みなさんこんにちは。恐らく、多くの人が幼少期に鼻をほじくっていたことがあることと思います。中には、大人になっても鼻をほじっている人もいるでしょう。
また、お子さんの鼻をほじる癖が治らないといった悩みを抱えている人もいると思います。
そこで今回は、「鼻をほじる癖」というキーワードをテーマに、鼻をほじる人の心理や、鼻をほじる癖の治し方などを中心にお話していこうと思います。
多くの人にとって、意外と馴染みのある話題だと思うので、ぜひ最後まで読んでいってください。それでは行ってみましょう。
鼻をほじるとは
そもそも鼻をほじるとはどのような行為なのでしょうか。それは文字通り、「鼻をほじる行為」にほかなりませんが、主に小指や人差し指など、細い指で行われます。
小指や人差し指を鼻の穴に突っ込み、中にある鼻水や鼻くそを除去する行為なのです。
また、中には除去して取り出した鼻くそを丸めて飛ばしたり、口にしたりする人もいます。鼻をほじる行為やそれに続く一連の行為は、発育途中の子供によく見られます。
鼻くそをほじる行為や、それを食べてしまう行為は一般的に不潔とされているため、鼻くそをほじっている人を見ると不快感を覚える人も少なくないことと思います。
鼻くそをほじる行為は不潔だからやめた方が良いという一般論から、鼻をほじる幼い子供たちは周囲の友達や大人からの注意を受けて、成長の過程で鼻をほじる癖を克服できる場合がほとんどです。
しかしながら、大人になったら全く鼻をほじらなくなるというわけではありません。みなさんも、電車の中や街中で鼻をほじっている大人の人を見かけたことがあると思います。
というわけで、鼻をほじる行為・癖というのは、年齢にかかわらず誰でもやりかねない行為なわけです。
鼻をほじる大人の心理
それでは、鼻をほじる人(大人)はどのような心理のもとで鼻をほじるのでしょうか。詳しく見ていってみましょう。
鼻くそをとりたい
まず、鼻をほじる大人の心理として一番に考えられる心理は、鼻くそをとりたいという心理だと思います。
- 鼻の中がかゆい
- 鼻がむずむずする
- 鼻くそが詰まって息ができない
などという理由で、鼻くそを除去するために鼻をほじるのです。大抵の人は人目を気にするため、多少我慢をしますが、それができない人は人前でも鼻をほじってしまうのです。
ストレスが溜まっている
鼻をほじる行為は、鼻の中の粘膜を傷つけているという点からある種の自傷行為とみなすこともできます。
多くのストレスを抱えた人は自分の体を傷つけたり、爪を噛んだり鼻をほじったりといった自傷行為に走るのです。
鼻をほじるという行為がストレスと大いに関係ある自傷行為だとすれば、鼻をほじる原因がストレスであると考えても差し支えないでしょう。
「イライラしている」といった心理が鼻をほじるという行為の背景にあるのかもしれませんね。
癖になってしまっている
また、鼻をほじる行為に心理の裏付けがない場合もあります。特に変わった心理や理由もなく鼻をほじってしまうというような状態です。この場合、鼻ほじりが完全に癖になってしまっています。
人前でも無意識に鼻をほじってしまうため、周りの人に不快感を与えてしまう上恥ずかしいです。
癖で鼻をほじってしまう人は、改善すべきなので下の方に鼻をほじる癖の治し方について書いてありますので、参照、実践してみてください。
鼻がかゆいだけ
鼻をほじる心理や理由は様々ですが、ただ鼻がかゆくて少し掻いているだけという可能性もあります。
鼻の内側を掻く場合鼻の穴に指を入れる必要があり、そのせいで周囲の人にとっては鼻をほじっているように見えてしまうわけです。
そういうわけで、鼻をほじっていると他の人に勘違いされたくない人は十分に気をつけながら鼻を掻くようにしましょう。
気持ち良い
鼻くそをほじるのが気持ちよくて鼻くそをほじっているということも考えられます。鼻くそが除去される時の快感にはまってしまうというパターンです。
大人で鼻をほじる人の癖
上記で、鼻をほじる行為が癖になってしまっている場合は心理と関係なく鼻をほじってしまうというお話をしました。では、そもそもなぜ鼻をほじる行為が癖になってしまうのでしょうか。
いくつか考えられる理由がありますので紹介していきます。
ストレスから無意識に鼻をほじってしまう
先ほど、鼻をほじる人の心理としてストレスを感じている可能性があるというお話をしました。
あまりにも多大なストレスを抱えており、常にストレスを感じているという状態であれば、ストレスを解消しようという無意識な働きかけによって鼻ほじりが癖になってしまうということが考えられます。
この場合の解決方法としては、まず第一にストレスを軽減することが先決でしょう。また、別の方法でストレスを解消するというのも効果的な手段だと考えられます。
知らぬ間に快感を見出している
もう一つ、鼻ほじりが癖になってしまっている理由として考えられることがあります。それは、鼻をほじるという行為自体に快楽を覚えてしまっているという状態です。
鼻くそがごっそりと取れるのが気持ちよくて、その快感が忘れられず鼻ほじりを繰り返しているうちに癖になってしまったのでしょう。
鼻をほじるだけで快感を得られるというのは何かとメリットが感じられますが、他人の目を考慮するのならやめた方が良いでしょう。
何も意識せずにやってしまう、完全なる癖
特に何も意識しておらず心理的な裏付けがないというパターンも考えられます。この場合は、完全に癖になってしまっており、暇さえあれば鼻をほじってしまっているという状況になります。
恐らく暇な時に鼻をほじっていたり、何も考えずに鼻をほじり続けた結果癖となってしまったのでしょう。
鼻をほじる子どもの心理
続いては、鼻をほじる子供の心理についてです。多くも子供たちはいったいなぜ鼻をほじってしまうのでしょうか。見ていきましょう。
鼻をほじるのが楽しい
先ほど、鼻くそをほじる大人の心理として、鼻くそをほじるのが気持ち良いと感じている可能性があることを指摘しました。
これと少し似ていますが、子供の場合は鼻くそをほじるのが楽しくなってしまっている可能性があります。子供の場合、単に楽しくて鼻をほじっているという可能性が考えられるでしょう。
かまってほしい
子供というのは賢いもので、鼻をほじるのと周りの大人に怒られるということくらい分かっています。だからこそ、あえて鼻をほじって大人の注意引こうとしている可能性があります。
要するに、かまってほしいという心理が鼻をほじる行為の裏側にあるのです。
ストレスを抱えている
また、子供も大人と同様にストレスが原因となって鼻をほじっている場合もあります。子供が過度に鼻をほじっている場合は、何かストレスを抱えていないか見極めてあげる必要があります。
退屈している
子供は常に何かをしていないと落ち着かない生き物です。したがって、病院の待ち時間などで退屈してしまうと、その退屈をしのぐために鼻くそをほじったり、爪を噛んだり寝転んだりし始めます。
最近ではスマートフォンで時間をつぶすこともできるので、スマホゲームで遊ばせるなどして対応できそうですね。
寂しい
かまって欲しくて鼻くそをほじる時の心理と非常によく似ていますが、寂しくて鼻をほじっているという可能性も十分に考えられます。
というのも、鼻をほじっていると周囲の人が注意してくれるからです。子供にさみしい思いをさせないようにしてあげることで対応できそうです。
鼻くそをとりたい
また、単に鼻くそをとりたいという可能性も考えられます。鼻がかゆかったり、鼻づまりを起こしている可能性がありますので対応してあげると良いでしょう。
鼻をほじる癖がどうしても治らない場合は鼻の中が炎症を起こしている可能性も考えられますので、その場合は耳鼻科で診療してみた方が良いかもしれません。
鼻をほじる癖を治す方法
それでは、鼻をほじる癖はいったいどのようにして直せばよいのでしょうか。鼻をほじる癖を治す方法をいくつかご紹介します。
鼻の中を定期的に掃除する
鼻をほじってしまう原因のとして一番に考えられるのは、鼻くそが詰まってしまっているということです。
鼻くそが詰まる前に適切に鼻の中を掃除していれば、鼻をほじる必要性がそもそもなくなるでしょう。朝起きて顔を洗う時や、お手洗いに行った際にやると良いかもしれません。
マスクを着用する
外にいても人前でもどうしても鼻をほじってしまうという方には、マスクを着用するという対策が一番効果的かもしれません。
というのも、マスクを着用すれば無意識に鼻をほじってしまう人でも
- マスクが邪魔で鼻をほじることができない
- 意識的に鼻をほじろうとしてもマスクを外す手間がかかりその時に我に返る
誰でもすぐに実践できる方法だと思いますので、鼻をほじる癖がどうしてもやめられない方はぜひ試してみてください。
あえて人前に出る
敢えて人の目にたくさん触れるというのも一つの手です。恐らく人前に出ると鼻をほじる行為に抵抗を覚えるはずです。
また、仮に鼻をほじってしまった場合でも、周りの人から冷たい視線が向けられるため、それを受けて鼻をほじらなくなるということも考えられますよね。
鼻毛をカットする
また、鼻毛をカットするという方法も効果的です。鼻毛をカットすることで鼻くそが詰まりにくくなるので、鼻ほじりの根本的な解決になるでしょう。顔のお手入れのついでにやってみると良いかもしれません。
どうしても鼻をほじりたい場合
では、どうしても鼻くそをとりたい・鼻くそをほじりたいという場合、また、鼻をほじらなければならない場合はどうしたらよいのでしょうか。
結論から申し上げると、ティッシュで鼻くそを取り出すのが一番良いでしょう。
ティッシュを使えば周りの人が見た時も、鼻くそを除去しているということだけはわかりますが、指をそのまま突っ込んで鼻をほじる時ほど不快感を与えることはないでしょう。
また、周りにいる人が中の親しい友達の場合、「鼻ほじるわ」といった感じであえて宣言してしまうのも良いかもしれません。こっそり鼻をほじって指摘されるよりは良いでしょう。
しかしながら、やはり人前で鼻をほじる行為は下品であるため、極力避けるようにするべきです。
鼻ほじりの豆知識
恐怖!鼻ほじりで死に至ることがある?
鼻をほじり過ぎると死に至ることがあるという情報を耳にしたことはありますか?結論から言うとこれは誇張した表現なのですが、しかし鼻をほじる行為は様々な危険をはらんでいます。
例えば、鼻をほじり過ぎると鼻の内側の粘膜が傷つき鼻血が出てしまいます。鼻血がひどければ貧血を起こしてしまうため、健康には悪影響です。
また、鼻の内側は粘膜であるため、指をそこに入れてしまうと指に付着した細菌がそのまま鼻の粘膜にくっつき、感染症のリスクを高めるのです。
鼻を経由して何か重大な感染症にかかって最悪死に至ってしまうという可能性も考慮すれば、「鼻ほじりで死に至ることがある」という説もあながち嘘ではないのかもしれません。
鼻ほじると鼻が大きくなる?
また、みなさんは鼻をほじると鼻の穴が広がるという噂を耳にしたことはありますか。確かに、指が大きい人が鼻の穴を穿り回すと鼻の穴が広がるような気もしますよね。
しかしながら、実際に鼻の穴の大きさと鼻ほじりとの間には因果関係はないようです。だからと言って、鼻をほじった方が良いということは一切ありませんので鼻はほじらないようにしましょう。
まとめ
さて、今回は「鼻をほじる」というキーワードをテーマとしてたくさんのお話してきました。
誰もが鼻をほじったり、鼻をほじっている人を見かけたりしたことがあると思いますが、鼻をほじるという行為は他人からの印象も悪いうえ、健康面でのリスクも大きいということがわかっていただけたことと思います。
みなさん自身、または友人やお子さんなど、身近な人で鼻をほじっている人を見かけたら、やめるように声をかけてあげると良いでしょう。
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。この記事が皆さんのお役に立てていたらうれしいです。
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