「好きな人といい感じだったのに、急にそっけなくされた…」「仲のよかった友達が急に冷たくなった…」など、心を開いていた相手から急に冷たくされて戸惑ってしまうことってありますよね。
この記事では、優しかった人が急に冷たくなってしまう原因や、冷たくされてしまったときの対処法などを詳しく解説していきます！
優しかった人が冷たくなる原因は、照れ隠しの場合もあれば、本気であなたに嫌気が差している場合もあります。また、環境の変化によって自然と距離が生まれてしまうということも。人間関係にお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【男女の場合】優しかった人が急に冷たくなる原因
まずは、男女関係において、優しかった人が急に冷たくなってしまう原因について解説します。好きな人から急にそっけなくされてショックを受けているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
原因➀あなたを好きになってしまった
最初は気さくに話しかけてくれていたのに、急に相手があなたを避けるような態度を取り始めた場合、「好き避け」の可能性があります。
好き避けとは、相手のことが好きで意識しすぎてしまい、本当の気持ちとは反対の態度を取ってしまうこと。
好き避けの場合は、面と向かって話すと目を見てくれなかったりそっけない返事をしてきますが、LINEなどではとてもノリが良かったりします。
また、遠くから相手の視線を感じたり、急に目を逸らされるということもあるでしょう。
原因②周囲に好意がバレるのが恥ずかしい
あなたのことが好きだけれど、周りの人にはバレたくない・噂になりたくないといった場合も、みんなの前では冷たい態度を取ってしまうことがあります。
「あいつのこと好きなんだろ？」などとイジられるのが嫌いな、恥ずかしがり屋の人に多いでしょう。
この場合も、二人きりのときやLINEなどでは普通に優しく接してくれるのが特徴です。
原因③駆け引きをしたい
友達以上恋人未満の微妙な関係の場合、ちょっと冷たくすることであなたの気を引こうとしている可能性もあります。
わざと異性の友達の話をしたり、あなたの誘いにすぐに乗らなかったりして、焼きもちを焼かせようとする人もいます。
また、男性に多いのが、「好きな人につい意地悪をしてしまう」というもの。これは、「好きだけど、ストレートに伝えるのは恥ずかしい」「自分に注目してほしい」という照れ隠しです。
何だかんだで気にかけてくれたり、接点が多い場合は、ポジティブに捉えてもよさそうです。
原因④好意がなくなった
「今までいい感じだったのに、急にそっけなくなって連絡も少なくなった…」という場合、相手は今まではあなたのことが好きだったけれど、今は好意がなくなった可能性があります。
その原因としては、あなたと過ごす中で違和感を感じたり、ほかに好きな人ができたということが多いでしょう。
とくに、「マナーや常識がなっていない」「愚痴・悪口がひどい」「不潔」などが原因で気持ちが冷めてしまうことが多いので、心当たりのある方は気をつけてくださいね。
原因⑤あなたからの好意を避けたい
もともとあなたにはあまり興味がなかったものの、あなたからの好意に気づいてしまったという場合もあります。
その場合、変な期待をされても困るので、相手はあなたに冷たく接することで、「あなたの気持ちに応えるつもりはないよ」という意思表示をしているのです。
二人きりになるのを避けようとしたり、連絡をしても反応が薄いといったことが多いでしょう。
あまりしつこくすると本当に嫌われてしまうので、脈ナシと思ったら身を引いたほうが良いかもしれません。
【友達の場合】優しかった人が急に冷たくなる原因
つづいて、友達関係において、優しかった人が急に冷たくなってしまう原因を解説していきます。「理由はわからないけれど、急に避けられるようになった…」「親友だと思っていたのに、連絡をくれなくなった…」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
原因➀嫉妬心が生まれた
以前は友達同士で同じような環境にいたのに、「自分は結婚して子どもが生まれたけど、友達は独身」「自分は仕事でどんどん昇進しているけど、友達は平社員のまま」など、格差が生まれ始めると、友情に亀裂が入ることもあります。
その原因は、「嫉妬心」や「競争心」。近い存在だからこそ、相手だけがうまくいっていると素直に喜ぶことができず、「ずるい」「調子乗ってる」などと感じてしまうのです。
原因②忙しくなった
友達があまり誘いに乗ってくれなくなったり、連絡が滞りがちになったりした場合、単純に忙しいのが原因ということもあります。
仕事で重要なプロジェクトを任されていたり、子どもが生まれて余裕がなくなったりすると、以前のようにあなたとの関係に時間を割けなくなってしまうのです。
こんなときは、「友達なのにひどい！」とは言わず、相手が落ち着くまで静かに待ってあげるのが優しさです。
あなたも同じように忙しくなってしまうこともあり得るので、お互い様と考えたほうがいいでしょう。
原因③信頼できなくなった
友達が急に冷たくなった原因として、あなたが知らず知らずのうちに信頼を裏切ってしまったという可能性もあります。
例えば、他の人の前で友達のことを悪く言ってしまったとか、秘密をばらしてしまったなどです。
こんなとき、あなたに対してはっきりと苦情を言ってくる友達もいますが、いちいち衝突せず嫌いになったらそのまま距離を置くという人も多いものです。
あなたは友達の信頼を裏切るようなことをしていないか、よく考える必要があるでしょう。
原因④傷つけられた
親しい友達同士だと、つい悪ノリして相手をイジりすぎたり、デリカシーのないことを言ってしまうこともありますよね。「私って毒舌だから～」と言いたい放題していると、どんどんエスカレートしてしまう場合も。
最初は笑って対応してくれていた友達も、本当は深く傷ついてしまい、最終的には避けられて縁を切られてしまうこともあり得ます。
どんなに親しくても、相手を思いやる気持ちを忘れてはいけません。
原因⑤ライフステージが変わった
「学生時代はすごく仲が良かったのに、卒業してからそっけない…」「結婚して子どもが生まれてから連絡をほとんどくれない…」というのは、人間関係ではよくある話。お互いのライフステージが変わったために、時間や話が合わなくなってしまうのです。
自分たちを取り巻く環境はずっと同じではありませんから、こうして友人関係も変化してしまうのは自然なことです。
無理につなぎとめようとすると余計にギクシャクしてしまうので、成り行きにまかせて新しい人間関係に目を向けてみましょう。
本当に気の合う友達なら、また何かのきっかけで交流が復活することもありますよ。
急に冷たくなった人の心理を見抜くポイント
優しかった人が急に冷たくなるとき、好き避けなどの「好意がある場合」と、本当にあなたを避けたいと思っている「好意がない場合」があります。
ここでは、急に冷たくなった人はあなたのことをどう思っているのか見抜くポイントについて解説していきます！
連絡がきちんと来るなら好意アリ
「好きなのに、恥ずかしくてついそっけなくしてしまう」「まわりに好きだとバレたくなくて、冷たくしてしまう」といったパターンの場合、LINEなどの文章でのコミュニケーションは冷たくない場合が多いですよ。
むしろ、対面のときの印象がダウンしているぶん、LINEでは挽回しようと思い、頑張って連絡をしてくれる傾向があるでしょう。
返信が早い・長文を送ってくる・話題を振ってくれる・LINEが長く続くといった様子が見られれば、相手はあなたに好意があると捉えてよいでしょう。
また、友達関係の場合も、「嫌いになったわけではないけれど、忙しくて以前のようには連絡できない」ということもあります。
遅くなってもきちんと返事はくれたり、文面に思いやりが感じられれば、あなたに好意があると考えて大丈夫ですよ。
ただし、相手の状況に配慮せず自分のペースで連絡しすぎてしまうと、本当に嫌われてしまうので気を付けましょう。
心配してくれたり頼みごとを引き受けてくれるなら好意アリ
普段はそっけないけれど、あなたが困っているときは心配して声を掛けてくれたり、助けを求めたときに嫌な顔をせず対応してくれる場合は、ツンデレなだけであなたを嫌いな訳ではないでしょう。
本当にあなたと関わりたくないと思っているなら、無関心になるものです。とくに、好きな人に対していじわるをして気を引く天邪鬼な性格の人は、興味のないように見せかけて実はあなたのことをすごく気にしていたりしますよ。
連絡をスルーされ続けたら好意ナシ
LINEをしても全然既読が付かなかったり、既読なのに返信がいつまでたっても来なかったりする場合は、あなたに対して好意がなく避けている可能性があります。
返信が来たとしても、超短文だったりスタンプだけだったりする場合も、あまり関わりたくないと感じているのかもしれません。
「特別嫌いではないけれど、あなたの気持ちには応えられない」という場合もあれば、「嫌な思いをさせられたので、あなたのことが嫌い」と強く拒否している場合もあります。
また、プライベートなことをしつこく聞いてきたり、求めてもいないのに上から目線でアドバイスをしてきたりといったデリカシーのない人も拒絶されがちなので、気をつけましょう。
近づいたり話しかけただけで嫌な顔をされたら好意ナシ
「好きだけど恥ずかしくて冷たくしてしまう」という人の場合、話しかけると不愛想になりがちですが、嫌な顔をすることはありません。
一方、「あなたのことが嫌い」という人の場合、近づいただけで睨みつけられたり、不快そうな顔をしてくることもあるでしょう。
あなたに何か落ち度があって嫌われてしまった可能性もありますし、ただ単に嫉妬かもしれません。
相手が「こういうことが嫌だった」と話してくれればいいですが、完全に拒絶されてしまうとなかなか良い関係に戻るのは難しいものです。
なお、体調が優れなかったり悩みを抱えてイライラしているときも、つい嫌な顔をしてしまうことがありますよね。もしかしたら相手がそういう状況だったという可能性もあるので、一度嫌な顔をされただけで「嫌われたかも…」と決めつける必要はありませんよ。
優しかった人が急に冷たくなったときどうすればいい？
相手の態度が急に変わってしまうと、「優しくしてくれていた頃の関係に戻りたい…」「冷たくする理由が知りたい…」と悩んでしまう人も多いかと思います。
ここでは、優しかった人が急に冷たくなったときの対処法についてご紹介します。
普通に接してみる
相手が急に冷たくなったからと言って、「どうして？」「嫌いになったの？」などと取り乱すのは良くありません。泣いたり騒いだりして、相手を自分の思い通りにコントロールしようとすると、ますます相手は拒絶してしまいます。
また、冷たくなった相手に腹を立てて自分もそっけない態度を取ってしまうと、溝が深まって修復できなくなってしまいます。相手が実はあなたのことが好きという場合も、恋のチャンスを逃すことになってしまうでしょう。
相手が急に冷たくなっても振り回されず、まずは普通の態度で接してみてください。あなたの大人な対応を見て、相手も自分の態度を考え直してくれるかもしれません。
誰かに相談してみる
冷たくされたことについて一人で悩みすぎてしまうと、悪い妄想が膨らんで「相手はこうに違いない！」と思い込んでしまったり、「自分が全部悪い…」と自暴自棄になってしまうこともあります。
そんなときは、友人などの第三者に相談してみるのもよいでしょう。
悩みを聞いてもらうだけでも気持ちが落ち着きますし、「悪く思い込みすぎていたかも」と自分を客観的に見れるようになるかもしれません。
本人に原因を聞いてみる
冷たくなった理由についていくら考えても、結局本当のことはわかりません。一番確実に原因を知ることができるのは、「本人に直接聞く」という方法です。
「どうしてなの？！」と責めるような言い方ではなく、「最近避けられてるように感じるけど、原因を知りたい」と冷静に聞いてみましょう。
本心をそのまま話してくれるかどうかはわかりませんが、悩みの解決には一歩近づけるかもしれません。
また、たまたま相手が忙しかったり、ストレスを抱えていたために冷たくなっていたなど、誤解が解ける場合もありますよ。
自分に落ち度があれば謝る
もし、あなたが相手を怒らせるようなことを言ってしまったり、相手の信頼を裏切るようなことをしてしまったのが原因なら、きちんと謝りましょう。
もし相手が許してくれれば、また以前のような関係に戻れる可能性もありますよ。
ただし、自分の言動や行動を変えなければまた同じことになってしまうので、きちんと反省して思いやりの気持ちを持つようにしてくださいね。
まとめ
今回は、優しかった人が急に冷たくなってしまう原因や、急に冷たくなったしまったときの対処法について詳しく解説してきました。
優しかった人が急に冷たくなってしまう原因は、「好きだから避けてしまう」という好意からくるものや、「あなたのことが嫌いだから」というネガティブなものまでさまざまです。
また、一度仲良くなったらずっとそのままという保障はなく、なにかのきっかけで関係が変わってしまうことはよくあること。
思いやりの気持ちを持ちつつも、あまり相手に執着しすぎず自分らしい人間関係を作っていってくださいね。
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