縁結びのご利益が有名で、八百万の神々が集まるといわれる出雲大社。観光客も多いパワースポットですが、「出雲大社に行ってはいけない人」がいると言われるのは、なぜでしょうか?
今回は「出雲大社に歓迎されていないときに、あらわれるサイン」「出雲大社に行けない人の特徴や理由」について解説します。「真名井遺跡」「素鵞社」「八雲の滝」の「パワースポット別の行ってはいけない理由」も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
出雲大社とは
「出雲大社」は一般的には「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式名称は「いずもおおやしろ」となっています。観光客も多く、強力なパワースポットとして人気があります。
主祭神は「大国主神(おおくにぬしのかみ)」であり「大国様(だいこくさま)」として親しまれ、「縁結び」「商売繁盛」「五穀豊穣」のご利益で有名です。
また出雲大社は「神々が集まる場所」としても有名です。毎年10月は「八百万の神様(やおよろずのかみさま)」が出雲大社に集まるため、「神無月(かんなづき/神様がいない月)」といわれています。
出雲地方では、10月を「神在月(かみありづき)と呼んでいます。
出雲大社では、例年「神在祭(かみありさい)」が開催されています。2022年は下記日程となっています。
11月8日 「神在祭」「縁結大祭(えんむすびたいさい)」午前10時~
11月10日「神在祭」「縁結大祭」午前10時~
「神等法出祭(からさで/出雲大社から御出立する神々のお見送)」午後午後16時~
※予定は変更になる場合もあるため、公式HPでご確認をお願いいたします。
出雲大社に行ってはいけないと言われる理由
多くの参拝客や観光客が訪れるパワースポットの出雲大社に行ってはいけないと言われる理由は何でしょうか?それは出雲大社が強力なパワースポットであるため「出雲大社に行く人」のコンディションが大きく関わってきます。また、出雲大社との相性が悪い場合や、歓迎されないサインがあらわれることもあります。
「出雲大社に行ってはいけない」と言われる理由について、詳しく解説していきます!
出雲大社に行ってはいけない人4選
①出雲大社に歓迎されていない人
出雲大社に行ってはいけない人として「出雲大社に歓迎されてない人」があてはまります。
出雲大社に歓迎されていないとは、どういう意味かな?
まだ、出雲大社に参拝する時期ではないということです。
「出雲大社に歓迎されてない」ということは、まだ参拝する時期ではないということを表しています。スピリチュアルな世界で「神社に呼ばれる」「神様に呼ばれる」という言葉を耳にしませんか?それは、神様が何か気づきのメッセージを伝えたいとき、願いを叶えるためにサポートしたいときに、神社に引き寄せるといわれています。
しかし、逆に「神社に歓迎されない」ことがあります。まだ、神社に参拝する時期でない場合や、波長が弱っているときです。そういった場合は、「行きたくても、行けない」という状況に陥ります。また、「神社に歓迎されないサイン」があらわれます。
出雲大社に歓迎されていないサインは具体的に下記のようなものがあります。
■出雲大社に歓迎されていないサイン
・出雲大社に行こうと計画したのに、急に予定が入ってしまう。
・出雲大社に行く予定日の前日に突然体調を崩す。
・通行止めや道に迷って、出雲大社にたどり着けない。
上記のようなことがあれば、出雲大社に歓迎されていない可能性があるため、参拝する時期をずらしてみましょう。
出雲大社に歓迎されていないと感じるときは、
時期をずらして参拝しましょう。
②霊感が強く、邪念の影響を受けやすい人
霊感が強い人は、出雲大社に行ってはいけないわけではありませんが、注意が必要です。強力なパワースポットで有名な神社や寺院には、多くの人が集まります。そのなかには、邪念をもった人もいます。そして参拝で願いごとだけをして、感謝を忘れた欲の強い人たちもいます。
そういった人々の邪念や、欲がパワースポットに残ることがあり、霊感が強い人は敏感に感じ取ることがあります。「気分が悪くなったり、頭痛がする」「パワースポットを訪れているのに苦痛を感じる」という状況になる可能性があります。とくに、霊感が強い人で、コンディションが弱っているときは影響を受けやすいので注意しましょう。
霊感が強い人はパワースポットの邪念や欲に影響される場合があります。
コンデイションの良いときに参拝しましょう。
③16時以降に出雲大社の鳥居をくぐる人
出雲大社に行ってはいけない人として「夕方16時以降に鳥居をくぐる人」もあてはまります。古くから、夕方18時以降は「逢魔が刻(おうまがとき)」といわれ、「魔物との世界が近くなる時刻」といわれています。つまり、薄暗くなった18時以降は、たとえパワースポットである出雲大社の敷地内であっても、魔物と遭遇しやすくなるのです。
そのため、出雲大社に参拝するときは、遅くても夕方16時までには鳥居をくぐりましょう。そして逢魔が刻の18時までには、出雲大社をでたほうが良いでしょう。
できれば、陽の時間といわれる午前中~14時までに参拝するのがベストですね。
繭気属性(けんきぞくせい)が「水」と「空」の属性の人
スピリチュアルな世界では、万物は「地」「火」「水」「風」「空」の五元素から構成されているという考えがあります。中国に由来する陰陽五行説と五大の考えから派生した思想で「繭気属性(けんきぞくせい)」と呼ばれています。
そして神社やパワースポットにも属性があるとされています。
自分の繭気属性と相性が合う神社やパワースポットに行くと、ご利益が倍増するといわれています。
逆に、属性の相性が悪い神社やパワースポットに行くと、ご利益が期待できません。
■繭気属性の相性
※自分の属性の調べ方については『神社の属性とは?相性や調べ方・合わない神社の行き方など徹底解説!』の記事を参考にしてください。
出雲大社の属性は「地」属性のため、「水」と「空」の属性の人とは相性が合いません。
「水」「空」の属性の人が出雲大社を参拝する場合は、祈願ではなく「感謝の気持ち」を神様に伝えましょう。
<地属性>
相性が良いのは「地」「火」「風」
相性が悪いのは「水」「空」
<火属性>
相性が良いのは「火」「地」「空」
相性が悪いのは「風」「水」
<水属性>
相性が良いのは「水」「空」「風」
相性が悪いのは「地」「火」
<風属性>
相性が良いのは「風」「水」「地」
相性が悪いのは「火」「空」
<空属性>
相性が良いのは「空」「火」「水」
相性が悪いのは「風」「地」
出雲大社のパワースポット別行ってはいけない人
①出雲大社に行ってはいけない人【真名井遺跡(まないいせき)】
出雲大社には、強力なパワースポットの「真名井遺跡(まないいせき)」があります。スピリチュアルな世界で、「出雲大社の強力なパワースポット」と呼ばれる「真名井遺跡」は、とてつもないエネルギーがあふれる空間といわれています。
「真名井遺跡」は、「命主社(いのちぬしのやしろ)」の右手から後方に向かったところにあります。江戸時代(1665年)に出雲大社の御造営にあたり、「命主社」裏手にあった大石を切り出したところ、銅戈(どうほこ)や勾玉が発見されたようです。
時代を超えた、想いが残っているかのように「真名井遺跡」は、他の場所と空気が違うといわれています。霊感が強い人は、この場所を訪れたあとに体調に変化を感じたり、気分が優れなくことがあるようです。霊感が強く、メンタルが弱っている人は、出雲大社で行ってはいけない場所のひとつです。
霊感が強く繊細になっている人は、真名井遺跡に行くと影響を受ける可能性があります。
万全に体調が整っているときに訪れましょう。
②出雲大社に行ってはいけない人【禁足地~八雲山(やくもやま)】
出雲大社には神聖な場所として、神職も入ることを禁じられる「禁足地」があります。その禁足地は本殿の裏手側にある八雲山(やくもやま)であり、出雲大社の御神体といわれています。八雲山の麓には「素鵞社(そがのやしろ)」があります。
八雲山には、磐座(いわくら)と呼ばれるかつての祭祀のあとがあります。
磐座(いわくら)とは、かつての神道の自然崇拝で、神様の依り代として信仰された岩のことです。
しかし、この禁足地の「八雲山」に足を踏み入れることができる場所があります。出雲大社の神楽殿から徒歩で約20分の「八雲の滝」です。
出雲大社の大祓の儀式(6月30日、12月31日)の際には、神職が「八雲の滝」で身を清めます。
禁足地である「八雲山」にある「八雲の滝」は、穢れを洗い流す、大変神聖な領域とされています。「軽い気持ちで訪れる人」は決して行ってはいけない場所です。
「八雲の滝」をおとずれるときは、精神を落ち着け、神聖な気持ちで訪れましょう。
③素鵞社(そがのやしろ)
出雲大社で有名なパワースポットのひとつ「素鵞社(そがのやしろ)」は「御砂」をいただけることで人気です。
素鵞社の御砂は、邪気を払う「お清めの御砂」といわれています。
■素鵞社の御砂の授かり方/出雲大社の参拝方法
①出雲大社を参拝する前に「稲佐の浜」に向かいます。稲佐の浜から見える弁天島に鳥居と豊玉彦命(とよたまひこのみこと)を祀った社があります。そちらに手を合わせましょう。
②稲佐の浜の御砂をいただきます。(御砂を入れる袋を持参していきましょう)
御砂をいただいたら、出雲大社へ向かいます。
③熱溜(せいだまり)の正面鳥居から境内へ入ります。
④参道脇の「祓えの社(はらえのやしろ)」をお参りしましょう。ここでまず、穢れを祓います。
⑤参道を進むと「祓橋(はらえのはし)」がみえてきます。この橋を渡ることで穢れを祓うことになります。
⑥そして手水舎で、しっかり身を清め、穢れを祓います。
「祓の社」→「祓橋」→「手水舎」の順に穢れを祓うことを
「三度の禊(さんどのみそぎ)」と呼んでいます。
⑦境内に入り、まず本殿を参拝しましょう。
一般的な神社では「二礼、二拍手、一礼」ですが、
出雲大社では「二礼、四拍手、一礼」が参拝の作法となっていますので、気をつけましょう。
なぜ、出雲大社は「二礼、四拍手、一礼」なの?
「東西南北、四方向を守護する神様への敬意のしるし」
「春夏秋冬、季節の繁栄を祈願する意味」
「一霊四魂をあらわしている」
という説があります。
⑧本殿を参拝したあとは「八足門(やつあしもん)」に参拝しましょう。
⑨ご本殿を起点として反時計周りに歩いて、お参りしましょう。
⑩本殿の裏手にある素鵞社に向かいます。社殿の下には木箱が設置されています。木箱に「持参した稲佐の浜の砂」を入れましょう。
⑪そして、もとから木箱に入っていた砂(他の人が入れていった砂)をいただきます。
自分が持参した砂よりも少ない量をいただきましょう。
■素鵞社の御砂の活用方法
・お守り袋に入れて、肌身離さず持ち歩く
・自宅の敷地の四隅に御砂をまきます。(四隅にまけない場合は、玄関先にまきましょう。)
・農家の方は田畑にまきましょう。
■素鵞社はネガティブな感情、邪念がある人は行ってはいけない
素鵞社は大変エネルギーに満ちて、ご利益があるパワースポットです。ネガティブな感情を持っている人、邪念がある人は行ってはいけません。
素鵞社の御砂をいただく際は、神聖な気持ちで訪れましょう。
出雲大社の電話番号・住所・HP
電話番号 | 0853-53-3100 |
住所 | 〒699-0701島根県出雲市大社町杵築東195 |
URL | https://izumooyashiro.or.jp/ |
まとめ
今回は「出雲大社に行ってはいけない人」の特徴を、パワースポット別にも解説していきました。出雲地方では10月は「神在月」といわれ、主祭神の大国主神のもとに八百万の神々が集まるといわれています。強力なパワースポットとして多くの人が参拝します。
人気のパワースポット出雲大社に行ってはいけない人は「神社に歓迎されていないサイン」があらわれる人です。出雲大社に行く予定日に急用が入ったり、体調を崩す人は、時期をずらして参拝するのがおススメです。そして「霊感が強く、コンディションが弱っている人」は出雲大社に残る多くの参拝者の欲や邪念の影響を受ける可能性があります。コンディションが良いときに参拝しましょう。
スピリチュアルな世界で、出雲大社の有名なパワースポットといわれる「真名井遺跡」は霊感が強すぎる人は影響を受けてしまいます。万全な体調を整えて訪れましょう。また、「八雲の滝」「素鵞社」は、大変パワーが強いため、ネガティブな感情や、軽はずみな気持ちで行ってはいけません。
神聖な気持ちで、三度の契りを行い参拝したら、強力なご利益を授かることができる出雲大社です!前向きな気持ちで足を運び、強力なパワーを授かりましょう。
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