イベリスの花言葉・誕生花・育て方・種類

イベリスの花言葉・誕生花・育て方・種類

お菓子の金平糖のような愛らしい雰囲気を持つ花・イベリスにはどのような花言葉や特徴があるのでしょうか。ロックガーデンやグランドカバーにもオススメでガーデニングに大活躍します。もちろんフラワーアレンジメントやフラワーギフトにもオススメです。この記事ではイベリスの特徴と一緒に花言葉や育て方をご紹介します。

イベリス全般の花言葉「初恋の思い出」「心を惹きつける」「無頓着」「甘い誘惑」「心変わり」「細やかな人情」「思いやり」「柔和」「無関心」
イベリス全般の英語の花言葉「Indifference(無関心)」
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イベリスとは?どんな花?

イベリスとはどんな花なのでしょうか。特徴・別名・基本情報などについてまとめてみました。

イベリスの特徴

小さな花びらを密集させるように咲く花です。花は枝を長く伸ばした先にこんもり咲きます。コンパクトにまとまったあじさいのような感じもしますね。この花は太陽が出ているほうに向かって茎が曲がる特性があります。ひまわりのような感じと同じです。

小さな花が集まり、まんまるしていてかわいらしいのが魅力で、ブライダルブーケにも使われています。一年草、多年草があり、これらは品種によって異なります。代表的な一年草はイベリス・アラマで、これは強い香りを持った白いイベリスです。

草丈50cm前後まで育つイベリス・ウンベラータは花の色がピンクや赤などが多い品種です。甘い香りを放っているのが特徴です。この花の香りから花言葉がついていたりもします。ピンク、白、紫などの花色があり、キュートな花を咲かせます。そのため、フラワーアレンジメントでもよく使われています。

イベリスの歴史

イベリスが日本に入ったのは明治時代初期のときです。品種によって開花時期が異なるため種を蒔く時期も変わってきます。イベリア半島に咲いている品種がたくさんあるため、このような花名になりました。品種の数は地中海地方に40種類程度存在します。

イベリスの別名

キャンディータフト、トキワナズナ、マガリバナ、ニオイナズナという別名があります。

キャンディータフトはお菓子の金平糖に似ているところからついています。

マガリバナはこんにちはをするように太陽に向かって茎が曲がっているところからで、歪り花と屈曲花の2種類の表記があります。

イベリスの基本情報

科・属アブラナ科、マガリバナ属
和名マガリバナ
英名キャンディータフト
学名Iberis
原産地アフリカ、ヨーロッパ
開花期春、秋
イベリスの基本情報

イベリスの全般の花言葉

イベリスにはさまざまな花言葉がつけられています。それは花の姿や特徴にちなんでついているようです。この項目で詳しく解説していきます。

「心を惹きつける」

ひまわりのように花が咲くと、太陽のほうを向く習性からきていると考えられています。サンサンと降り注ぐ太陽の暖かい光に、心が惹きつけられているのでしょうか。これを好きな相手へ置き換えれば、あなたは私の心を惹きつけるというメッセージになりますね。心に秘めた思いを、このメッセージで相手の誕生日のときなどに伝えてみてもよさそうですね。

「Indifference(無関心)」「無関心」

英語のほうにもある無関心という花言葉は、太陽以外には無関心という意味でついているようです。これはさきほどのメッセージを反対にとらえたものになっています。花の咲き方をよく表しているメッセージですね。

「無頓着」

こちらも無関心と似たような意味でしょう。太陽以外には目もくれない姿が想像できます。また言葉そのものの意味では、関心を持たないことを意味しており、無関心の類語でもあります。意味合いとしてはほとんど同じと考えてもいいでしょう。

「柔和」「細やかな人情」

柔和の言葉の意味を調べると、やさしい、穏やか、棘がないといったものがあります。柔和なまなざしといったりもしますよね。イベリスのまるまるとした姿には刺々しいところがありません。そういったところからこの花言葉がきているのでしょう。細やかな人情もやさしい人物が想像できるとこから、柔和同様に花の雰囲気を当てはめているのかもしれません。

「甘い誘惑」「初恋の思い出」

花の香りからつけられています。初恋は甘酸っぱい思い出といわれたりもしますよね。甘い香りはそのような初恋を思い出すような香りなのかもしれません。また魅惑的な香りを放っているので、甘い誘惑ととらえられているのでしょう。

イベリスに怖い花言葉はある?

怖い意味の花言葉はとくにありません。しかし、一部「無関心」「無頓着」「甘い誘惑」といったものがあります。これらはあまり良いイメージを持ちませんよね。したがって、誰かへの贈り物にイベリスを選ぶなら「心を惹きつける」などメッセージを指定して贈るか、花言葉を無視してプレゼントするのがいいでしょう。

花自体は花壇、ロックガーデン、グランドカバーなどにオススメなので、普段から花を育てている人なら喜ばれるかと思います。別の花とアレンジメントしてプレゼントするのもオススメです。

イベリスの誕生花

誕生花は2月11日、3月14日、15日、22日、5月14日、12月28日につけられています。品種によって春咲き、秋咲きと異なるので、時期が合うようなら生花を誕生日に贈るのもいいでしょう。

イベリスの仲間

仲間であるアブラナ科の花をいくつかご紹介します。

菜の花

油の原材料や食用でも知られている菜の花はかわいい花を咲かせます。しかし、一般的なイメージでは黄色の花ですが、実はオレンジや白の花色も存在します。「明るさ」「快活」といった花言葉があり、春がやってきて心が明るくなる様子からきているようです。

もともと菜の花は別名で、アブラナが本当の名前です。海外の西洋アブラナもあり、こちらも食べられます。日本にやってきたのは明治時代です。自分で育てた菜の花をおひたしにして食べてみてはいかがでしょうか。誕生花は2月6日です。

ストック

赤や白、紫など花色が豊富なストックは花言葉もたくさんついています。「求愛」「愛情の絆」「密やかな愛」など、恋愛にまつわるものが多いのも特徴です。海外から日本へ入ったのは江戸時代のころです。和名ではアラセイトウといいます。

フラワーアレンジメントでも華やかなストックは活躍するため人気があります。花が咲く時期は春で一週間ほど花持ちします。学名はMatthiola incana、英名はStockです。誕生花は1月、2月、3月を中心に複数つけられています。

ナズナ

ぺんぺん草とも呼ばれるナズナは、ヨーロッパやアジアが原産地の植物です。白い花を咲かせます。ナズナよりもぺんぺん草のほうで親しまれているかもしれませんね。このぺんぺんは三味線の音を表しているようです。

そのため、三味線草とも呼ばれています。伸びた茎の先端にとても小さな花をつけます。春の七草の一つで、菜の花同様こちらも食用になります。食べる場合は若い苗を選びましょう。1月17日の誕生花で冬から春に開花します。

葉牡丹

寂しくなる冬の花壇を飾ってくれる葉牡丹は、キャベツに似たような花姿をしています。そのため、花キャベツという別名もあります。葉牡丹という花名は、牡丹の花からきているようです。

英名のOrnamental cabbageには、観賞用キャベツという意味が込められています。品種によって大型のものや小さいのがたくさん咲くものなど、見た目はさまざまです。開花期間が長いので、じっくり花を楽しめます。花言葉は「物事に動じない」「祝福」などです。原産地はヨーロッパです。

イベリスに似た花

似ている花にはどんなものがあるのでしょう。よく似ているのはスイートアリッサムとあじさいです。またイベリスの代表的な種類もご紹介します。

スイートアリッサム

冬から翌年の梅雨のころまで咲く花でグランドカバーとして用いられることも多いです。こぼれ種で増えていきます。そのため、育てるのは難しくありません。原産地は地中海で花の色は白、オレンジ、赤などさまざまです。イベリスと同じアブラナ科の植物で、カーペットのように一面に咲き誇った姿はかわいらしいです。ほかの花との寄せ植えも相性抜群です。

色違いのスイートアリッサムだけで育ててみるのもすてきなので、ぜひ栽培にも挑戦してみてください。花言葉は「美しさに優る価値」「優美」「飛躍」で、そのなかの一つ、優美の由来は花がどんどん咲いていく様子からついています。学名はLobularia maritimaで誕生花は1月12日、3月14日です。

あじさい

手毬咲きのあじさいの姿がよく似ています。現在日本で主流になっているのはハイドランジアと呼ばれる種類です。品種によって見た目や育て方が異なる奥が深い植物です。和風、洋風どちらのお庭にも合うところが魅力です。あじさいは土の成分がアルカリ性か酸性かで花色が変わります。しかし、なかには色が変わらないものもあるので、しっかり確認してから育てたほうがいいでしょう。

あじさいにはポジティブなもの以外に「心変わり」「浮気」というネガティブな花言葉もあります。とはいえ、母の日や誕生日プレゼントには最適です。植えっぱなしでも育ちますが大きくなりすぎるので、剪定で姿を整えてあげる必要があります。そんなあじさいの誕生花は5月や6月に多くつけられています。

イベリス・アラマ

一年草の品種はアラマ種と呼ばれています。真っ白の花が魅力でほかの花とも合わせやすいでしょう。花が咲く時期は春で、花が終わった夏には枯れてしまいます。矮性の性質を持っているため、あまり大きくなりません。ちょっとした隙間に植えたり種を蒔けば、その隙間を埋めてくれます。

イベリス・センペルビレンス

イベリス・センペルビレンスは多年草タイプで白や紫などの花色があります。カーペット状に横に広がって咲く性質を持っています。別名のトキワナズナは、この種類を意味しています。草丈は約60cmで、多年草なので一年草のアラマ種よりも育てやすいです。毎年美しい花を堪能できるのは嬉しいですね。

イベリスの季節・開花時期

花が咲く時期は春と秋で、これは品種によって変わってきます。

イベリスの育て方・ポイント

イベリスは一年草と多年草で育て方が少し異なります。ここでは簡単にそれぞれの育て方のポイントを解説します。

イベリスの用土

水はけの良い用土が適しています。市販の用土でも問題ありません。その場合、肥料があまり含まれていない用土を選ぶようにしましょう。市販の用土をさらに水はけよくしたいときは、軽石や鹿沼土を適量加えるといいでしょう。

日当たりや置き場所について

日当たりと風通しの良いところで育てましょう。ジメジメしたところは苦手としており、乾燥気味のところを好みます。多年草の場合、夏は涼しい日陰へ移動させてください。冬は寒さに強いので、寒冷地でも冬越しできます。しかし、一年草の場合は、冬越し対策が必要です。

水やりについて

なるべく株を蒸らさないように土の表面が乾いてきてから水やりしてください。梅雨の季節は長雨に当てないようにしましょう。ジメジメした日が続くと土が乾くのも時間がかかります。いつも以上に梅雨のころは土の乾き具合をチェックして育ててください。

肥料について

たくさん肥料与えると弱ってしまうものもあるので、与えすぎないようにします。肥料を与えるタイミングは春と秋です。一年草なら本葉が開いてから、充分に薄めた液体肥料を与えても構いません。

増やし方

種まき、株分け、挿し芽で増やすことが可能です。種まきで育てる場合、品種によっては花色が種元の株と違うものが誕生することもあります。

株分けと挿し芽は多年草の品種で増やせる方法です。花が咲いた咲き始めのときか夏が終わってからが適期です。

病気や害虫について

病気は灰色かび病、害虫はアブラムシやアオムシなどに注意しましょう。灰色かび病はジメジメすると発生しやすくなります。とくに梅雨期は注意したほうがいいでしょう。害虫も姿を見つけたらすぐに駆除してください。定期的に薬剤をかけて予防することも大切です。

まとめ

イベリスは多年草と一年草の品種があり、どちらもまとまって咲くのが特徴です。品種によって横に広がっていくものとあまり広がらないものと育ち方も違うので、栽培スペースに合った品種選びも大切です。アレンジメントにも適した花なので、大切な人への贈り物にもオススメです。

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