デュモルチェライトというパワーストーンを知っていますか?
デュモルチェライト単体よりも、水晶に内包されたデュモルチェライトインクォーツの方が有名でしょう。
ラピズラズリに似た美しいブルーが魅力的ですが、大きなものや観賞用になるランクのものは貴重なので高価です。
知る人ぞ知る、デュモルチェライトの魅力や効果、他の石との相性をまとめました。
デュモルチェライトってどんな石?
デュモルチェライトとは
デュモルチェライトは、深いブルーが印象的な美しいパワーストーン。アルミニウムやホウ酸などが含まれたケイ酸塩鉱物で、組成式はAl7(BO3)(SiO4)3O3です。
デュモルチェライト単体よりもデュモルチェライトインクォーツの方が、パワーストーン好きには有名かもしれませんね。
ブルー系パワーストーンは人気が高いですが、ラピスラズリやソーダライトよりも硬度が高く丈夫なので、ジェムランクのものが原石のままでアクセサリー加工されることも多いです。
また、1230度まで加熱するとムライトという別の物質に変質しますが、その際に体積がほぼ変わらないことを生かし、耐熱材として使用されています。
他にも、陶器やセラミック、顔料、絵の具などと用途は幅広いです。
デュモルチェライトの名前の由来
デュモルチェライト(Dumortierite)は、1881年の発見時に古生物学者であるユージン・デュモルティエ氏の名前から名づけられました。
デュモルチェライトの和名・別名
デュモルチェライトの和名は「デュモルチ石(デュモルチいし)」。ラピスラズリに似ていることから、「デザートラピス」という別名があります。
ちなみに、カタカナ表記の際に「デュモルチェライト」と「デュモルチライト」の両方が存在しますが、発音の違いなだけなのでどちらも正しいです。
デュモルチェライトの歴史
デュモルチェライトは、1881年にフランス人古生物学者であるユージン・デュモルティエ氏によって発見されました。
とても美しい色合いと硬度を誇る鉱石なので、顔料や絵の具、セラミック、耐熱材など特性を生かした使われ方をしています。
しかし、パワーストーンとしてはさほど知名度はありませんでした。同じようなカラーリングのラピスラズリやソーダライトの方が、圧倒的に人気も知名度も高かったのです。
しかし、2014年にブラジルで水晶の中に入ったデュモルチェライトが発見されたことで、一気に注目を集めるようになります。
水晶の中に他の鉱物が内包されることはよくあり、ルチルクォーツなどはその代表格でしょう。
デュモルチェライトの結晶そのものが水晶に内包されるというとても珍しい構成をしているデュモルチェライトインクォーツは、希少性の高さと水晶の中に青い花が咲いたかのようなルックスで一躍人気のパワーストーンとなりました。
そして、デュモルチェライトそのものにも注目が集まるようになったのです。
デュモルチェライトの産地
ブラジル・マダガスカル・アメリカなど
ブラジルやマダガスカルのデュモルチェライトは品質が良いとされ、美しいブルーのものが採掘されています。また、アメリカのネバダ州では珍しいピンクのデュモルチェライトが産出されます。
日本での採掘もあり、新潟県や山梨県、長野県などで採掘されています。
デュモルチェライトの硬度
デュモルチェライトのモース硬度は7〜8.5。水晶よりも硬いです。へき開はなく、割れにくいため扱いやすい鉱石といえるでしょう。
デュモルチェライトの宝石言葉・石言葉
- 決断
- 思慮
- 希望 など
デュモルチェライトと誕生石・曜日石・守護石
デュモルチェライトは11月1日の誕生石と制定されていることがあります。また、デュモルチェライトインクォーツは7月8日の誕生石とされています。
デュモルチェライトの色と種類・似ているパワーストーン
デュモルチェライトはブルーがもっとも有名かつ一般的ですが、パープルやピンクのものもあります。
含まれる鉄とチタンのバランスによってカラーリングが決まり、鉄の分量が多ければレッド寄り、チタンが多ければ鮮やかなブルーとなるのです。
パワーストーンとしてはデュモルチェライト単体よりはデュモルチェライトインクォーツの方が有名かもしれません。
しかし、人気がどんどん上がって、高品質のものはとても高価です。
また、デュモルチェライトにブラックの斑点模様が入ったものは「ブルーアベンチュリン」という名前で流通していることがありますが、アベンチュリンではありません。
デュモルチェライトインクォーツ
デュモルチェライトが広く認識されるきっかけとなった鉱石です。2014年にブラジルで発見され、大人気となっています。「ロイヤルブルーガーデンファントム」という別名もあります。
クリアな水晶の中にデュモルチェライトの結晶が混入していて、ブルーの花が氷に閉じ込められたような幻想的なルックスをしています。
水晶がクリアであればあるほどデュモルチェライトがはっきりと確認できるため高品質となり、デュモルチェライトの含有量が多ければ多いほど、またカラーが鮮やかであればあるほど高品質になります。
デュモルチェライトと似ているパワーストーン
ソーダライト
ブルー系パワーストーンの中でも濃く、藍色に近いカラーリングなのがソーダライトです。
ラピスラズリによく似ているといわれていますが、それもそのはず、ソーダライトはラピスラズリの主成分。簡単にいってしまえば、ラピスラズリが藍色なのはソーダライトが入っているからなのです。
ソーダライトは霊力を高める石とされ、主に精神面に働きかけます。他のブルー系パワーストーン同様、知識を高めて心を落ち着ける石です。
デュモルチェライトとの見分け方は、ホワイトのマーブル模様が入っているか否か。ものにもよりますが、マーブル模様があればソーダライト、なければデュモルチェライトです。
ラピスラズリ
「世界最古のパワーストーン」と呼ばれるラピスラズリ。古代エジプトでツタンカーメン王の棺や黄金のマスクにはめ込まれていたり、仏教の世界では七宝の1つ「瑠璃」としても神聖視されています。
鮮やかなブルーカラーにゴールドの斑点が浮かぶ様子は、夜空に星が輝くようにも見えますね。
ラピスラズリはとてもスピリチュアルなパワーストーンであり、持ち主を本当の意味での幸福へと導くとされています。
「試練の石」とも呼ばれることがあり、持ち主が目先の幸福に飛びついて大きな幸せや人生の意味を見失わないよう、あえてトラブルを持ち込むことも。
持ち主の精神性を高めた上で幸せを掴めるよう仕向けるのです。
デュモルチェライトとの見分けは比較的簡単です。ラピスラズリは、実はさまざまな鉱物の集合体。ソーダライトやパイライトなどが入っています。
ゴールドの斑点部分であるパイライトが確認できればラピスラズリ、そうでなければデュモルチェライトと思ってよいでしょう。
パパゴアイトインクォーツ
パパゴアイトという鉱物が水晶に内包された、パパゴアイトインクォーツという鉱物があります。
南アフリカが主な産地でしたが、現在は閉山されてしまいとてもレアな石となっています。そのため、「幻の石」といわれ収集家の間では高値がついています。
パパゴアイトインクォーツとデュモルチェライトインクォーツは瓜二つのルックスです。
パパゴアイトインクォーツに内包されるパパゴアイトは水色に近い明るいブルーであることの方が多いですが、中には藍色に近くデュモルチェライトインクォーツと見分けがつかないものも実在します。
しっかりとした鑑別に出すのがよいでしょう。
ブルールチルクォーツ(インディゴライトインクォーツ)
金色の針が有名なルチルクォーツですが、内包される針状のルチル部分がブルーのものを、ブルールチルクォーツと呼びます。
ルチル部分の入り方によっては、デュモルチェライトインクォーツと似ているものもあります。
見分け方は、内包物の入り方です。
ブルールチルクォーツは針がバランスよく入っていることが多く、全体にバラけています。
反対に、デュモルチェライトインクォーツは水晶の中の1箇所にデュモルチェライト部分があるので、全体的にバラけてはいません。
デュモルチェライトが持つスピリチュアル的性質
デュモルチェライトと風水
デュモルチェライトは、風水の五行思想において木気を持っています。
木気は「仁」を司り、慈しみや情けの心を象徴しています。成長や真っ直ぐさを表すと同時に、人間らしい心をやしなう意味もあります。
デュモルチェライトと相性の良い方位
東
デュモルチェライトとチャクラ
デュモルチェライトは第5チャクラと第6チャクラを活性化させます。
第5チャクラは喉にある「スロートチャクラ」で、「知性」「コミュニケーション」「説得力」などを司ります。
対外的な能力をアップさせるチャクラなので、活性化させることにより対人関係が良くなったり自分の気持ちを周囲に分かってもらいやすくなります。
第6チャクラは「サードアイチャクラ」といって、眉間に位置します。「神秘」「霊性」「直観力」などを意味するチャクラで、高次元の存在へとアクセスしたり魂を成長させるカギとなります。
デュモルチェライトはこんな人におすすめ
- 勉強のお守りが欲しい人
- 感情的になりやすい人
- 集中力をアップさせたい人
- 他人とのコミュニケーションを上手くとりたい人
- 表現力や説得力をアップさせたい人
- 周囲の意見に惑わされたくない人
デュモルチェライトの効果・効能・スピリチュアルへの影響
1.判断力と洞察力をもたらす
デュモルチェライトは「思慮の石」という二つ名があります。思慮とは「深く考えること」であり、「心の知性」とも呼べるでしょう。人間は自分自身の価値観で物事をはかります。
過去の経験や周囲からの情報、自分の願望や感情などで物事を断片的に見る生き物なのです。
しかし、それだけでは見たいものしか見えていない状態ですよね。デュモルチェライトは凝り固まった考えをほぐし、物事を注意深く観察させます。
そして、冷静さを持って決断を下させるのです。人間が持つ感情や情報の取捨選択ともいえます。
また、デュモルチェライトは「学びの石」でもあります。集中力を高めて知性を向上させてくれるので、学習がスムーズに進みます。
試験や資格取得などの勉強においても、強い味方となってくれるでしょう。
2.危機を乗り越える
デュモルチェライトは持ち主が危機に直面したときにこそ、強い効力を発揮するタイプのパワーストーン。
冷静な判断力と洞察力をもたらして情報の取捨選択をさせるため、危機を乗り越えやすくなるのです。
人生に地図はないため、人間は将来の決定を「この道を選ぶとこうなるだろう」「あの道を選ぶとああなるはず」といった予想で行うしかありません。
デュモルチェライトは洞察力をアップしてくれるので、未来を見通す先見の明を授かったかのごとく先の予想がつくのです。
そのため、自分の心が納得する道を進むことができるようになるでしょう。自分で自分の人生をコントロールできるようになり、さらに自立心もやしなわれます。
強い心を手に入れる
デュモルチェライトは、忍耐力や集中力をやしなう効果があります。自分の感性で物事を見て取捨選択ができるようになるため、自分の人生をコントロールできる人へと変貌できるのです。
それは、忍耐力や集中力だけでなく、思慮深さや自分を信じる力、つまり自信が身につくから。自分自身の道を自分で選び取る、自立心や勇気も運んできてくれるのです。
そのため、デュモルチェライトは叶えたい目標があって努力をしている人にピッタリのパワーストーンです。努力の最中には誘惑など困難も多いもの。
困難が生じたときにこそデュモルチェライトはパワーを発揮するので、一緒に頑張ってくれる強いサポーターとなってくれるでしょう。
4.良縁呼び込み・対人関係良化
デュモルチェライトは対人関係にも影響を及ぼします。
「思慮の石」と呼ばれるデュモルチェライトは、持ち主にじっくりと物事を考えさせると同時に、相手の気持ちを慮り思いやりの心を与えます。
現状を正しく認識し、相手の本心をしっかりと把握することができるので、対人関係もうまくいくようになるでしょう。
この効果は、ビジネスシーンにおいても役立ちます。相手のニーズをとらえて応じることで、より業績をあげられるからです。
と同時に、相手がネガティブな考えを持っていることが分かれば事前に離れることもできるため、リスク回避も可能となります。
恋愛においても、相手の欲するところを察し応じれば愛されますし、相手が良くないことを考えて接してきていると判明すれば離れることができますよね。
そのため、デュモルチェライトは仕事運アップや良縁呼び込みにも効果があるとされているのです。
また、デュモルチェライトが運んでくる思慮の力は、持ち主本人にも強く作用します。相手を思いやり慮るだけでなく、自分自身のことも思いやり慮るように仕向けるのです。
集中力や忍耐力など精神的な面を支えて自分の未来を自分でコントロールできるようにするため、周囲の人に流されにくく強い意志を貫けるでしょう。
コミュニケーション能力や説得力を司る第5チャクラに作用するパワーストーンですから、周囲の人に自分を分かってもらえるよう働く効果もあります。
デュモルチェライトと相性の良い組み合わせ
デュモルチェライト×ラピスラズリ
デュモルチェライトとラピスラズリの組み合わせは、自己成長と幸運を呼び込む効果があります。
ラピズラズリは星が煌めく夜空のようなルックスで人気があり、天空を司るスピリチュアルなパワーストーンとして愛されてきました。
幸せを呼び込むとされている反面、「試練の石」として有名です。ラピズラズリは見せかけの幸福ではなく、本当の意味での幸福しか相手にしないのです。
そのため、持ち主の精神性を高めて本当の意味での幸福を実感させるために、あえて厳しい試練を与えてきます。
そのことから、「ラピズラズリは人を選ぶ」「ラピスラズリを持つと不幸な目にあった」という話は絶えません。
確かに、試練を乗り越えられた人でなければ幸福を実感できないため、人を選び、ときには持ち主を不幸にしてしまうかもしれませんね。
そして、デュモルチェライトは洞察力を高め、持ち主の心に冷静さを与えます。自分で人生を選び決断していくパワーを与えるので、ポジティブに行動して願いを叶えることができるでしょう。
デュモルチェライトが持つ効果は、ラピズラズリが持ち込む試練を乗り越えていくサポートをしてくれます。
デュモルチェライト×アクアマリン
デュモルチェライトとアクアマリンの組み合わせは、良縁結びと対人関係良化に効果があります。
アクアマリンは、海に縁のあるブルーのパワーストーン。3月の誕生石であり、結婚のお守りとしても有名ですよね。
アクアマリンは夫婦和合や調和といった意味があり周囲の人との絆を深めると同時に、持ち主に安らぎを与えます。
透き通ったブルーのアクアマリンを見ていると、頭がすっと冷えて心が落ち着くという人も多いでしょう。
そして、デュモルチェライトにはコミュニケーション能力をアップさせ、相手の心をくみ取れるようになる効果があります。
感情に支配されたり周囲の人の顔色をうかがうようなことがなくなり、自分らしくリラックスして人と接することができるようになります。
アクアマリンと組み合わせれば、自分のことを大事にできる良い縁が結ばれるでしょう。友人関係だけでなく、恋愛関係や夫婦関係においても同じことがいえます。
デュモルチェライト×ラリマー
デュモルチェライトとラリマーの組み合わせは、新たな発想や人間関係良化に効果があります。
「平和の石」と呼ばれるラリマーは、世界3大ヒーリングストーンの1つ。癒し効果が高く、持ち主を過去から解き放ち新しい価値観を与えることで、トラウマから解放する効果があります。
新しい環境に慣れさせたり新しい友人ができるなど、新たな物事に対する対応力を与え順応させてくれるでしょう。
そして、デュモルチェライトは持ち主のコミュニケーション能力をアップさせると同時に、他人に流されない心の強さと冷静さを与えてくれます。
周囲の人の心を慮ることで、より好かれる人間になれるでしょう。
ラリマーとの組み合わせは、対人関係にトラウマを抱えている人におすすめ。心を癒しながら、新しい価値観を持って他人と接することができるようになります。
「自分の気持ちを通しながらも相手を傷つけないような、バランスの取れたお付き合いができるようになるでしょう。
デュモルチェライト×シトリン
デュモルチェライトとシトリンの組み合わせは、状況打破に効果があります。
シトリンは、水晶の変色種。イエローに色づき、金運アップや開運の効果があるといわれています。
シトリンにはひだまりのような温かいパワーがあり、持ち主をポジティブかつアクティブにすることで、自信をもたらし、未来へ歩いていく力を呼び起こします。
明るい気持ちで前を向くことで、困難を乗り越えることができるでしょう。
悪い気を流して良い気を呼び込む気の循環効果もあるため、「最近ツイていないな」「嫌なことばかり起きてしまう」という人にもおすすめです。
そして、「思慮の石」と呼ばれるデュモルチェライトは、持ち主に冷静さと洞察力、決断力を与えます。
感情や周囲の意見に流されずに自分の意志を貫くサポートもしてくれるので、決断の後に迷うことなく、未来を先読みしていけるでしょう。
コミュニケーション能力をアップしてくれるので、周囲を敵に回すことが少なくなり、味方が増え助けてもらえる可能性も上がります。
明るい気持ちで前を向かせてくれるシトリンと組み合わせれば、困難を乗り越えることができるでしょう。
デュモルチェライト×パイライト
デュモルチェライトとパイライトの組み合わせは、対人運アップに効果があります。
パイライトは、見た目が黄金のように見えることから「fool’s gold(愚者の金)」という異名があります。火打石として使用されてきた過去があり、とても強く激しい熱を秘めたパワーストーンです。
魔除け効果が強く、人間が発する負の波動に対する防御力は一級品といえるでしょう。集中力を高めて物事を見極める効果ももたらすので、自分にとって悪影響を与える人物から身を守ることができます。
デュモルチェライトは、持ち主のコミュニケーション能力をアップさせると同時に、周囲の人からの影響を弱めます。
そのため、他人に流されやすい人や気を遣いすぎてしまう人におすすめのパワーストーンです。
対人的な魔除けとなるパイライトと合わせることで、良いご縁に恵まれ、自然体で周囲の人と付き合えるようになるでしょう。
デュモルチェライト×ブルータイガーアイ(ホークスアイ)
デュモルチェライトとブルータイガーアイの組み合わせは、仕事運アップと危機回避に効果があります。
ブルータイガーアイは、タイガーアイの変種。というより、タイガーアイはブルータイガーアイに含まれるクロシドライトが変色したものなので、本来の意味でのタイガーアイはブルータイガーアイの方ともいえます。
タイガーアイが虎の眼を意味するのに対し、ブルータイガーアイは鷹の眼を意味します。
鷹は上空から地上を見下ろすことから、ブルータイガーアイは俯瞰で物事を見られるようになり洞察力や冷静さがアップするとされています。
一方、デュモルチェライトも、持ち主に冷静さを与え情報の取捨選択をさせます。感情や周囲の人の意見に流されず、状況をしっかりと見極めて決断をさせるのです。
似た効果のあるブルータイガーアイと組み合わせることで、相乗効果が期待できるでしょう。結果として、仕事運アップや危機回避に効果を発揮してくれます。
デュモルチェライトを身に着けるのにおすすめのアクセサリーと効果
デュモルチェライトは、喉にある第5チャクラと眉間にある第6チャクラを活性化させるため、ネックレスやピアスがおすすめです。
対人関係良化や良縁呼び込みを求めるなら、チェーンを短めにしたネックレスにして喉元に近づけましょう。コミュニケーション能力がアップし説得力が増し、対人関係がスムーズに進みます。
状況打破や決断力アップ、知性アップを望むならピアスがよいでしょう。耳は情報をキャッチする場所ですから、自分に必要な情報が入りやすくなると同時に情報処理能力も高まります。
第3の目を活性化させてインスピレーションを得る効果も高まりますよ。
デュモルチェライトのお手入れ・浄化方法
デュモルチェライトは水や塩分に弱いです。日光に含まれる紫外線により変色することもあります。そのため、水や塩分、日光を使う浄化方法は避けましょう。
普段のお手入れに関しては、身に着けた後は軽く布で拭き、汗や皮脂、水分などを除去する程度で問題ありません。
衝撃にも強く硬度も低くないのでさほど神経質に扱う必要はありませんが、かといって乱暴に扱わないようにしましょう。
また、デュモルチェライトは単体ではなくデュモルチェライトインクォーツとして流通することも多いです。
デュモルチェライトインクォーツの場合は表面を水晶に覆われているため、水や塩分にも強くなります。
ただし、クラックが入っていれば水や塩分が内部のデュモルチェライト本体にまで届いてしまう可能性があります。自分の持っているものがどんなものかをしっかり把握する必要があるでしょう。
日光は、水晶に包まれていても内部にあるデュモルチェライトにまで紫外線を届けてしまうので、おすすめしません。
浄化方法 | 対応 |
塩・塩水 | × |
流水 | × |
ホワイトセージ | ◎ |
水晶クラスタ | ◎ |
日光・月光浴 | △ |
土 | × |
音 | ◎ |
ホワイトセージ
ホワイトセージを使って、デュモルチェライトを浄化することができます。
ホワイトセージのお香もしくは乾燥葉を用意し、火をつけます。立ち上る煙に、デュモルチェライトを10回程度くぐらせてください。
10回というのは目安なので、持ち主が「浄化できた」と感じるまで、何度でも繰り返してOKです。
浄化の後はそのまま身に着けたり飾ったりしてOKです。水で洗い流したり、布で拭いたりする必要はありません。
水晶クラスタ
水晶クラスタも、デュモルチェライトの浄化に向いています。クラスタが理想ですが、さざれでも構いません。
水晶クラスタの上にデュモルチェライトを3時間から1晩置いておくだけで浄化ができます。
さざれを使用する場合は、浄化皿の上にさざれを置き、デュモルチェライトをさざれの中に埋めるかさざれの上に乗せましょう。
ただし、デュモルチェライトは紫外線で退色する性質があります。浄化の際の置き場所には注意してくださいね。
日光・月光浴
デュモルチェライトは紫外線により退色するため日光浴での浄化は避けてください。月光浴なら可能です。
まず、浄化皿の上にデュモルチェライトを置き、月の光が差し込む場所に置きます。3時間程度月光浴をさせれば浄化が完了します。
朝になって太陽の光が差し込む前に、片付けてくださいね。
音
音による浄化も、デュモルチェライトに対応しています。
音叉やクリスタルチューナー、水晶ポイントを使用します。浄化皿の上にデュモルチェライトをセットし、音を出しましょう。
水晶ポイントの先をデュモルチェライトに向けたまま、デュモルチェライトを中心にして円を描きます。
水晶ポイントの先から音が出て、デュモルチェライトにまんべんなく浴びせるようなイメージを持つとやりやすいですよ。
10回程度繰り返せば浄化が完了しますが、持ち主が「浄化できた」と感じるまで続けて問題ありません。
浄化の後はそのまま身に着けたり飾ったりしてOKです。水で洗い流したり、布で拭いたりする必要はありません。
デュモルチェライトの好転反応・副作用
デュモルチェライトは、好転反応や副作用が起きやすいタイプのパワーストーンではありません。しかし、すべての人に好転反応や副作用が起きないわけでもありません。
もし、デュモルチェライトを手にして心身に不調があったなら、無理をせず、デュモルチェライトから離れてみましょう。
離れている間は心身に不調がなく、身に着けたり飾ったりしているときにだけ不調があれば、それは好転反応だと考えるのが自然です。
頭痛や眠気、だるさ、体のほてり、悪夢など不調の種類は多岐にわたります。
デュモルチェライトに限らず、好転反応が起きたらまずは石から離れます。1日のうちに身に着けたり飾ったりする時間を短くし、2時間程度だけに限定してみてください。
その後、徐々に時間を伸ばすことでお互いの波長をなじませていきましょう。
最終的に長時間身に着けても問題がなくなれば、波長がなじんだということ。「焦らずゆっくり、無理をせず」を忘れないでくださいね。
デュモルチェライトのQ&A
デュモルチェライトの偽物の見分け方は?
デュモルチェライトには、偽物が存在します。
デュモルチェライトは水晶に内包された、デュモルチェライトインクォーツとして販売されていることがほとんどです。デュモルチェライトインクォーツの偽物もあります。
一般的に、パワーストーンの偽物の種類にはガラスやプラスチック、そして人工的に作られた石があります。
デュモルチェライトやデュモルチェライトインクォーツの場合は、これらの心配はあまりありません。
ただし、別の鉱石を意図的に染色した、処理石はあります。また、他の似た石をデュモルチェライトやデュモルチェライトインクォーツとして販売しているケースもあります。
似たものとの見分け方は困難な場合が多いです。特に、パパゴアイトインクォーツなどはプロでもしっかり鑑別しないと分からないほどなので、鑑別に出した方がよいでしょう。
デュモルチェライトが割れた・欠けた!特別な意味はある?
デュモルチェライトはモース硬度が低くなく、一定方向に割れやすいへき開性もありません。そのため、比較的扱いやすい鉱石といえます。
そんなデュモルチェライトが割れたり欠けたりした場合は、スピリチュアルな理由である可能性も。
デュモルチェライトは自分の身を挺して持ち主を守るタイプのパワーストーンではありませんし、浄化能力の高さゆえに穢れを溜め込みやすい性質でもありません。
ですが、何の前触れもなく石が割れるのは古来より不吉の象徴とされていますので、気をつけておくにこしたことはないでしょう。
デュモルチェライトの色が変わった?退色・変色する?
デュモルチェライトは、紫外線により変色する性質があります。デュモルチェライトインクォーツも同様です。
美しい藍色を失いたくなければ、紫外線には晒さないようにしてください。
デュモルチェライトの購入におすすめの販売店・通販
vec stone club
パワーストーンというより鉱物として天然石を取り扱っているサイトです。サイズは小さいですが、お手頃価格でデュモルチェライトインクォーツが手に入りますよ。
Hariqua
ハイクラスな天然石アクセサリーサイト。ジェムランクのものが多くお値段も高いですが、美しいデュモルチェライトインクォーツがそろっています。
まとめ
その美しさから大流行してもおかしくないレアストーン、デュモルチェライト。
産出量は決して少なくないので断熱材や陶器に使われているのですが、ジェムやパワーストーンとして使用できるほどのランクは極端に少ないため、なかなか流通していません。
デュモルチェライト単体よりデュモルチェライトインクォーツの方が産出しやすく、ジェムランクになりやすいため、パワーストーンとしての流通も、デュモルチェライトインクォーツの方が多いでしょう。
小さいサイズのものでも高価であり、なかなか手が届きにくいかもしれませんね。
アクセサリーとして身に着けるのも置き石として飾っても素敵なデュモルチェライトやデュモルチェライトインクォーツですから、気に入ったものを見つけ、予算が合えばお迎えしてみてくださいね。
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