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【怖い】ペチュニアとは?花言葉・誕生花・育て方・種類

【怖い】ペチュニアとは?花言葉・誕生花・育て方・種類

ペチュニアの花言葉には怖いものがあるといわれています。贈り物にも選びやすい定番の花ですが、誰かへプレゼントするものに怖い花言葉を間違ってつけたら大変ですよね。

まだなぜ怖い花言葉がついているのでしょうか?今回はペチュニアに焦点を当てて花言葉から育て方まで詳しく解説していきます。

ペチュニアとは?どんな花?

園芸品種がたくさんあるペチュニア、一度は育てたり誰かへ贈ったりしたことがある人も多いでしょう。ここでは、そんなペチュニアの特徴から歴史について解説していきます。

ペチュニアの特徴

ナス科に分類され、春から秋にかけて咲く1年草の植物です。ペチュニアと一言でいっても花の咲き方や色など、種類がたくさんありますよね。オレンジ・白・ピンク・青・紫など花の色がたくさんあり、花壇の女王という愛称もあります。

花屋さんにいけば、開花シーズンならほぼ確実といっていいほど売られているでしょう。ペチュニアを見ないほうが珍しいかもしれません。そのようなペチュニアは、花壇・鉢植え・寄せ植えなど、さまざまな場面で用いられています。

もちろん母の日や父の日に贈るフラワーギフトにもおすすめです。日本や海外で積極的に品種改良がされており、新しいペチュニアが次々に登場しています。原産地は南アメリカやブラジルなどです。

ペチュニアの歴史

ペチュニアは1767年に南アメリカで発見されました。その後、野生種のアキシラリスとインテグリフォリアの交配が始まったようです。もともとの野生種のペチュニアには、赤、白、紫しか花の色がありませんでした。

そう考えると現在の豊富な花色は、品種改良の努力の賜物といえるでしょう。日本にやってきたのは江戸時代後期といわれています。

今やガーデニングやギフトで定番の花ですが、当時の江戸では、ペチュニアは暑さ・寒さ・湿気に弱かったので、昔はあまり人気がありませんでした。

現在は、初心者でも育てやすい丈夫な改良種も登場しています。日本での人気が高まったのは、サントリーが作った「サフィニアシリーズ」がきっかけです。

花名はブラジル語の煙草の花を意味する「ペチュン」からと考えられています。なぜ煙草の花なのかというと、ペチュニアの花姿が煙草の花に似ているからです。

ペチュニアの別名

衝羽根朝顔(つくばねあさがお)、ペツニア、英名ではPetunia、学名はPetunia x hybridaなどがつけれられています。衝羽根とはお正月の羽根つきのことです。朝顔はペチュニアが朝顔に似ているところからきているのでしょう。

ペチュニアの花言葉

ペチュニア全体と英語版の花言葉をご紹介します。

ペチュニアの花言葉

花言葉は、あなたと一緒なら心が和らぐ、心の癒し、心の安らぎ、心が和むです。

ペチュニアの英語の花言葉

花言葉は、平和な心(Peace of mind)、あなたと一緒なら心が和らぐ(Your presence soothes me)です。

【色・種類別】ペチュニアの花言葉

続いては色や種類別に花言葉をご紹介していきます。

白のペチュニアの花言葉

花言葉は、淡い恋です。ホワイトバニラ、ベールホワイトなどの品種があります。ホワイトバニラはこの色以外にもあるバニラシリーズの1種です。中心部が黄色で優しい印象の花ですね。ベールホワイトもホワイトバニラとはまた違った柔らかな雰囲気の花です。花壇や鉢植えの雰囲気をワンランクアップさせてくれるでしょう。

黒のペチュニアの花言葉

花言葉は、危険な愛です。ファントム、ブラックベルベット、黒真珠などが人気です。ファントムは中心部が黄色で朝顔のような色の入り方をしています。危険な愛という花言葉がよく似合う花でしょう。ブラックベルベットはベルベット生地のような質感でとてもシックです。黒真珠は縁が黄色の花衣シリーズと呼ばれるなかの1種です。

紫のペチュニアの花言葉

花言葉は、(濃い紫)追憶、(薄い紫)人気者です。ナイトスカイやライトブルーといったものがあります。ナイトスカイは紫のなかに白い斑点が入っているタイプ、ライトブルーはドレスアップシリーズの1花で掴んだらくしゃっと潰れてしまいそうな柔らかい雰囲気のはなです。

青のペチュニアの花言葉

花言葉は、ためらう気持ちです。品種にはダブルブルーやブルーバニラがあります。ダブルブルーは濃い青紫で八重咲きのペチュニアです。まとまりやすい株なので鉢植えやハンギングにいいでしょう。ブルーバニラは花の中心部が濃い色の品種で上品な雰囲気がよく合います。

ピンクのペチュニアの花言葉

花言葉は、繁栄を極める、賑わい、自然な心です。桃色吐息、ラベンダーピンクアイスなどの品種があります。桃色吐息はビビットカラーのペチュニアで病害虫に強い品種です。桃色吐息を植えていて、それが名所になっている観光地もあります。ラベンダーピンクアイスもドレスアップシリーズの花で八重咲きです。

赤のペチュニアの花言葉

花言葉は、決して諦めないです。ブライトレッドやチェリーローズと呼ばれる品種があります。ブライトレッドは花言葉そのものといえるような目の覚める赤が印象的な花です。とても存在感がありますよね。チェリーローズはエコチェニアシリーズの1花で、ブライトレッドよりも落ち着いた色味の赤いペチュニアです。

八重咲きのペチュニアの花言葉

花言葉は、変化に富むです。ピロエット、ジュリエットなどがよく出回っています。ピロエットはピンクや紫などの花色があり、フリルが美しい品種です。ボリュームがあるので、これだけでも花壇を華やかにしてくれるでしょう。ジュリエットはパステルカラーやアンティークカラーの大人っぽい雰囲気があります。白の陶器鉢やテラコッタなどで飾るとおしゃれです。

絞り咲きのペチュニアの花言葉

花言葉は、恋の手紙を遮断された、邪魔者です。江戸しぼりや紅しぼりが人気があります。江戸しぼりは紫&白、紅しぼりは赤&白で、和な雰囲気がある落ち着いたカラーのペチュニアです。

ペチュニアの花言葉の由来

花言葉にはそれぞれどのような由来があるのか気になりますね。詳しくみていきましょう。

心の安らぎ

心の安らぎやあなたと一緒なら心が和らぐは花名の由来と同じようです。普段は伝えられない気持ちを伝えたいときにおすすめの花言葉ですよね。

(赤)決して諦めない

赤のペチュニアの決して諦めないはその赤い花色が由来と考えられています。赤は心理的効果でもやる気を高める色ですから決して最後まで諦めずにやり遂げられるでしょう。

(白)淡い恋

淡い恋も純白の花色からのようです。積極的にアピールできないけど、本当は相手を想っているシーンが浮かびますね。

(黒)危険な愛

黒は独特の魅力がある色ですが、それが危険な印象を与えることもありますよね。そのためこのような花言葉がついたようです。

(紫)人気者

これもパッと目立つ花色がイメージとなってつけられています。

ペチュニアの誕生花

誕生花は5月18日、7月22日、9月25日、10月30日です。

ペチュニアと風水

ペチュニアを風水を意識して飾るのもおすすめです。恋愛運や家庭運アップに効果があります。風水が気になる人は一度試してみてくださいね。

恋愛運アップ

おすすめの方角は、南、西、南西です。飾るのは愛情にまつわる色でもあるピンクのペチュニアが適しています。そして飾るのに最適な場所はリビングがいいでしょう。

家庭運アップ

家庭運を高めたいときは、南西、北西の方角がベストです。キッチンや玄関に飾るといいでしょう。花色は好きなもので構いません。

ペチュニアの仲間

代表的な仲間にはサフィニア・キリンウェーブ・カリブラコアなどがあります。どういった特徴をもつ植物なのでしょうか。

サフィニア

サントリーが開発した品種で、日本のペチュニア人気の火付け役になったものといわれています。花言葉は咲きたての笑顔です。野生種の弱い部分を改善させた品種なので、とても育てやすくなっています。また花の見た目も愛らしく、代表的な品種は、ももいろハートやサフィニアサマーなどです。

とくに、ももいろハートは藍染め咲きの白&ピンクで、ピンクの部分がハートに見える可愛らしい品種です。サフィニアサマーは名前にサマーと入っているように夏向けの花で、雨や蒸れなどに強く、夏の間花壇を飾ってくれます。

カリブラコア

ペチュニアの改良品種で、こちらもサントリーが園芸登録している植物です。そのため共通の花言葉が存在します。開花期間が長いので、花壇のメインフラワーとしても活躍するでしょう。品種ではミリオンベルが有名です。

どの花を買おうか迷ったとき、とりあえずカリブラコアを選んでも間違いありません。学名はCalibrachoaで、花言葉は、自然な心、心が和らぐ、あなたといる安らぎです。

キリンウェーブ

キリンウェーブシリーズはキリンビールが開発した種類です。一般的なペチュニアは1年草ですが、キリンウェーブはきちんと冬越しさせると次の年も花を咲かせてくれます。花色にはピンク・紫・赤などでペチュニアの魅力そのままで育てやすい品種となっています。

ペチュニアに似た花

似た植物にはどのようなものがあるのでしょうか?代表的なものとして挙げられるのはベゴニアや朝顔です。それぞれの特徴をご紹介します。

ベゴニア

シュウカイドウ科の植物で、別名は四季咲きベゴニアといいます。リーガースベゴニアやクリスマスベゴニアといった品種があり、花言葉は、愛の告白、片思い、親切、幸福な日々などです。

誕生花は、10月18日、11月29日が指定されています。英名では、Perpetual begonia、学名はBegonia semperflorensです。左右対称の花が多いなか、ベゴニアは非左右対称の特徴をもちます。種類は2,000種以上もある世界中で愛されている花です。

朝顔

夏の代表花の一つ、朝顔はヒルガオ科の植物でグリーンカーテンに用いられることでも知られています。次から次へと咲き、夏の庭を鮮やかに飾ってくれるでしょう。花の色は青やピンクなどさまざまで、一般的な蔓性のほか木立ち性のものなどもあります。

花言葉は、結束や愛情です。日本にやってきたのは奈良時代のころで、薬草として栽培されていた歴史があります。誕生花は、4月14日、7月6日、8月1日などです。

ペチュニアの育て方・ポイント

ペチュニアの育て方をまとめてみました。現在は丈夫な品種もたくさん出ているので、楽に育てられるでしょう。

ペチュニアの季節・開花時期

ペチュニアの開花時期は、4〜10月です。

ペチュニアの用土

多湿を苦手としているので、水はけがいい土が適しています。一般的な花用の土で大丈夫です。

日当たりや置き場所について

日当たりと風通しのいい場所がいいでしょう。サフィニアなどの改良品種は雨に強いですが、普通のペチュニアの場合はあまり雨が当たらないところをおすすめします。

水やりについて

一般的なペチュニアなら株元に水をかけるようにしてください。蒸れると駄目になりやすいからです。

肥料について

肥料切れに注意しましょう。開花期間が長いので、液体肥料を数週間に1回のペースで与えるといいでしょう。

増やし方

挿し芽や種まきで増やせます。挿し芽に適した時期は3~7月、9~10月です。種まきのシーズンは3~5月、9月です。種まきは種まき用土に種を撒いたら土をかけずに管理します。挿し芽は7~8cmくらいで枝をカットし、水揚げしたものを挿し芽用土へ挿しましょう。

花が終わったら

花が咲いたあとは、こまめに花がらを摘みましょう。枯れた葉や終わった花をそのままにしておくと、通気性が悪くなり病害虫が発生しやすくなります。花がら摘みと一緒に枝を剪定するのもいいでしょう。

病気や害虫について

病害虫はナメクジ、アザミウマ、灰色かび病などに注意が必要です。梅雨や夏の時期に、病害虫の被害にあう可能性が高まります。適した薬剤を撒きつつ、ペチュニアにとって快適な環境作りを目指しましょう。

まとめ

ペチュニアは品種改良も盛んで、ガーデニングやフラワーギフトには欠かせない花の一つです。花言葉には一部怖いものもありますが、誰かに花言葉をメッセージカードなどでつけたいときはペチュニア全体の花言葉を使うといいでしょう。

母の日や引越し祝いなどで贈るだけでなく、自分で栽培したりもして楽しんでみてくださいね。

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