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【フラ】人気曲「月の夜は」の歌詞の意味を徹底解説!【専門家監修】

【フラ】人気曲「月の夜は」の歌詞の意味を徹底解説!【専門家監修】

日本のフラダンス愛好家に昔から愛されている
楽曲「月の夜は」について書いてみたいと思います。

「月の夜は」の歌詞の意味

『月の夜は浜に出て皆んなで踊ろう椰子の葉陰』

フラダンスやウクレレを嗜まない方でも一度はこのフレーズを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
フラダンスを習っていらっしゃる方で特にご年配の方は一番初めに習った曲として馴染みがあるという方もいらっしゃるかも知れませんね。

カラオケで歌ったことがある!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この曲の原曲は、「Sophisticated Hula」というタイトルの楽曲です。(ソフィスティケイテッド フラ)※洗練されたスマートなダンスという意味

作者はSolomon Kamaluhiakekipikealiʻikaʻapunikukealaokamahanahana Bright Sr. (1909– April 27, 1992) という名前のハワイ人とカスティーリャ人(スペインの歴史的地域名)の両親の間に生まれたエンターテイナーだった方です。

Sophisticated Hulaが発表されたのが1937年、
何と今から(2021現在)80年ほども前になります。この時代はHapa Haole Music(ハパ・ハオレ・ミュージック)という英語での歌詞が半分以上を構成するジャンルの音楽の全盛期。同じ年に「What Hawaii Means To Me」(私にとってのハワイとは)もリリース。こちらもヒットしています。

スティールギターの名手としても活躍し、「ハワイアン・カウボーイ」の作者としてその名を広く知られています。彼が亡くなった3年後の1995年に長年のハワイアンミュージックに対する功績を称えられその世界で殿堂入りを果たしています。

こちらの原曲の歌い出しは、”Hands on you hips do your hula dips(腰に手を当て/あなたのフラにすっかり夢中)という歌詞なので、日本語の歌詞は原曲の訳詞ではなくオリジナル歌詞ですね。

80年以上も前の曲でありながら、ハワイでも数々の有名アーティストに愛され歌われています。
エイミーハナイアリィやナレオ、クイーポクムカヒさんなど名だたる方たちがこの楽曲をリリースしていますので、こちらも是非聞いてみてくださいね。

日本語バージョンの「月の夜は」を訳詞したのは門田ゆたかさんという、美空ひばりさんなどの作品や昭和歌謡の作詞も数々手掛けた方でたくさんのハワイアンソングの訳詞もされた方でした。

元々は「フラの踊り」というタイトルだったそうですが、歌い出しが”月の夜は浜に出て”なので、皆んなが『月の夜は』と呼ぶので月日が流れる中で自然とタイトルそのものが「月の夜は」になっていったそう。

因みにフラ(Hula)という言葉自体ハワイ語でダンス、踊りの意味があるので、”フラの踊り”という日本語は語呂は良いですが”ダンスの踊り”ということになってしまいますね。

日本のハワイアン歌手の第一人者だった日野てる子さん(「夏の日の想い出」という曲で紅白にも出場されています)によって歌われ60年代のハワイアンブームに乗り流行しました。

この以前から日本でも西洋指向のお洒落な音楽としてジャスやハワイアンが日本でブームになっていたので、憧れのハワイや南国をイメージした楽曲「月の夜は」はその時代を生きた日本人の心の癒しだったのかも知れませんね。

今は日本語の楽曲を教えているフラ教室は昔ほどそう多くはないかも知れませんが、ハワイアンshowなどの場合、一般のお客様にとっては内容の分からないハワイ語の曲が続く中で一曲でも日本語の曲を演奏するとたいへん喜んでいただけることがあります。

フラのハンドモーションと日本語の歌詞が直結するので、見よう見まねで一緒に動き出してしまわれるお客様も。やはり、意味が分かる方が楽しめるんですよね。

「月の夜は」と「Sophiscated Hula」をMixしたアレンジはフラshowでもノリが良くお客様にも盛り上がっていただける人気の一曲ですので、生演奏のステージでは、しばしばこの日本語⇔英語のアレンジバージョンを聞くことが出来ます。

最後の繰り返しのフレーズは、
日本語「さぁさ踊ろう!今宵一夜」
原曲「Sophisticated Hula
Is the talk of the town(洗練されたフラ/街で評判の)

何となく意味が繋がって面白いですね!

まとめ

当たり前のようにそこに存在し、あまり深く考える機会のなかった楽曲でしたが、日本のハワイアンミュージックシーンを牽引していらしたパイオニアの方々のいにしえの思いが今も脈々と息づいているような感覚を覚えた「月の夜は」をご紹介しました。

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