りなのでしょう。まだ香りを知らない人は、ぜひプルメリアのエッセンシャルオイルを購入してその香りのよさを実感してみてはいかがでしょう。花や花言葉と一緒に、プルメリアのアロマをプレゼントするのも、贈る相手が女性なら喜ばれるかと思います。

「日だまり」

南米アメリカなどが原産地のプルメリアは、太陽によく当たって育つシーンが浮かびますよね。太陽が似合う花ともいえます。そんな様子からこの花言葉がきているようです。花の可愛らしい印象が、朗らかで優しい雰囲気をもった女性にも当てはまるでしょう。可愛らしい女性や元気いっぱいなお子さんなどへの贈り物にいいのではないでしょうか。

「輝いている」

こちらは日だまりと同じで、降り注ぐ太陽の下で元気に咲く花を輝いていると例えてつけられたようです。頑張ってね、と応援したい相手などに添えてもいい花言葉ですね。母の日のギフトにもおすすめですよ。

「情熱」

日だまりと同じく、太陽が似合う花のところからきています。南米アメリカの太陽の下で活発に活動する女性のようなイメージでしょうか。確かに暑さにも負けずに咲き続ける様子は、情熱という言葉にぴったりです。また夏になると、大勢の日本人がハワイへバカンスへ行くことから、太陽が降り注ぐ情熱的な感じがしますね。

「内気な乙女」

この花言葉は、ハワイに伝わるプルメリアの伝説からきているようです。直接想いを伝えるのではなく、こっそりおまじないをする内気な女性のイメージといったところでしょうか。

「恵まれた人」

こちらの花言葉の由来は気品と同じです。ほかにも、プルメリアの花の美しさや素敵な香りをもつことから、恵まれているときているようです。

その他のプルメリアの花言葉

上記以外では、愛情や熱心などの花言葉があります。

【海外・西洋】プルメリアの英語の花言葉

海外のプルメリアの花言葉を集めてみました。どれも女性へのプレゼントにぴったりのメッセージです。贈る際は参考にしてみてくださいね。

「beauty(美)」

気品や上品のように、品のある美しい女性を感じさせる花言葉です。

「charm(魅力)」

プルメリアの魅力を花言葉にしたようなメッセージですね。

「grace(しとやか・上品)」

こちらも女性におすすめの花言葉です。

プルメリアに怖い花言葉はある?

プルメリアは温かみのある優しい雰囲気の花言葉があります。怖い意味をもつ花言葉はありません。

プルメリアの誕生花

誕生花は、1月27日、7月14日、8月28日、9月15日、11月16日です。

プルメリアと風水

プルメリアを使った風水をご紹介します。ぜひ運気アップに役立ててみてください。

恋愛運を高める

ピンク色のプルメリアを部屋の入口から右奥の場所に飾ると、恋愛運が高まります。プルメリアは品種がたくさんあるので、ぜひ好きなピンク色が入ったプルメリアを選ぶといいでしょう。結婚に繋がるような出会いを求めている人にもおすすめです。

家庭運を高める

黄色や白のプルメリアを、家族が集まる場所へ飾ると家庭運がアップします。鉢植え・花瓶、どちらでも構いません。花があるだけでも空気感が和みますよ。

プルメリアの仲間

プルメリアの仲間には、ブルースター・キョウチクトウ・ニチニチソウなどがあります。

ブルースター

鮮やかな水色が目を引くブルースターは、一つ一つの花は小さいですがとても可愛らしい雰囲気の花です。小さな花たちが集まるように咲きます。5~10月が開花時期で和名では 瑠璃唐綿といいます。

原産地はブラジルやウルグアイです。おもに切り花で出回っています。花言葉は幸福な愛・信じ合う心・星の精・身を切る思いなどです。3月8、4月14日などの誕生花に指定されています。

キョウチクトウ

少しフリルがかったゴージャスな見た目の花です。ピンク・赤・白などの花色があります。葉は細長く、こちらも特徴的です。夏に咲く花で花言葉は注意・油断大敵・恵まれた人などがつけられています。

なぜ注意や油断大敵といった花言葉があるかというと、プルメリア同様キョウチクトウにも毒があるからです。

ニチニチソウ

キョウチクトウの花を小さく丸くしたようなのがニチニチソウです。品種の数が多く、見た目もさまざまです。一見すると同じニチニチソウとは思えないものもあります。

夏の花壇を彩ってくれる貴重な花ですが、ホームセンターなどで気軽に購入できます。花言葉は、生涯の友・友情・楽しい思い出などです。

プルメリアの品種

プルメリアの代表的な品種をいくつかご紹介します。

シンガポールホワイト

花の真ん中が黄色になっているタイプで、私たちが一般的に見かけるのはこの品種です。プルメリアの花をイメージしたときの象徴的な花といえるでしょう。育てやすいので園芸初心者にもおすすめです。

ディバイン

冬がある日本の気候でも育てやすい品種です。花びらはピンク~白・中心は黄色になっています。花びらに少しねじれが入っているのが特徴です。ピンクと白のグラデーションが美しく、とても可愛いのでピンク系の花が好きな人におすすめします。

キャンディストライプ

グラデーションのでストライプ模様が入った品種です。花びらは少し細く内側に花びらが丸まっています。なかなかハイセンスな見た目の花ですよね。シンガポールホワイトやディバインとはまた違った存在感のある花です。

プルメリアに似た花

似た花には山友花(さんゆうか)があります。特徴をまとめてみました。

山友花

キョウチクトウ科の花で原産地はインドです。咲き方は一重と八重があります。寒さに弱く花が咲くのは6~10月ごろです。

常緑性低木に分類されており、2~3mくらいまで大きくなります。葉は幅広くツヤがあるのが特徴です。7月19日の誕生花で、花言葉は清楚・潔白・白い天使・温故知新などがつけられています。

プルメリアの育て方・ポイント

プルメリアを栽培するポイントをご紹介します。

プルメリアの用土・肥料

排水性のいい用土を選びます。慣れている人は、多肉植物やサボテンの土を花の土に混ぜて調節するのもいいでしょう。肥料は元肥と追肥をしてください。追肥をする時期は春~秋の成長期です。植え替えは数年に一度のペースで、新しい用土へ植え替えましょう。

日当たりや置き場所について

太陽がよく当たるところに置いて管理しましょう。日本の場合、冬になったら室内に取り込んでください。室内でも日光に当たる場所に置きましょう。また通年を通してほどよい風通しの場所が適しています。

水やりについて

花に水をやるのは土の表面が乾いてからで大丈夫です。湿気っぽいのは苦手なので、土の乾燥具合をよく確認しましょう。梅雨の時期は、なるべく雨が当たらないようにしてください。庭植えにしている場合は日頃の水やりは不要です。

増やし方

増やすときは挿し木がおすすめです。適期は4~6月ごろで、カットした枝を水につけてから挿し木用土へ挿してください。その後は明るい日陰で1ヶ月ほど管理します。発根が確認できたら植え付けましょう。

病気や害虫について

害虫や病気はアブラムシやハダニに注意してください。これらがつくと植物の成長が鈍化したり場合によっては枯れることもあります。ブラシで取り除いたり薬剤をかけて予防駆除していきましょう。

まとめ

プルメリアは見ているだけで元気がもらえるような可愛らしい花です。品のある女性をイメージするような花言葉が多くつけられています。女性へのプレゼントに一押しなのでぜひ大切な人にプルメリアを花言葉と一緒に贈ってみてくださいね。

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