幸せになれる恋人を選ぶなら、余裕があって、優しさや包容力に溢れる男性が選ばれるのは当然のことです。
彼氏にするには、器の小さい男はあまり向いていません。器の小さい男は、他の人に嫌な気持ちを与えますし、行動を見ていても痛々しく、見苦しいものです。恋愛でも、見誤ってうっかり器の小さい男を付き合ってしまったら、目も当てられないことになります。
では、器の小さい男の特徴とはどのようなものがあるのでしょうか。
自分の人生で損をしないためにも、器の小さい男を見抜く力が必要となります。会話や態度で、器の小ささがわかる場面は少なくないので、どのような人が「器の小さい男性」なのかを詳しく見ていきましょう。
器が小さいとは
器が小さい男とは、「受け入れられる心のキャパシティが小さい男」ということです。心の器が小さいと、細かいことばかり気にしたり、感情的になりやすく、いつも心に余裕がない人間になってしまいます。
そのため、自分に自信がないからこそ、自分を大きく見せたい気持ちになるのでしょう。器の小さい男はトラブルを起こしやすく、組織の中でも厄介な存在として見られがちな存在なのです。
器が小さい男の特徴10つ
器の小さい男は、良く見ているとわかりやすい特徴が複数あります。
その中で、今回は10つの特徴を挙げてみました。周りにいる器の小さい男に当てはめて、器の大きさを測る参考になるかもしれません。
プライドが高い
器が小さい男は、プライドが無駄に高いことが多く、他人に何かを指摘されることを嫌がります。自分に対してのちょっとした発言が琴線に触れるのか、時にはいきなり激昂することも。
差別的な発言も多く、「女のくせに」「男の方が偉い」のような言葉も平気で口にします。他者を否定して自分を肯定する考え方が沁みついてしまっているのですね。
感情的になりやすい
自分の感情をうまくコントロールできないのも、器の小さい男の特徴です。
自分の感情と、自分が怒る原因となった対象にしか意識が向かないため、周囲の状況に配慮できず、怒りをぶつけたり不機嫌になったりします。
お金に細かい
器の小さい男は、お金にも細かいことが多いようです。仲間内での食事や飲み会は、割り勘のことも多いですが、円単位まできっちり会計しようとする男性は要注意。
デートの時など、支払うお金に男女の差をつけるのは本来おかしいことではありますが、1円単位まで割り勘を求められては、恋心も覚めてしまうのではないでしょうか。
「ごめん、小銭だけ出してもらっていい?」というくらいが頼もしくて良いのではないでしょうか。
自分に優しく他人に厳しい
器の小さい男は、自分を客観的に見ることができず、自分に甘く他人に厳しい特徴があります。自分を過大評価し、他の人にばかり要求するので、ますます視野は狭くなっていくようです。
しかし自分自身の器が小さいとはつゆほどにも思っていないため、他の人のせっかくの指摘を全く意に介しません。
自分の間違いを認めない
器の小さい男は、自分の過ちを認めません。常に自分が正しいと思っているからです。指摘されても、「でも」「だけど」と言い訳をしますし、自分が間違ったことも、人のせいにして逃げようとします。
責任感もないので、社会人としても信頼を欠く存在になってしまうことは言うまでもありません。自分の間違いはきちんと認め、素直に謝る男性の方が、すがすがしいですし信頼もできますね。
人の意見を聞かない
器が小さい男は、人の意見や忠告を聞きません。それが、相手が本心から心配しての忠告であったとしても、自分の考えを優先し、考えを変えることがないのです。
多くのアイデアが自分の思考の中では浮かばないのも、もちろん器が小さいから。せっかくの忠告にも、虫の居所が悪いと逆切れすることもあります。
思った通りにならないと機嫌が悪くなる
自分が思ったように物事が進まないと、器の小さい男はすぐに機嫌が悪くなります。世の中、自分の思うとおりになることなんてそうそうないのですが、そのことすら知らないのです。
自分の思っていることを正しいと周囲に認めさせるために、熱く持論を展開させ、相手を論破しようとしますが、内容に根拠や深みがないので大抵うまくはいきません。
やたらと人の悪口を言う
器の小さい男は、いつも人の悪口を言っています。人を悪く言い落とすことで、自分の価値を上げることができると思っているのです。
しかも、悪口の大抵はどうでもいいような些細なことばかり…。本人の目の前で言わず、こそこそと友人に告げて人間関係を悪くしようとしているのも特徴です。
揚げ足をすくうような発言は見苦しく、結果的には自分の評価を落とすことになります。
嫉妬・束縛が尋常ではない
自分に自信がない器の小さい男は、恋人や好きな女性に猛烈に嫉妬します。気になっている女性が、通りすがりに他の男性の顔を見ただけで機嫌を悪くすることもあるほどです。
そのため、好きな女性がいつどこで誰と何をしていたかまで気になり、細部まで聞き出そうとします。ひどい場合には、女性が一緒にいた相手のところに行って、今後近づかないように忠告するケースもあるようです。
情緒不安定になりやすい
心に余裕がないため、情緒不安定になりやすいのも器の小さい男の特徴です。ちょっとしたことで動揺し、普段取り繕っているつもりの弱点が全て露呈します。
自分が失敗した時などは、責められるのが怖いことから無意識に高圧的になり、周りに当たり散らすことも少なくありません。ストレス耐性もなく、表に出してしまうことが多いので、周囲からも不安定な人と思われています。
器が小さい男の見極め方
男性の器の大きさは、人との会話や態度に現れます。上記の10つの特徴に加え、自慢話が多かったり、自分より目下の人間への態度が横柄だったりする男性は、小さいかもしれませんね。
男性の器が大きいか小さいかは、例えば「浮気ってどう思う?」「悪いことしたら謝れる?」などの質問をすると見えてきます。いずれも男性のプライドや感情を刺激するような質問です。
しかしそういったぎりぎりの状態での行動について問いかけられた時、男性がどのように答えるかによって、器の大きさが見えてくるでしょう。
とは言え、人間は言葉だけであれば何とでも言えるのもまた事実。普段の行動をよく観察しておくのも有効な対策ですよ。
器の大きい男って?
器の小さい男がいかに厄介かをまとめてきましたが、では逆に、器の大きな男性とはどんな人を指すのかを考えてみます。
あなたの周りにもこのような男性がいるのではないでしょうか。
人の意見を尊重する
器の大きな人は、自分の意見が常に正しいとは思っていません。そのため、より良くするために他の人の話を聞いたり、意見を聞いて反映するのもごく普通の行動です。
自分が間違っていたと感じれば、素直に認めます。もしも、相手の話が理にかなっていない場合でも、最後まで聞いてから意見を言うでしょう。
いつも前向き
器の大きな人は、ポジティブです。特に、苦境に立たされたときほど、ネガティブな発言を控えます。
全体の士気を下げるのは、どんな時でも得策ではありません。それに、過去の失敗をくよくよと後悔するよりは、解決策を見つけ、次の挑戦に向けて準備をする方が有益だからです。
思いやりがある
人に対して気配りができたり、思いやりのある言動ができるのも、器の大きな人の特徴です。
心に余裕があり、いつも周りの人を気にかけているので、変化があった時にも気づいてケアができるのですね。
落ち着いている
器の大きい人は、ちょっとしたことで騒ぎ立てたり動揺することはありません。
起きたことに冷静に対処し、どっしりと構えて落ち着いています。
優しい
器が大きい人は、誰に対しても平等に優しく接します。人間は、優しくされたら優しい気持ちで返したいもの。良い人間関係が生まれ、広がって行きます。
コミュニケーション能力にも長けているので、良い関係を維持することができるのです。
器が小さい男と付き合うとダメ?
器が小さい男と付き合うと、メリットはなさそうですが、器の大きい小さいにかかわらず、運命的に好きになってしまう場合もあります。
ですが、そうであったとしても、基本的には器が小さい男には関わらないのが良いでしょう。
例えば、彼がやたらと嫉妬をする男性だったとします。女性がデート中にちょっとスマートフォンを見ようものなら、「誰から連絡?」「何の用だったの?」とその都度聞かれるのは苦痛ですよね。機嫌を損ねてしまうようであればなおさらです。
また、仕事の場面でも、自分のミスを人になすりつけたり、言い訳をする場面ばかりを見ていたら、結局は別れを意識するようになるのではないでしょうか。
恋人にするならば、器の大きい男性がおすすめです。付き合う前に良く相手を観察しましょう。
器が小さい男にもメリットはある?
ここまで、器か小さい男と付き合うことは良くないと書いてきましたが、本当にメリットはないのでしょうか?
おそらく、ないに等しいでしょう。付き合ってから後悔しても、過ぎ去った時間は戻ってはこないのです。
ただし、その器の小さい人本人にとっては、「ストレスがたまりにくい」というメリットがあります。何でも人のせいにして逃げながら生きているので、自分を責めたり、良くなろうと考えることがないからですね。
辛い努力の苦しみさえも、器の小さい男は知らないのです。
器が小さい男を変える方法
その男性は、なぜ器の小さい人になってしまったのでしょうか。何かきっかけがあったはずですが、それでも避けることができず、付き合っていかなければならない場合があります。
そこで、器の小さい男を変える(ことができるかもしれない)方法を挙げてみましょう。
はっきりと言う
「関わらない」という選択ができない場合は、はっきりと指摘することも一つの手段です。自分で許容できる線を越えたと思ったら、相手に対して自分の感じた思いをはっきりと伝えましょう。
そうすることで相手は離れていくかもしれませんが、それならそれだけの存在だったということです。
「怒り」としてぶつけるのは避け、あくまで相手との関係改善のためのアドバイスのスタンスで伝えるのが効果的でしょう。
安心させてあげる
器の小さい男は、いつも自分が何か責任を負わなければならないのではないかと心配しています。そのため、安心させてあげることはとても有効です。
「失敗しても大丈夫、心配しなくても私が責任を負うから」など、男性を育てるつもりで声がけしてあげると良いでしょう。
原因となっていることを探る
どうしていつも、自分の立ち位置に敏感なのか、そうなった理由があるはずです。例えば、「頑張ってトライしても、結果的に失敗するのが怖い、だから努力しない」。他にも、「相手を失望させるのが怖いから、何か求められても拒否する」など。
心配に思う気持ちや失敗への恐怖が、男性の器を小さくしているのかもしれません。原因がわかることで、解決できる可能性もあります。
相手を尊重する
男女の間柄でもそうですが、お互いを芯まで理解することは到底不可能です。だからこそ、自分が相手を尊重することは非常に大切と言えます。
「合わない」と感じることも、自分の経験を増やしたり、視野を広げるために有効であると割り切りましょう。そのように考えると、器の小ささも一つの個性と捉えられるかもしれません。
関わらない
関わらないことができるのであれば、距離を保つのが一番おすすめです。
器の小さい男に関わり、嫌われてしまうと、周りの人にあることないこと吹き込まれる可能背も考えられます。そうなる前に、自分から離れましょう。
まとめ
男性の持つ器の大きさは、恋愛でもとても重要な意味を持ちます。器の大きな男性は、優しく包容力がありますし、一緒にいて居心地も良く、頼りになるでしょう。
しかし、器の小さい男性は、いつも自分中心で、一緒にいても楽しい雰囲気が長続きしませんので、付き合っても、良いことはありません。デートで恥ずかしい思いをしてしまうことも考えられます。
また、器の小ささに気づかすに、そのまま結婚してしまったら、人生が大変なことになってしまうでしょう。
他人同士なので、付き合ってみないとわからないことも多いことも確か。ですが、素敵な恋愛ができるように、普段から器の小さい男性を見抜く目を養い、極力関わらないようにしておきましょう。
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