スコロライト(ラベンダークォーツ)とは？意味・スピリチュアル効果・取り扱い方

スコロライトとは、アメジストを人工的に加工した淡いカラーのパワーストーン。アメジストの能力を愛情に特化させたもので、持ち主に癒しと愛、成長を与えるとされています。

自分らしく生きたい人におすすめのスコロライト、その魅力に迫ります。

スコロライト（ラベンダークォーツ）ってどんな石？

スコロライト（ラベンダークォーツ）とは

スコロライトとは、アメジストを加工してカラーを薄くしたもののことです。主にブラジル産のアメジストが加工に使われているとされ、加工技術の過程は明らかにされていません。

「2度加熱している」「放射処理をした後に加熱している」などさまざまな説がささやかれていますが、未だに謎に包まれています。

加工そのものが難しく割れることも多いため、加工されたアメジストすべてがスコロライトとなるわけではありません。そのため、手に入りにくいレアストーンとされています。

スコロライトは鉱物名ではなく、あくまでアメジストを人工的に変化させたもの。そのため、アメジストのパワーを柔らかくしてさらにスコロライト独自のパワーが宿っているとされています。

近年人気がアップしてきている美しいパワーストーンですが、流通量が限られているため、知名度もさほど高くありません。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の名前の由来・和名・別名

スコロライト（Scorolite）の語源はよく分かっていません。また、スコロライトは正式な鉱物名ではなく流通名であり、鉱物名は加工前の鉱物であるアメジストです。

そのため、鑑定書には

と表記されます。実のところ、スコロライトという名前は、流通名としても正式なものではありません。スコロライトには

などの別名があり、その中のどれもが流通名に使われています。ちなみに、ラベンダークォーツという名前は他のパワーストーンに使われることもあります。

ラベンダーアメジストのことをラベンダークォーツと呼んだり、ローズクォーツの中で紫がかったものをラベンダークォーツと呼ぶことも。

ややこしいですが、スコロライト自体が謎に包まれた近年のパワーストーンですから、今後独自の名前が決定するまでは混乱が続くでしょう。

スコロライトは和名を「藤雲石（ふじくもせき・とううんせき）」と紹介されていることがあります。しかし、藤雲石という名前は、本来ラベンダーアメジストの和名です。

そのため、スコロライト独自の和名ではなく、スコロライトには和名がないという人もいます。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の産地

ブラジル

ブラジルのリオ・グランデ・ド・スレ州が世界最大の産地となっています。アメジストが産出する箇所ならどこでも産地となる可能性はあります。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の硬度

スコロライトはアメジストを加工したものなので、モース硬度はアメジストと同じく7となります。へき開性はありません。

「何をしても絶対大丈夫」というわけではありませんが、普段使いにおいて特別な配慮は必要なく、扱いやすいパワーストーンといえるでしょう。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の宝石言葉・石言葉

スコロライト（ラベンダークォーツ）と誕生石・曜日石・守護石

スコロライトそのものは誕生日石に制定されていません。ですが、アメジストの1種なので、アメジストと同じく2月の誕生月石と考えてよいでしょう。また、

の守護石とされることもあります。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の色と種類・似ているパワーストーン

スコロライトは少しピンクがかったようにも見える淡い紫色で、クリアなものから紗がかかったような濁りを見せるものまであります。

一般的には美しく発色しているクリアなもの、クラックや色ムラがないものが高品質とされます。

スコロライト（ラベンダークォーツ）と似ているパワーストーン

ラベンダーアメジスト

パープルのパワーストーンとして有名なアメジスト。産出量が多く供給が安定していることから、さざれ石になったり加工され他の希少なパワーストーンへと変化させられることも多いです。

霊性を高めるインスピレーションアップの石として知られ、スピリチュアルな性質を強く持っています。

アメジストの中でカラーが薄いのがラベンダーアメジストです。ラベンダーアメジストは加工されたわけではなく、天然でカラーが薄いものを指します。

ジェムストーンとしてのアメジストの品質はカラーの濃さやクリアさで決まりますので、ジェムストーンとして見れば、ラベンダーアメジストは低品質ということになります。

しかし、パワーストーンとしてのラベンダーアメジストは「アメジストではパワーが強すぎる」という人に人気。

パワーストーンが個々で持つパワーはカラーが濃ければ濃いほど強いのですが、アメジストに関してはパワーが強すぎると感じる人も多く、よりソフトで優しいパワーのラベンダーアメジストが好まれるというわけです。

ラベンダーアメジストの中でもカラーの濃淡があるので、スコロライトとの明確な見分け方は存在しません。鑑別書でも両者ともに「アメジスト」もしくは「クォーツ」として記載されてしまいます。

ミルキークォーツ

乳白色が優しいミルキークォーツは、水晶の変色種です。スコロライトの元となるアメジストも水晶の変色種ですから、親戚関係ということになりますね。

スコロライトはピンクがかったパープルをしていますが、加工の過程できれいに色が出ず、クリアさがないものも存在します。

いわば低品質のスコロライトですが、パッと見るとミルキークォーツによく似ているのです。見分ける方法としては、鑑別に出すしかないでしょう。

しかし、鑑別機関によってはアメジストのことをクォーツと記載するところもあります。

ミルキークォーツもスコロライトも根本的には水晶ですから、クォーツと記載されてしまうとどちらのことか分かりませんよね。

そのため、ミルキークォーツをクォーツ、アメジストはアメジストと記載する機関にお願いするのがよいでしょう。

オブシディアンオパール（オパライト）

オパールの代用品とされるオブシディアンオパール。シンセティックオパールとも呼ばれる合成石です。

天然の石ではなくガラスであり、オブシディアンの成分がガラスと同じであることからオブシディアンオパールと名付けられました。

オブシディアンやオパールの要素は全く入っていない、ガラスで作られているので石ではありません。「オパライト」とも呼ばれます。

乳白色に淡いブルーの光が反射している様子はオパールそっくりですが、確かに乳白色に近く不透明で低ランクなスコロライトにも似ています。

鑑別に出せばすぐに分かりますので、鑑別書付きのものを購入するようにしましょう。

スコロライト（ラベンダークォーツ）が持つスピリチュアル的性質

スコロライト（ラベンダークォーツ）と風水

スコロライトは風水の五行思想において火気と水気を持っています。

火気は「礼」。激しさ、旺盛さ、華やかさを司る活発な気質です。火は物質を燃やすことで別の物質へと変化させるので、浄化や応用といった意味も持っています。

水気は「智」で、人智を超えた叡智や想像を超えた現象を表します。水は形を変えることから、自由自在、予測不能といった意味があります。五行の中でスピリチュアルな気質といえるでしょう。

スコロライト（ラベンダークォーツ）と相性の良い方位

スコロライト（ラベンダークォーツ）とチャクラ

スコロライトは第6チャクラと第7チャクラを活性化させます。第6チャクラは眉間にある「サードアイチャクラ」で、

などを司ります。第6チャクラを活性化することで勘が鋭くなり、高次元へアクセスするための力を得られるとされています。

第7チャクラは「クラウンチャクラ」で頭頂にあります。

などを司り、第6チャクラと同じくスピリチュアルな性質を持っています。霊性を高めて自身の純真さを保ち、神聖な存在と交信するための力を宿しているチャクラです。

スコロライト（ラベンダークォーツ）はこんな人におすすめ

スコロライト（ラベンダークォーツ）の効果・効能・スピリチュアルへの影響

1.ヒーリング・精神安定

スコロライトは「心を成長させる石」といわれています。ヒーリング効果があり、心に抱えた傷を癒し、持ち主を解放へと導きます。

スコロライトはとても優しい波動を持っていて、持ち主の心にそっと寄り添いエネルギーを浸透させていきます。

急にやる気が出てきたり心機一転できる石ではありませんが、時間をかけてでも「大丈夫」を繰り返し伝えてくれるタイプの石なので、心の奥底に沈んだ辛い思い出や傷がゆっくりそして確実に癒えていくのを感じるでしょう。

抱えている問題が現在進行形ならば、洞察力アップ効果を持つアメジストが元となっているスコロライトですから、問題の本質を見抜き根本からの解決できるよう導いてくれます。

スコロライトは心を成長させる石ですから、成長に邪魔なしがらみを消すべく、持ち主の心の中に癒しや愛を注ぎ込み続けます。

持ち主が成長できるよう、愛情を感じて幸福感を得られるよう、辛い思いを浄化してくれるのです。スコロライトの癒しの力により、精神が安定し、また前を向けるようになるでしょう。

2.自分らしさを出せる・素直になる

スコロライトは自愛を教える愛の石でもあります。そのため、自分自身を認め、愛せるようになり、自分らしさを受け入れることができるでしょう。

スコロライトは持ち主に優しい波動を注ぎこみ、精神を安定させる効果があります。また、自分を慈しみ守ることを教えるスコロライトは、自分らしく生きる幸せへと持ち主を導いてくれます。

頑張って大きな声を上げるのではなく、スコロライトは持ち主らしさが自然と周囲に漏れ伝わるようにして、持ち主自身が自分らしく振舞える土台を作ってくれます。

周囲の人になんとなくでも本当の人柄を伝えることで、持ち主が本音を話しても驚かれないように準備をしてくれるのです。

結果、さほど反発を受けることなく、本心で振舞えるような環境を作っていけます。

また、自分を愛し大切にすることで自信がついて、周囲からの目線が変わることもあります。これまでとは違った世界が目の前に広がり、人生が大きく変わる人もいるでしょう。

におすすめのパワーストーンです。

3.感受性アップ

スコロライトは心を落ち着けると共に活性化もさせます。心は安定するだけでは無感動となり、成長速度が落ちたりそもそも成長していけないからです。

そのため、スコロライトは持ち主の精神を安定して穏やかさをもたらすと同時に、感受性をアップさせてさまざまな事柄で心が動くように仕向けます。

これまで以上に小さな幸せに気づいたり、誰かの悲しみに涙したり、自分の中の愛や傷に気づき受け入れたりできるようになるでしょう。

心の中に感情の波が沸き起こりますが、冷静さを意味するアメジストを根本とするスコロライトは、感情が混乱しないようにコントロールしてもくれます。

結果、日々のさまざまなことに感謝の気持ちや愛を覚えながら、心に栄養を与えて健やかに成長させることができます。

4.対人面良化・縁結び

スコロライトには、感受性アップ効果と素直になる効果があるります。

たくさんの事柄を敏感に感じ取り素直に表現することができるようになるので、周囲の人からの信頼度や高感度もアップし、良い人間関係を築けるでしょう。

また、心を成長させるという点で、恋愛においても多くの喜怒哀楽をもたらします。

元々がアメジストなので、良いお相手を呼び込む縁結びの力やお相手の本質を見抜く力も強く、持ち主にピッタリのお相手を選ばせてくれるでしょう。

スコロライト（ラベンダークォーツ）と相性の良い組み合わせ

スコロライト（ラベンダークォーツ）×シーブルーカルセドニー

スコロライトとブルーカルセドニーの組み合わせは、絆を深めたり人脈を広げる効果があります。シーブルーカルセドニーは人工的な染色加工を施されたカルセドニーのこと。

カルセドニーは人為的な加工の有無にパワーが左右されないので、シーブルーカルセドニーも他のカルセドニーと同じくらいのパワーを持っています。

海に縁が深いシーブルーカルセドニーはリラックス効果をもたらします。喉にある第5チャクラを活性化させ

などをアップさせるため、円滑なコミュニケーションが取れ、対人面も良くなるでしょう。絶えず流れる海流のように、滞ってしまった運気の流れを再度動かす効果もあります。

そして、スコロライトは自分らしさを解放するパワーストーン。感受性を豊かにし、自分らしく自由に表現させてくれます。

そのことから、持ち主の周囲には本音で付き合える人が集まるようになり、円満な人間関係が築き上げられていきます。

元々はアメジストであるスコロライトは持ち主の勘を鋭くして危険人物やマイナスな出来事を回避するようサポートもしてくれるので、悪縁が結ばれないようにもしてくれます。

シーブルーカルセドニーの対人運アップや社交性アップ効果と組み合わせることで、周囲の人との絆が深まったり新たな人脈を得ることができるでしょう。

スコロライト（ラベンダークォーツ）×クンツァイト

スコロライトとクンツァイトの組み合わせは、恋愛の喜びを思い出させてくれます。クンツァイトは「無償の愛を教える石」といわれています。

見返りを求めることなく誰かを愛する純粋な気持ちを思い出させる慈愛と自愛の石で、自分のことも大切にできるよう導いてくれるでしょう。

愛する尊さを思い出させてくれると同時に恋愛の傷に対するヒーリング効果もあるので、過去の恋愛の痛手を引きずっている人が次の恋愛に前向きになれたりします。

などにおすすめのパワーストーンです。

一方、スコロライトは持ち主の心の奥底に閉じ込めた重りを外してくれるパワーストーン。

心の成長を促す意味がある石なので、恋愛においても心が成長できるよう、良いお相手を選べるようにサポートしてくれます。

自分らしさを見つめ、愛し、自分らしさを表現できるようにしてくれるスコロライトは、クンツァイトの慈愛と自愛の力と合わさり、心の中を愛情で一杯にしてくれるでしょう。

また、感受性アップ効果の高いスコロライトは、周囲の人が持つ長所に次々と気づかせてくれます。結果はどうあれ恋に落ちるチャンスが多くなるでしょう。

人を愛する純粋な気持ちの中で日々を過ごすことができれば、精神的に成長ができ、より魅力的な人になれますよ。

スコロライト（ラベンダークォーツ）×ムーンストーン

スコロライトとムーンストーンの組み合わせは、再起をもたらします。ムーンストーンは月の力を秘めているとされます。月の力とは、女性性、母性、感受性、深層心理など。

そして心奥底に眠る本心を司るのがムーンストーンなのです。そのため、ムーンストーンは女性らしさアップや精神の鎮静化、女性の喜びをもたらす効果があるとされています。

主に精神面に作用するムーンストーンは、持ち主に優しさや母性をもたらして幸福な幸せや結婚へと導くと同時に、心からのリラックスを与えるでしょう。

また、月は暗闇に浮かんで月明かりで道を照らすことから、進むべき道を照らし出す導き効果もあるとされています。

そして、スコロライトは持ち主の心を愛で満たし、成長させるパワーストーンです。自分らしさを解放し喜びに敏感になることで、より幸福な人生へと導かれるでしょう。

そんなスコロライトとムーンストーンの組み合わせは、持ち主が落ち込んだ時にこそパワーを発揮します。

優しく寄り添い傷を癒すのはもちろん、自分らしさ解放のスコロライトと深層心理を呼び覚ますムーンストーンは持ち主の本音を引き出します。

そして、スコロライトの成長促進力とムーンストーンの導く力により、持ち主は心の赴く方向へと足を進められるのです。

などに頼れる組み合わせです。

スコロライト（ラベンダークォーツ）×スティブナイトインクォーツ

スコロライトとスティブナイトインクォーツの組み合わせは、自己表現と魔除けに効果を発揮します。スティブナイトインクォーツは、刀剣のようなスティブナイトが水晶の中に内包されたもののこと。

スティブナイトは鋭く凛とした日本刀のようなルックス通り、意志を強くし自分を貫かせる効果があります。

その反面、スティブナイトは柔らかい物質なのでぐにゃりと折れ曲がることから、柔軟性を象徴します。しかし、曲がったとしてもスティブナイトはスティブナイトのままですよね。

そのことから、自分を失うことなく周囲とも柔軟に折り合いをつけられるような、バランスの良さを与えるとされています。水晶に包まれていることから魔除けや守護の意味もあります。

そして、スコロライトには持ち主の中に眠る隠された感情や望みを解放し、自分らしさを取り戻させる効果があります。

感受性が豊かになりさまざまな人と素直に付き合えることで、人脈も広がっていくでしょう。

自分を貫く強さと周囲の人を否定しない柔軟性を併せ持つスティブナイトインクォーツと組み合わせたときのパワーは、持ち主をより自由にしながらも周囲の人との関係を良く保ってくれます。

スコロライト（ラベンダークォーツ）を身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果

スコロライトを身に着けるなら、ネックレスもしくはブレスレットがおすすめです。スコロライトは癒しやリラックス効果があります。

心の奥底に閉じ込めた過去の辛い思いをじんわりと和らげる効果が高いので、辛いことを思い出しそうな時に胸に押し当てると気持ちが落ち着くでしょう。

ブレスレットにするなら、願い別に左右の腕を変えてください。

人体の左側は受信、右側は送信の側だとされています。

などにするのがベターです。

スコロライト（ラベンダークォーツ）のお手入れ・浄化方法

スコロライトはアメジストを加工したものです。

加工の過程は明らかにされていませんが、アメジストとさほど離れた石にはなっていないため、アメジストにとっての弱点はスコロライトにとっての弱点として残っていると考えるとよいでしょう。

アメジストは紫外線で退色するので、スコロライトも日光を避けた方がよいです。また、高熱になる場所では変色してシトリンになってしまうので、火のそばなどは避けましょう。

浄化だけでなく、保管場所も高温と紫外線を避けてくださいね。

塩・塩水

塩もしくは塩水による浄化は、スコロライトに対応しています。

塩はヒマラヤ岩塩もしくは天然の粗塩を使用しましょう。

流水

流水による浄化は、スコロライトに対応しています。

ホワイトセージ

ホワイトセージによる浄化は、スコロライトに対応しています。

10回程度で浄化が完了しますが、持ち主が「しっかり浄化できた」と思うまで続けてOKです。

水晶クラスタ・水晶さざれ

スコロライトは、水晶クラスタや水晶さざれでも浄化できます。

30分から3時間程度で浄化ができます。

日光・月光浴

スコロライトは紫外線で変色する可能性があるので、日光による浄化は不向きです。しかし、月光でなら浄化ができます。

3時間程度で浄化が完了しますよ。スコロライトは日光がダメなので、朝になる前には片付けるようにしましょう。

月光でパワーチャージできる

スコロライトは月光でパワーをチャージできます。月は陰陽でいうところの陰であり女性性の象徴ですが、スコロライトも陰陽の陰の気質で女性的な波動を持っているので相性が良いのです。

やり方は簡単、スコロライトに月光を目いっぱい浴びせてあげるだけです。ただし、新月から満月へと向かう期間の月光のみ有効です。

満ちる月の光には「増幅」「加算」といった意味がありますが、欠ける期間の月の光には「減少」「退行」といった意味があるからです。

土

土を使用した浄化方法は、スコロライトに対応しています。

音

スコロライトは音を使って浄化できます。

水晶ポイントの先から音が出て、スコロライトにあびせるようなイメージを持つとやりやすいでしょう。10回程度で浄化が完了するとされていますが、持ち主が納得するまで繰り返してもOKです。

音でパワーチャージできる

スコロライトはアメジストから変化したものです。アメジストは音によるパワーチャージができるため、スコロライトも音でパワーをチャージできます。

使用する音は4096Hzのものです。4096Hzは地球の基本振動である8Hzを9オクターブ上昇させたもの。

「高次元の存在にアクセスできる音」とされているため、スピリチュアルな気質を持ったスコロライトとも相性が良いのです。浄化の際に一緒にパワーチャージできるので、簡単でおすすめの方法です。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の好転反応・副作用

スコロライトは優しくあたたかな波動を持っているため、あまり他の存在を拒絶することがありません。そのため、好転反応は起きにくいとされています。

しかし元がアメジストでありアメジストは人によっては好転反応が起きるので、スコロライトそれぞれの気質と持ち主とが合わなければ好転反応が起きる可能性があります。

頭痛や不眠、不安感など症状はさまざまでしょう。もしスコロライトによる好転反応が生じたら、身に着ける時間を短くしてから徐々に長くしていき、お互いの波動をなじませてください。

もしくは、水晶を一緒に持つことで仲介役をお願いしてもよいでしょう。副反応ですが、スコロライトは癒しの中で

などといった行程を取ります。その中で、人によっては辛いことを思い出すかもしれません。言語化できない不安感や焦燥感に襲われることもあるでしょう。

それらはトラウマや心のひっかかりから解放されるには仕方がないことなのですが、耐えられないと感じたら中断し、自分の心を最優先させてください。

今はまだスコロライトを持つタイミングではないと考えましょう。くれぐれも、無理はしないでくださいね。

スコロライト（ラベンダークォーツ）のQ&A

スコロライト（ラベンダークォーツ）の偽物の見分け方は？

スコロライトは似た石がいくつかあり、一緒になって流通することがあります。まず、ルックスが似ている

などが混入している可能性。これらは見た目での区別はつきにくく、これといった見分け方もありません。石にはそれぞれ個性があり、1つの名前に1つのルックスというわけではないからです。

特に小さなビーズやルースなら余計に分かりづらいので、鑑別書によって見分けるか信頼できるショップで購入するしかないでしょう。

次に、名前が似たものが混入している可能性もあります。

スコロライトはラベンダークォーツと呼ばれますが、ローズクォーツの中でパープルがかったものをラベンダークォーツと呼んだり、ラベンダーアメジストをラベンダークォーツと呼んだりもします。

そのため、ラベンダークォーツと表記されているものに関しては、スコロライトなのか別の石なのかを確認した方がよいでしょう。

最後に、プラスチックなどそもそも石でないものに染色を施してスコロライトとしている可能性です。プラスチックは軽く石は重いという違いはあれど、小さなビーズ1つでは素人には分かりづらいです。

やはり、鑑別書付きのものを購入するのがベストでしょう。

ちなみに、スコロライトに原石はありません。スコロライトはアメジストを加工したものですが、加工されるアメジストは原石ではなく小さくカットされたものを使用しているからです。

そのため、スコロライトの原石が販売されていたらそれは偽物だと思ってよいでしょう。

スコロライト（ラベンダークォーツ）が割れた・欠けた！特別な意味はある？

スコロライトはモース硬度が7ありへき開性もないので、割れたり欠けたりしづらいです。もちろん何をしても破損しないというわけではありませんが、それでも、他のパワーストーンに比べると頑丈です。

そのため、もしスコロライトが割れたり欠けたりしたら、スピリチュアルな理由を疑ってもよいでしょう。

スコロライトは持ち主を優しく包み、抑制していたものを外し、自分らしさを解放するパワーストーンです。心を愛で満たし精神的な成長を促す効果がありますが、反面、魔除けや浄化効果は弱めです。

もともとがアメジストなので魔除けや浄化にも優れていると思われがちですが、アメジストとは別の石になっているので、アメジストほどの強い防御力や浄化力はないのです。

そのため、魔や邪を戦って傷つくことも穢れを吸い込んで弱ってしまうことも少ないです。

そんなスコロライトがスピリチュアルな理由で割れたり欠けたりするのは、単純に浄化不足であることが要因です。パワーストーンの浄化やパワーチャージは、人間でいうところの休息と栄養補給です。

運動量が少ない穏やかな人生だったとしても、どこかで休息や栄養補給は必要ですよね。スコロライトも穏やかに波動を出し続けるパワーストーンですが、人間同様に休息や栄養補給を必要とします。

毎日身に着けたりしていなくても、最低でも月に1度は浄化とパワーチャージをしてケアしてあげましょう。身に着けているなら頻度を増やし、2週間に1度はいたわってあげてくださいね。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の色が変わった？退色・変色する？

スコロライトは元々がアメジストなので、アメジストと同じ退色もしくは変色の過程をたどると考えてよいでしょう。アメジストは紫外線を浴びることで退色してしまいます。

特にカラーが薄いアメジストではその傾向が強いとされているので、アメジストのカラーを薄くしたスコロライトは紫外線に注意するべきでしょう。

また、スコロライトには変色の可能性もあります。アメジストは水晶の変色種。鉄イオンを含み自然界で放射線を浴びることで紫色に変化します。

そして、アメジストは加熱するとイエローになり、同じく水晶の変色種であるシトリンになります。現在流通しているシトリンのほとんどはアメジストを加工したものであるといわれているほどです。

そのため、スコロライトも加熱することで変色してしまう可能性があります。暖房器具の近くには置かないように注意してください。

スピリチュアルな理由を考えるなら、スコロライトが退色するのは力を失っている状態だと考えられます。パワーストーンは力を失うと退色し、力が戻るとカラーが元に戻るといわれているのです。

言い換えれば、カラーの濃淡は力の強弱と比例しているということ。スコロライトが退色したら、浄化やパワーチャージをしてあげましょう。

パワーストーンとしての力を完全に失ったわけでなければ、カラーは元に戻ります。戻らなければ、すでにパワーストーンとしての力を失い役目を終えたということです。

残念ですが、土に還してあげるのがベストでしょう。

スコロライト（ラベンダークォーツ）の購入におすすめの販売店・通販

MALULANI HAWAII Honolulu

Aurora Fragrance- ハワイ発のパワーストーンブランド MALULANI HAWAII 公式通販サイト

malulani.info

Luminous Angel

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COSMOPOLITAN BEADS

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天然石FROMS

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まとめ

アメジストを加工して作られたスコロライト。「アメジストではパワーが鋭すぎる」という人はラベンダーアメジストを選びやすいですが、ラベンダークォーツと呼ばれるスコロライトもおすすめです。

自分を抑制しているものから解き放たれ、自由に自分らしく生きる喜びを得られるでしょう。自分を愛し、心を成長させることを教えてくれるパワーストーンです。

人間らしく、自分らしく生きていきたい人は、ぜひお迎えを検討してみてくださいね。