この記事にたどり着いた皆さんの中にも、なんだか最近疲れやすいと感じている時や、運気が下がっている気がするときにはパワースポットに足を運ぶ、という方がたくさんいらっしゃることかと思います。
目にはみえないけれど、噴き出す良い気を浴びるイメージができるほど清々しく、心身共にリフレッシュできるような効果を感じられるパワースポットがある一方で、有名な場所なのになんとなく雰囲気が好きになれなかったり、魂が拒絶しているような感覚を覚えた経験はございませんか?
そのような時は、誰しもに本来は備わっている第六感や、虫の知らせともいえる感覚が働いているせいなのかもしれません。
今日は「パワースポットと人には相性がある」という噂をテーマにして、相性が悪いパワースポットの特徴や、行ってしまった時の対処法などを紹介していきますね。
繭気(けんき)属性とは?
「パワースポットと人に相性がある」という噂がうまれた大きな要因の1つに、「繭気属性」という、陰陽五行思想からうまれた概念が関係しているのではないか、ということが考えられます。
陰陽思想とは、あらゆるものは「陰」と「陽」の属性でバランスをとりながら成り立っていると考えることです。
そして五行思想は、自然を構成する5つの気が、万物に影響をあたえることで成り立っている、と考える思想のことです。
陰陽五行はそれらの思想をあわせもち、格属性を判別します。
パワースポットとして人気のある神社の繭気属性と、自身のもつ属性の相性を知ることで、参拝すると良いパワーをもらいやすいと考えられる相性の良い神社を特定することが可能になるという話です。
自身の属性は簡単な手順をたどれば知ることができ、あらかじめ把握しておくことは、訪問したあとに相性の悪いパワースポットだったのかも、と思い悩む可能性を取り除く為の予防策になりうるのかもしれませんね。
【繭気属性の調べ方】
①生年月日を分解し、その数字を足していきます。
例:2022年3月4日生まれなら、2+0+2+2+3+4=13
②生年月日を分解し足して導き出された数字をさらに分解して足します。
例:1+3=4
③そして生年月日から導き出した数字に血液型ごとに振り分けられた数字をたします。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4を足します
④血液型を足した数字を以下に記す属性に当てはめてください。
5だった人は「空」属性
1、6だった人は「地」属性
2,8だった人は「水」属性
3、7だった人は「火」属性
4、9だった人は「風」属性
相性についてはその神社やパワースポットがもつ属性によって各々違ってきますので、相性が悪いパワースポットの具体例をこちらで出すのは控えておきますね。
紹介しました計算方法で自身の繭気属性を知ることで、陰陽五行にとても興味をもったという方は、是非自身の属性と相性の良い神社や相性の悪いパワースポットについて調べてみてください。
ちなみに、血液型をたしてまた数字が二桁になってしまった場合は、一桁になるまでその数字を分解して足す、を繰り返してくださいね。
パワースポットと相性が悪いときの特徴5つ
ご自身の属性や性質がわかっていても、足を運んだパワースポットの属性がわからない時はどのように相性を見極めたらよいのか、という疑問に答えるべく、こちらの項目では、パワースポットとあなたの相性が悪い場合にみられるいくつかの特徴についてお話していきます。
予定通りにいかない
相性の悪いパワースポットとは縁が繋がりにくいということが考えられます。
行く予定をたてても重要な別の用事が入ってしまったり、次の休みに行こうと考えた矢先に忙しくなって、いざ休日を迎えても出かける気力が全くわかなかったりと、相性悪いと何かにつけてそのパワースポットから遠ざけられているような出来事が重なるのです。
この現象を逆手にとれば相性の良いパワースポットをしることができます。
例えば同じ日にテレビや人づてなどで、同じパワースポットの話題を耳にしたり、ゆかりのない土地になんとなくでもいってみたいと感じているなら、その地にあなたが呼ばれていると解釈することができます。
不快感がある
相性の悪いパワースポットにいくと、良い影響をもらうどころか、気の流れが乱れてしまう場合もあります。
お互いがもつ波動が反発するようなイメージです。
感覚的にわかることもありますが、その場の匂いがとても臭く感じたり、響くような耳鳴りが聞こえたりと、五感にまで不快だと思える影響を与えてくるなら、それは相性が悪い神社だといえるでしょう。
魅力的に思えない
世間で最強と称されるパワースポットはいくつもありますが、話題のパワースポットとして掘り下げた紹介をされている特集を目にしても、実際に効果があったという話を友人から聞いても、全く心が動かされず、そのパワースポットに惹かれないなら、あなたとそのパワースポットは相性が悪いといえます。
というのも、魂レベルで惹かれるエネルギーには現実世界でも無意識に反応してしまうことが多いので、どれだけ周りにおススメされても興味がもてない場所は、スピリチュアル的な感性で、自分に良い影響をもたらすような重要な場所でないとわかっているからだということが考えられるのです。
予想外の雨が降る
意気揚々とパワースポットに向かったのに、その道中や到着した瞬間に、予報に反して天気が崩れてきたなら、その地に歓迎されていないというメッセージであるケースがあります。
相性が悪いという点において考えられる理由は、過去生の因縁からその土地に忌み嫌われていたり、守護霊からの行くべきではないという忠告だということも、可能性としてかんがえられます。
とはいえ天気が崩れたなら、絶対に行かないほうが良いと言い切ることはできません。
雨が降った時や雷がなったとき、あなたの心がどう感じたのかを重要視すべきだと考えるスピリチュアルメッセンジャーの方もいるからです。
例えば、通り雨のように一瞬だけ降って、すぐにやんだ後に残った香りや景色に、言い知れぬ良い感情を抱いたのなら、それは相性が悪いせいで降った雨ではなく、ポジティブな意味を含んだ別のスピリチュアルメッセージだと捉えたほうが良いでしょう。
効果を感じられない
何度足を運んでも全くその効果を感じられないパワースポットがあります。
例えば神社であれば神聖な空気を感じられてリフレッシュすることができたり、自然に囲まれたパワースポットなら癒しを感じるかたも沢山いるかと思いますが、実際スピリチュアル的なエネルギーによってパワーを与えてくれるパワースポットの数は少ない、という話があります。
気が整っているところにいくと、その気に影響されて穏やかな気分になるということはあるかもしれませんが、ポジティブなエネルギーを与えてくれるエネルギーの噴出口は以外にも狭く、パワースポットと呼ばれるその場所全体に良い気が流れているのではなく、その場所の一部、噴出口にたってこそスピリチュアル的な効果が期待できるようです。
しかし、そうしたエネルギーの流れが目にみえる方が少ないので、パワースポットだといわれる神社に行っても、良いエネルギーに触れることなく帰ってしまっている人がほとんどだといえます。
なので「有名なあのパワースポットと私は相性が悪かったみたい」と思ったことがある方は、必ずしもそうではありませんが、このようなケースもなかにはあるのだということを知っておいてくださいね。
相性が悪いパワースポットにいってしまった時の対処法
パワースポットに行った後なのに、全く良い効果が感じられないどころか、むしろ気の流れが悪くなったように嫌なことが続くと、「パワースポットと相性が悪かったせいなのかも」と思ってしまうこともあるかと思います。
そんな時こそ試してほしい対処法についてを、こちらの項目でお話していきたいと思います。
ポジティブな人と話す
いつも笑顔で会うと元気になれる人が身近にいるならば、積極的にその方と会う予定をつくってください。
そして、パワースポットにいったことで運気が下がっている気がするという不安や、相性が悪かったせいかもと感じている、といった悩みをまずは聞いてもらってください。
すると、ネガティブな思考になって、悪い気の流れとなっている状態では考えつかないような視点からみたありがたい助言をもらえるかもしれません。
前向きな姿勢を大切にして生きている方というのは、スピリチュアル的にはとても良い気を発しているといわれているので、そのありあまるエネルギーを分けてもらうという意味でもポジティブな人と会うことは効果的だといえるでしょう。
開運方法を試す
パワースポットを訪れた後から、良くないことが続くとき、相性が悪かったせいかもと考えることがありますよね。
そのようにネガティブな気持ちになっている時にすべきことは、運気をあげる方法を試すという対処法があげられます。
1つ嫌なことが起きて、マイナスな感情やエネルギーに引きずられてしまうと、邪気とも呼ばれる悪い気を寄せ付けやすくなってしまいます。
その結果、運気がさがり、泣きっ面に蜂ともいえる状態を招くことにもなりかねません。
パワースポットが原因で良くないことが起きていると感じているなら、別の手段で運気をあげて、邪気を祓うことで、憂鬱な気分が晴れることもあるでしょう。
相性の悪いパワースポットにいってしまったことよりも、「不安」や「恐れ」という邪気につけこまれやすい感情をいつまでも抱いていることのほうが、スピリチュアル的には危険なことだといえます。
例えば塩を一つまみ舐めてからコップ一杯の水を飲み干す、といったような手軽にできる浄化方法や、邪気祓いや守護の効果が期待できるパワーストーンを身につけることで、良い気をまとっているイメージを思い浮かべることができればそれで良いのです。
とにかくあなたの心の中に芽生えた闇を、長く留めておかないようにすることが大切だということを覚えておいてくださいね。
成長の糧にする
勧められたパワースポットに行ってはみたものの、道中でトラブルが起きたり、その場の空気に気持ち悪さを感じたりしたことから自分とは相性の悪い場所だったんだと判断することはできますが、では何故あなたはその場を訪ねることとなったのでしょうか?
スピリチュアル界では「この世で起きることに大なり小なり、なにかしらの意味がある」と考えられているのですが、もしかしたら「相性の悪い場所にいった」という表面的な部分だけをみていては、気づくことのできないスピリチュアル的な意味があるのかもしれません。
あらゆることについて深く思考を巡らせて、広い視野をもつことも魂の修行の一環なのです。
そうして自分なりに納得のできる答えをだすことで、ただマイナスにしか捉えることのできなかった出来事も自身の成長の糧にすることができます。
「相性の悪いパワースポットに来てしまった」と残念に思っているだけでは、隠されているスピリチュアルメッセージや、新たな「気づき」を得ることはかなわないといえるでしょう。
まとめ
今回は、相性の悪いパワースポットは存在するという前提でお話してきましたが、実はパワースポットと呼ばれる場所と人との間に相性など存在しないと考える説もあります。
良い影響を与えてくれるポジティブなエネルギーが噴き出している場所を「パワースポット」と呼ぶのであれば、相性が悪いから行かないほうが良いパワースポットの存在には、確かに矛盾を感じますよね。
スピリチュアルな世界に興味があっても、目にはみえないエネルギーの良い悪いを認識することはとても難しく、世間で話題となっているパワースポットがどれほど良いエネルギーを発する場所なのかを見極めることは常人にはほぼ不可能ともいえます。
しかし、気の良し悪しに最も大きく作用するといわれている本人の意思や心持ち、思考の方向性を決められるのはあなた自身なのです。
今日お話した「相性の悪いパワースポット」というテーマは、一見するとネガティブな内容のように思うかもしれませんが、読んだことによって負のエネルギーを生み出すのではなく、前向きな姿勢でいるためのヒントにしていただければ良いかと思います。
相性の悪いパワースポットの特徴の項目を読んで「最近いったあそこは相性の悪いパワースポットだったのかも」と落ち込むのではなく、上記している対処法を参考にして、是非前向きな気持ちへと切り替えてくださいね。
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