フラダンスのハンドモーション「手の動き」は何を表現してる?ハンドモーションに見るフラの表現

フラダンスのハンドモーション「手の動き」は何を表現してる?ハンドモーションに見るフラの表現

これからフラを始めてみようと思っている方やフラダンスの動画やイベントなどでフラダンスを見たことのある方は「あの手の動きは何をあらわしているの?」とか「面白い動きだなぁ」とか感じたことはないですか?

優雅にゆっくり動かしたり、キレ良く俊敏に動かしたり、時には指先の動きだけで何かを表現していたり。。

フラダンサーは歌の内容を手の動きで表現します。雄大にそびえ立つ山や、眼前に広がる海や風に揺れる椰子の木、咲き誇る花やその甘い香りを運んでくる風などなど。

時には愛しい人に向ける切ない想いや誓いの気持ち、涙や笑顔などありとあらゆるものを手の動きや形(ハンドモーション)で表現します。

フラソングは大抵がハワイ語で構成されていますので、馴染みのない方にとっては何を歌っているのか内容を探ることがとても難しいと思いますが、フラダンサーは歌の内容にほぼ100%相応しい動きをしていますので、手の動きを見ると何となく歌の内容の一端なりとも見えてくる場合がありますよ。

Hālau Nā Pua O Kūali'i(ハーラウ ナープアオクーアリィ)。東京都大田区蒲田駅徒歩5分のスタジオを拠点に大阪でもレッスンを行っています。

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指先を細かく動かして上から下へ

雨を表現している場合が多いです。

ハワイでは地域ごとに降る雨に名前がついて場合が多いのです。例えば、「Ka ua Tuahine(Kuahine)」カ ウア トゥアヒネ、オアフ島の渓谷マノアに降る雨をこう呼びます。美しい娘を亡くしてしまったことを嘆き悲しむ女神トゥアヒネの涙だと言われています。

このように、付けらている名前にはその由来やストーリーが必ずありますので、どのような雨なのかフラダンサーはストーリーを知った上で、内容に相応しい雨を表現していきます。

両腕を胸の前でクロス

この形は頻繁に見ることが出来ると思います。
大抵は「アロハ」愛を表現していたり大切なものをあらわしている場合が多いです。

おでこの前で手を振ったり返したりしている

「忘れない」「忘れられない」思い出や人、つい心に浮かんでしまうことなどをあらわしています。「忘れない」のハワイ語は「po’ina ‘ole」(ポイナオレ)と言います。フラソングには頻繁に出てくる単語です。

5本の指先を一つにまとめて膨らませている

「花」をあらわしています。

花でも蕾の場合にはあまり膨らませずに指先を細くしたり逆にハイビスカスやレフアのようにふんわりしたは花は指先を開いて丸い形状に作ったりします。少しでもその花の持つ本来の特徴をあらわせるように努力します。

また、「花」の形を指先で作っていても表現しているのは「人」の場合もあります。
ハワイでは花を人に例えて表現することがよくあります。

ダンサーが微笑みながら両手を頬に当てている

「mino’aka」(ミノアカ/笑顔)の表現です。

また、時にしあわせな時には笑顔になるように「hau’oli」(ハウオリ/しあわせ)の表現の時にこのモーションをすることが多いです。

頭上で片手もしくは両手を回して動かしている

makani(マカニ)「風」のハンドモーションの時に頭上で片手もしくは両手を大きく回して動かしていることが多いです。ハワイでは雨同様にそれぞれの地域に吹く風にもその特徴をあらわす名前が付いています。その名前には何故そのような名前が付いたのか由来があり、エピソードやストーリーを持つ場合もあります。

両手を合わせて三角の形を作る

「home(ホメ)」家やホームタウン、故郷や人の集まる場所をあらわしています。建物の屋根のようなイメージです。曲中の主人公が自身の出身地を懐かしく誇らしく思う気持ちや、そこに集うファミリーの楽しい時間を表現したりする時によく使われるハンドモーションです。

両手を高く上に挙げた状態で掌で丸い形を作る

「lā(ラー)」太陽や「mahina(マヒナ」月をあらわしています。太陽の場合には少し丸い形を大きく作りそれに比べて月は少し小さめに表現する場合もあります。指先でクロスを作って左右に動かしたり指先を弾いて明かりをイメージさせる動きは「hōkū(ホク)星」をあらわしています。

口元に手を当て、その手を前方に伸ばす

曲の最後に「私の物語はこれでお終いです」「ストーリーは告げています」などの締めくくりの最初の歌詞で、この動きを多く見ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

フラのハンドモーションは流れるように無駄なく歌詞の内容を余すことなくあらわしています。同じ曲でもお教室によって振付は違いますので、それぞれの個性が垣間見えます。(ベーシックステップもお教室によって異なります)

小さな子どもから年配の方まで男女問わずたくさんの人がフラを楽しんでいるのは日本くらいだと思います。たくさんの人に愛されているフラ。もし、これからフラを見る機会があれば是非、「何を表現しているのかな?」と興味を持ってくださると嬉しいです。

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